« 【私の撮った写真・ベスト5】2017!! | トップページ | 新年の抱負2018 !! »

本日(2017/12/31)、第180回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

Dsc_4590
▼昨日、大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから36週目であった。
 冷え込みは思っていたほどきびしくなかった。一見したときは氷もはっていないように見えた。
 しかし、じっくりとよく見ているとうすいうすい氷がはっていた。
 来年はぜひこの氷のことくわしく科学してみたいものだ。

 うすい氷を見ながら、「つまらない」ことを想像していた。
 今、日本全国の「観察池」に氷がはっているか、はっていないかで色分けしてその分布を知ることができたらおもしろいだろうな!!
 何が見えくるのかな!?

▼本日(2017/12/31)は、第180回オンライン「寅の日」である。
 12/31は寺田寅彦の命日である。
 1935年(昭和10)12月31日、転移性骨腫症で数え58歳で亡くなった。
 今から82年前である。
 本日特番オンライン「寅の日」で読むものはきめていた。
 「日本人の自然観」である。

◆本日(2017/12/31)、第180回オンライン「寅の日」!!
 

●「日本人の自然観」(青空文庫より)

▼「日本人の自然観」が発表されたのは1935年(昭和10)10月だそうだ。
 亡くなる2ヶ月前だ。

 私は勝手にこれは寅彦が私たちに遺してくれた「遺言」だと思っている!!

 2012年4月からはじめたオンライン「寅の日」では、繰り返しこれを読んできた。
 今回で実に7回目である。
 回数多く読んだからと言って、その本意をどこまで読み解いたかと言われると困ってしまう。
 しかし、

 ここに寅彦の伝えたかったことのすべてがある!!
 
 そんな気がしていた。
 
 「私の自然観」と「私の科学」の間には深い関係がある。
 アタリマエ!!だ。
 
 寅彦の「自然観」について書かれていた。

  われわれは通例便宜上自然と人間とを対立させ両方別々の存在のように考える。これが現代の科学的方法の長所であると同時に短所である。この両者は実は合して一つの有機体を構成しているのであって究極的には独立に切り離して考えることのできないものである。人類もあらゆる植物や動物と同様に長い長い歳月の間に自然のふところにはぐくまれてその環境に適応するように育て上げられて来たものであって、あらゆる環境の特異性はその中に育って来たものにたとえわずかでもなんらか固有の印銘を残しているであろうと思われる。
 

▼続いて「日本の自然」の特異性について語り、「日本人の日常生活」「日本人の精神生活」に言及している。
 読むたびにナルホドと納得し、学ぶところが多い。
 ときには、これがほんとうに80年以上前に書かれたことなのかと疑ってみたりする。
 それほど今日的なのである。
 今年、引用させてもらうのはあとひとつとしておこう。

 現在の意味での科学は存在しなかったとしても祖先から日本人の日常における自然との交渉は今の科学の目から見ても非常に合理的なものであるという事は、たとえば日本人の衣食住について前条で例示したようなものである。その合理性を「発見」し「証明」する役目が将来の科学者に残された仕事の分野ではないかという気もするのである。
 


 これで今年のオンライン「寅の日」を終わります。
 32回のオンライン「寅の日」になんらかのかたちでつき合ってくださった方々ありがとうございました。
 来年も引き続きよろしくお願いします。良いお年を…    <(_ _)>
 
Dsc_4598

|

« 【私の撮った写真・ベスト5】2017!! | トップページ | 新年の抱負2018 !! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 本日(2017/12/31)、第180回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦:

« 【私の撮った写真・ベスト5】2017!! | トップページ | 新年の抱負2018 !! »