« 私のヒガンバナ研究・その後(5) #ヒガンバナ | トップページ | 2017年12月(師走)の「雲見」は!? »

私のヒガンバナ研究・その後(6) #ヒガンバナ

Dscn2491
2013年11月、「自然結実」ヒガンバナ群生地「発見」!!
 その「発見」は私にとって衝撃的でありかつ感動的なものであった。
 それをよく物語るひとつの「現物」(モノ)を残していた。
 「自然結実」ヒガンバナ花茎標本!!
 である。
 花茎は5本あった。同じ田んぼの西畦(A)2本と東畦(B)3本に分けて黒い画用紙に貼り付けていた。
 花茎の先には4年たった今も子房部の膨らんだ痕跡が確認できた。
 採集日はいずれも「2013.11.28」となっていた。
 その年はずいぶん遅くまで花茎が立っていたようだ。

 久しぶりにゆっくりと標本をながめているとあのときのワクワクドキドキが蘇ってきた。
▼私はまったく有頂天になっていた!!
 うれしかった。これ以上の喜びはめったに経験できることではなかった。
 「これで一緒にヒガンバナの「種子」を追いかけてきた友人と「自然結実」ヒガンバナ観察会ができる。」
 「この群生地ナラバ確実に「自然結実」を観察できるだろう!!」
 そう考えると一年経つのが待ち遠しかった!!
▼だが事態はそう単純に展開していかなかった。
 いや、もっと驚きの展開をみせてくれたのだ。

 2014年秋、ヒガンバナの咲く前から何度もこの「群生地」に足を運んでいた。
 なにかが変だった。
 想定していたこととちがうことになっていた。
 そのときの様子を次のように「記録」していた。

◆今年もヒガンバナの「自然結実」を見ることができるか? #higanbana

◆今年もヒガンバナの「自然結実」を見ることができるだろうか!? #higanbana

▼ほんとうに「自然」とは面白いものだ!!
 私などの勝手な「想定」をはるかに越えたところで展開していた。
 2013年発見の「群生地」ではみつけることはできなかったが、2014年は他のいろんな場所で「自然結実」を確認できた。驚くべきことに、あらたな「群生地」(夢前)もみつけていた。
 だから予定通り「自然結実」ヒガンバナ観察オフを実施することにした。

◆ヒガンバナ「自然結実」観察オフin播磨!! #higanbana

観察オフを終えたあと、「自然結実」について次のようにまとめていた。(2014.11.02)


(1) どこでも「自然結実」ヒガンバナは観察できる!!
  それは、想像以上に「自然結実」の頻度は高いということを意味する!!

(2) 「自然結実」観察には今が最も適している!!

(3) 「自然結実」の頻度は、環境、その他によって異なる!!

(4) 完熟までにはもう少し時間が必要!!

(5) 完熟した種子が発芽(発根)するかは、次なるstepだ!!


(つづく)
Dscn2574

Dscn2560

Dscn2568

Dscn2544

Dscn2547_2

Dscn2555_2


|

« 私のヒガンバナ研究・その後(5) #ヒガンバナ | トップページ | 2017年12月(師走)の「雲見」は!? »

コメント

こんばんは。
感動的な標本ですね。
これまでに採れた種子の発芽率はどれほどだったのでしょう。
開花まで育つ個体が楽しみですね。

投稿: 栗田子郎 | 2017/11/30 19:05

栗田子郎先生
おはようございます。
花茎標本ほめていただきありがとうございます。
保存しておいてよかったです。
さて、「自然結実」種子の発芽率ですが次のようになっています。
・2013年採集分10数個→実生方法まだよくわかっていなく発芽0
・2014年採集分33個→発芽3個 発芽率3/33 9%
・2015年採集分69個→カビ等にやられすべて失敗 発芽0
・2016年採集分73個→発芽2個 発芽率2/73 2.7%
種子の保存法、実生方法についてまだよくわかっていなくてこんな結果になっていますが、これ以後も実生実験は続けていくつもりです。今後ともアドバイスよろしくお願いします。

投稿: 楠田 純一 | 2017/12/01 05:34

栗田子郎先生
おはようございます。
間違っていました!!スミマセン
発芽率の報告 訂正します。
【誤り】
・2014年採集分33個→発芽3個 発芽率3/33 9%
【正】
・2014年採集分30個→発芽3個 発芽率3/30 10%

「記憶」はダメですね。
やっぱり「記録」ですね。
今、あたらめて「記録」を見返していて気づきました。
お詫びします。<(_ _)>

投稿: 楠田 純一 | 2017/12/08 06:23

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62729/66103831

この記事へのトラックバック一覧です: 私のヒガンバナ研究・その後(6) #ヒガンバナ:

« 私のヒガンバナ研究・その後(5) #ヒガンバナ | トップページ | 2017年12月(師走)の「雲見」は!? »