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本日(2017/11/23)、第176回オンライン「寅の日」!!#traday #寺田寅彦

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「朝焼けは 雨」

 これを立証するかのような「小雪」の朝だった。
 日暈が見えかけたかと思ったら、さらに雲は厚くなっていった。そして、昼ごろにはこらえきれなくなって雨が降ってきたのである。
 ここにはまちがいなく大気の「科学」がある!!

▼本日(2017/11/23)は、第176回オンライン「寅の日」である。
 11月テーマは【理科の部屋】誕生月にちなみ
・寅彦と「理科教育」「科学教育」
 である。
 なんという偶然だろう!!。本日は【理科の部屋】24歳の誕生日なのである。
 読むのは「雑感(「理科教育」より)」である。

◆本日(2017/11/23)、第176回オンライン「寅の日」!!

●「雑感」(「理科教育」より)(青空文庫より)

▼これは昭和3年11月、雑誌『理科教育』に寄稿されたものである。
 だからダイレクトに理科教師に向けて書かれたものと言っていいと思う。
 時代背景を差し引いて考えても、やっぱり今日的だ。

 それは教科書や講義のノートの内容そのものよりも、むしろそれを教わった先生方から鼓吹された「科学魂」といったようなものであるかと思われる。
   「科学魂」などというコトバをだされると変な精神主義を想起して、少し引いてしまいそうだが
 科学教育の根本は知識を授けるよりもむしろそういう科学魂の鼓吹にあると思われる。しかしこれを鼓吹するには何よりも教育者自身が科学者である事が必要である。先生自身が自然探究に対する熱愛をもっていれば、それは自然に生徒に伝染しないはずはない。実例の力はあらゆる言詞より強いからである。

と言われると、大いに納得するのである。
 さらには

 すべての小学校、中学校の先生が皆立派な科学者でなければならないという事を望むのは無理である。実行不可能である。しかしそんな必要は少しもない。ただ先生自身が本当に自然研究に対する熱があって、そうして誤魔化さない正直な態度で、生徒と共に根気よく自然と取込み合うという気があれば十分である。先生の知識は必ずしもそれほど広い必要はない。いわゆる頭の良い必要はない。

とまで言われると、なにかうれしい気分になってくるのである。

▼理科教師に「注文」もつけていた。

 間違いを教えたとしてもそれはそれほど恥ずべき事ではない。また生徒の害にもならない。科学の歴史は一面から見れば間違いの歴史である。間違える事なしには研究は進められない。誤魔化さないことだけが必要である。
先生の分らない事は大抵誰にも本当はよく分らない事である。分らない事は恥でも何でもない。分らない事を分ったような顔をするほど恥ずべき事はない。

ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

この文章が、89年の時空を越えて送られた寅彦からの熱きエールに読めてきた。!!

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