36号コウガイビルはエサなしで4ヶ月生きのびた!! #コウガイビル
▼6/20から4ヶ月が経った!!
冷蔵庫(農業用)から36号コウガイビルの入ったナイロン袋を取り出してみた。
36号くんは、とぐろ巻くように丸くなっていた。
少し動いた!! 生きている!!
しばらく外に置いて、ペシャンコになったナイロン袋に空気を入れてやった。
36号は活発に動き始めた。あの逆三角形の頭を伸ばしたり縮めたりしながらナイロン袋のなかを縦横に移動し始めた。
元気だ!!
むしろ3ヶ月経ったときよりも元気なのかも知れない。
▼たったひとつの事例から結論を導くのは気が早すぎるかも知れない。
しかし、私には昨年の夏、「消えて」しまった25匹のコウガイビルの事例もある。
だから言おう!!
・コウガイビルは高温に弱い!!
と。それは「飢餓」以上に危機なのである。
▼ではいくらぐらいの温度が生命維持のための臨界点なんだろう?
久しぶりに私の唯一の参考文献
◆『プラナリアの形態分化~基礎から遺伝子まで~』(手代木渉、渡辺憲二著、共立出版 1998.3.25)
を開けてみる。「陸産プラナリア」のところには直接関係するような記述が見あたらない。
「淡水生プラナリア」の方でも、それに関するところはすぐにはみつからなかった。
ただ「高温処理」(同書p72)という項があって、そこには高温下ではプラナリアが「横分裂」がはじまると記してある。また「これは高温による生理勾配の攪乱が原因であろう。」とも。
「生理勾配の攪乱」?(゜_。)?(。_゜)?
あらたな「ふしぎ!?」が…
▼そして、再び最初の最大の「ふしぎ!?」にもどる。
なぜエサも与えていないのに4ヶ月も生き延びたのか?
・そもそも「食べる」とは?
・「自分自身を食べる」?(゜_。)?(。_゜)?
・幹細胞との関係は?
・「再生」とは?
・「生きる」とは?
・「生命」とは?
あらたな「ふしぎ!?」も加えて、コウガイビルの「ふしぎ!?」は深まるばかりだ。
さて
36号くんは5ヶ月まで生き延びるだろうか?
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