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本日(2017/12/31)、第180回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼昨日、大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから36週目であった。
 冷え込みは思っていたほどきびしくなかった。一見したときは氷もはっていないように見えた。
 しかし、じっくりとよく見ているとうすいうすい氷がはっていた。
 来年はぜひこの氷のことくわしく科学してみたいものだ。

 うすい氷を見ながら、「つまらない」ことを想像していた。
 今、日本全国の「観察池」に氷がはっているか、はっていないかで色分けしてその分布を知ることができたらおもしろいだろうな!!
 何が見えくるのかな!?

▼本日(2017/12/31)は、第180回オンライン「寅の日」である。
 12/31は寺田寅彦の命日である。
 1935年(昭和10)12月31日、転移性骨腫症で数え58歳で亡くなった。
 今から82年前である。
 本日特番オンライン「寅の日」で読むものはきめていた。
 「日本人の自然観」である。

◆本日(2017/12/31)、第180回オンライン「寅の日」!!
 

●「日本人の自然観」(青空文庫より)

▼「日本人の自然観」が発表されたのは1935年(昭和10)10月だそうだ。
 亡くなる2ヶ月前だ。

 私は勝手にこれは寅彦が私たちに遺してくれた「遺言」だと思っている!!

 2012年4月からはじめたオンライン「寅の日」では、繰り返しこれを読んできた。
 今回で実に7回目である。
 回数多く読んだからと言って、その本意をどこまで読み解いたかと言われると困ってしまう。
 しかし、

 ここに寅彦の伝えたかったことのすべてがある!!
 
 そんな気がしていた。
 
 「私の自然観」と「私の科学」の間には深い関係がある。
 アタリマエ!!だ。
 
 寅彦の「自然観」について書かれていた。

  われわれは通例便宜上自然と人間とを対立させ両方別々の存在のように考える。これが現代の科学的方法の長所であると同時に短所である。この両者は実は合して一つの有機体を構成しているのであって究極的には独立に切り離して考えることのできないものである。人類もあらゆる植物や動物と同様に長い長い歳月の間に自然のふところにはぐくまれてその環境に適応するように育て上げられて来たものであって、あらゆる環境の特異性はその中に育って来たものにたとえわずかでもなんらか固有の印銘を残しているであろうと思われる。
 

▼続いて「日本の自然」の特異性について語り、「日本人の日常生活」「日本人の精神生活」に言及している。
 読むたびにナルホドと納得し、学ぶところが多い。
 ときには、これがほんとうに80年以上前に書かれたことなのかと疑ってみたりする。
 それほど今日的なのである。
 今年、引用させてもらうのはあとひとつとしておこう。

 現在の意味での科学は存在しなかったとしても祖先から日本人の日常における自然との交渉は今の科学の目から見ても非常に合理的なものであるという事は、たとえば日本人の衣食住について前条で例示したようなものである。その合理性を「発見」し「証明」する役目が将来の科学者に残された仕事の分野ではないかという気もするのである。
 


 これで今年のオンライン「寅の日」を終わります。
 32回のオンライン「寅の日」になんらかのかたちでつき合ってくださった方々ありがとうございました。
 来年も引き続きよろしくお願いします。良いお年を…    <(_ _)>
 
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【私の撮った写真・ベスト5】2017!!

▼今年もあと2日だ!!
 このblogを見ながら一年間をふりかえってみた。
 単にふりかえるだけでなくもう一つの目的があった。それは何年か恒例にしている企画だ。
 
 【私の撮った写真・ベスト5】2017!!

 blogにアップしている写真から、特に印象深かったものをランキングしようという企画だ。
 昨年まで【ベスト3】だったが、あまりに迷うもので今年から【ベスト5】にした。
 それでも次点がいくつか出てきてしまったが…(^^ゞポリポリ

 人から見れば、こんなピンぼけ写真が…と言うようなものばかりだ。
 ところが私にとっては2017年の感動を「記録」する写真なのである。

▼でははじめよう。

 

【私の撮った写真・ベスト5】2017!!

【ベスト1】 36号コウガイビルは「エサなし」で新記録更新か!?
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【ベスト2】ジョロウグモ2次「団居」(3齢)でみんな下向きに!!(重力認識!?)
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【ベスト3】大賀ハス観察池の泥のなかにこれだけの蓮根が眠っていた!!
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【ベスト4】今年も「自然結実」ヒガンバナ種子が発芽・発根!!
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【ベスト5】覗いた赤い太陽の上に太陽柱が!?
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【次点1】「あこがれの4日間」二日目、ホバリングする蜂たち!!
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【次点2】あらたな「雲見」スポット発見~観天望気の像~!!
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【次点3】「雲見」は私の究極の道楽!!
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本日(2017/12/29)、第179回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼高層の強い風を想像させるような「雲見」だった。
 アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35)を開いてみたら確かにすごい風が吹いていた。
 
 寅彦もこの高層気象観測には早い段階から関心を持っていたようだ。
▼本日(2017/12/29)は、第179回オンライン「寅の日」である。
12月は随筆集『自由画稿』を集中して読んでいる。
 今回はその三回目、「十五 視角」を読む。

◆本日(2017/12/29)、第179回オンライン「寅の日」!!

●「十五 視角」(『自由画稿』青空文庫より)

▼今回、私が勝手につけたテーマは
「科学的に視る!!」
 今回の随筆は昭和10年4月に発表されたものだそうだ。
 昭和10年(1935年)は、寅彦の最晩年だ。
 ふだん見聞きする何気ない日常のことからはじめて、「科学」を説く寅彦の作風は円熟味を増していた。

 最初にナルホド!!と膝をたたいたのは次だ。

これは機上から見た列車の全長の「視角」がほぼ腕の長さに等しい距離において一尺の長さが有する視角に等しいという意味と思われる。それで列車の実際の長さがわかっていれば、その時の飛行機の高度が算出される勘定である。しかし、多くの人はこういう場合に単に汽車が一尺ぐらいに見えたとか橋がマッチぐらいだったとか言う。これは科学的にはほとんど無意味な言葉である。

 言われてみればそのとおりだ。
 私もふだんそう言ってしまっているナ。「飛行機の高度」を算出は思い浮かばないな(^^ゞポリポリ

▼何度読んでも今ひとつ理解できないところがある。

たとえばまた自分の専攻のテーマに関する瑣末(さまつ)な発見が学界を震駭(しんがい)させる大業績に思われたりする。しかし、人が見ればこれらの「須弥山(しゅみせん)」は一粒の芥子粒(けしつぶ)で隠蔽(いんぺい)される。これも言わば精神的視角の問題である。

どういうこと ?(゜_。)?(。_゜)?

 しかし、次は納得である。

それは、太陽や月の直径の視角が約半度であること、それから腕をいっぱいに前方へ伸ばして指を直角に曲げ視線に垂直にすると、指一本の幅が視角にして約二度であるということであった。それでこの親譲りの簡易測角器械さえあれば、距離のわかったものの大きさ、大きさのわかった物の距離のおおよその見当だけは目の子勘定ですぐにつけられる。これも万人が知っていて損にならないことであるが、木を見ることを教えて森を見ることは教えない今の学校教育では、こんな「概略な見当」を正しくつけるようなことはどこでも教えないらしい。

 最後に気になることがあるのでそれをあげておく。

 月や太陽が三十メートルさきの隣家の屋根にのっかっている品物であったらそれはたしかに盆大である。しかし実際は二億二千八百万キロメートルの距離にある直径百四十万キロメートルの火の玉である。

 これはどういうことだろう?
 「宇宙見物」大好き人間の寅彦が間違うことがあるだろうか?
 私がなにか勘違いしているのかな?
 

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【私の読んだ本・ベスト11】2017!!

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▼今年もこの時期が来た。
 今年一年で私がどんな本を読んだか。
 それをこの一年に書いた【お薦め本】を再度リストアップすことでふり返ってみる企画だ。
 
 ここ数年続けている。
 けっこう自分でも意識していなかったことが見えて来たりして面白い。
 お気に入り企画だ。
 リストアップの順番はあくまで読んだ順番であり、お薦めレベルを意味しない。

▼さっそくはじめてみよう。

【私の読んだ本・ベスト11】2017!!

【その1】 【お薦め本】『ねえ君、不思議だと思いませんか?』(池内了著 而立書房)
 池内了氏の立ててくれた道標「等身大の科学」「新しい博物学」の「現在地」を語る。
 タイトルはあの寺田寅彦のコトバ。来年はこの銅像を見ることができるはずだ。その像はきっとこう問いかけてくれるだろ楽しみだ。

【その2】【お薦め本】『金沢のルーツ 砂金を探せ!』(四ヶ浦弘著 細川理衣 絵 金沢・金の科学館)
 今年は四ヶ浦先生に実際に実験を見せてもらいながらお話を聞くことができた。アリガタイ!!深謝
 そのときの面白さがそっくりそのままこの本になっていた。
 この本は長年四ヶ浦先生が追いかける「金」の科学探偵物語だ!!

【その3】【お薦め本】『新・寺田寅彦断章』(上田壽著 高知新聞企業)
 この本で、高知県立文学館・寺田寅彦記念室にある超傑作ビデオがどのようにして生まれたかを知った。
 この3本のビデオも超お薦めだ!!

【その4】【お薦め本】『地球は本当に丸いのか?』(武田康男著 草思社)
 空の探検家・武田康男さんの本はいつも面白い!!
 この本ではアタリマエを科学することの面白さをわかりやすく語ってくれている。

【その5】【お薦め本】『ナリカ製品とともに読み解く 理科室の100年』(中村友香著 幻冬舎)
 いつもお世話になっているナリカの「100年の歩み」がわかる本だ。記念碑的一冊だ!!
 実は私も少しだけ登場させてもらっている。深謝!!

【その6】【お薦め本】『ひまわり8号と地上写真からひと目でわかる 日本の天気と気象図鑑』(村田健史・武田康男・菊池真以著 誠文堂新光社)
 地上からの「雲見」、宇宙からの「雲見」、「天気図」 三位一体での「雲見」をすすめる本だ。
 見て楽しむだけでなく、使える「図鑑」!!
 これからの「図鑑」も示唆!!

【その7】【お薦め本】『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 )
 プロの研究者になっていく学生さんはもちろんのこと、個人でアマチュア「研究」をすすめる人間にもとても役に立つ本だ。もちろん「自由研究」をすすめるうえでもとても参考になる。
 これからの「実験ノート」を示唆しているのもたいへん興味深い!!

【その8】【お薦め本】『天気のことわざかるた』(監修 武田康男 学研プラス)
 従来の「天気コトワザ」をうまくいかしながらの創作「かるた」だ。
 実にうまい!!
 これを使っての実践が出てくることを大いに期待したい!!

【その9】【お薦め本】『時を刻む湖』(中川 毅著 岩波書店)
 今最も面白い科学研究物語だ。
 来年はぜひ「水月湖」に行ってみたい!!

【その10】【お薦め本】『動的平衡 3』(福岡伸一著 木楽舎 )
 私の「生命観」すら変えてくれた「動的平衡」!!
 シリーズ第3弾だ。はやくも第4弾が待ち遠しい!!
 子ども向け(もちろん私も対象)「動的平衡」をぜひぜひ!!

【その11】【お薦め本】『雲を愛する技術』(荒木健太郎著 光文社) #雲を愛する技術
 いつも「おすそ分け」してもらっている荒木健太郎さんの第2弾だ。
 「雲見」が益々楽しくなってきた!!
 つい荒木さんの真似をして「この子は」と呼んでしまっていた。
 今最も話題の使える雲図鑑!! 雲を楽しむ技術満載!!

▼やっぱりそうだった。
 こうしてリストアップすることによっていくつかのことが見えてきた。
(1) 今年もやっぱり「天気」に興味をもっていたようだ。

(2) 「自由研究」を含めて個人でやる「科学研究」に関心があった。

(3) 「これから」の本を示唆するものが多い!!
 これは意図したつもりはないが、結果的にそうなっていた。
 その本を読んでそれで終りというのでなく、QRコードなどであらたな動画・情報にリンクしてくれているものが多かった。紙の「本」はその世界の「入口」のような役割をはたそうとしているのだろうか!?

 さあ、来年はどんな本に出会えるだろ。
 楽しみだ o(^o^)o ワクワク

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【私の重大ニュース2017】(2)

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▼「雲見」定点を変更した!!
 変更したといっても物理的には足場の位置が数十㎝移動したのと画像の中心に鉄塔(その方向にアメダスがある)が来るように方向を変えたにすぎない。
 他人にとってはどうでもいいこと。
 しかし、私にとってはこれぞ【重大ニュース】なのかも知れない。

【私の重大ニュース2017】を続ける。

 【私の重大ニュース2017】!!

【その6】 36号コウガイビルは「エサなし」の記録を更新か!?
 昨年は庭先で出会ったコウガイビルは25匹だった。それにくらべ今年の数は少なかった。
 たった2匹だけである。35号、36号コウガイビルである。
 35号コウガイビルは例によって夏の暑さにやられまたたくまにとけるように消えた!!
 ナラバと36号コウガイビルはナイロン袋ごと冷蔵庫(温度10℃前後)に入れた。
 6ヶ月過ぎても今なおエサなしで生きている!!
 ひょっとしたら1号コウガイビルの「261日」の記録を更新するかも知れない。

【その7】 環境の変化が私の「クモ学」に影響した!!
 偶然コガネグモの狩りを目撃したことからはじまるシロウト「クモ学」。今年は5年目であった。
 環境の変化はいろんなかたちで現われた。
 しかし、春から初夏にかけてのジョロウグモの「団居」「バルーニング」をじっくり観察できたのはラッキーだった。
 コガネグモは例年の場所以外にもみつけることができた。
 ゲホウグモは今年は現われることがなかった。
 長期につき合ったジョロウグモは今年はない。従って越冬する「卵のう」も観察していない。
 少し残念である。

▼これまた忘れてはならない重大ニュースをあげておこう。

【その8】ファラデーラボで「共愉の科学」を楽しんだ!!
 これまでもファラデーラボでは、いろんな人の「私の科学」を楽しませてもらってきた。
特に今年は、これまでに増して多くの方が参加され、一部の講師の方だけでなく、二部で発表される方々に楽しませてもらった。

 ここには「私の科学」が交叉することで生まれる「共愉の科学」があった!!
 
▼また私ごとにもどろう。

【その9】私の「研究室」が移動した!!
 「研究室」なんて呼んでいるのは私だけ!!
 納屋(物置)の一角にそれはあった。
 「もくもくカレンダー」「大賀ハス観察池」「雲見定点」「宇宙見物」基地、…
 古びた机がひとつだけ置いてあるだけ!!
 それが私とってはかけがえのないマイ「研究室」!!
 事情あって移動した。また来年はあらたなマイ「研究室」つくりたいナ!!

【その10】新・「整理学」元年!! 
 佐藤可士和は「空間の整理」「情報の整理」「思考の整理」を提案してくれた。
 まずは「空間の整理」を!!と。
 その「空間の整理」をはじめた!!断捨離の連続だった!!

 「これから」に向けて「これまで」をどう整理するか。

 道は遠い!!
 今年はきっと新・「整理学」元年だったのだろう。

(おわり)
 
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【私の重大ニュース2017】(1)

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▼昨日(2017/12/25)朝、「雲見」定点からの空は雨があがり晴れていた。
 ところが午後に時雨れてきた。
 14:40頃、時雨がやみ晴れ来た!! こんなときは ひょっとしたら…!?
 やっぱり だった!! 

 ザ・虹だった!!

 低い虹は端から端まで見えた。こんな虹を見るのは久しぶりだった。
 しかし、それは長くは続かなかった。
 消えかかったそのとき、うっすらと もう一つの虹(副虹)が見えた!!

 2017年の「雲見」のなかでも「記録」に残して置きたい雲見だった。
▼そうその2017年もカウントダウンをはじめていた。
 ここ何年か恒例としてきた【私の重大ニュース】をあげていこう。

 【私の重大ニュース2017】!!

【その1】 blog更新/日、Web更新/週 を継続し続けた!!
 私は、このblogを2007.11.24以来毎日一日一回の更新をし続けている。そのblogをツナグかたちでWeb更新も一週間に一回更新つづけている。
 梅棹忠夫はあの名著『知的生産の技術』のなかで「日記」について次のように言っていた。

 日記は、人にみせるものでなく、自分のためにかくものだ。自分のためのものに技法も形式もあるものか。こういうかんがえ方もあろうが、そのかんがえは、二つの点でまちがっているとおもう。第一に、技法や形式の研究なしに、意味ある日記がかきつづけられるほどには、「自分」というものは、えらくないのがふつうである。いろんなくふうをかさねて、「自分」をなだめすかしつつ、あるいはばましつつ、日記というものは、かきつづけられるのである。第二に、「自分」というものは、時間とともに、たちまち「他人」になってしまうものである。形式や技法を無視していたのでは、すぐに自分でも何のことがかいてあるのか、わからなくなってしまう。日記というものは、時間を異にした「自分」という「他人」との文通である、とかんがえておいたほうがいい。手紙に形式があるように、日記にも形式が必要である。(同書 P162) 

 これぞ究極の「blogのすすめ」に私には読めた!!
 10年以上毎日書き続けるわけがここにある。

 めざすは『ファラデーの日記』だ!!

▼続けている!!ということでは次のこともあげられるだろう。

【その2】「雲見」「宇宙見物」を毎日楽しんだ!!
 先の「ザ・虹」との出会いも、きっと毎日「雲見」を楽しみ続けているからこそのものだろう。
 今年も可能なかぎり月を、「地球照」を撮り続けた。
 それはもはや習慣のようになってきた。だからどうだということはない。
 ただただそれ自体が愉しいのだ。
 「雲見」「宇宙見物」は私の究極の道楽だ!!

【その3】 オンライン「寅の日」を継続した!!
 「継続は力なり」それを実感してきた。
 科学者・寺田寅彦が少しずつ見えてくるのがうれしい。
 来年は200回記念オフも!!

▼長く長くつづけていることが他にもあった。

【その4】 Webテキスト「天気の変化」の可能性!?を追求し続けた!!
 試案の試案という程度のものであるが、
 ・試案『高層天気図』
 ・試案『アメダス』
 ・試案『天気コトワザ』
 をつくったのは大きな成果である。Web化は次なる課題だ。

【その5】 「私のヒガンバナ研究・その後」をまとめた!!
 「自然結実」ヒガンバナ群生地発見以降の5年間をまとめてみた。
 {これから」の展開のために。

(つづく) 
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【Web更新12/24】17-52 【ヒガンバナ情報2017】等 更新!!

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蓑虫や聖夜の鐘のゆらしたり 17/12/23撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-52
週末定例更新のお知らせ
 あと一週間となった。
 もうカウントダウンはじめよう。
 こんなときはやっぱり『峠』(真壁 仁)だ
 

  峠にたつとき
  すぎ来しみちはなつかしく
  ひらけくるみちはたのしい。
  みちはこたえない。
  みちはかぎりなくさそうばかりだ。
 

◆表紙画像集2017 更新 蓑虫
 目の前の石榴の木に蓑虫ひとつぶら下がっていた。
 観察せよ!! とばかりに。
 たった今、動いたかのように見えたのは錯覚だったのだろうか。
 春まで可能なかぎり観察してみようと思う。
 
◆【ヒガンバナ情報2017】 更新!!
 やっぱりこの時期に「ヒガンバナ、ヒガンバナ…」と繰り返していれば変な人かな。
 でも熊楠なんて正月から「石蒜の話」だったのだから…。これもありか…
 「私のヒガンバナ研究・その後」はいったん終わる。
 2018年の展開を楽しみだ。  

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 36号くんはついに年を越しそうだ。
 はたしていつまで…??
 「261日」を超すことかせできるだろうか?

◆オンライン「寅の日」 更新!! 今週は「寅の日」三昧となりそうだ。
 行く年来る年も 寅彦 で…!!。


 

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私のヒガンバナ研究・その後(15) #ヒガンバナ

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから35週目だった。
 観察池は凍てついていた!!

 振り返り見れば、この大賀ハス観察池もやはり一粒の実(種子)の実生実験からはじまっていた。
 まもなく10年の歳月が流れたことになる!!
 
▼ヒガンバナの方はどうだろう?

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

 私はどこまで来ているのだろう。
【Step6】 花茎がのびてきて花が咲くのを待つ。
(13) 【Step5】の「出葉」観察を何年間か繰り返し花茎がのびてくるのを待つ。
●2014年「種子」採集→2015年実生実験開始 →植木鉢3つ
●2016年「種子」採集→2017年実生実験開始 →植木鉢3つ

これが私の「現在地」だった。
その顛末の一部始終は【ヒガンバナ情報○○○年】に記録した。

▼さて「これから」である。
 「これから」の課題を思いつくままにあげてみる。

(1) 「自然結実」ヒガンバナ実生実験の事例をふやしていく!!
 まずはこれだ!!
 ここまでは、私のわずかながらの事例にすぎない。もっともっと多くの事例が出てきてこそ「研究」の名に値するものになるのだ。

(2) 「ヒガンバナに何が起こっているのか?」を明らかにする。
 今の私の環境では、染色体数も数えることができない。
 それどころか私はまだ、実際にヒガンバナの染色体の顕微鏡観察もしたことがない。

(3) Webテキスト『ヒガンバナ』改訂版の制作!!
  Webテキスト『ヒガンバナ』(2013年版 2013.09.01解説版)以降の展開をふまえて改訂版をぜひともつくりたい。

▼と「大風呂敷」を広げてみても、今の私にはそれを具体化する知識も能力もない。
 研究をすすめるための設備、「研究室」もない。

 しかし、それらに増して強力な味方があった!!

 ネットを駆使したビカンバナ・ヒューマンネットワーク!!

 である。これにまさるものはなかった。
 またこれ以上の愉しみもなかった。
 私のヒガンバナ研究の「これまで」すべてを支えてくださったのはこれだ。
 「これから」もよろしくお願いします。<(_ _)> 

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私のヒガンバナ研究・その後(14) #ヒガンバナ

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▼昨日は「冬至」!!
 日の出の位置を確認した。

 季節はきわめて律儀に巡っていく。すべてはこの太陽と地軸の傾きに所以する。
 地球上のすべての生きものの営みがこの支配下にある!!
 アタリマエすぎるほどのアタリマエ!!
 
 これって「科学」!?

▼我らがヒガンバナも同様だった。

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

を続ける。

【Step3】「種子」を発芽・発根させる。

(7) 保存して置いた「種子」を冷蔵庫から出してくる。(2月~3月中旬)

(8) 「種子」を一粒ずつ「タネまき土ポット」(市販品)にまく。そのとき採集場所、花茎採集日、種子回収日の記録されたナイロン袋は工夫をしてつけておく。
   土ポットを入れる容器は、プリンの空容器等を工夫する。

 (発芽、発根だけであれば適当な容器に濡れたティシュを敷いて床としても可)

(9) 発芽・発根を観察する。(~5月中旬)

【Step4】植木鉢に植え替える

(10) 発芽してから、小さな鱗茎がふくらみ緑の部分が消えかかるまで観察して、土ポットごと植木鉢に植え替える。使用する土は市販の「花・野菜栽培用土」で可。(~6月中旬)


【Step5】「出葉」を観察する。

(11) 植木鉢の土のなかから葉が出てくるのを観察する。(9月中旬~) 

(12)翌年の春、葉が枯れるまで観察する。

※もしその年に「出葉」しなくても植木鉢はそのままにしておく。


【Step6】 花茎がのびてきて花が咲くのを待つ。

(13) 【Step5】の「出葉」観察を何年間か繰り返し花茎がのびてくるのを待つ。

(14) 花茎がのびてきて開花すれば、実生実験は成功!! \(^O^)/

以上だ。

(つづく)

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【お薦め本】『雲を愛する技術』(荒木健太郎著 光文社) #雲を愛する技術

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▼昨日(2017/12/21)は、とても不思議で美しい「雲見」からはじまった。
 冬至の前日だ。
 私は、あらたな「雲見」定点に立って太陽の昇ってくる位置を確認しようとしていた。
 そのときだ!!
 「ココですよ。」と指し示すかのような光の棒が立っていた。
 (゜o゜)ゲッ!!
 まさかこれが あの 太陽柱(サンピラー) !?
 しばらく待った。建物の隙間から真っ赤な太陽がのぞいた。
 そして太陽は昇ってきた!!
 私はまだ半信半疑だ。
 
 私が見たのはほんとうに太陽柱(サンピラー) !?

 いずれにしてやっぱり「雲見」は面白い!!
 私の究極の道楽だ。
▼そんな「雲見」の楽しみを何倍、いや何十倍にも膨らませてくれる本に出会った。
 待望の一冊だ!!

◆『雲を愛する技術』(荒木健太郎著 光文社 2017.12.20)


 『雲の中では何が起こっているのか』(荒木健太郎著 ベレ出版)以来、私は荒木さんの大ファンだ。
 毎日、SNS(Twitter、Facebookなど)を通して「おすそ分け」画像を見せてもらったり、気象現象のくわしいことを教えてもらったりしている。 深謝<(_ _)>
 そんなお世話になっている荒木さんが新刊を出されるということで楽しみだった。
 予約して待った。
 そして届いた。期待通り、いやそれ以上に面白かった!!
▼ダラダラ書き始めたらとまらなくなりそうだ。いつものようにお薦めポイント3つにしぼる。

(1) 「雲愛」に満ちあふれた本だ!!

(2) 「雲愛」をわかりやすく楽しく語る本だ!!

(3) 「雲愛」をツタエル技術を学ぶ本だ!!

では少しだけ補足を
(1) 「雲愛」に満ちあふれた本だ!!
 私はそう思い続けてきた。
 「教材」に惚れ込むことこそ教材研究の第一歩 と。
 そう考えれば、少し納得できたが、まだまだその程度ではなかった。
 「雲研究者」荒木健太郎さんの雲への惚れ込みようは尋常ではなかった。
 「雲愛」に満ちあふれていた!!
 紹介される雲はみんな「この子は…」だった。
 こんな雲の本読んだことないゾ!!
 正直言ってくどすぎるほど詳しく雲を分類し紹介されている。雲研究最前線の情報もいっぱいだ。
 専門用語いっぱい出てくる。
 ポンコツ頭にはやや難解すぎるところもある。
 しかし、最後に「この子は」「愛しいよね」とやられるとつられて思わず(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 愛は強し!!

(2) 「雲愛」をわかりやすく楽しく語る本だ!!
 荒木さんの本でものすごく気に入っているものがある。
 「登場する雲友たち」=雲友キャラたちだ。
 これも荒木さん「雲愛」が生み出したものなんだろう。
 イラストもなみの才能ではない!!
 「パーセルくん」「クラウドン」「温低ちゃん」「トラフくん」「たつのすけ」…
 どれもこれもいい!!
 見えない大気の運動を可視化してくれている。それも楽しく…
 カラーにビジュアル的にバージョンアップだ。
 この雲友キャラたちに出会うためだけにこの本をgetしても損ではない。

▼最後に
(3) 「雲愛」をツタエル技術を学ぶ本だ!!
 ここまで書いてからは今さらであるが、私は正直言ってこの「雲愛」というコトバに気恥ずかしさを感じていた。
 もっと言えば、「「雲見」大好き爺が使うには…」という気持ちもあった。
 最後の最後に次なる文に出会って、それは吹っ飛んだ!!

本書『雲を愛する技術』は、日常的に雲を愛でて親しみ、楽しみむために使い倒している気象情報や顕著な現象の観天望気を通して、いつの間にか気象防災力が身につくという「能動的で楽しい防災」をめざしています。これこそが「感天望気」といい換えられると思います。
 雲愛を深め、伝えていくことで、自分自身や大事な人、さらには自分の知らない誰かの命も守れるようになります。雲愛の道が、災害0の未来に繋がるのです。願うだけでは届かない想いを叶えるために、私は進もうと思っています。この空の繋ぐ世界で、私たちがたどり着く場所は一緒だと信じています。(同書 P325より)

・楽しくて好きでナケレバ継続しない!!
・「観天望気」から「感天望気」へ!!
・「雲愛」の道が防災・減災にツナガル!!

どれもこれも納得です。大 大賛成!!

そんな視点でもう一度この本を読み直してみると

「雲愛」を表現する・ツタエル技術が満載だ!!

<オマケ>
 「蛇足」にならないことを願いつつ、やっぱりこれは書いておきたかった。
 
<オマケ>動画一覧 がスゴイ!!
・解説動画(各章ごとに著者本人が読みどころ、見どころを解説 実にいい!!)
・映像資料(本の画像から動画飛び出してくる!!)
 

ひょっとしたら<オマケ>が最大のお薦めポイントかも知れない。

ちなみに昨日見た「太陽柱かも!?」はp174です。

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36号コウガイビルはエサなしで6ヶ月生きのびた!! #コウガイビル

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「とはもの」などというコトバがあるのを最近になって知った。
 私の場合は、一見根源的な問いかけのようでありながら、実際のところはまだ明確な答えを持たないときにカッコツケテ使っていた「あれ」だ。
・「生命」とは?
・「生きている」とは?
・「再生」とは?
・「食べる」とは?
・「幹細胞」とは?
等々
▼こんな私の「とはもの」に答えてくれそうな生きものがいた。
 それが「コウガイビル」だった!!
 人生で36番目に出会った36号コウガイビルは、わずかな水だけを入れたナイロン袋のなかにいた。
 エサはいっさい与えていなかった。
 昨日でついに6ヶ月となった。

 しかし、まちがいなく生きている!!

▼エサなしで生きるコウガイビルの「ふしぎ!?」は、今 最大の不思議だ。
 この「ふしぎ!?」に答えるヒントを与えてくれた本があったのを思いだした。
 名著『切っても切ってもプラナリア』を本棚からひっぱりだしてきた。

◆名著『切っても切ってもプラナリア』に感動!! 

 私の「ふしぎ!?」と関連するところは、「エサを食べなくても再生できるのか?」(同書p37より)にあった。

 このことは、何を意味しているかというと、プラナリアはエサがなくてちぢんでいくときも、エサを食べて大きくなっていくときも、いつも体の<つくり直し>をしているということだ。(同書P38より)

少しだけ私の「とはもの」に答えが見えてきた!!

●再生とは<つくり直す>こと。36号コウガイビル(陸棲プラナリア)は今、再生を繰り返している。
●再生の営みを繰り返すこと、それを「生きている」という。
●36号君は一ヶ月前の36号君ではない!! 
  He is not what he was !!

▼では36号コウガイビルはいつまで生きのびるのだろうか!?
 第1号コウガイビルの261日を越えることができるだろうか?
 それは私にはわからない。
  
 袋の中なかの小さな「かけら」が気になっている。
 フン!?
 体の一部がはがれ落ちたモノ!?
 それとも…。
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2018年1月のオンライン「寅の日」は #traday #寺田寅彦

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▼賢治の「雲見」!!
  寅彦の「宇宙見物」!!
 それは私の勝手に思い込んでいることにすぎない。
 寅彦もやはり「雲見」の達人でもあったようだ。
 
 

「日本の春は太平洋から来る。」
 

 ではじまる「春六題(六)」(青空文庫より)の随筆を読んでいると強くそう思う。

▼年明けての2018年1月のオンライン「寅の日」を考える時期が来ている。
 12月は、随筆集「自由画稿」のなかから3つを選んだ。
 この方法が気に入ってしまった。寅彦は森羅万象いたることに関して随筆を残してくれていた。
 あまり科学とは関連なさそうなテーマだ、と思いながら読み始めても、そこには寅彦独特の深い「科学の眼」があった。それが面白いと思った。
 1月もこれでいこうと思う。1月は2回あった。

■2018年1月オンライン「寅の日」

◆第181回オンライン「寅の日」 …1/10(水)
◆第182回オンライン「寅の日」 …1/22(月)

▼ではどんな随筆集にするか?
 またしてもヒントを与えてくれたのは高知県立文学館・寺田寅彦記念室の3本のビデオだった。
  「割れ目と生命の実験」で引用された「空想日録」だけはまだオンライン「寅の日」で読んでいなかった。
 そこで、「空想日録」より「二 製陶実演」「三 身長と寿命」を読むこととする。

■2018年1月オンライン「寅の日」

◆第181回オンライン「寅の日」 …1/10(水)「二 製陶実演」(「空想日録」 青空文庫より)

◆第182回オンライン「寅の日」 …1/22(月)「三 身長と寿命」(「空想日録」 青空文庫より)

▼2012年4月にはじめたオンライン「寅の日」も、来年は7年目に入る。
 自分で面白くなくなったら、すぐやめようと思っていた。
 ところが「寅の日」を機に読み始めた寅彦は面白すぎた!!
 読めば読むほど面白い!!
 どれをいつ読んでも新鮮で今日的だ!!

 予定通り行けば2018年8月には200回に達する。
 記念オフやりたいですね。

 2018年もよろしくお願いします。<(_ _)>

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私のヒガンバナ研究・その後(13) #ヒガンバナ

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▼少し事情があって「雲見」定点をずらした。
 しかし、この鉄塔にはこだわった。それは、この鉄塔の下にはあの「アメダス」があるからだ。
 だから、この新しい「雲見」定点からの画像は、「アメダス」真上の空を様子を示すことになる。
 「アメダス」は刻々と「記録」を残していってくれている。
 だからそれとリンクすればいつでも「雲見」のときのデータを確認することができる!!
 偶然のこととは言え、アリガタイかぎりだ!!
 私の「雲見」を定式化してくれている。
 「雲見」の楽しみを大いにふくらませてくれる。

▼いつも「無手勝流」ばかりを押し通してきた私には、ときにはこの定式化することがきわめて有効であることを体験的に学んできた。
 私のヒガンバナ研究においてもそれは言えるだろうと思っていた。
 
 「自然結実」ヒガバナ群生地発見から5年!!
 この5年間の試行錯誤の取り組みから、いったんヒガンバナ実生実験を定式化しておく。
 名づけて

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

▼これが、「これから」の私自身のヒガンバナ研究に役立つと同時に、今からはじめる人にも役立つことを願いつつはじめる。

◆楠田式「自然結実」ヒガンバナ実生実験法!! 

【Step1】「種子」を手に入れる。

(1) お彼岸の前後にビカンバナが群生しているところをみつけておく。候補地はできるだけ自宅から近くで複数がよい。(9月中下旬)

(2) 「自然結実」している花茎を採集する。花は萎れ葉が目立ちはじめ頃、「自然結実」した花茎は直立していることが多く目立つ。(10月中旬~11月上旬)

(3) 採集した花茎を「水栽培」する。ペットボトルなどに水を入れ、花茎を挿して置く。
 
(4) 子房部が割れ、黒い「種子」が見えてきたら注意深く観察し、落下したら回収する。(11月中旬~12月上旬) 


【Step2】「種子」を保存する。

(5)  「種子」を1個ずつチャック付きナイロン袋(12×7㎝)に入れる。袋には採集場所、花茎採集日、「種子」回収日をマジックで記入しておく。(11月中旬~12月上旬)

(6) すべての「種子」が回収し終わったら、ナイロン袋をケースに入れ、冷蔵庫で保存する。(12月中旬~)

(つづく)

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【Web更新12/17】17-51 【ヒガンバナ情報2017】等 更新!!

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蔓ひけばぽろり落つるや冬苺 17/12/15撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-51
週末定例更新のお知らせ
 2017年もラスト2週間となった。今年の「新年の抱負」にツナイデみた。 
(1)共愉(conviviality コンヴィヴィアリティ)
(2)挑戦(challenge チャレンジ)
(3)簡素(simple シンプル)
「CCS作戦」がでてきた。
 あと、2週間でどこまでいけるかな。

◆表紙画像集2017 更新 冬苺
 朝の散策の山道に毎年同じ場所に冬苺をみかける。
 坂道の土手だ。手が届きそうでなかなかとどかない。
 特に赤く熟したのに限って届きにくいように思う。
 蔓をひっぱって引き寄せようとすると、ぽろりと… (^^ゞポリポリ

◆【ヒガンバナ情報2017】 更新!!
 「私のヒガンバナ研究・その後」も、もうそろそろまとめたい。
 あくまで「これから」のために。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 寺田寅彦は1935年(昭和10)12月31日、数え58歳の若さで亡くなった。
 82年前の大晦日だ。
 今年も大晦日には、オンライン「寅の日」で、最晩年の作品「日本人の自然観」を読む!!
 ここに寅彦のすべてがある。

さあ 2週間 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!


 

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本日(2017/12/17)、第178回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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▼昨日朝、大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから34週目であった。
連日の冷え込みは少しやわらいでいた。観察池には氷もはっていないように思われた。
 流星観察のため外に出たときは、暗がりのなかでは見えなかったので指で突っついてみて確かめた。
 夜が明けて、明るくなると見てわかった。やっぱり氷ははっていなかった。
 なぜそう判断したか!?
 「透明」で泥の底が見えたからだ。あれ!?、緑の植物らしきものも見える。
 液体の水と固体の氷 見た目どこがちがうの?

 実に「つまらない話」だ。
▼本日(2017/12/17)は、第178回オンライン「寅の日」である。
12月のテーマは
・随筆集『自由画稿』
である。その第二弾である今回は、そのなかから「十二 透明人間」を読む。

◆本日(2017/12/17)、第178回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

●「十二 透明人間」(『自由画稿』 青空文庫より)

▼今回のキーワードは「つまらない話」だ。
 寅彦流に言うと 「瑣末な疑問」 だ。

この映画を見ているうちに自分にはいろいろの瑣末(さまつ)な疑問がおこった。

 この「瑣末な疑問」がいかに興味津々の「科学」の話になるか!!
 お手並み拝見だ。

 いきなりこうだ。

 第一には、この「透明人間」という訳語が原名の「インヴィジブル・マン」(不可視人間)に相当していないではないかという疑いであった。 「透明」と「不可視」とは物理学的にだいぶ意味がちがう。たとえば極上等のダイアモンドや水晶はほとんど透明である。しかし決して不可視ではない。

 ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 と思えば、そこはもう寅彦の世界だ!!
▼「透明」と「不可視」はちがうと説く。そして、こう結論づける。

 こう考えてみると「透明人間」という訳語が不適当なことだけは明白なようである。

続けて言う。

そこで、次に起こった問題はほんとうに不可視な人間ができうるかどうかということであった。ウェルズの原作にはたしか「不可視」になるための物理的条件がだいたい正しく解説されていたように思う。

そして、「不可視人間」など存在しない!! に持って行くのである。
なんと科学的!!
みごとな展開である。

そして科学者・寺田寅彦は言う。

 以上は別にウェルズの揚げ足をとるつもりでもなんでもない、ただ現在の科学のかなり根本的な事実と牴触(ていしょく)するような空想と、そうでない空想との区別だけははっきりつけておいたほうが便利であろうと思ったからしるしておくだけである。

 オマケがついていた。このオマケがまたまた寅彦らしいものだった。

 これは全くよけいなことであるが、「人間」の人間であるゆえんもやはりその人間と外界との「境界面」によって決定されるのではないか。境界面を示さない人間は不可視人間であり、それは結局、非人間であり無人間であるとも言われるかもしれない。善人、悪人などというものはなくて、他に対して善をする人と悪をする人だけが存在するのかもしれない。同じように「何もしないがえらい人」とか「作品はあまりないが大文豪」とか「研究は発表しないがえらい科学者」とかいうものもやはり一種の透明不可視人間かもしれないのである。

ひょっとしたら、寅彦の本意はオマケの方にあるかも知れない。(^^)V

 私の「つまらない話」=「瑣末な疑問」はどうなっただろう?
 今朝は氷かはっているかな!?

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【お薦め本】『動的平衡 3』(福岡伸一著 木楽舎 )

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▼昨日、ある一冊の本を読みながら、あいつのことがとても気になりだした。
 あいつ、第36号コウガイビル!!
 エサなしでナイロン袋の中に入れてからまもなく6ヶ月だ!!
 まだ生きていてくれるだろうか!?
 そっと、冷蔵庫から出してみた。
 黒いかたまりはやがて動きはじめた。
 イチョウの葉のような逆三角形の頭をヒラヒラされながら。

 生きている!!まちがいなく生きている!!

 自らを「食べ」ながら、日々いや時々刻々自らのからだをつくり変え、更新つづける!!
 それが生きているということ!!
 これぞ 「動的平衡」 そのもの!!

▼読んでいたある一冊の本とは『動的平衡3』だ。
 シリーズ第3弾 待望の一冊だった。

◆【お薦め本】『動的平衡 3~チャンスは準備された心にのみ降り立つ~』(福岡伸一著 木楽舎 2017.12.1 ) 私は福岡伸一の大ファンである。
 書いてあることをどこまで理解しているかは別にして、この人が書いた文章を読んでいるとなにか胸にストンとはいてくるものがあるのである。巧みな文章もさることながら、何かが…。
 『動的平衡』ときも、『動的平衡2』のときもやはりそうだった。そのときのことを「記録」に残していた。

◆福岡伸一著『動的平衡』共感!(2009.02.21)

◆サイエンスコミュニケーター宣言(94)(2011.12.22)

▼さて、6年ぶりの『動的平衡3』はどうだったのだろう。
 いつものようにお薦めポイントを3つにしぼってあげる。

(1) 「動的平衡」は哲学である!! と教えている。

(2) 生命科学最前線の今を巧みな文章で語っている。
    
(3) 今、最も面白い大人の「科学読み物」である!!

さあ、少しダラダラとはじめよう。
(1) 「動的平衡」は哲学である!! と教えている。
 分子生物学者・福岡伸一が辿り着いた「動的平衡」も進化していた。『生物と無生物のあいだ』からだともう10年になる。
 「動的平衡」の概念は、生命科学のみならず私たちの「すべてのものの見方」を変えてくれた。
 この本では著者はこう語っていた。

 そもそも、私がめざしているのも、役に立たないことなんだ。科学の最終目的は、「生命とはこうなっている」とわかりやすい言葉で語ること。それが語られても役に立たないし、お金儲けにもつながらない。しかし、人生に、ある種の解答を与えられるはず。だからこそ私は、何とかそれを語ろうと努力を続けている。(同書p10より)
 

 これはもう「哲学」だ!!

▼次に行こう。
(2) 生命科学最前線の今を巧みな文章で語っている。
 不勉強な私は、「生命科学最前線」などと言うと遠い話でしかなかった。ところが福岡伸一の話を聞くと(読むと)、「ああ、そういうことだったのか!!」と納得することが多い。
 生命科学最前線が「等身大の科学」になるだ。これはアリガタイ!!
 授業でも大いに利用させてもらってきた。
 たとえば本書にもたびたび登場する「人間は考えるちくわである」などは実際にちくわを持って行って語ったこともある。
先のコウガイビルもそうだった。「動的平衡」で見ると、あいつの「生きている」が見えてきた。

(3) 今、最も面白い大人の「科学読み物」である!!
 『動的平衡』には興味深いサブタイトルがついていた。
・『動的平衡』 ~生命はなぜそこに宿るのか~ 
・『動的平衡 2』 ~生命は自由になれるのか~  
・『動的平衡 3』 ~チャンスは準備された心にのみ降り立つ~
 今回もまた、面白そうなサブタイトルだ。「生命は」の文言がない
 それは象徴していた。
 「生命科学」に限らず、「動的平衡」を切り口にしながら、多岐多様な世界を論じていた。
 実に面白い大人の「科学読み物」となっている。
 興味ある話から読んでいくのもよいかも知れない。

 『動的平衡 2』のときの感想にもあげたが著者にリクエストがある。

 ぜひ子ども向け「科学読み物」としての『動的平衡』を書いて欲しい!!

 もちろん真っ先に読ませてもらいますので…。

 目の前の一枚だけになってしまった柿の枯れ葉、なかなか落ちないどうしてだろう!?
 不思議だ。

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私のヒガンバナ研究・その後(12) #ヒガンバナ

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▼私の確認した「初雪」だった!!
・庭の定点ヒガンバナ
・畦のヒガンバナ
そして
・南天 
もうっすらと雪化粧をしていた。
▼ヒガンバナに「種子」!?をつづけよう。

 ヒガンバナが「種子」をつくらない不思議を最初に指摘したのはあの牧野富太郎である!!

と栗田子郎先生は『ヒガンバナの民俗・文化誌Ⅱ「花は咲けども」』のなかでのべておられる。

 ヒガンバナに種子ができないことの不思議を最初に指摘したのは牧野富太郎だった。彼は明治40年(1907)に出版された飯沼慾斎の『増訂草木図説』のマンジュシャゲの補記に「予ハ未ダ本種ノ結実セシモノヲ見タルコトナシ」と書いている。

 その後の謎解きも詳しく書いてある。必読だ!!
  
 それにしても、あの牧野富太郎が「見タルコトナシ」とは!?

▼私が5年間に見て来たモノはなんだったのだろう?
 そこで、あらたな「作業仮説」だ!!

【仮説その2】

「今、ヒガンバナに何かが起きている!!」 
 
【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。

【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。

【仮説 3】 【仮説 1】と【仮説 2】とが入り交じっている。


▼どの仮説が正しいのだろうか。

 結論を出すまでにはまだまだ時間が必要なようだ。
 道は遠い!!
 克服すべき課題も多い。
 
 でもこの謎解きはつづけたい!!
 
(つづく)
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私のヒガンバナ研究・その後(11) #ヒガンバナ

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▼今一度、昨年度までと比較対照するため今年回収した「自然結実」ヒガンバナの種子をテーブルにならべてみた。「自然結実」ヒガンバナの群落ごとにならべた。

【2017年】 31個

【安富】 4個 (内訳 花茎採集10/25 種子回収日12/5)

【夢前】 7個 (内訳 1個10/17 -12/5 6個10/25-12/5)

【福崎】 20個 (内訳 2個10/17-12/5 1個10/25-11/11 17個10/25-12/5)

▼「自然結実」群落発見以降の5年間をふり返ってみよう。

【2013年】10個以上正確には不明 「安富」群落発見で喜んでしまい散逸

【2014年】30個 「夢前」群落発見、「安富」群落なし

【2015年】69個 「福崎」群落発見、「福崎」63個が目立つ

【2016年】73個 再び「安富」33個が目立つ

▼もはや、たまたまの偶然などではない!!

 ヒガンバナ「自然結実」は想像以上に、高頻度に起こっている!!

そう結論づけても「非科学的」とは言えないのではなかろうか。
ではどうして「めったにない」と言われ続けてきたのだろう!?

現段階での私の「仮説」はこうだ!!
【仮説その1】
・誰も「あるもの」として本気で探さなかった。
・現に私も2013年11月まで捜しまくっていたが、どこか半信半疑だった。群落を見てからは「あるもの」として探し始めた。
・「自然結実」の時期が、10月下旬~11月中旬と、ヒガンバナの存在など意識されない時期である。
・そこで結論だ。

 「あるもの」として探せば誰でもみつけることができる!!

▼最終的に回収した「種子」を私は「完熟種子」と呼んできた。
 しかし、これではすべてが「発芽」する種子のように誤解されるのではと、栗田子郎先生からアドバイスをもらった。そこで、これからはただの「種子」とすることにした。
 また「発芽」することもあったので、「種子もどき」ももうやめにする。

さあ、来年の春まで冷蔵庫で眠らせよう。
今年は、枯れた花茎も「証拠品」「記念品」として保存して置くことにする。

(つづく)

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私のヒガンバナ研究・その後(10) #ヒガンバナ

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▼どんな「研究」でも同じスピードで展開していくわけではない。
 ひとつの「発見」「出会い」で、急激に加速されることがあるのである。
 私のヒガンバナ研究においては次の2つのこと急展開を見せることになる

(1) 「自然結実」ヒガンバナ群生地の発見!!(2013.11.13)

(2) 大量のコヒガンバナ種子の入手!!(2014.10.26)

▼コヒガンバナは、ふつうに見られる日本のヒガンバナとちがって2倍体だと言われている。
 従って、「種子」をつくってアタリマエ!!。
 ほんとうだろうか!?
 どうしてもそれを自分で確かめてみたかった。「種子」が欲しかった!!
 ずっと念じておれば叶うものである。

 51個もの「種子」を手にいれた私は、さっそく2015年の春、種子から育てる実生実験に取り組んだ。
 そしたら、ほんとうに次々と「発芽」(発根)して来たのだ。

◆コヒガンバナは続々「発芽」!! #ヒガンバナ

◆ヒガンバナの仲間たちの実生は…!? #ヒガンバナ

 そして、なんと最終的に49個の種子が「発芽」したのである。

発芽率49/51=97.6%

▼さらに驚くことがあった。春に発芽したものを土の中に眠らせた。
 そして、秋をむかえた。
 今度は土の中から葉が出てきたのである。

◆実生コヒガンバナに葉が…!? #ヒガンバナ

◆実生「コヒガンバナ」物語の今!! #ヒガンバナ

 そして、最終的に出葉したのは41個あった。
 出葉率41/49=83.7%!!

 51個の種子から「出葉」まで辿り着いたのは41個である。 
 41/51=80.3% !!

 ほんとうにコヒガンバナは2倍体だ!!

▼このアタリマエがうれかった!!
 気をよくした私は2015年末から面白いプロジェクトをはじめた。

◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト

 私一人で育てて行くのでなく、出葉したコヒガンバナを何人かに「おすそ分け」して育ててもらうというプロジェクトだ。
 出葉を何年か繰り返し、鱗茎を太らせ、何年か後に花茎をのばし花が咲く日がくることを夢見てのプロジェクトだ。何人かで取り組めば、私ひとりでは無理でも誰かが成功するかも知れない。
 その花は、またきっと種子をつくるだろう。
 そしたら、多くの人が「コヒガンバナは2倍体!!」に納得するだろう。
 それは何年先だろう!?
▼昨日(2017/12/12)ふだん木陰に置いている実生コヒガンバナを陽の当たるところに出してみた。
 多くが葉は2枚になっていた。
 現段階で「出葉」しているものは19個あった。

 さて、
 「あのコヒガンバナが咲いた!!」
 と報告できるのは何年先だろう!?
 
(つづく) 
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【Web更新12/10】17-50 【ヒガンバナ情報2017】等 更新!!

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剪定の鋏迷ふや枯紫陽花 17/12/08撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-50
週末定例更新のお知らせ
 「情報は交叉するところに生まれる。」
 はやっぱりほんとうだ。
 まだまだ先日のファラデーラボ・クリスマスレクチャーの反芻作業を続けている。

◆表紙画像集2017 更新 枯紫陽花
 この年になってはじめてというのも少し恥ずかしいが、新しい「剪定鋏」を買った。
 荒れた庭の枯れ枝をチョッキンチョッキンやる。
 はじめての感触だ。その感触がたまらず、目につく枝はあたりかまわず…。
 枯紫陽花の前で鋏は迷ってしまった。
 あの初夏の紫陽花もきれいが、これもこのままできれいではないか!!
 冬の紫陽花もあってもいいではないか!!

 私はやっぱり「庭師」に向かないのかな!?

◆【ヒガンバナ情報2017】 更新!!
 「私のヒガンバナ研究・その後」をふり返っている。
 ここ何年間をふりかえるだけでも実にいろんなことがあったものだと自分でも驚いてしまう。
 また「記憶」というもののあやふやさにも痛感する。
 「ものごとは、記憶せずに記録する。」(ウメサオタダオ) 
 は、研究の第一歩だ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「科学」は生の人、モノから学ぶの一番。
 文字(本)、映像、ネットからの学びをより豊かなものにしてくれる。
 このアタリマエに 今さら気づくこと多々!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 12月は随筆集「自由画稿」だ。
 そして大晦日は特番「日本人の自然観」。
 
◆新・クラウド「整理学」試論 更新!!
 そろそろ2017年をふり返り、「整理」する時期が来ている。

 さあ
 ゆっくり 急ごう!!
 

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ファラデーラボ・クリスマスレクチャーは最高!!(2)

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▼まだまだ感動の余韻を楽しんでいた。
 いつものティータイムだ。
 クリスマスバージョンということでいつもにまして豪華だ\(^O^)/
 準備ありがとうございました。
▼そして二部だ。
 ここのところファラデーラボ「かがくカフェ」の二部の充実ぶりは半端ではなかった。 
 私のポンコツ頭のキャパセティをはるかに越えていた。
 まず最初は上橋智恵さんの「LED工作 4点」だ。
 もはやファラデーラボ名物になりつつある「あの作品」を生で見せてもらえるのである。
 うれしい限りだ!!今回はそれも4点もだ!!
 生がいちばんだが、見せてもらったもの詳しくはこちらでも紹介されている。
 動画もあるので繰り返し楽しませてもらえる。それに、詳しい作り方、原理も説明されているので自分でも挑戦してみようと言う方には大いに参考になるだろう。アリガタイ!!

◆箱庭イルミネーション
 
◆虹色イルミネーション(Rainbow Illuminations)

◆オーロラ風? イルミネーション

◆音楽に合わせて動くLED
 
 毎回同じことばかり言うが、
 いったいこのセンスはどこから来るのだろう!?
 これが「ふしぎ!?」だ!!
▼後、神原さん、小石さん、石原さん三名の方にもたいへん興味深い話題提供していただいた。
 大いに話が盛り上がったのだが、この後のことがあって充分に時間を確保できなかった。
 たいへん申し訳ないです。<(_ _)>
▼最後に今回カフェのもうひとつのメインイベント!!
 「クリスマスプレゼント交換会」
 私はこれが大好きだ。
 プレゼントした品について、それぞれの方が語る。

 それは、それぞれの「私の科学」を語ること!!

 それが、愉しい!!
 ちなみに私が今年いただいたのは「虹色コーン」!!
 カラフルできれいだ。育てることに挑戦してみようかな。
 ありがとうございました。<(_ _)>

 しばらくは感動の余韻はつづきそうだ。

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2017/12/09の朝に

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▼昨日(2017/12/09)の朝は案外あたたかかった。
 蓮根の植え替えから33週目の大賀ハス観察池には氷がはっていなかった。
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▼いつもの朝の散策で例の糞を観察しようとしたとき、不思議なものを見た!!
 例のイノシシの糞らしきものの側に、新しい糞を見たのだ。
 どう見ても、ちがう種類の動物のもののように見えた。
 どうしてだろう!?
 単なる偶然?
 それとも…

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ファラデーラボ・クリスマスレクチャーは最高!!(1)

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▼今年も楽しみなあの日がやって来た!!

◆第83回かがくカフェのご案内

 ファラデーラボならではの「クリスマスレクチャー」である。

「157年の時空を超えてあのファラデーがやって来た!!」

 ひと言で言うならこうだ!!
 着くなり玄関のあの案内黒板がうれしい。
 なかに入ると演台にはすでに実験器具が準備されていた。
 
▼いよいよレクチャーがはじまった!!
 ドアを開けて登場したのはあのファラデーそのものだ。その雰囲気の演出もさることながら、イブさんはほんとうにあのファラデーそっくりなのである。
 実験器具、語り口調、シナリオなども益々バージョンアップされていた。
 実にうまい!!
 すばらしい!!
 157年のタイムスリップだ!!
 この報告を書くためにアップさせてもらう写真を選ぶ作業をしていて、途中で諦めた!!

 この「感動」をうまく伝えることは、非力な私には不可能だ!!

 実験助手アンダーソンこと森本さんの言葉が印象に残った。
 「このレクチャーをやるようになって、あらためてファラデーのすごさがわかって来た!!」 

▼家に帰るなり久しぶりに『ロウソクの科学』(ファラデー著 竹内敬人訳 岩波文庫)を開けてみた。
 見せてもらった実験の本意が少しわかってきた。
 それにしても やっぱりファラデーはすごい!!
 
 「科学」するは面白い!!

 157年前、ファラデーの「クリスマスレクチャー」で感動した少年の追体験をさせてもらった気分になる。

 うれしいことにこのクリマスレクチャーは他所でも実施されるそうだ。
 
 ぜひぜひファラデーに会いに行こう!!

(つづく)

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Twitterはじめて3,000日目に思うこと!!

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▼私が「雲見」などという究極の道楽を楽しみはじめたのはいつだろう?
 例によって「記録」をたどってみた。

 「雲見」のうた=「雲家族10のうた」などを作って楽しんでいたのが2009/02/08だから、「雲見」そのものはもっと前ということになるのだろう。
 
◆『雲家族10のうた』をつくった!(2009/02/08 )

▼そうすると「雲見」は私がTwitterはじめたより以前ということになる。
 私がTwitterをはじめたのは2009/09/23だ。
 本日(2017/12/09)がTwitterはじめてちょうど3,000日目になるとtwilogが教えてくれた。

 私のはじめてのツイート(つぶやき)はどんなものだったんだろう?これもtwilogで調べてみた。

「なにかよくわからないうちにここへ来しまいました。 いろんなことができるようになっていくんですね。それが面白い。」

 この日あとつづけて2ツイートしていた。

「さっそくecochemさん、argさんにフォローしていただいたので、迷い込みついでに少し楽しませてもらいます。 今日は『日本ヒガンバナ学会』の誕生日です。」
「私の連休はまだ続きます。この間に「整理」すすめなければと思っています。「クラウド整理学試論」をはじめたことだし、少しずつ楽しみながら…」

 迷い込んだ割にはけっこう楽しみながらはじめたようだ。
▼私はやがてこのツールに夢中になり、勝手にTwitter的を唱えるようになっていた。

Twitter的=
 「リンク」
 「シェア」
 「フラット」
 「等身大」
 「リアルタイム」
 「アクティブ」

これが私のネットにおける流儀のようなものだ。
 少しずつ意味も変遷してきたがやっぱりこれからも唱え続けたい!!

▼変遷ということでは気になっているのは「シェア」である。
 私はこれを日本語で「おすそ分け」と読み替えている。
 自分がこんなにも楽しく面白いのでそれを少し「おすそ分け」!!
 それが「シェア」の本意であると思っている。
 これからも考え続けてみたい。

 はじめの「雲見」もTwitter的にやっていきたいな!!

 「インスタ映え」は今年の流行語大賞だそうな。
 今の私には手に負いかねるとはじめてはいないが、もしはじめるようなことがあったらやっぱりTwitter的にやりたいな!!

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私のヒガンバナ研究・その後(9) #ヒガンバナ

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▼「大雪」の朝。
 庭の定点ヒガンバナには霜が降り、ふるえていた。葉はうなだれ元気がないように見えた。
 田んぼには氷がはりはじめていた。
 「なにもこんな季節に…」
 というのは私のいらぬお節介だった。
 日が高くのぼってくると様子は一変した。
 葉はきらきらと輝き始め、光は「独り占め」だ!!

 何度見ても、なんともみごとなヒガンバナの「戦略」だ!!
▼ヒガンバナの「戦略」はこれだけではなかった。
  実生実験に取り組むなかで知らなかったもうひとつの「戦略」に出会った。
 春に「発芽」(発根)したビガンバナは、そのまま成長して葉を出してくるのではなかった。
 いったん地下に眠り、秋に「出葉」して来るのである。

 ヒガンバナの生長は二段構え!!
 春 「発芽」(発根) 秋「出葉」 !!

 私にはこれもまたみごとなヒガンバナの「戦略」に見えてくるのであった。
▼知ってしまえば、アタリマエ。
 でもやっぱりはじめてそれを自分の眼でたしかめたときは感動であった。
 それもまた「記録」していた。

◆ついに実生ヒガンバナにも葉が…\(^o^)/ #ヒガンバナ

◆実生ヒガンバナの葉は順調に伸びてきた!! #ヒガンバナ

▼この年、同時並行であらたな「ふしぎ!?」が生まれていた。
 そして、第3の「自然結実」ヒガンバナ群生地も発見していた。

◆ヒガンバナ「自然結実」の場所は年ごとに変わるのか!? #ヒガンバナ

◆ヒガンバナ「自然結実」は今!! #ヒガンバナ

◆今こそ、ヒガンバナ「自然結実」探索を!! #ヒガンバナ

最後の呼びかけ

あなたのフィールドで!! 今こそ、ヒガンバナ「自然結実」探索を!!

は今もつづく!!来年こそぜひ…。

(つづく)

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私のヒガンバナ研究・その後(8) #ヒガンバナ

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▼久しぶりに日当たりの良い縁側に6つの植木鉢を出してみた。
・2014年採集「自然結実」ヒガンバナ実生実験中3つ
・2016年採集「自然結実」ヒガンバナ実生実験中3つ
である。
 これぞ私のヒガンバナ研究の「現在地」(到達点)を示すものだった。

▼「現在地」にいたるまでの過程を書き残してきたこのblogでたどってみよう。
 この手法のお手本は、あの『ファラデーの日記』だった。

◆『ファラデー 王立研究所と孤独な科学者』(島尾 永康著 岩波書店 2000.3.14)

 著者島尾先生は42年間継続しつづけた『ファラデーの日記』にふれて示唆的なことを語っていた。

  注目に値するのは、研究記録の各パラグラフに通し番号をつけていることである。電磁誘導を発見した年の一八三一年二月二日から始め、…(中略)…。そして一八三二年八月二五日から始めたのは、一八六〇年三月六日まで続き、一~一六〇四一となっている。約三十年間にわたって研究に通し番号をつけた科学者は他にいない。(上記書P125)
ここでも各パラグラフに、三巻(『電気学実験研究』三巻のこと:私)を通じての通し番号一~三二四二をつけている。目次もパラグラフ番号で探すようにしてある。ファラデーは生涯を通じて記憶力のなさを嘆いていた。自分の研究のパラグラフに通し番号をつけた動機はそのためかも知れない。確かに通し番号は、いつでも自分の研究を参照できる強力な手段となったことだろう。しかし、三十年も、これを通した徹底ぶりには、妄執的なものさえ感じられる。(同書P126)

 「お手本」とは言ってはみたもののレベルが違いすぎることは歴然としている。
 でもやっぱりシロウト「研究」をすすめる私には大いに参考になる。
 今のblogならば「パラグラフ」「通し番号」も必要なく、瞬時に自分の研究を参照できるのである。

▼またまた寄り道してしまった。(^^ゞポリポリ
 続けよう。
 2014年に新しい群生地も発見しアタリマエのようにみつけた「自然結実」ヒガンバナ種子!!
 このときは「完熟」種子であっても少し「種子」ときめつけることに躊躇していた。
 少し遠慮して「種子もどき」とよんでいたときもある。
 
 正真正銘の「種子」ならば、発芽して育ち一人前のヒガンバナにナルハズだ。
 では実験だ!!
 種子から育てる実生実験だ!!

 はじめて「発芽」を見たときの感動を次のように「記録」していた。

◆ついにヒガンバナも「発芽」!! #ヒガンバナ 

◆ヒガンバナ実生、2個の種子が「発芽」して…!! #ヒガンバナ

◆ヒガンバナの「自然結実」「発芽」「発根」は事実となった!! #ヒガンバナ

◆ヒガンバナの実生、その後は…!? #ヒガンバナ

▼実生実験は多数の「失敗」をともなった。
ほんとうに「失敗」だろうか!?
私はまだまだ疑っていた。
そうすると研究の「残骸」がいっぱい残っていく。
もうそろそろ処分をしようと思うのだが、なかなか踏ん切りがつかない。
研究の「現在地」を示すものと一緒にこの「残骸」をひっぱりだしてきた。

さあ、つぎに行こう。

(つづく)
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私のヒガンバナ研究・その後(7) #ヒガンバナ

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昨日(2017/12/05)、ついに「完熟」種子回収を決行した!!

 今年も「自然結実」ヒガンバナ群生地で採集した花茎を、採集場所、採集日に分けてペットボトル、海苔の瓶等を使い「水栽培」をしていた。
 「完熟」を待っていたのだ。
 これまでだと「目玉オヤジ」状態になった「完熟」種子は、やがてこぼれ落ちた。それを回収してきた。
 ところが今年はいっこうにこぼれ落ちなかった。
 以前とちがって「水栽培」の場所を日当たり良い縁側にしたことが関係しているのだろうか?
 このままだと黒光りしてつややかな「完熟」種子もシワシワになってしまう。それに、風に飛ばされ散逸してしまうリスクもある。そこで決行を決めたのである。

▼回収した種子は、昨年度から一粒ごとにチャック付きナイロン袋に入れて保存している。
 この方法がベストなのかは今のところわからない。(カビ被害にあった経験からこうするようになった。)
 回収作業は想定外に手こずった。
 なにしろまだ子房部が枯れてはいるもののまだ割れていないものあったからだ。
 干からびた子房部から「完熟」種子を取り出すのはなかなか難しかった。また出てきたものもこれで「種子」と読んでいいのか迷うような小さなかけらのようなものもあった。
 これまで経験しなかったことだ。
 もうひとつ気づいたことがある。干からびた子房部が種子をこぼれ落ちるのを邪魔をしているかと思っていたら、それだけではなかった。種子は「へその緒」ように比較的強く子房部とツナガッテイタ!!

「ものごとは記憶せずに記録する」(ウメサオタダオ)
 群生地ごとに「記録」しておこう。
 花茎採集日 「完熟」種子回収日 も「記録」しておく。

【安富群生地】
・4個        10/25  12/5

計 4個

【夢前群生地】
・1個(双子?)  10/17  12/5
・6個        10/25  12/5

計 7個

【福崎群生地】
・2個        10/17  12/5
・1個        10/25  11/11
・17個        10/25  12/5

計 20個

総合計 31個 !!

▼総合計31個は、群生地にはじめて出会った2013年をのぞけば過去最低である。
 なにが原因だろう!?

 それはともかく私は5年連続して「自然結実」ヒガンバナ群生地で「完熟」種子を手に入れた!!
 これは「仮説」ではない。「事実」だ!!
 もはや「偶然」などではけっしてない!! 
 
(つづく)

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本日(2017/12/05)、第177回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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誰の糞だろう!?
 その糞に朝日があたっていた。周り見ると生々しい足跡が残っていた。
 いつもの朝の散策の場所、竹藪の下だ。
 糞の主を少ない知識から私は推理した。
 「イノシシ」と!!(正しいかはわからない。) 
 と言うことは…

 糞はどうなっていくだろう? また朝の宿題がひとつ増えた。
▼本日(2017/12/05)は、第177回オンライン「寅の日」である。
12月のテーマは
「自由画稿」を読む
 その意図を「はしがき」より再び読み取ってみる。

どんな瑣末(さまつ)な科学的知識でも、その背後には必ずいろいろな既知の方則が普遍的な背景として控えており、またその上に数限りもない未知の問題の胚芽(はいが)が必ず含まれているのである。(「自由画稿」はしがき より)

今回は、そのなかの「十 うじの効用」を読む。

◆本日(2017/12/05)、第177回オンライン「寅の日」!!

●「十 うじの効用」(『自由画稿』 青空文庫より) 

▼『自由画稿』は、寅彦の最晩年(昭和10年 1935)の作品である。
 これは何度でも言いたい!!
 今から82年も前に書かれた随筆集なのである。驚くばかりだ。
 なんと今日的のことか!!

 今回の「十 うじの効用」もそうだ。今の時代に通用するどころか、今こそ読むべき「警鐘」なのかも知れない。

 科学者・寺田寅彦は「うじ」の味方だった。

このような「市井の清潔係」としてのうじの功労は古くから知られていた。
 うじがきたないのではなくて人間や自然の作ったきたないものを浄化するためにうじがその全力を尽くすのである。尊重はしても軽侮すべきなんらの理由もない道理である。

▼そこに止まらないのが、寅彦の魅力でもあった。

自然界の平衡状態(イクイリブリアム)は試験管内の化学的平衡のような簡単なものではない。ただ一種の小動物だけでもその影響の及ぶところは測り知られぬ無辺の幅員をもっているであろう。その害の一端のみを見て直ちにその物の無用を論ずるのはあまりに浅はかな量見であるかもしれない。
天然の設計による平衡を乱す前にはよほどよく考えてかからないと危険なものである。

これぞ現代への「警鐘」!!


 この寒さでも「うじ」は登場するのだろうか!?
 ナラバあの糞はどうなるのだろう。しばらく観察をつづけてみよう。

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【Web更新12/03】17-49 【ヒガンバナ情報2017】等 更新!!

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実烏瓜振り子のごとく師走かな 17/12/02撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-49
週末定例更新のお知らせ
 師走最初の定例更新だ。
 2017年はあと4回の更新を予定している。
 これならば今の私にも可能だ。可能なことを可能な限りやり切れば、ひよっとしたら「不可能」と思えることも「可能」になるかも知れない。それを信じて…

◆表紙画像集2017 更新 実カラスウリ
 道端のちょっとこんもりとしたところにあの鮮やかな朱色したカラスウリの実がぶらさがっていた。
 師走の風がそれをゆらせた。
 実は振り子時計の振り子のようにゆれ時を刻んだ。

◆【ヒガンバナ情報2017】 更新!!
 「私のヒガンバナ研究・その後」をまとめはじめてあらためて気づいた。
 私にはとってもラッキーな「人」「モノ」との出会いがあったことを。
 
◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 こちらもどこまで「可能性!?」を続けるのか決めるときが近づいて来た。

 さあ!!
さらに ゆっくり 急ごう!!

 
 

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【お薦め本】『時を刻む湖』(中川 毅著 岩波書店)

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▼師走の「大賀ハス観察池」には氷が張っていた。蓮根の植え替えから32週目であった。
  師走の「水月湖」はどうなっているだろう!?

 「水月湖」!!
 と聞いて思い出すひとつの小さな旅があった。

◆若狭に「丹生」を追う。(2)(2013.03.02)

 長く長く追い続ける「「丹生」を追う」旅の一コマだった。
 この夜、泊まったのがたしか「水月湖」湖畔、いや湖上!?

▼そのときすでに文部科学省研究振興局会議室で異例の記者会見が開催されて(2012.10.18)、翌日には次のように新聞報道されたそうである。
「福井の湖 考古学の標準時に 過去5万年 誤差は170年」
「世界一精密な年代目盛り=福井・水月湖、堆積物5万年分ー日欧チーム」

 だから私が「水月湖」湖畔にとまったときは、すでに世界の「レイク・スイゲツ」になっていたのである。
 なんかモッタイナイことをした気分だ。(^^ゞポリポリ

 それを教えてくれたのが今回の【お薦め本】だ。

◆【お薦め本】『時を刻む湖』(中川 毅著 岩波書店 2015.09.09)

 実に面白かった!!
 モッタイナイことをした気分を少し取り返すことができた。

▼こんな興味深い話に意識が行っていなかったのはやっぱりポンコツ度が増してきている証拠かも知れない。
 本を読むのも、ほんと少なくなっていた。よほど面白い本でなければ、最後までいっきょに読むことはなくなってしまった。そんななかで、この本は例外だった。
 最初に例によってお薦めポイント3つをあげてしまおう。

(1) 「科学」研究の面白さが熱く語られている!!
(2) 水月湖の「年縞」が世界の「標準時計」になったプロセスがわかりやすく語られている!!
(3) 最前線「研究」の現場を当事者が生々しく語っている!!
  ・地道な作業の連続
  ・ヒューマンネットワークの重要性
  ・「真実」への欲望
  ・「研究」の連続性、継続性
 

 
▼よく分かっていない人間のヘタな紹介はいらぬ「蛇足」になってしまう。
 今回は特にそう思う。
 でも、ひとつだけ著者の言葉を引用させてもらおう。

 「若者の理科離れ」などと言われることもあるが、真に挑戦的な科学には必ず当事者の血を沸き立てさせる要素があり、その魅力には普遍性があると信じている。私たちが実際に味わった興奮の一部を、本書を通して少しでもお伝えすることができれば、水月湖に深く関わった者として非常に嬉しく思う。(同書P4より)
 

関連して次の資料は必見だ!!

◆奇跡の湖『水月湖の年縞』(福井県)
  
◆世界標準時計 福井の「年縞(ねんこう)」(解説映像 福井県)
 
 さあ、今度若狭を訪れたときは必ず湖底を想像しながら「水月湖」をながめてみようと思う。
 

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2017年12月(師走)の俳句「歳時記」!!

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▼「師走」は西谷川のより濃い川霧からはじまった!!
 不思議なものだ。
 「師走」というだけで見慣れた景がまったく違って見えてくる。
 それはなぜ!?

▼「師走」の俳句はどうだろう。
 さあ、今月も

◆NHK「俳句」 テキスト 

より名句11句を引用させてもらう。

(1) 炉辺に来る肩に鸚鵡をとまらせて 高野素十
(2) 白鳥といふ一巨花を水に置く   中村草田男
(3) 顔見世の楽屋入まで清水に    中村吉右衛門 
(4) 底冷えの底といふ日の京にあり  粟津松彩子
(5) 一人編み女生徒のみな毛糸編む  楠 節子
(6) 子等がねて妻ねて霜夜更けにけり 鈴木貞雄
(7) 風邪心地部屋の四隅の遠さかな  遠山陽子
(8) 少しづゝ用事が残り日短    下田実花
(9) ねんねこの中で歌ふを母のみ知る  千原叡子
(10) 降誕祭讃えて神を二人称 津田清子
(11) 行きずりに聖樹の星を裏返す 三好潤子

▼今月もシロウト選句に挑戦だ!!

【私の選んだ名句ベスト3】

(2) 白鳥といふ一巨花を水に置く   中村草田男

(4) 底冷えの底といふ日の京にあり  粟津松彩子

(8) 少しづゝ用事が残り日短    下田実花

【次点】

(6) 子等がねて妻ねて霜夜更けにけり 鈴木貞雄

 作者を知って選句するのはこの世界の御法度だという。
 でも、シロウトの私はやっぱり詠手によって評価してしまう。今は草田男の名前を見れば文句なく選んでしまう。
 「何だろ!?」自分でもわからない。
 なぜか強く草田男に惹かれるのだ。
 「草田男」の名前からしてお気に入りだ。

 「日短」っていい季語だな。一度は自分でも使ってみたいな。

▼なにかがちがう「師走」!!
 そんな「師走」の景を自分でも詠んでみたいものだ。

 一週間に一度のWeb更新に添える一句に四苦八苦している人間がえらそうに言うことではないが、
 
 やっぱり俳句は面白い!!

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2017年12月(師走)の「雲見」は!?

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▼さあ12月(師走)だ!!
 2017年もあと一ヶ月、今年も「雲見」三昧の一年だった。
 やっぱり「雲見」でしめくくろう。さて、どんな「雲見」に!?

 その前に11月の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    4
・巻雲    2
・巻積雲  2
・巻層雲  4
・高積雲  2
・高層雲  3
・層積雲  1
・積雲    7
・層雲    1  
・乱層雲  4
・積乱雲  0

 上層雲、中層雲、下層雲がバランスよくバラエティに富んだ「雲見」だったという印象だ。
 積雲はもっとも雲らしい雲!!
 だから何にしようかな?と迷ったときは「エィー、積雲でいこう!!」となることも。

▼さあ、12月(師走)の「雲見」を予想してみよう。
いつものように2つの資料をもとに予想してみることにする。
ひとつは
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

 ちょうど木曜日の昨日更新されたばかりだ。
 寒くなりそうだな。
 「初雪」はいつだろう?
 クリスマス、お正月の「雲見」はどうなるのだろう。

▼もうひとつはよりローカルに迫ってみよう。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

 「雨温図」12月の降水量を見たら、1月についで一年間で2番目に少なかった。
 ためしに「生野」「豊岡」ではどうだろうと見てみた。
 ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 「上がるとシンシン 下がるとカラカラ」なるんだなひとり納得した。
 でもときには生野峠越えて…
 それはいつだろう?
▼今年一年間、2つの資料を見せてもらって「雲見」を予想してきたが、実は毎月 月初めにはもうひとつ参考にさせてもらったものがあった。
 それは昨年一年間利用させてもらった本だ。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社 )

 同じことの繰り返しになるかと、ここに書くのはひかえたが今年もずっと参考にさせてもらった。
 ともかく写真がいいんだ!!
 その写真を見せててもらっていると、その月の「雲見」の景が具体的にイメージできるのだ。

 図鑑の「12月(師走)」に紹介されている画像のタイトルだけでも引用させてもらう。

「寒空」
「海鳴り」
「地球影」
「初氷」
「紅富士」
「寒波」
「山茶花梅雨」
「波の花」
「ふたご座流星群」
「冴える」
「けあらし」
「冬の月」
「黄昏」
「初雪」
「陽炎」

さあ、私はこのうちいくつの景に出会うことができるだろう。

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