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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(149)

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▼昨日(2017/09/29)は、まさに「ヒガンバナ日和」と呼ぶにふさわしい天気だった。
 「雲見」の空に雲はなかった!!
 そんな日、庭の定点ヒガンバナの花茎の本数を数えてみた。
A…24本 淋しい!!最も多い年は100本を優に超えていたのに。どうして?(゜_。)?(。_゜)?
B…白3本 赤5本だ。これまた淋しい!! 白は昨年からまたしても半減だ。
C…23本
D…27本 これが今もっとも元気な株だ。
E(引っ越し組)…2本 ついに今年は咲いた。
▼さてこんな日の天気は、福崎「アメダス」にどう記録されているだろう?
 朝は11.4℃までさがったようだ。写真を撮った時間帯では20.1℃まであがったようだ。
 面白いな!!
 「アメダス」の「記録」データと自然観察をリンクすればいろいろ面白いことが見えてきそうだ。

 少し前置きが長くなってしまっている。
 Webテキスト試案『アメダス』 試案の「試案」 そんなつもりではじめてみよう。
▼どんな呼びかけ(発問)からはじめようかな。

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1 あなたは『アメダス』って聞いたことありますか。
 

▼どんなこと知っていますか。

※地域気象観測システム(アメダス) 気象庁
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 どのようにはじめるかはケースバイケースという気がする。

▼次がいちばん問題にしたいところかも

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2 「アメダス」はなんと全国に約1300ヶ所にも設置されているそうです。
 あなたの暮らしている家にもっとも近い「アメダス」はどこにありますか?


※地域気象観測所一覧 [PDF形式] 気象庁

▼そこではどんなことが観測されていますか?  

--------------------------------------------------------------
 ここでは、なによりも案外身近なところに「アメダス」が設置されていることを知って欲しいですね。
旅に出るときも、旅先の「アメダス」を意識したいですね。

(つづく)
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(148)

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▼新・「雲見」定点に青空がもどってきた!!
 秋の空の「雲見」!!
 それにしてもやっぱり「雲見」とは楽しいものだ。
 これほど誰もがいつでもどこでも簡単にやれて奥が深い「自然観察」はない!!
 夕方訪れた「アメダス」での「雲見」にも青空が広がっていた。
Webテキスト試案『アメダス』を続けよう。
 <ねらい>とするところはどこにあるのだろう?
 思いつくままにならべてみよう。

・自分の暮らす地域の「天気の変化」に興味・関心をもつきっかけにする。
・誰もが簡単に入手可能な気象データの有効活用をめざす。
・自分の暮らす地域の防災・減災を考える手はじめに。

▼<ねらい>としてこの通りなんだけど、これだけでは
面白い!!
という実感は生まれてこない。

・はじめての福崎「アメダス」を見学

・生野「アメダス」探訪

・姫路「アメダス」(姫路特別地域気象観測所)探訪

のときの感動を思い出していた。
その感動が 「これで行こう」と思わせてくれた。
それこそが、Webテキスト『アメダス』の直接的動機である。

▼そもそも「アメダス」ってなに?
 そこでどんな気象観測が行われているのだろう?
 それを気象庁のページで見てみよう。

◆地域気象観測システム(アメダス) 気象庁

(つづく)

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(147)

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あらたな「雲見」定点を決めた!!
 やっぱり従来とほぼ同じ位置だった。ここにこだわるのは福崎「アメダス」が画像に含まれているからだ。
 たまたまの偶然とは言え、こんなラッキーな環境を利用しない手はないと考えていた。
 「アメダス」は逐次「天気の変化」を「記録」してくれていた。
 その上空の「雲見」だ!!
 うまくリンクすればいろいろ見えてきそうではないか。
▼Webテキスト『天気の変化』の取り組みのここ数年の大まかな流れをふり返ってみる。
 いっきょに全体試案はむつかしいと考え、部分試案からとりかかったのだった。

(1) Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』の挑戦からはじめた。
 文字テキスト部分は完成している。Web化はまだである。

(2) 次にとりかかったのが、Webテキスト試案『高層天気図』である。
 『高層天気図』の面白さを伝えたくて、高層天気図をみるときの「ルールづくり」からはじめた。
 これはいけるぞ!!
 という感触はあった。しかし、「渦度」あたりから少し暗礁にのりあげてしまった。

(3) そこで今一度「ふりだし」にもどり

◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)

を読んでみた。授業テキストを考えるときにも大いに参考にさせてもらった本であり、とても勉強になった。
 示唆的でもあった。とても半世紀前の著書とは思えなかった。

▼「ふりだし」にもどった後、私の歩みは足踏みをはじめてしまった。
そして約5ヶ月ぶりに前に一歩を踏み出そうとしている。
 まずは前へ!! ということで決めた。
 
◆Webテキスト試案『アメダス』に挑戦してみる!! 

▼「テキストづくり」を再開するにあたり、私の「テキストづくり」の原点を表すコトバ

「テキスタイル」!!

を読み返しておく。

 ”テキスタイル”ということばは、いつとはなしに造り出され、使用されるようになった。”わたしたち”の造語である(textile=織物ではなくて、text+style=textyleである。)”わたしたち”が教えたい、わかってほしいと願う事柄がきまったからといって、それはまだテキストではない。テキストは、発問と、資料と、実験と、読み物などで構成されるが、とりわけ、どんな発問を、どんな順序で用意するかが重要である。いや、内容がきまってから「さて発問は?」というのでなくて、事例に関する発問、事例を法則の支配下に位置づけさせる発問、等を考える過程の中で、”わたしたち”の中に次なる内容が求められ、獲得されていくのである。(『極地方式入門』(高橋金三郎・細谷純編、国土社1974.3.20) p174より)

(つづく) 

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(146)

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▼「あれっ 空が高くなっている」
 と今さらのごとく気づいたのは、昨日の「雲見」をしているときだった。
 地上のヒガンバナばかりに夢中になり、意識が空にいっていなかったからだろうか。
  家からの「雲見」定点の変更を余儀なくされていた。
 しかし、まだ新しい定点は決めかねていた。
▼Webテキスト『天気の変化』の可能性!? というこのタイトルでblogを書くのはずいぶん久しぶりである。
 blogというものは私のように気まぐれな人間にはほんと便利なものである。
 アリガタイ!!
 即座にどこまで来ていたかがわかる。そしていつでも再開できた。
 実に約5ヶ月ぶりの再開である。

▼Webテキスト『天気の変化』全体を検討することはなかなか困難だ。そこで、部分的な試案をつくっていこうと思っていた。
 試案の候補は
・Webテキスト(試案)『「雲見」を楽しもう!!』 テキスト完了→ Web化
・『高層天気図』
・『アメダス』
・『天気コトワザ』

▼久しぶりに高層天気図(気象庁)を見た。
 こういうのはほんと「慣れ」が必要だ。
 少しご無沙汰しているあいだにこの「大気の物理学実験室」を立体的にイメージする感覚が鈍ってしまっている。
 復活するまで少しトレイニングが必要なようだ。

(つづく)

  

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私のヒガンバナ研究はどこまで来たのか?(6) #ヒガンバナ

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「出葉」だ。まちがいない\(^O^)/
 2014年に自然結実した「種子」を手に入れ、2015年から「実生」に挑戦しはじめた実生ヒガンバナの鉢のひとつから今年も「出葉」してきたのだ。それも最初から2枚の葉が確認できた。
 2015年、2016年の出葉でたっぷり栄養貯め込んだので球根(鱗茎)もさぞ大きくなっていることだろう。
 あとの2つの鉢からも「出葉」はあるだろうか?
▼同じことを2016年に回収し、今年の春に「発芽」(発根)に成功した3つの鉢がある。
 こちらの方は、いくら目をこらして見てもまだ「出葉」は確認できなかった。
 はたしてほんとうに「出葉」してくるだろうか?
 楽しみである。o(^o^)o ワクワク
▼ここまでが、私のヒガンバナ研究の現段階である。
 2013年から4年連続しての「自然結実」ヒガンバナ群落を「発見」した。
 それによって、あんなに探し求めていた

 「自然結実」はアタリマエ!! 

 に思えてきた。でも自分だけが納得してもそれで「科学」にならない!!
 「ほんとうだ。探したらあるもんなんだね!!」と多くの人に言ってもらってこそ、「科学」になる。
 昨年は、2人の報告を聞いた。
 
 今年こそ多くの人の報告を聞きたい!!

 開花最盛期の今、群生地の場所を確認しておいて、10月下旬~11月上旬に再び訪ねて欲しい。
 きっと まだ緑を残した花茎が何本が立っているはずだ。
 ぜひ、ぜひ…。

「自然結実ヒガンバナに何が起こっているのか?」
 その謎解きはまだまだはじまったばかりだ。
 作業仮説はいくつか立てみた。
 それを立証することは、現段階の私の知識・技量ではむつかしい。
 環境的にも無理である。
 でもあきらめたくない!! 
 
 できることは具体的事例をいっぱいつくることだ!!

 いつかヒガンバナゲノムがあきらかにされ謎は解明されるかも知れない。
 その日を夢見ながら…。
 
 いったん終りにするが、このあとどんな展開が待ちうけているかわからないので、「つづく」としておく。

(つづく)
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【Web更新09/24】17-39 【ヒガンバナ情報2017】等 更新!!

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テクサレのめぐり来てなほ律儀かな 17/09/23撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-39
週末定例更新のお知らせ
 彼岸の中日を過ぎて、季節が加速化してきた。
 しかし
 自然はフレキシブル!!
 生きものはもっとフレキシブル!!
 
◆表紙画像集2017 更新 テクサレ(ヒガンバナ)
 「テクサレ」は私がずっと昔から使って来たヒガンバナの里名である。(あの柳田國男もふれていた)これほど多くの里名を持つ植物はめずらしい。それだけ人々の暮らしに密着した植物であることの証でもあろう。
 あんなきれいな花を咲かせながらも忌み嫌われてきた「歴史」を持つ。
 「テクサレ」は「手腐れ」から来ているのだろう。花茎をポキンと折ったとき出てくる汁が手に着くと独特のにおいがした。そんな体験から、私には忘れない里名である。
 「テクサレ」は今年も彼岸を忘れずに燃え立っていた!!

◆【ヒガンバナ情報2017】 更新!!
 ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追うシロウト研究どこまで来たのだろう?
 少し「整理」をしている。
 まだまだ「ふしぎ!?」はつづく!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 10月のテーマは 寅彦と「俳句」 である。
 テーマと合わせて考えてみたい。
・私にとって「俳句」とは?
・なぜ今、「俳句」なのか?
・自然観察と「俳句」

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 エサなしで3ヶ月も生き延びた36号コウガイビルが教えてくれている。
 最大の敵は「高温」と。
 そして今また教えてくれようとしている。
 ・「自分を食べる」とは?
 ・「再生」とは?
 
 またあたらしい一週間がはじまる!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 

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本日(2017/09/24)、第171回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼「引っ越し」した大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから22週目だった。
 先日の台風18号の風で直立した果托はもう一本もなくなってしまった。その向かいに我がヒガンバナ定点観察の庭があった。
 定点A~D、東京からの「引っ越し」ヒガンバナの今(2017/09/23)を「記録」しておこう。
 いつの日か「言葉」「文章」になることを期待して…。
▼本日(2017/09/24)、第171回オンライン「寅の日」である。
 9月に読むのは 「科学と文学」 の一本である。
 本日はその2回目だ。

◆本日(2017/09/24)、第171回オンライン「寅の日」!!#traday

「科学と文学」(2)(青空文庫より)

▼にわかには84年も前に書かれたと信じがたい文章である。
 きわめて示唆的かつ今日的「言葉」「文章」がならぶ。何度読んでもポンコツ頭にどれほど本意を読み解けたか不安ではあるが、ひとつの結論を持っていた。
 
 これは、科学者・寺田寅彦の「随筆のすすめ」である!! 

 そう思ったところを少し引用させてもらおう。

 そういうことから考えても、科学者が科学者として文学に貢献しうるために選ぶべき一つの最も適当なる形式はいわゆるエッセーまた随筆の類であろうと思われる。
 それはとにかくとして、現在において、科学者が、科学者としての自己を欺瞞することなくして「創作」しうるために取るべき唯一の文学形式は随筆であって、そうしてそれはおそらく、遠き「未来の文学」への第一歩として全く無意味な労力ではないと信ずるのである。

▼「科学」に興味を持ち少しは関わってきたとは言え、「科学者」ではないポンコツ理科教師の私が言うのも少し恥ずかしいが、

私もいつの日か、寅彦の言う「随筆」を書いてみたい!!

と思っていた。
 そんな私に次なる文章は示唆的だ。

 科学者が自分の体験によって獲得した深い知識を、かみ砕きかみ締め、味わい尽くしてほんとうにその人の血となり肉となったものを、なんの飾りもなく最も平易な順序に最も平凡な言葉で記述すれば、それでこそ、読者は、むつかしいことをやさしく、ある程度までは正しく理解すると同時に無限の興趣と示唆とを受けるであろうと思われる。
 それで、考え方によっては科学というものは結局言葉であり文章である。文章の拙劣な科学的名著というのは意味をなさないただの言葉であるとも言われよう。

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本日(2017/09/24)、第171回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼「引っ越し」した大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから22週目だった。
 先日の台風18号の風で直立した果托はもう一本もなくなってしまった。その向かいに我がヒガンバナ定点観察の庭があった。
 定点A~D、東京からの「引っ越し」ヒガンバナの今(2017/09/23)を「記録」しておこう。
 いつの日か「言葉」「文章」になることを期待して…。
▼本日(2017/09/24)、第171回オンライン「寅の日」である。
 9月に読むのは 「科学と文学」 の一本である。
 本日はその2回目だ。

◆本日(2017/09/24)、第171回オンライン「寅の日」!!#traday

「科学と文学」(2)(青空文庫より)

▼にわかには84年も前に書かれたと信じがたい文章である。
 きわめて示唆的かつ今日的「言葉」「文章」がならぶ。何度読んでもポンコツ頭にどれほど本意を読み解けたか不安ではあるが、ひとつの結論を持っていた。
 
 これは、科学者・寺田寅彦の「随筆のすすめ」である!! 

 そう思ったところを少し引用させてもらおう。

 そういうことから考えても、科学者が科学者として文学に貢献しうるために選ぶべき一つの最も適当なる形式はいわゆるエッセーまた随筆の類であろうと思われる。
 それはとにかくとして、現在において、科学者が、科学者としての自己を欺瞞することなくして「創作」しうるために取るべき唯一の文学形式は随筆であって、そうしてそれはおそらく、遠き「未来の文学」への第一歩として全く無意味な労力ではないと信ずるのである。

▼「科学」に興味を持ち少しは関わってきたとは言え、「科学者」ではないポンコツ理科教師の私が言うのも少し恥ずかしいが、

私もいつの日か、寅彦の言う「随筆」を書いてみたい!!

と思っていた。
 そんな私に次なる文章は示唆的だ。

 科学者が自分の体験によって獲得した深い知識を、かみ砕きかみ締め、味わい尽くしてほんとうにその人の血となり肉となったものを、なんの飾りもなく最も平易な順序に最も平凡な言葉で記述すれば、それでこそ、読者は、むつかしいことをやさしく、ある程度までは正しく理解すると同時に無限の興趣と示唆とを受けるであろうと思われる。
 それで、考え方によっては科学というものは結局言葉であり文章である。文章の拙劣な科学的名著というのは意味をなさないただの言葉であるとも言われよう。

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【祝】「日本ヒガンバナ学会」10周年\(^O^)/ #ヒガンバナ

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▼庭のシロバナヒガンバナ株の「走りもの」が咲いた!!
 シロバナヒガンバナと言いながらも色はややクリーム色がかっている。それにしてもやっぱりきれいだ。
 ネットでシロバナヒガンバナのことを話題にしていたら、近くの方から「おすそ分け」していただいたものだ。
 植木鉢のヒガンバナも花茎がのびてきた。こちらの株は東京の野島高彦さんところから「引っ越し」してきたものだ。お互い継続観察しているヒガンバナを交換して、環境がかわれば開花期、出葉期などがかわるだろうかを確かめるために交換した株だ。
 このように私にとってヒガンバナ研究とネットは深い関係にあった。
▼そんなかで、ちょうど10年前の今日(2007/09/23)、ひとつの「学会」を立ち上げた。
それが
Higangakukais

である。
 当時多くの人が利用していたmixiコミュニティのひとつとしてである。

◆「日本ヒガンバナ学会」

▼そのときの呼びかけ文はこうだ!!

-------------------------------------------------------------------------------
「ヒガンバナに興味・関心がある。」という一点だけで共通項をもつみんなで創るコミュニティです。

◆時空を超えて学び合う会(=学会)をみんなで創ろう。
 未来派「学会」に。
「学び合う」楽しさ・喜びをみんなで。 

◆あなたがノックするところがドア(入口)です。
 自分の興味あるところから入ってきてください。
 なければ自分で作ってください。
-------------------------------------------------------------------------------

▼10年経った今も志は不易である。
 おかげで多くの人に参加していただき、私自身多くのことを学ぶことができた。
 なによりうれしかったのは「ヒガンバナ」をネタにあらたなヒューマンネットワークが構築されていくことだった。
 「かたち」は変わるかも知れないが、この未来派「学会」は続いていくだろう。
 この10年間に関わって下さったみなさんに感謝である。
 多謝 <(_ _)>
 
 私のヒガンバナスポットのヒガンバナは赤く燃え立っていた!!

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私のヒガンバナ研究はどこまで来たのか?(5) #ヒガンバナ

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▼種子から育てる実生ヒガンバナに挑戦するとは言っても当時は何も知らなかった。
 いかにいつもの「無手勝流」と言えども少しはヒントが欲しかった。
 ヒガンバナの仲間のキツネノカミソリとコヒガンバナの実生実験が大きな勇気を与えてくれた。
 ふたつとも2倍体であり、アタリマエに「種子」をつくると言われていた。
▼2倍体だからアタリマエと言われても自分で目にするまではすぐには納得できなかった。
 まずはキツネノカミソリからはじめた。
 以前から知っていた群生地に8月の末にでかけてみた。
 確かに花の咲いたあとに子房部が丸くふくらんだ花茎がいくつもあった。大喜びして、その花茎を持ち帰りペットボトルに水を入れた簡易花瓶にさした。いつも観察できるようにそれを玄関に置いておいた。
 やがて完熟し、真っ黒で真ん丸の「種子」を手に入れた。
 それをチャック付きナイロン袋に濡れたティシュとともに入れた。
 なんとこんな簡単な処理をしただけで

 キツネノカミソリの種子が発芽したのだ!!

 アタリマエと言えばアタリマエ!!なにしろ2倍体!!
 でも感動だった。実生ヒガンバナへの光が見えてきた。
 しかし、このときはまだ実生の全貌は見えてはいなかった。「発芽」と思ったのは正確には「発根」であると知るのは後のことだった。
▼もうひとつの2倍体コヒガンバナの実生はさらに感動的なものだった。
 コヒガンバナのことは本などで知っていた。実際にこの目で確かめたく「宇治市植物公園」にでかけて行ったりしていた。
 そんなときうれしいことが起こった。

 2014/10/26 コヒガンバナの種子51個も分けてもらったのだ。

・チャック付きナイロン袋に保存
・2015.04 土ポット、育苗ケース(容器に濡れティシュを敷いただけ)で育てる。
 最終的には49/51が発芽(発根)する。(発芽率97.6%!!)
・2015.05 5月はじめ49個を育苗土に植え替える。土ポットの分はそのままに
・2015.09.11 「出葉」はじまる!!
・最終的に39/49「出葉」する。(79.5%) 種子→「出葉」(39/51 76.5%)

やっぱりほんとうにコヒガンバナは2倍体だ!!

▼コヒガンバナは2016年の秋にも「出葉」してきた。
 そして、2017年の昨日も「出葉」してきていた!!

 2015年の暮れ、私はひとつのプロジェクトを立ち上げた。名づけて

◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト!!

 
 この実生コヒガンバナは「出葉」を繰り返し、栄養を球根(鱗茎)に貯め込みつづけ何年後かには、花茎をのばしコヒガンバナの花を咲かせるだろう。
 遠大なる実生実験である。
 私ひとりでは花を咲かせるところまで行けるか心許ない。
 このコヒガンバナは元々「おすそ分け」で手に入れたものだ。
 そこで考えたのが、この遠大なる実生実験を、「出葉」したコヒガンバナを「おすそ分け」して、多くの人で挑戦してみてはというこのプロジェクトだ。
 もうすでに何人もの人の手元に行っている。

 今年も「出葉」してきましたか?


(つづく)

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36号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた!! #コウガイビル

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▼人生で36匹目の出会った36号コウガイビルに出会ったのは2017/06/20であった。
 昨日(2017/09/20)でちょうど3ヶ月だ!!
 おそるおそる冷蔵庫(農業用)から出してみた。

 生きている!!

 間違いなく生きている。頭部を方向転換した!!
 第一死んでしまったら、とけるように姿を消しているはずである。それをこれまでさんざん観察してきたので確信がある。
 気になるのは逆三角形の頭部(「笄(こうがい)」の部分)が明確でないことだ。
 ヒラヒラの部分を身体に密着させているだけだろうか。?(゜_。)?(。_゜)?
▼3ヶ月も水だけでエサをまったく与えずに生き延びた!!
 これは驚異の「記録」であった。
 261日間生き延びた1号コウガイビルにつぐ「記録」だった。
コウガイビルという生きものにであって最大の衝撃の事実はここにあった。

 「動物の世界」謎解きの第一方程式は「食べる」である!!

とずっと考えていた。
 動物の「ふしぎ!?」は、「何を食べているのだろう?」「どのようにして食べるのだろう?」等の問いに答えることができれば解決できた。
▼ところがコウガイビル=陸棲プラナリアはちがっていた。
この「ふしぎ!?」に答えてくれる文献があった。

◆『プラナリアの形態分化~基礎から遺伝子まで~』(手代木渉、渡辺憲二著、共立出版 1998.3.25)

 私の不思議に答えてくれる部分は 「14.9 飢餓と再生」(P275)にあった。この章は牧野尚哉・白澤康子先生が書いておられる。

 コウガイビルの飼育では給餌が大切な要素となるが、餌に対しての反応は同一種内でも異なり積極的に摂取するグループとそうでもないものとがある。また長期間の飢餓に耐え、もとの体重の1/100に減少しても生存し続けることができる。このような生理的変化が、顕著な再生能をもつ本動物の器官形成にどのような影響を及ぼすのか、頭部再生の有無、形成所要時間、極性との関連について、採集直後の体重を100として、もとの30~40%に減少したグループを飢餓個体として実験を行った。  なお、飢餓個体の設定は、採集された個体のうち、何としても餌を食べないものがあり、かなりの期間絶食にも耐えられるが、やがて死に至る。体重減少と生存期間の長短は一定ではないが、採取後減少の一途をたどる体重は、ある時点で平衡状態となり、これ以降急激に減少して死ぬものが多い。体重が安定をみせる状態を越えると個体は死を迎えることから、この安定期(もとの体重の30~40%)を飢餓状態と考えた。これらの飢餓グループと採集まもないものとを次の実験により比較した。(同書P276より)
 

 言わば「自らを食べて生き延びている」のだ、とこの本の編著者である渡辺憲二先生に教えてもらった。

▼36号のおかげてわかったことがある。

 コウガイビルの大敵は「高温」である!!

 昨年の夏には自宅の庭で25匹ものコウガイビルに出会いながらも全滅させてしまったのは夏の「高温」が原因だったと今は言える。
 「高温」は「飢餓」よりも大敵なのである。
 
 さて36号コウガイビルはいつまで生き延びるだろう?
 1号コウガイビルの261日の「記録」をぬりかえることができるだろうか?

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36号コウガイビルはエサなしで3ヶ月生きのびた!! #コウガイビル

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▼人生で36匹目の出会った36号コウガイビルに出会ったのは2017/06/20であった。
 昨日(2017/09/20)でちょうど3ヶ月だ!!
 おそるおそる冷蔵庫(農業用)から出してみた。

 生きている!!

 間違いなく生きている。頭部を方向転換した!!
 第一死んでしまったら、とけるように姿を消しているはずである。それをこれまでさんざん観察してきたので確信がある。
 気になるのは逆三角形の頭部(「笄(こうがい)」の部分)が明確でないことだ。
 ヒラヒラの部分を身体に密着させているだけだろうか。?(゜_。)?(。_゜)?
▼3ヶ月も水だけでエサをまったく与えずに生き延びた!!
 これは驚異の「記録」であった。
 261日間生き延びた1号コウガイビルにつぐ「記録」だった。
コウガイビルという生きものにであって最大の衝撃の事実はここにあった。

 「動物の世界」謎解きの第一方程式は「食べる」である!!

とずっと考えていた。
 動物の「ふしぎ!?」は、「何を食べているのだろう?」「どのようにして食べるのだろう?」等の問いに答えることができれば解決できた。
▼ところがコウガイビル=陸棲プラナリアはちがっていた。
この「ふしぎ!?」に答えてくれる文献があった。

◆『プラナリアの形態分化~基礎から遺伝子まで~』(手代木渉、渡辺憲二著、共立出版 1998.3.25)

 私の不思議に答えてくれる部分は 「14.9 飢餓と再生」(P275)にあった。この章は牧野尚哉・白澤康子先生が書いておられる。

 コウガイビルの飼育では給餌が大切な要素となるが、餌に対しての反応は同一種内でも異なり積極的に摂取するグループとそうでもないものとがある。また長期間の飢餓に耐え、もとの体重の1/100に減少しても生存し続けることができる。このような生理的変化が、顕著な再生能をもつ本動物の器官形成にどのような影響を及ぼすのか、頭部再生の有無、形成所要時間、極性との関連について、採集直後の体重を100として、もとの30~40%に減少したグループを飢餓個体として実験を行った。  なお、飢餓個体の設定は、採集された個体のうち、何としても餌を食べないものがあり、かなりの期間絶食にも耐えられるが、やがて死に至る。体重減少と生存期間の長短は一定ではないが、採取後減少の一途をたどる体重は、ある時点で平衡状態となり、これ以降急激に減少して死ぬものが多い。体重が安定をみせる状態を越えると個体は死を迎えることから、この安定期(もとの体重の30~40%)を飢餓状態と考えた。これらの飢餓グループと採集まもないものとを次の実験により比較した。(同書P276より)
 

 言わば「自らを食べて生き延びている」のだ、とこの本の編著者である渡辺憲二先生に教えてもらった。

▼36号のおかげてわかったことがある。

 コウガイビルの大敵は「高温」である!!

 昨年の夏には自宅の庭で25匹ものコウガイビルに出会いながらも全滅させてしまったのは夏の「高温」が原因だったと今は言える。
 「高温」は「飢餓」よりも大敵なのである。
 
 さて36号コウガイビルはいつまで生き延びるだろう?
 1号コウガイビルの261日の「記録」をぬりかえることができるだろうか?

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2017年10月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼シロバナヒガンバナと言えども蕾にはどこか赤色を内包しているように見えた。
 それにしてもこの「律儀さ」はどこからくるのだろう?
今日は「彼岸の入り」である。
 庭の定点ヒガンバナは定点AからDまでどれもが多少の早い遅いの違いがあるが、きっちり顔を出していた。
▼2017年10月のオンライン「寅の日」の計画を考える時期だ。
 自然の「律儀さ」を現わしたものに歳時記がある。かつて寅彦は歳時記についてこう言った。

 

『歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である』


 10月のテーマも繰り返しになるが、これでいこうと思う。

 【10月テーマ】 寅彦と「俳句」 

 10月は3回ある。

■2017年10月オンライン「寅の日」

◆第172回オンライン「寅の日」 …10/06(金)
◆第173回オンライン「寅の日」 …10/18(水)
◆第174回オンライン「寅の日」 …10/30(月)

▼寅彦は「俳句」「俳諧」「連句」に関して多くの随筆を書いていた。
 そのなかでもいくつかの「定番」を決めていた。今回もそのなかの3つでいこうと思う。
 「俳句の精神」「天文と俳句」「俳諧の本質的概論」である。

■2017年10月オンライン「寅の日」

◆第172回オンライン「寅の日」 …10/06(金) 「俳句の精神」

◆第173回オンライン「寅の日」 …10/18(水) 「天文と俳句」

◆第174回オンライン「寅の日」 …10/30(月) 「俳諧の本質的概論」

俳句結社「寅の日」!!
 それは遠い遠い夢物語。
 如何に遠い道であっても、最初の一歩をはじめなければなにも始まらない。
 それも事実である。
 
 吟行「ヒガンバナ」はいつでかけようかな!?

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私のヒガンバナ研究はどこまで来たのか?(4) #ヒガンバナ

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▼台風18号の雨は、ヒガンバナに勢いを与えたようだった。
 庭の定点ヒガンバナも、続々と顔をだしていた。家の近くのヒガンバナ散策コースのヒガンバナはいっきょに満開に達した株もあった。
 赤く燃え立つビカンバナは、私をワクワク気分にしてくれる。
▼「ヒガンバナばっかり病」が徐々に発症してきたようだ。
 ヒガンバナの「ふしぎ!?」研究の話をつづけよう。
 2013年秋の「自然結実」ヒガンバナ群落との出会いが、その後の劇的展開を方向付けた。

・2013年 「自然結実」種子を手に入れたことがうれしく、それを見せ回っているあいだにつぶれたりして最終的に何個の種子を手に入れたのか不明になってしまった。(10個以上であることは確かだ。)
・2014年 完熟種子33個!!
・2015年 完熟種子62個!!
・2016年 完熟種子73個!!  

 もはや「偶然」などではあり得ない!!
 自然結実はアタリマエ!! 

▼でもこれだけではホンモノの「種子」とは言いがたい。
 「種子」なら次世代のヒガンバナに育ってこそホンモノ!!今はまだ「種子もどき」なのかも?

 「種子」から育てる実生への挑戦は必然だった!!

 しかし、実生の知識も情報も多くはなかった。あるのはいつもの「無手勝流」だけ!!
 そんな私をヒガンバナは見捨てなかった。

 2015.4.14 ついに実生ヒガンバナが「発芽」したのだ!!

 それに続いて2個が「発芽」(発根)した。2014年採集の33個のうち3個が「発芽」(発根)したのである。
 感動はそこまででとどまらなかった。
 
 その年の秋(201.09.17)、今度は「出葉」してきたのだ!!

▼ことは順調に展開していくかに思えた。
 しかし、そうそううまくいくことばかりではなかった。2015年採集の62個についてはすべてカビでやられてしまい(今のところ原因はカビと判断しているが…)、どれひとつとして「発芽」(発根)しなかった。
 私はあきらめなかった。いやあきらめたくはなかった!!

 2016年採集の73個(そのうち3個は東京へ)について再挑戦をした。
 今年の春、そのうち3個が「発芽」(発根)した。

 シロウトの「無手勝流」に限界があることは確かだ。
 しかし、シロウトだからこそ見えてくる「ふしぎ!?」もある。

(つづく) 

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【Web更新09/17】17-38 【ヒガンバナ情報2017】等 更新!!

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露草や百年の蔵壊れたり 17/09/15撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-38
週末定例更新のお知らせ
 台風18号の嵐はまたたくまに通り過ぎていった。
 今、アメダス「福崎」の「記録」を見ると雨のピークは、20時~22時だったようだ。
 明るくなれば周辺を見てみよう。

◆表紙画像集2017 更新 露草
 露草という植物はどこか「はかなさ」を感じさせる植物だ。
 しかし、茎は屈折しながら地面を這う。それを見ていると「したたかさ」をも感じさせてくれる。
  この花を見ていると、どうしても思い出すのが、京都「友禅」工房で見せてもらった「ツケクサ」のことだ。

◆【ヒガンバナ情報2017】 更新!!
 ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけてどこまで来たのか?、少し「整理」をしている。
 歌の文句ではないが「思えば遠くへきたもんだ!!」
 「ふしぎ!?」はまだまだつづく!!
 赤く燃え立つヒガンバナをながめながら、今一度…。

◆オンライン「寅の日」 更新!!   
 一緒に読んでくださっている人が少しずつ増えているようだ。
 これは最高にうれしいことだ。
 多くの人と一緒に読めば、それだけ多様な読み解きに出会える。
 それはより豊かに「寅彦」を読み解くことにツナガル!!
 それがなにより愉しい!!
 
 外が少し明るくなってきた。
 さて…。

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私のヒガンバナ研究はどこまで来たのか?(3) #ヒガンバナ

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▼台風18号、秋雨前線の影響で朝から雨が降っていた。
 いつものヒガンバナ散策にでかけることはできない。こんなときは庭のヒガンバナ観察定点があるのはアリガタイ!!
 その前にちょっと都合が悪いことが起こっていた。大賀ハス観察池である。蓮根の植え替えから21週目に入りもう枯れた果托が立つのみになっていたのだが、ヒガンバナ観察定点のちょうど前に「引っ越し」してきていたのだ。そこで再び「引っ越し」だ。ここで果托は台風の風に耐えられだろうか、ちょっと不安だ。
 
 これでバッチリとヒガンバナ定点の観察ができるようになった。
 定点A…ついに花芽がひとつだけ顔を出しかけた!!
 定点B…シロバナヒガンバナの花茎はぐんぐんのびてきた。赤い花の方も花芽がひとつ。
 定点C…やはりここがいちばん成長が目立つ。それにしていつのまにやら「分球」して大きな株になっていた。
      最初はひとつの球根だったろうに。やっぱり「ふしぎ!?」

▼私のヒガンバナ研究の履歴をつづけよう。
 それまでのシロウトのこだわり研究が、自分でも驚くほどの急展開を見せたのは2013年の秋のことだった。

 2013.11.13!!

 私のヒガンバナ研究を語るうえで忘れられない日となった。
 
 この日偶然にも自然結実ヒガンバナの群生地を「発見」したのだ!!

 「偶然にも」という表現は正確ではない。
 私はずっとずっと自然結実ヒガンバナを探していた。友人と自然結実ヒガンバナを探すことに特化したヒガンバナオフを企画し播磨一帯のヒガンバナ群生地を廻ったこともあった。
 なかば諦めかけていたときの「発見」だけにメチャクチャうれしかった\(^O^)/
▼この「発見」は一回かぎりのものとはならなかった。
 授業で「究極のクリップモーター」をやるとき、ひとりが『回った!!』と言い出すと、それまで半信半疑で取り組んでいた生徒も夢中になり、あちらでもこちらでも『回った!!回った!!』と声が続出するのである。
 あの感じに似ていた。アタリマエと思っていることも実際に目にすると実感するのである。
 科学・技術史でも「発見」が連鎖するのがよくわかる。

 「発見」は2013年だけにとどまらなかった。

・2014年

・2015年

・2016年

 とつづいた!! 4年連続だ!!
▼「日本のヒガンバナは3倍体であり、種子をつくらない」
このアタリマエを疑いたくなってきた。
 それにしても「ふしぎ!?」だった。

 なんの特別の知識・技量もない私にみつけることができて、なぜ多くの人が目にすることができないのか!?

 今のところひとつの結論に達していた。

 それは、誰も「そんなもの」を本気で探そうとしないからだ!!

 次なる課題は見えてきた。
 これはほんとうに「種子」と呼んでいいのだろうか?
 実生ヒガンバナの挑戦がはじまる。

(つづく)

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【Web更新09/10】17-37 サイエンスコミュニケーター宣言等 更新!!

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秋風やキクイモの黄ゆらしたり 17/09/08撮影@福崎

■楠田 純一の【理科の部屋】17-37
週末定例更新のお知らせ
 ずいぶん遅れた週末定例更新のお知らせである。
 実は事情があって先週末にはWeb更新ができないネット環境にあった。だから実質更新したのはたった今である。それでは2週間分まとめて更新すればいいではないかという話になるが、それではダメなのである。
 どうしても「一週間一回の更新!!」の鉄則にこだわりたかったのだ。
 
◆表紙画像集2017 更新 キクイモ
 キクイモの黄色が目立つ。竹藪の裾、川原等々に群落をつくっている。
 とりわけ中国縦貫道沿いの土手の群落はみごとなものだ。
 ヒガンバナの「赤」が目立ちはじめる前の「黄」の風物誌だ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!! 
 サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を、勝手に設けた5つの座標軸で確かめてみた。
これもあくまで「これから」のためであり、「これから」なにかがはじまらなければ単なるポンコツの繰り言になってしまう。さあ、ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

◆【ヒガンバナ情報2017】 更新!!
 先週末の段階では今年初めて「花芽」を見ただけだった。その後は…
 次の更新でふれたい。

変則的週末定例更新のお知らせは以上です。

台風18号が気がかりである。 
 

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私のヒガンバナ研究はどこまで来たのか?(2) #ヒガンバナ

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「ハミズハナミズ(葉見ず 花見ず)」!!
 数あるヒガンバナの里名のひとつである。なんとみごとな観察眼だろう。
  スルスルと伸びてくる花茎を見ていると、みごとと驚くと同時になにか違和感がある。
  それはお馴染みの「葉」を見ないのだ。
  一年間かけたヒガンバナのみごとな戦略を知ればナルホドと納得するのであるが、やっぱり最初は「ふしぎ!?」なものだ。
▼そんな「ふしぎ!?」も含めて、昔から秋の風物詩として愉しんできたヒガンバナ。
 そのヒガンバナを21世紀の今、多くの人と共に愉しむためのガイドブックのようなテキストはできないものだろうか。そんな願いを込めて作ったのが

◆Webテキスト『ヒガンバナ』(2013年版 2013.09.01)

▼テキストは以下の三部構成とした。

Ⅰ ヒガンバナの「ふしぎ!?」

Ⅱ どうやって殖えるのか?

Ⅲ もっと知ろう!「ヒガンバナ」のこと!!

そして、その時点で私の知る限りのヒガンバナ情報を

【参考文献・Webページ等】

としてあげた。
▼元々は「植物」の授業でこのヒガンバナを取り上げたいというのが本意だった。

 ヒガンバナを理解すれば「植物」がわかる!!

という確信があったからだ。
 このテキストを作成してからも私のシロウト「ヒガンバナ研究」はつづいた。
 特に「Ⅱ どうやって殖えるのか?」の部分で更新の必要性が出てきた。

(つづく)

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私のヒガンバナ研究はどこまで来たのか?(1) #ヒガンバナ

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▼周辺のヒガンバナの花芽が出てきたり、開花が進んでくると庭の定点観察地のヒガンバナが気になり出した。
 何と言っても観察の本命はこれだ。
 20年以上観察を続けている株 定点A。
 紅白ヒガンバナのそろっている 定点B。
 少し離れていつのまにやら庭に侵入して株のある 定点C。
 少し入念に観察してみた。
 定点Aは今年は過酷な環境下にあった。その周りを踏んづけまくった。あらかじめの「引っ越し」も考えたが、2度目の「引っ越し」は躊躇してしまったのである。
 今、浮き株ばかりが目立ち花芽の気配はない。
 定点Bは周辺の草むしりをしていてやっと気づいた。ひとつだけシロバナヒガンバナの株の方から花芽が出ていた。
 定点Cはすでに二本の花茎がのびてきていた。

▼この季節をむかえて今一度、「私のヒガンバナ研究はどこまで来ているのか?」をまとめておこうと思う。
 頭のなかを整理してみて、これからの課題、今年の課題をあきらかにしようということである。

▼定点Aの株の観察を中心として2010年度に機会がありまとめたことがある。

◆『人の暮らしに密着するヒガンバナ』
(会報「自然保護」2011年3・4月号/発行:日本自然保護協会)

 多忙な時期でもありまとめる作業を躊躇したが、今となってはやっておいてほんとよかったとおもう。
機会を与えてくださったみなさんに感謝します。深謝。
▼これを書くために用意した資料もWeb化してみた。

◆『人の暮らしに密着するヒガンバナ』のための画像集
「ヒガンバナ情報2012」よりたどり閲覧可能)

 そのときどきに情報を蓄積しておくことの大切さを痛感する。
 今、見なおしているとヒガンバナのどんな「ふしぎ!?」を追いかけようとしてきたのがよくわかる。

 ゆっくり 急ごう!!

(つづく)
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2017年・ヒガンバナは今!? #ヒガンバナ

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▼あれっ!?
もう咲いているではないか!!
 雨があがって、別の用があって近くの川の土手に行ったときすでに開花したヒガンバナを一本みつけた。
 慌てて花芽初見の定点に行ってみた。
 グングンと花茎がのびてきていた。
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▼ひょっとしたら別の場所ではもっと開花しているのではないか。
 気になってしかたがなかった。
 そこで夕方の「アメダス」までの散策のとき、足を伸ばして福崎の自然結実ヒガンバナ群落のようすを見に行った。
 やっぱりそうだった。
 もうすでにいくつかが開花していた。
 それにしても、やっぱりヒガンバナと稲穂のコラボは最高だ。
 ヒガンバナが真っ赤に燃え立つ日が楽しみだo(^o^)o ワクワク
▼またまたこの季節がめぐってきた。
 秋の野にヒガンバナ、きわめてアタリマエの風景だ。
 しかし、
 私にとってヒガンバナは特別の植物だ。

 たかがヒガンバナ、されどヒガンバナ!!

なのだ。かつてこんな<科学読み物>を書いたことがあった。

◆彼岸花の一生~一年間をかけたみごとな戦略~ 

▼ネット上では今、東北、九州、東京等々の全国から続々と開花情報が届いている。
 全国のヒガンバナの今を楽しませてもらいながら、今年もまたヒガンバナの「ふしぎ!?」を追いかけていきたい。
 なんともゼイタクで楽しい作業だ!!

 あなたの近くのヒガンバナは今!?

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本日(2017/09/12)、第170回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼昨日の夕方、今にも雨が降ってきそうな気配であった。
 朝方は外出するためにあわただしくしていて、花芽が出はじめたヒガンバナを見に行っていなかった。目を離しているあいだに花茎がスルスルと伸びてきているのではと気がかりだったので、薄暗くなったなか見に行った。
 やっぱりそうだ!!
花茎は伸び、赤い部分が頭巾からはみ出してきていた。地面から顔を出した花芽の数も圧倒的に増えていた。
 やがて雨が降ってきた。
 この雨があがればさらに…。
▼本日(2017/09/12)は、第170回オンライン「寅の日」である。
9月に読むのは「科学と文学」一本である。
だから9月のテーマも そのものズバリ 「科学と文学」でいく。
その一回目が本日である。

◆本日(2017/09/12)、第170回オンライン「寅の日」!!#traday

●「科学と文学」(1)(青空文庫より)

▼私はずっとずっとこの文章が気になっていた。
 だからオンライン「寅の日」のなかでも繰り返しとりあげ読み解きに挑戦していた。
 寅彦が亡くなる前々年(昭和8年)に書かれたこの文章は科学者・寺田寅彦の集大成とも読み取れた。
 鎌田浩毅氏流に言えば
 
 「寺田寅彦を「活用」する」(鎌田)ためのヒントがここにある!!

 と思っていた。もちろん同じ「活用」すると言っても、鎌田氏と私とではレベルがまったくちがうだろうが、それも承知のうえでやっぱりこう言いたいのだ。
▼今回の読み解きはちょっとかわったかたちで挑戦してみようと思う。
 まず最初に文章全体を俯瞰してみよう。
 小見出しのフレーズを列挙するところからはじめてみる。

・緒言
・言葉としての文学と科学
・実験としての文学と科学
・記録としての文学と科学
・芸術としての文学と科学
・随筆と科学
・広義の「学」としての文学と科学
・通俗科学と文学
・ジャーナリズムと科学
・文章と科学
・結語

 どこから読んでも面白い気がしてきた。
 どんな文脈で寅彦を読むか。
 それはひとそれぞれだろう。またそれに従って、寅彦の「活用」方法もそれぞれだろう。
 ひとそれぞれちがうから面白い。
 だからこそ学び合うに値するのだろう。
 私は元祖サイエンスコミュニケーターとしての寅彦の「活用」を考えている。

 今回は緒言のなかから一文だけを引用させてもらおう。

全くそのころの自分にとっては科学の研究は一つの創作の仕事であったと同時に、どんなつまらぬ小品文や写生文でも、それを書く事は観察分析発見という点で科学とよく似た研究的思索の一つの道であるように思われるのであった。

(つづく)

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ファラデーラボ「自然と子どもから学ぶ教材・教具づくりのかがく」(2)

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▼まだまだファラデーラボ第80回「かがくカフェ」の余韻のなかにいた。
 ここのところの「かがくカフェ」の盛り上がりは第一部のみならず第二部の情報交換の充実ぶりのせいもあるだろう。時間不足になることもしばしばである。
 うれしい悲鳴である。

 第一部に入る前にファラデーラボの森本雄一さんより

◆プロジェクトF(案)

という提案があった。この充実ぶりと深く関係している提案であると思った。
▼第二部のトップは上橋智恵さんだった。
 ファラデーラボで上橋さんのすばらしい作品を見せてもらうのが定番化してきていた。
 うれしいかぎりだ\(^o^)/
 実際に目の前で見てさわらしてもらいお話を聞くと感動は何倍にもふくらむ!!
凄い!!拍手!!の連続だ。
 今回見せてもらったのは2つだ。

◆「落ちない車」

◆「ぶつからない車」

必見!!
▼次は小原幸雄さんの「羽化前のジャコウアゲハのさなぎ」だ。
実はファラデーラボに着くなり会がはじまるまでに小原さんの説明が始まっていた。
ジャコウアゲハは姫路市と深い関係のある蝶であるそうだ(市蝶)。そのことを含めて
くわしい話を聞かせてもらった。興味津々!!ありがたいことにさなぎを一匹ずつプレゼントしてもらった\(^o^)/
 かがくカフェのあいだにも一匹が羽化した。私のいだいたさなぎはいつ羽化するだろうo(^o^)o ワクワク
 話はここにとどまらなかった。
 小原さんはスズムシ飼育のプロだった。なんと多いときは二万五千匹以上飼育されておられ、それをいろんなところで「おすそ分け」しておられるという。
 飼育方法のくわしい指南もしてくださった。
 来年はぜひぜひ「かがくカフェ」でくわしくお願いしたいものだ。<(_ _)>

 石原諭さんからは前回の「電磁気学」のつづきで「カエルとび」実験からはじめて、「なんでもスピーカー」にいたるまでの実験を見せてもらった。
 「振動」→「音」 が数値化されて可視化された。アタリマエだけどとっても面白い!!

▼神原優一さんからは『日常にひそむ数理曲線(DVD BOOK)』の紹介があった。
一部映像も見せてもらった。一部とも関連するところがありとても興味深かった。

円尾豊さんから物理グッズの紹介と「おすそ分け」があった。
いっぱい楽しそうなことを教えてもらった。ちょっと私には難しいこともあったが…(^^;ゞポリポリ

最後に觜本格さんから頭骨コレクションのほんの一部見せてもらった。
 あの「イノシシ学会」を思い出してしまった。

書ききれないな!!
いろんな人の「私の科学」を楽しませてもらうのは最高だ。

これぞ 

「共愉の科学」!!

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ファラデーラボ「自然と子どもから学ぶ教材・教具づくりのかがく」(1)

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▼ついにみつけた。ヒガンバナ花芽の初見だった!!
例年の初見の場所を行ったり来たりして探していた。例年より少し遅れ気味だ。
 ここからの展開が見物だ。花茎はスルスルと伸び、やがて燃え立つ松明の行列をつくる。
 楽しみな季節がやってきた。

 引っ越しをした大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから20週目だった。まだいくつかの果托は直立していた。
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▼午後は楽しみにしていファラデーラボのかがくカフェの日だった。

■第80回かがくカフェ

◆テーマ 「子ども・自然から学ぶ教材・教具作りのかがく」

●話題提供 野村 治さん
  (元京都府小学校教諭 京都大学理学部科目履修生)

▼今回もまた実に楽しい内容だった\(^o^)/
 「鉄棒人形 てっちゃん」からはじまる野村さんの教材・教具開発物語は実に面白かった。
・鉄棒人形 てっちゃん
・可動式日食・月食説明器
・太陽の動きと影説明器
・地球の重力方向説明器
等々
 どれもこれも現物を見せていただきながらのお話は説得力があった。
▼「つまずきを言語化する」
「言葉を生み出すグッズ」
「分かるとできるをツナグ教材・教具の開発」
などのコトバが印象的だった。
 そこには、すぐれた教材・教具開発の確かな哲学があると感じた。
 
 これからもどんな教材・教具を開発していかれるのか楽しみだ。o(^o^)o ワクワク
 FBなどを通しての「おすそ分け」からも大いに学ばせてもらいたい。
 また、現在もアクティブに学び続ける野村さんからいっぱい元気をもらった。
 深謝<(_ _)>

(つづく)
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サイエンスコミュニケーター宣言(389)

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▼やっばり青空はいいな!!
「アメダス」上空には雲はなく青空が広がっていた。
中国縦貫道沿いの土手はキクイモの花盛りだった。
その上にも青空が…

▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確かめるために設定した座標軸、その最後もまたまた大風呂敷の話だった。

(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。

 「なんでも大げさに言う人やな」と笑われてしまうことが多い。(^^;ゞポリポリ
 自分でもそう思う。
 少しだけ言い訳するなら、そう「大げさ」に言ってみて自分を発奮させているのである。
 それが私の「作風」でもあるのだ。
▼日本の「理科」はいつ始まったのだろう?

●1886年(明治19)  「小学校令」 「小学校ノ学科及其程度」

 ここに日本の「理科」は誕生した!!
2017年の今、131年の歴史である。
私が小学校に入学し「理科」を学びはじめてから約60年である。それは「理科」の歴史の半分にも満たない歴史である。
 いつもいつもそう考えてみるのは難しいことだ。
 しかし、ときには「理科」の歴史を俯瞰してみることもあながち無駄ではないような気がする。
▼「現在進行形のかたちでまとめる」などという作業が、ポンコツ理科教師の範疇をはるかに越えてしまっていることは承知しているつもりだ。
 しかし、やっぱり言ってみたいのだ。

・私の「理科」はどこからやってきたのか?
・あなたの「理科」はどこからやってきたのか?

・私たちの「理科」は「これから」どこに向かうのか?


 これでいったん「現在地」確認の作業を終える。

「みちはかぎりなくさそうばかりだ。」(『峠』より)

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サイエンスコミュニケーター宣言(388)

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▼新しい「雲見」定点をさがしていた。
 しかし、これまでの定点に未練があった。なにしろ、そこから撮った画像には「アメダス」福崎が自然と映し込まれているのだったから。その空の下の気象データは刻々と記録されているのだから、これほどラッキーな「雲見」はない。ではどうすればいいのだろう?
 もう少し迷う日々がつづきそうだ。
▼「現在地」確認のための第4座標軸にいこう。

(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!

 かつて我らが寺田寅彦は「科学上の骨董趣味と温故知新」(青空文庫より)のなかで次のように言った。

 

この世に全く新しき何物も存在せぬという古人の言葉は科学に対しても必ずしも無意義ではない。

新しい事はやがて古い事である。古い事はやがて新しい事である。

▼理科教育コミュニティというとき、私はやっぱり【理科の部屋】にこだわってしまう。
 【理科の部屋】の最近の動きとして

2017/08/01より【理科の部屋】6がスタートした!!

「パソコン通信」時代の1993/11/23にスタートした【理科の部屋】は今なお脈々とつづいていた。
FB版【理科の部屋】とともに活用したいものだ。
▼「あらたな理科教育コミュニティ」はどのようにして生まれるだろう?
 ぼんやりとしたイメージがある。
 これまでのように先に「場所」があって、そこに人々が集って来てコミュニティが形成されるというのでなく、人々が集うことが先でそこでの情報交換があらたなコミュニティを創る!!
 
情報は発信するところに集まる!!
情報は交叉するところに生まれる!!

キーワードは「共愉の科学」となるだろう。
さあ…。

(つづく)

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サイエンスコミュニケーター宣言(387)

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▼庭の石榴の実が徐々に赤みをましてきた。
同時に果皮がどんどん石のようにかたくなっているようだ。
 初夏に咲く鮮紅色の花が好きだ。あの花がこの実になったかと思うとアタリマエだけど、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
 授業では「花が咲くモノは実・種子をつくる 種子があるモノは花が咲く」というルールでやってきた。
 だから、あの花の目的は石のようにかたい果皮が割れて顔を見せる種子にあるのだろう。
 でも石榴はどうしてこんなにも硬い果皮をつくる戦略をとったのだろう!?
▼「現在地」確認のための次なる座標軸に行く。

(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!

 こう言い切るにはちょっと迷いがある。
 「実践的検討」についてである。直接授業をすることがなくなって3年目である。
 その状況のなかで、「実践的」と言っていいのか?という迷いである。
 
▼あくまで「これまで」の授業についてであるがすでに

◆新・中学校「理科」を構想する(2016年版)
 私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する。

を発表していた。ここに「これまで」のすべてを書いたつもりである。
 しかし、完了したとは思っていない。たとえばこのときにはくわしくふれることのできなかった生徒の授業感想文が残っている。それを糧に少しずつ更新をつづけたい意志もある。

▼更新と言えば、授業に直接関係するモノで更新を怠っているものがある。

◆新・私の教材試論

である。こちらの方も同様である。
終えるつもりはさらさらない!!間歇的でゆっくりゆっくりであるが…

(つづく)

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サイエンスコミュニケーター宣言(386)

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▼ヒガンバナ開花の季節が近づいている。
 例年の初見の場所に行ってみた。いくつかの浮き株が見られるが、まだその気配はない。
 花芽が顔を出して花茎がスルスルとのびるのははやい。瞬く間である!!
今年の初見はどこだろう? 
 いつだろう?
▼サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認する作業をすすめよう。
 座標軸のふたつめは

(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。

である。自分で言っておきながら大げさなのに笑ってしまう。(^^;ゞポリポリ
大げさついでに少し持論を展開をしてみる。

「科学」「理科」にもハレとケがある!!
「ハレの科学」=「非日常の科学」
「ケの科学」=「日常の科学」

▼ずいぶん強引な分類である。
 この分類からするとサイエンスイベント・ムーブメントはどちらかというと「ハレの科学」ということになるだろう。
日常の理科の授業は「ケの科学」に近い。
 私自身が興味あるのはどちらかというと「ケの科学」である。
 だからと言って「ハレの科学」を否定するつもりはさらさらない!!
その意義も十分に認める。大いに刺激を受けるし、第一面白いから…。
▼欲張りな私は両方の「科学」を楽しみたい。
 今、その願いに応えてくれる場所があった。
 それが

◆ファラデーラボ

である。
 今週の土曜日には第80回かがくカフェが開催される。楽しみである o(^o^)o ワクワク
 

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サイエンスコミュニケーター宣言(385)

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▼「百日紅」とはうまく言ったものだ。
 「アメダス」の百日紅はまだまだ紅かった!!
 
 いつまで愉しませてくれるのだろう。

▼長くつづくということでは、この「サイエンスコミュニケーター宣言」も負けてはいなかった。
 2011年の4月にはじめて今日で385回目だ。一日に一回しか書かないから385日目ということである。
 一年を上回る日数である。
 なかみは \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ 
 自分でも驚いてしまう。

 ひとつひとつの座標軸での「現在地」を確かめてみよう。
 まずは

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!

からである。

▼私のお気に入り「○○の科学」遍歴も長い。
いちばん最初は「常民の科学」だろうか。
 そして、いちばんピッタリときて気に入って使っていたのは「等身大の科学」だろうか。
 でもその「等身大」にもひとそれぞれの「等身大」があるような気がしてきたのは最近だ。

 現時点での到達点は「私の科学」だった!!

 なんともありふれた表現であることか。デモソウナノデアル!!
 「私の科学」はけっして固定したものではなかった。
 日替わりで様相も変化する。
 自然に教えられより膨らみ豊かにもなった。

 「私の科学」は進化し続ける!! 

▼進化し続ける「私の科学」にとってもっとも刺激的で愉快なことは、他の人の「私の科学」に出会うことだった。
 自分とはまった異なる文脈をもった「私の科学」との出会いは実に面白い!!
 うれしいことに最近そんな機会がふえてきている気がしている。

 そこで生まれた新しい「○○の科学」
 それが

 「共愉の科学」!!

 共に愉しむ科学!!これぞもっとも本質的な「科学」。
 「科学」とは元々そんなものなのかも知れない。
 自画自賛で気に入ってしまった。
 当分は使いまくりそうだ o(^o^)o ワクワク

 

 
 

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【Web更新09/03】17-36 サイエンスコミュニケーター宣言等 更新!!

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葉群れより角のごとくや葛の花 17/09/02撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-36
週末定例更新のお知らせ
 道は未来にしか続いていない!!
 アタリマエすぎるほどアタリマエの事実。
 すべては「これから」のためでしかない。過ぎたことをいかに美しく語ってみても「これから」は見えてこない。
 ナラバ…

◆表紙画像集2017 更新 葛の花
 秋の七草のひとつに葛がある。
 前の線路沿いの土手、竹藪の裾などに覆い被さっていた葛の葉の群れ。
 その葉群れよりまるで獅子の角のように葛の花が突き出てきた。

 いつの日か吉野で見た葛粉工場の白い「地層」を思い出す。
 あの「地層」は今もあるのだろうか!?

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 初対面の人に差し出す名刺に「サイエンスコミュニケーター」と記している。
 関係者なら「あのサイエンスカフェなどを…?」と問われる。
 「まあ、そんな…」と口を濁す。
 まったく関係のない人だと「ふだんは、どんなことをやっておられるのですか?」と問われる。
 この問いが今の私にとってはいちばんの難問だ。(^^ゞポリポリ
 即答できないのだ。いつの日か即答してみたいものだ!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 この夏の課題としたWebテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』のWeb化がまだだ。
 元々ゆっくりのペースで進めている作業だが、ここのところさらにピッチが落ちてきている。
 なぜだろう?

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 「引っ越し」後、容器が破損したのか急ピッチで葉の枯れが進む。
 今朝は、なんとかして観察池に水を追加してみようと思う。

 今週はどんな「これから」が見えてくるだろう?

 

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サイエンスコミュニケーター宣言(384)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから19週目だった。先日、ついに観察池の「引っ越し」をした。
 「引っ越し」と言っても、家の敷地内の移動しただけだ。ちょっとした力仕事となった。
 今年はこれを想定して、3つの「観察池」とひとつの「水栽培池」に分けたのだった。
 「引っ越し」はふたつの場所に分けておこなった。
 もうすでに果托がのびるだけになっている。あとは我が家の「ビオトープ」としての役割と、初氷、初雪を観察する「気象観測池」としての役割が残っているだけだ。
▼季節の節目である。
 自然環境の変化だけでなく、すべてのことのステージが変わってきている気がする。

 サイエンスコミュニケーターと名のりはじめて7年目の秋を迎えようとしている。
 どこまで来たのだろう!?
 どこにいるのだろう!?
 「これから」どこに向うのだろう!?

▼今一度、サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確かめたい気分だ。
 その作業のために、以前から5つの座標軸を設けていた。
 その5つとは

(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる
 

▼この作業に期限はなかった。
 気分次第の気まぐれな作業である。
 どこかで寄り道するかも知れない。いやどこかで横道にそれてしまうかも知れない。
 
 まあ、ともかく作業はじめてみようと思う。

 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

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2017年9月(長月)の俳句「歳時記」!!

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▼二百十日の「雲見」!!
 たしかに雲は高くなり、そこには秋がやってきていた。
 高いと言っても、それはせいぜい10㎞までの話だ。
 
▼さあ、今月も

◆NHK「俳句」 テキスト 

より名句11句を引用させてもらう。

(1) 秋風や模様の違ふ皿二つ  原 石鼎
(2) 水澄みて金閣の金さしにけり 阿波野青畝
(3) さわやかにおのが濁りぬけし鯉 皆吉爽雨
(4) 秋扇もてなし薄く帰したり   佐野美智
(5) 火より火を奪ひ烈しく秋刀魚もゆ 天野莫秋子
(6) 窯攻めの火の鳴る二百十日かな  廣瀨町子
(7) 露草も露のちからの花ひらく   飯田龍太
(8) 鈴虫とひとりの闇を頒ち合ふ   野見山ひふみ
(9) ふつくりと桔梗のつぼみ角五つ  川崎展宏
(10) 日陰ればたちまち遠き花野かな  相馬遷子
(11) ゆれ交しゐてコスモスの影もなし 大橋宵火

▼次もいつものとおりシロウト選句に挑戦だ!!

【私の選んだ名句ベスト3】

(8) 鈴虫とひとりの闇を頒ち合ふ   野見山ひふみ

(10) 日陰ればたちまち遠き花野かな  相馬遷子

(7) 露草も露のちからの花ひらく   飯田龍太

【次点】

(5) 火より火を奪ひ烈しく秋刀魚もゆ 天野莫秋子

 このひとりよがりの私の選句にもなんらかの傾向があるんだろうと思う。
それは今の自分には見えない。
 もう少し続けているとひょっとしたら見えてくるかも知れない。

『歳時記は日本人の感覚のインデックス(索引)である』と言ったのは我らが寺田寅彦だ。
 このコトバの意味が、ほんの少しだけ納得いきだした。

 名句には及びもつかぬが、この9月も「もどき」づくりにはげみたい。
 さあ、どんな自然の「インデックス」に挑戦するかな!?

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2017年9月(長月)の「雲見」は!?

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▼8月(葉月)が終わった!!
 そして9月(長月)の「雲見」が始まる。8月最後の「雲見」である昨日はすでに秋が始まっていた。台風15号が巻き込んでくれた寒気は秋の空をつれてくれていた。
 はたして9月の「雲見」は!?
 その前に8月の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    0
・巻雲    2
・巻積雲  5
・巻層雲  0
・高積雲  3
・高層雲  3
・層積雲  5
・積雲    9
・層雲    1  
・乱層雲  2
・積乱雲  1

 「積雲」「層積雲」などの比較的低い雲が多い。
▼いつものように9月の「雲見」を2つの資料をもとに予想してみることにする。
ひとつは
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)


である。
 「日本海側」と「太平洋側」では天気の様子が少し異なるようだ。
 ちょうどその中間に位置する当地での天気の変化は微妙である。
 アタリマエのことであるが、あらためて納得である。すでに顔を出している秋雨前線、高気圧の影響をうけそうである。

▼もうひとつはよりローカルに迫ってみよう。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

である。
 雨量は8月にくらべ増えそうだ。秋雨前線の影響であろう。
 台風はどうだろう。今年の9月はいくら上陸するだろう?
 その影響は!?

▼ どんな「雲見」が予想されるだろう。
 一般的には昨日見たような高い位置の雲がみられるだろう。
 ケンケン三兄弟「巻雲」「巻積雲」「巻層雲」の頻度高い登場かな!?

 「雲見」定点観測地の変更を余儀なくされている。定点は変わっても「雲見」そのものを愉しむ試みは変わりなく継続するつもりである。
 それにしても
 「雲見」の旅から遠ざかっている。
 やがてはヒガンバナの季節でもある。
 どこかへヒガンバナ&「雲見」の旅に出たいな!! 

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