サイエンスコミュニケーター宣言(387)
▼庭の石榴の実が徐々に赤みをましてきた。
同時に果皮がどんどん石のようにかたくなっているようだ。
初夏に咲く鮮紅色の花が好きだ。あの花がこの実になったかと思うとアタリマエだけど、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
授業では「花が咲くモノは実・種子をつくる 種子があるモノは花が咲く」というルールでやってきた。
だから、あの花の目的は石のようにかたい果皮が割れて顔を見せる種子にあるのだろう。
でも石榴はどうしてこんなにも硬い果皮をつくる戦略をとったのだろう!?
▼「現在地」確認のための次なる座標軸に行く。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
こう言い切るにはちょっと迷いがある。
「実践的検討」についてである。直接授業をすることがなくなって3年目である。
その状況のなかで、「実践的」と言っていいのか?という迷いである。
▼あくまで「これまで」の授業についてであるがすでに
◆新・中学校「理科」を構想する(2016年版)
私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する。
を発表していた。ここに「これまで」のすべてを書いたつもりである。
しかし、完了したとは思っていない。たとえばこのときにはくわしくふれることのできなかった生徒の授業感想文が残っている。それを糧に少しずつ更新をつづけたい意志もある。
▼更新と言えば、授業に直接関係するモノで更新を怠っているものがある。
である。こちらの方も同様である。
終えるつもりはさらさらない!!間歇的でゆっくりゆっくりであるが…
(つづく)
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