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2017年11月(霜月)の俳句「歳時記」!!

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▼なかなか例年のようにパッカリと割れない!!
 ヒビが入りかけたものもあるが、まったくその気配もないものもある。
 今年の庭の石榴に異変か!?
 20数個もできて豊作かと思ったが、10月の長雨、台風の影響だろうか?
 あの台風の強風でたたき落とされ、あと8個になってしまった。

 11月、残った石榴はどうなっていくのだろう?

▼さあ、今月も

◆NHK「俳句」 テキスト 

より名句11句を引用させてもらう。

(1) 旅いつも雲に抜かれて大花野 岩田奎
(2) 一点のやがて大鷹あらはるる 伊藤伊那男
(3) 真白な掛大根の一日目    太田土男 
(4) 人の世に花を絶やさず返り花 鷹羽狩行
(5) いつ咲いていつまでとなく花八手 田畑美穂女
(6) 七五三の飴も袂もひきずりぬ  原田種茅  
(7) 蓮掘りが手もておのれの脚を抜く 西東三鬼
(8) 灯台に十一月の濤しぶき   伊藤敬子
(9) 新海苔の艶はなやげる封を切る 久保田万太郎
(10) 朱よりもはげしき黄あり冬紅葉 井沢正江
(11) 木の葉散り高層ビルは灯の柱  大島民郎

▼次もいつものとおり自らを省みることなくシロウト選句に挑戦だ!!

【私の選んだ名句ベスト3】

(1) 旅いつも雲に抜かれて大花野 岩田奎

(5) いつ咲いていつまでとなく花八手 田畑美穂女

(10) 朱よりもはげしき黄あり冬紅葉 井沢正江

【次点】

(3) 真白な掛大根の一日目    太田土男 

 さすが名句だ。どれもこれもみごとなものである。
とりわけ(1)は、俳句甲子園で高校生がつくったものであるという。
 驚きである。
 「大花野」「返り花」「花八手」「冬紅葉」…しっかりみつめたいものだ!!
▼私の句作の究極の目標は

自然の変化を豊かにとらえ愉しむ!!

だ。
 さてこの11月、どんな「俳句もどき」つくることができるだろう。

今、中村草田男にはまりかけている。実にいい!!

あたゝかき十一月もすみにけり 中村草田男

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