ファラデーラボ『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』!!(2)
▼一昨日のファラデーラボの◆第79回かがくカフェの第2部も第1部に負けず劣らず盛りだくさんで面白かった。第2部のテーマは
◆『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』
である。
<集中討議>!!なんともなつかしい響きだ。
<集中討議>と名づけられた研究会に参加するのは人生2度目だ。
第1回目は1982.1.5~6に姫路で実施した「力学集中討議」だ。もう35年も前の話だ。
▼今回はともかく内容が充実していた。小学校(1本)中学校(3本)高校(1本)大学(1本)の報告があった。
基調提議をふくめるとなんと7本だ。
聞かせてもらうだけでもポンコツ頭のcapacityをはるかに越えていた。(^^ゞポリポリ
でも久しぶりに授業三昧の話はとても楽しかった。
◆基調提議 森本雄一さん
◆小学校
・子どもたちは「何を学んでいる」~(小)電磁気単元に関わる 診断評価を基に~ 中村雅利さん
◆中学校
・小・中学校の電気回路の学習の問題点と克服の道 下末伸正さん
・磁石って!? 地球磁石、なんでもスピカー等々 加山敦子さん
・水素エネルギーをうまく使おう! 神原優一さん
◆高等学校
・磁石と電磁石(磁石編) 永井茂治さん
◆大学
・教員養成課程のなかで 石原諭さん
▼これだけの内容で限られた時間(4時間30分)のなかで話し合うのはどだい無理な話である。
しかし、そんな予想に反してとても意義のある会になった!!
なんと言っても、小学校から大学の教師が一堂に会して同一テーマで話し合ったのである!!
この事実だけでも画期的なことである!!
もちろん見えてきた「課題」も多いが…
▼私自身の感想としては、
・やっぱり「授業を語り合う」ことは楽しい!!
・いつの時代も「授業」は教育実践の最前線である!!
・問われているのは教師自身の科学観だ!!
・「授業」はサイエンスコミュケーションの最前線である!!
等々を再認識したことである。
しばらくのあいだレポートを読ませてもらいながら反芻作業を繰り返してみようと思う。
報告をしてくださったみなさん、意見を出して教えていただいたみなさんに感謝します。
深謝 <(_ _)>
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