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本日(2017/08/31)、第169回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼8月が終わる!!
 今、あらたな「雲見」定点観測地を模索していた。アメダスを画像内におさめることのできる現在の定点は大のお気に入りだが、物理的に不可能となれば変更せざるを得ないのだ。
 
 9月が明日からはじまる。本格的台風上陸シーズンである。

▼本日(2017/08/31)は、第169回オンライン「寅の日」である。
 8月の「寅の日」のテーマ
・寅彦と「風」
 であった。これまでの2回は海陸風を中心としたものを読んだ。
 今回は「風」のなかでも特筆すべき台風に関する「颱風雑俎」を読む。

◆本日(2017/08/31)、第169回オンライン「寅の日」!!#traday

●「颱風雑俎」(青空文庫より)

▼寅彦最晩年のエッセイである。
 これまでに鳴らし続けてきた警鐘「天災は忘れた頃に来る」の考えがバークボーンとしてあるように思えた。
 昭和9年9月の「室戸台風」についての話からはじまっていた。
 話は多岐にわたっているが、私が注目した点は前回と同じく3つである。

 ひとつめは「相地術」である。

昔は「地を相(そう)する」という術があったが明治大正の間にこの術が見失われてしまったようである。颱風もなければ烈震もない西欧の文明を継承することによって、同時に颱風も地震も消失するかのような錯覚に捕われたのではないかと思われるくらいに綺麗に颱風と地震に対する「相地術」を忘れてしまったのである。
このように建築法は進んでも、それでもまだ地を相することの必要は決して消滅しないであろう。

私流に読み解けば、
「自分が地理的・地形的にみてどんなところに住んでいるか」を把握することが、防災減災の第一歩ということだろうか。

 ふたつは「理科教育」についてである。

これに限ったことではないが、いわゆる理科教育が妙な型にはいって分りやすいことをわざわざ分りにくく、面白いことをわざわざ鹿爪(しかつめ)らしく教えているのではないかという気がする。子供に固有な鋭い直観の力を利用しないで頭の悪い大人に適合するような教案ばかりを練り過ぎるのではないかと思われる節もある。これについては教育者の深い反省を促したいと思っている次第である。

長年まがりなりにも理科教育に携わってきた人間としては反駁したい気分でいっぱいである。
 でも少しそうかもしれないと納得するところもあるというのが正直なところだ。

▼3つ目は「事実の観測」についてである。

 颱風のような複雑な現象の研究にはなおさら事実の観測が基礎にならなければならない。それには颱風の事実を捕える観測網を出来るだけ広く密に張り渡すのが第一着の仕事である。
  

 「事実の観測」があってこその「科学的」である!!
 寅彦がこう言ってから82年経った。「事実の観測」もずいぶん進化しただろう。
 「事実の観測」から得た情報に敏感であろう。
 
 さあ、今年の9月はどんな台風が…?
 15号はどう動くのだろう?   

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Twitterはじめて2,899日目に思うこと!!

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▼いよいよ我が家の風向風速計(モグラ撃退機)とサヨウナラのときが来た!!
 アメダス「福崎」の記録と見比べながら大気の動きを楽しむのに大いに活躍してもらってきた。事情あってそれを撤去する必要が出てきたのだ。別の場所に設置するか今のところ見通しが立たない。
twilogが教えてくれた。明日でTwitterはじめて2.900日目になることを。
 私が2009/09/23にTwitterを始めたきっかけはずいぶん変な偶然からであった。
 その前にとんだ大失敗をしてしまっていた。
 ノートパソコンのキーボードのうえにコーヒーをこぼしてしまったのだ。
 大ピンチ!! だった。悪戦苦闘の末、新機を購入してしまった。大失敗をそのままにするのはくやしかったので、なにか新しいことをはじめようと思った。
 それが、Twitterだった。今はアタリマエすぎるほどアタリマエだが、当時は少し珍しかったのだ。
  例によってネット上の名指南役にめぐまれて今日まで使い続けることとなった。

 今また大ピンチが…

▼Twitterをはじめてしばらくたってから妙なことを言い出した。
 「Twitter的!!」だ。

Twitter的=
 「リンク」
 「シェア」
 「フラット」
 「等身大」
 「リアルタイム」
 「アクティブ」

 6つの概念をまとめたコトバだ。けっこう気に入ってずっと使い続けている。
 それはけっしてTwitterのみを意味しない。
 Facebook的かもしれない、ひょっと別のSNSを意味するかも知れない。
 いや未来のツールをさすかも知れない。

 今、Twitter的はどこに?

▼さて、今の大ピンチだが、事情あって光ケーブルを切断の必要が出てきたのである。
 今度のこの大ピンチは克服できるだろうか?

 大ピンチは大チャンス!!

 なんて言うことになるだろうか。
 不安いっぱいだが、さて…


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新・「自由研究」のすすめ試論(158)

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▼天気というものはほんとうに「ふしぎ!?」なものだ。
 いっきょに秋の「雲見」にいくかと思ったら、また逆戻りしてしまった。
 季節はいつも直線的に変化しない。螺旋的だ!!
 行きつ戻りつの繰り返し!!
▼夏の季節の終りは、「自由研究」の季節の終りでもあった。
 今年の私自身の「自由研究」はどこまで来ただろう?
 5つのテーマをならべてみる。

【テーマ1】 コウガイビルを追う(「気温」とコウガイビル)

【テーマ2】 クモ学のすすめ(「夏」とクモたち)

【テーマ3】 大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」

【テーマ4】 福崎の海陸風の「ふしぎ!?」

【テーマ5】 「アメダス」めぐり!! 「アメダス」データの活用の研究!!

▼ならべてみて少々あせってくる。
 遅々としてすすんでいないことばかりだ。しかし、なんらかの「かたち」あるものにしておきたい。
 ここでも

 記憶せずに、記録する!!

だ。

▼実は「自由研究」の真価が問われるのはここからかも知れない。
 2つのことを心がけたい。

(1) 「ふしぎ!?」を継続保持する!!
 「ふしぎ!?」は、今回の「研究」で明らかにすることができなかったかも知れない。しかし、その「ふしぎ!?」はいつまでも継続保持しておきたいものだ。
 まったく別の機会にその「ふしぎ!?」にツナガルことに出会うかも知れないのだから。

(2) 次なる展開課題をみつける!!
 各テーマの「ふしぎ!?」の現在地を明らかにし、「研究」のなかで生まれた次なる「ふしぎ!?」を記録しておこう。「研究」に完了はない!!

(つづく)

 

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【Web更新08/27】17-35 サイエンスコミュニケーター宣言等 更新!!

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鶏頭や宿題まだ残りたり 17/08/26撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-35
週末定例更新のお知らせ
 いっきょに秋めいてきた。カレンダー見たらもう今週は9月に入るのだった。 
 あらたなステージに向うのだった。

 みちはこたえない。
 みちはかぎりなくさそうばかりだ。(「峠」より)

◆表紙画像集2017 更新 鶏頭
 気づけば東の畑に鶏頭が立っていた。
 子規の
 「鶏頭の十四五本もありぬべし」
 が好きだ。こう詠みたいが、なかなか…

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「サイエンスコミュニケーター」と名のりはじめて7年目の夏が終わろうとしている。
 電磁気学の「授業」のことばかり語る一週間だった。
 「授業」と「サイエンスコミュニケーター」としての活動、一見別もののように見えるが、私のなかでは深く関係していると思っていた。
 現場の理科の「授業」こそ、最前線の「サイエンコミュニケーション」だとかたく信じていた。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 36号コウガイビルは夏を生き延びることができるか!?
 秋はどこまで…?

今週はネット環境も大きく変わる。

ひらけくるみちは…!?

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『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』より(4)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから18週目だった。
 今年ほど想定外のことが起きたことはなかった。結果的に「あこがれの4日間」は17回やってきた!!
 最後の17号果托はまだ緑を残していた。
 もうこの場所から「引っ越し」すべき日が近づいていた。後2日だ。
 それまでに完熟することはなさそうだ。どうしよう困ったな (^^ゞポリポリ
▼『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』の反芻作業まだ続けていた。
最後は

◆大学
・教員養成課程のなかで      石原諭さん

 どの報告にもはじめて知って驚くことが多かったが、この報告がいちばんびっくりした。
 「へえー、そうなんだ!!」の連続だった。
 わかったつもりになっていたことが、どれほど多いことか!!
 それは恥ずかしいことであると同時に喜びでもあった。
 「もっともっと面白いことがあるぞ!!」ということの気づきなんだから。

▼反芻作業を繰り返すなかであらためて気づいた。
「この作業はポンコツ頭のcapacityをはるかに超えている」と。
 とりあえず私的な「感想」を記しておく。

(1) 電磁気学の「ふしぎ!?」は世代を超えてある!!

(2) 電磁気学の科学・技術史は面白そうだ。そこに授業のヒントがある!!

(3) 小中高大の授業の「現在地」を知ることからはじめるべきだ!!
   はじめに「授業」ありき!!

(4) 問われているのは教師自身の科学観だ!!
   はじめに 私の「科学」 ありき!!

▼「これから」を考えるのにはもう少し時間が必要なようだ。
 しかし、これだけは再度言おう。

・情報は発信するところに集まる!!
・情報は交叉するところに生まれる!!

 今年の夏、私に唯一の「学びの場」を与えてくださったみなさんに感謝します。深謝<(_ _)>

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『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』より(3)

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賢治の「雲見」!!
  寅彦の「宇宙見物」!!
 それは私の究極の道楽だった。
 「それで…?」と問われると困ってしまう。(^^ゞポリポリ
 すきま時間があったら、空を見上げて「雲見」をする。それで何が見えてくるか?
 それはまだまだ先の話!!
 ともかく楽しいひとときだ。
▼楽しいひとときの話をつづける。『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』の話をつづける。
 中学校の次は高校だった。

◆高等学校
・磁石と電磁石(磁石編)      永井茂治さん

 「電気の学習の後、磁気の学習の導入部」とサブタイトルをつけられたその報告はきわめて興味深いものだった。
 磁石(magnet)の語源からはじまる「磁石物語」の話は、私自身はじめて知ることも多く楽しかった!!
 あらためて強く思った。

 やっぱり磁石は「ふしぎ!?」のかたまりだ!!

▼せっかくの「集中討議」であるから、「小中高のどの段階でどんな授業を展開していくべきなのか?」が討議の柱にならなければ当然の話である。
 しかし、私の興味はちょっと別のところにもあった。

 参加された人の 私の「科学」 を聞かせてもらい学ぶ!!

 これはきわめて楽しいものだった。
 「磁石」ひとつとっても、それぞれの人の「磁石論」があった。
 それが面白い!!
 それがあってこその「授業展開論」だ!!
▼これはけっして討議のまとめのためにメモしているのではない。
そうことわっておいて気儘な我田引水話をまたしてもつづける。
 
 「天然磁石」の話を聞きながら久しぶりに

◆柵原鉱山へ行ってきました ~磁鉄鉱(天然磁石)を求めて~

のことを思い出した。
 もうひとつ「磁石山」「電磁石」のところで

◆<科学読み物>カミナリの化石!?-磁石石

のことを思い出した。同時に磁石石の「ふしぎ!?」を訪ねての旅が途中になってしまっていることも思い出した。
 時間ができたら再開しようと決めていたのに…(^^ゞポリポリ

(つづく)


 
 

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『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』より(2)

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▼連日同じような天気がつづいていた。
昼までは「積雲」「層積雲」あたりが目立つ。そして、やがて夕方には「積乱雲」が…夕立だ!!
 はげしい雷雨は突然とやってきた。
 「雷」はやっぱりいくつの年になってもこわい!!
 でもこわいもの見たさで、なんとかそれを画像におさめようとするがなかなかうまくいかない。

 カミナリ→「電気」って今ではアタリマエのように言うが、それをはじめて知ったときはビックリだっただろうな。
「電気」の「ふしぎ!?」はいっぱいだ!!
その謎解き物語は面白い!!

 庄司和晃先生は言った。
 
 理科の「授業」は謎解き訓練だ!!
▼『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』で学んだこと続けよう。
次は中学校だった。

◆中学校
・小・中学校の電気回路の学習の問題点と克服の道  下末伸正さん
・磁石って!? 地球磁石、なんでもスピカー等々  加山敦子さん    
・水素エネルギーをうまく使おう!            神原優一さん

 下末さんからは、回路学習の古くて新しい問題の指摘とそれを克服するための提案があった。
 「電圧とは?」「電流とは?」「抵抗とは?」
 ・徹底してキルヒホッフで…
 ・回路説明 エレベーターと階段モデル
 等は興味深かった。

 加山さんの小さな子どもたち(「科学の祭典」で)に「地球は巨大な磁石だ」を説明するあの手この手の工夫が面白かった。
 「磁界」もやっぱり「ふしぎ!?」!!それは中学生でも大人でも同じ。

 神原さんの報告は、これからの「エネルギー」を考えるうえでもたいへん興味深いものだった。
 「水素エルギー」→「電気」
 水素社会実現のための「科学・技術」とは?
 私自身あまり授業で取り組んでこなかったことだけに新鮮で面白かった。

▼ここからは我田引水の勝手気ままな持論である。

・中学校理科の「授業」こそがもっとも面白い!!
・中学校理科の「授業」にこそすべての「鍵」がある!!そこにターニングポイントがある!!

 中学校現場でしか経験のない人間の思い込みかも知れない。しかし、やっぱりそう思うんだ。
 だからと言って、すごい実践があるわけではなかった。

▼ 「記録」として残しているこれ以上のものでもこれ以下でもなかった。
 
 これがすべてであった。

「電気」についてPERTⅠ~Ⅲで構成していた。

◆【電気の学習】

「電流と磁界」については

◆【電流と磁界】 

である。

(つづく)

 

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『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』より(1)

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▼「の」字になって眠っていた!!
 しばらくすると動いた!!
 やっぱり生きている!!
 6/20に庭先で出会った36号コウガイビル、ナイロン袋にわずかな水と一緒に入れからもう2ヶ月がすぎていた。今年は暑さ対策にナイロン袋ごと冷蔵庫のなかに眠らせていた。
 36号コウガイビルは、あの第1号コウガイビル「261日」の記録を更新することができるだろう!?
 エサなしで「261日」生き延びた第1号コウガイビルが教えてくれた。

 生きるとは、「再生」しつづけること!!
「再生」とは、すべてを作りかえること!!

▼まだまだ◆第79回かがくカフェで学んだことの反芻作業を繰り返していた。

◆『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』

 時間が経つにつれて「すばらしい企画だった!!」という実感が増してくる。
 かつて【理科の部屋】の合い言葉は
 
情報は発信するところに集まる!!

 だった。今またあらたな合い言葉に出会っているのかも知れない。

情報は交流(交叉)するところに生まれる!!

▼小中高大の理科教師が一堂に会して「電磁気分野の授業」を語り合ったのである。
 議論がかみ合わないところもあったかも知れない。それはアタリマエ!!
 最初から予定調和の討議ではない。それが面白いところであり、意義あることなんだ!!
 少しオオバーに言えば、「歴史的」討議のはじまりだったのかも知れない。
 
 ポンコツ頭で把握できる範囲でという限定つきで覚え書きを綴っておく。

◆基調提議  森本雄一さん
・本企画の仕掛け人の提案!!
・画期的な提案である。これまでの流れと異質なところがみられる。
・壮大な計画の基礎プロセスとして
・森本さん自身の科学観と関連して(もっともっと学びたいことがいっぱいある。よろしく<(_ _)>)

【参考資料】『科学的な考え方の基礎となる力学をめざして~重力と電気力と実験を基礎として~』(森本雄一 『理科教室』2015.10) 

▼次の報告は小学校からだった!!

◆小学校
・子どもたちは「何を学んでいる」~(小)電磁気単元に関わる 診断評価を基に~  中村雅利さん

 
 報告・提案してくたさったレポートをあらためてゆっくり読んでみて感動した!!
 長年の実践に裏打ちされた提案にナットクだ!!
 とりわけ
 ・「誤概念とも向き合いながら」「誤概念を引き出しながら」授業づくりを
 のフレーズにいたく共感する。
 この会向けにくわしい資料を作成してくださったことに深く感謝します。

 まだまだつづく。

(つづく)
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【Web更新08/20】17-34 新・「自由研究」のすすめ試論等 更新!!

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朝顔や帰り路には色かわり 17/08/19撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-34
週末定例更新のお知らせ
 「処暑」ダ!!
 暑さが収まるころとは!?とてもそうは思えない猛暑が続く。しかし、よくよく考えてみると確かにそんな気配はある。二十四節気はやっぱりお見事!!
 TLを流れる「皆既日食」画像をみせてもらっていると、宇宙の律儀さばかりが目立つ。しかし、気まぐれ天気にも私がまだそのルールを知らないだけで律儀さはあるのだろうな。

 頭はまだまだファラデーラボの余韻のなかにいた。

◆表紙画像集2017 更新  朝顔
 この夏休みいくつの「朝顔」が観察されただろう?
 夏休みを象徴するような花だ。その夏休みももうすぐ終わる(/_;)
 でも季語として「朝顔」は秋である。
 早朝でかけて帰り道では色がかわっていた?
 あれって、どんな化学変化が起きているのだろう!?
 光で化学変化ははじまるのだろうか?ナラバ アルミホイルかぶせてみたら!?
 遅れきた夏休み「自由研究」にどうだろう。

◆「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 「自由研究」まとめの季節だ。
 ちょっとmelancholyな気分になる季節だ。でも「アカソナキヤ方式」でいけば、今からでも十分だ!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 8月テーマ 寅彦と「風」 はあともう一回ある。今度は「台風」だ!!

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 2013年の夏はじまった私のシロウト「クモ学」。今年はどこまできたのだろう!?

今、北の窓から涼しい風が入ってきた。
さあ、ゆっくり ゆっくり 急ごう!!


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ファラデーラボ『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』!!(2)

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▼一昨日のファラデーラボの◆第79回かがくカフェの第2部も第1部に負けず劣らず盛りだくさんで面白かった。第2部のテーマは

◆『小中高電磁気分野の授業についての集中討議』

である。
 <集中討議>!!なんともなつかしい響きだ。
 <集中討議>と名づけられた研究会に参加するのは人生2度目だ。
 第1回目は1982.1.5~6に姫路で実施した「力学集中討議」だ。もう35年も前の話だ。

▼今回はともかく内容が充実していた。小学校(1本)中学校(3本)高校(1本)大学(1本)の報告があった。
基調提議をふくめるとなんと7本だ。
 聞かせてもらうだけでもポンコツ頭のcapacityをはるかに越えていた。(^^ゞポリポリ
 でも久しぶりに授業三昧の話はとても楽しかった。

◆基調提議  森本雄一さん

◆小学校
・子どもたちは「何を学んでいる」~(小)電磁気単元に関わる 診断評価を基に~  中村雅利さん
◆中学校
・小・中学校の電気回路の学習の問題点と克服の道  下末伸正さん
・磁石って!? 地球磁石、なんでもスピカー等々  加山敦子さん    
・水素エネルギーをうまく使おう!            神原優一さん
◆高等学校
・磁石と電磁石(磁石編)      永井茂治さん
◆大学
・教員養成課程のなかで      石原諭さん

▼これだけの内容で限られた時間(4時間30分)のなかで話し合うのはどだい無理な話である。
 しかし、そんな予想に反してとても意義のある会になった!!

 なんと言っても、小学校から大学の教師が一堂に会して同一テーマで話し合ったのである!!

 この事実だけでも画期的なことである!!
 もちろん見えてきた「課題」も多いが…
▼私自身の感想としては、

・やっぱり「授業を語り合う」ことは楽しい!!
・いつの時代も「授業」は教育実践の最前線である!!
・問われているのは教師自身の科学観だ!!
・「授業」はサイエンスコミュケーションの最前線である!!
 
等々を再認識したことである。
しばらくのあいだレポートを読ませてもらいながら反芻作業を繰り返してみようと思う。
報告をしてくださったみなさん、意見を出して教えていただいたみなさんに感謝します。
深謝 <(_ _)>

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ファラデーラボ『カラフル・サイエンスの実践報告』等!!(1)

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▼毎年夏休みは研修会・研究会にでかけていってエネルギーを充填するのを恒例としてきた。
 しかし、今年は事情があって動けなかった。
 唯一楽しみにしていた会が昨日、ファラデーラボであった。

◆第79回かがくカフェ

 いつもの「かがくカフェ」にくらべて夏休み特番ということで内容も盛りだくさんだった。
 朝からはじめ夕方までの2部構成になっていた。
 盛りだくさんすぎて「何をみせてもらったかな?」とふり返るのが精一杯だ!!
 うれしい悲鳴である\(^O^)/
▼先ずは1部だけでも撮った写真でふり返ってみる。

【テーマ1】 「カラフル・サイエンス」の紹介 成見知恵さん
 ともかく楽しい実践だ。
 ファラデーラボでは、これまでにたくさんの人の私の「科学」を楽しませてもらってきたが、成見さんの私の「科学」もやはりとびっきり楽しかった。
 私などいちばんの苦手とする「物理」を楽しく語られるその姿に感動した。
 ずいぶん楽しい、それこそカラフルなネタを披露してもらった。
 詳しくは
・https://plus.google.com/102413716011806763462
 で見せてもらえるが、やっぱり生で見せてもらえたのはうれしい。

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【テーマ2】「イルミネーション用のLEDをマイコンを使って制御しているオリジナル機器の紹介と制御の解説」 成見哲さん
 ご夫婦コラボでお話を聞かせてもらえるなんて、これまた贅沢な話だ。
 これまた私にはちんぷんかんぷんな話を、実演をしながらわかりやすく話をしてくださった。
 学生さんたちの「成長」がすごい!!
 とおっしゃったコトバが印象に残った。

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 【テーマ3】 楽しい工作の紹介 上橋智恵さん
 だいぶんなれてきたか思ったが、まちがいだった(^^ゞポリポリ
 やっぱり生で見せてもらうと、画像・動画だけで見せてもらうのとでは感動の度合いが段違いだった。
 上橋さんの最近の作品を目の前で見せてもらった!!
 感動!!感動!! ひっくり仰天!!の連続だ。
 「おもちゃ」「教材」等の領域を超えている!!
 この凄さはどこからやってくるのだろう? やっぱり「ふしぎ!?」だ!!

・手のひらに乗せると光るLED

・リードスイッチモーター 光ルンです♪

・振動するオブジェ(のぼりおり編)

・振動するオブジェ(山あり谷あり編)

・鉄の壁をのぼる「Climbing robot」

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【テーマ4】 ストロー正多面体とビーズ正多面体 大道安代さん
 これまた理解のゆっくりな私にはなかなかすんなりわからない「ふしぎ!?」な話だった。
 しかし、現物を見たりさわらせてもらったりしながら聞いている面白いと思った!!深謝<(_ _)>

(つづく)

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2017年9月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼大賀ハス蓮根の植え替えをしてから17週目。
 「水栽培池」の方は、水漏れが進行し、葉はすっかり枯れかけてしまった。いくつもの果托が佇立するのみだ。

 今年の夏の終りで、大賀ハスの種子を三粒を阪本尚生さんから「おすそ分け」していただいてからちょうど10年になる。今、この10年間に見聞きしたことを基に私の「大賀ハス物語」を書いてみたい衝動にかられている。

▼2017年9月のオンライン「寅の日」を考える時期が来ている。
 寺田寅彦の文章に魅了されるようになって6年目の夏が終わろうとしている。
 文章の巧みさもさることながら、80~90年の時空を超えて感動が伝わってくるのはどうしてだろう?
 その秘密が晩年に書かれた「科学と文学」のなかにあるような気がしていた。
 9月は2回あった。

■2017年9月オンライン「寅の日」

◆第170回オンライン「寅の日」 …9/12(火)
◆第171回オンライン「寅の日」 …9/24(日)

▼実はオンライン「寅の日」のなかで、これまでに4度、この随筆を取り上げていた。
 だから今回で5度目である。それだけお気に入りいうか、気になる随筆なのである。
 長文なのでなんでもゆっくりな私にはなかなか寅彦の本意をすばやく読み解くことができないのだが、何かとても大切ことが書いてあると感じていた。読む度に少しずつゆっくり深まっていくようでうれしい!!
 今回は2回に分けて読み進めたい。

■2017年9月オンライン「寅の日」

◆第170回オンライン「寅の日」 …9/12(火) 「科学と文学」(1)(青空文庫より)

◆第171回オンライン「寅の日」 …9/24(日) 「科学と文学」(2)(青空文庫より)

▼5度目の読みで何を知ることができるだろう?
 再発見はあるだろうか?

私の「大賀ハス物語」を書くヒントをもらえることができるだろうか?

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2017年9月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼大賀ハス蓮根の植え替えをしてから17週目。
 「水栽培池」の方は、水漏れが進行し、葉はすっかり枯れかけてしまった。いくつもの果托が佇立するのみだ。

 今年の夏の終りで、大賀ハスの種子を三粒を阪本尚生さんから「おすそ分け」していただいてからちょうど10年になる。今、この10年間に見聞きしたことを基に私の「大賀ハス物語」を書いてみたい衝動にかられている。

▼2017年9月のオンライン「寅の日」を考える時期が来ている。
 寺田寅彦の文章に魅了されるようになって6年目の夏が終わろうとしている。
 文章の巧みさもさることながら、80~90年の時空を超えて感動が伝わってくるのはどうしてだろう?
 その秘密が晩年に書かれた「科学と文学」のなかにあるような気がしていた。
 9月は2回あった。

■2017年9月オンライン「寅の日」

◆第170回オンライン「寅の日」 …9/12(火)
◆第171回オンライン「寅の日」 …9/24(日)

▼実はオンライン「寅の日」のなかで、これまでに4度、この随筆を取り上げていた。
 だから今回で5度目である。それだけお気に入りいうか、気になる随筆なのである。
 長文なのでなんでもゆっくりな私にはなかなか寅彦の本意をすばやく読み解くことができないのだが、何かとても大切ことが書いてあると感じていた。読む度に少しずつゆっくり深まっていくようでうれしい!!
 今回は2回に分けて読み進めたい。

■2017年9月オンライン「寅の日」

◆第170回オンライン「寅の日」 …9/12(火) 「科学と文学」(1)(青空文庫より)

◆第171回オンライン「寅の日」 …9/24(日) 「科学と文学」(2)(青空文庫より)

▼5度目の読みで何を知ることができるだろう?
 再発見はあるだろうか?

私の「大賀ハス物語」を書くヒントをもらえることができるだろうか?

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本日(2017/08/19)、第168回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼いったん青空が見え、猛暑がつづいた。
 しかし、夕方になって再び雷雨となった。未明の強烈な雷雨とあわせて二度も雷雨であった。
 私の暮らす「大気の物理学実験室」で、大気はどのように動いたのだろう!?

 アメダス「福崎」の記録をみながらしばし想像してみた。

▼本日(2017/08/19)は、第168回オンライン「寅の日」である。
 8月のテーマは 
 寅彦と「風」
 である。その第二弾として読むのは「夕凪と夕風」である。
 
◆本日(2017/08/19)、第168回オンライン「寅の日」!!#traday

●「夕凪と夕風」(青空文庫より)

▼昨日、自分が体験したことと重ね合わせながら読んでみた。
 合点がいくことが多かった。ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン

どうして高知や瀬戸内海地方で夏の夕凪が著しく、東京で夏の夕風が発達しているか、その理由を明らかにしたいと思って十余年前にK君と共同で研究してみたことがあった。それには日本の沿岸の数箇所の測候所における毎日毎時の風の観測の結果を統計的に調べて、各地における風の日変化の特徴を検査してみたのである。

 80年以上前の寅彦の試みが、私にひとつの「野望」をいだかせた。いつものようになんの予備知識も技能もない無手勝流の「野望」である。

 全国の「アメダス」データを利用して寅彦の試みの再現はできないものだろうか!?

▼寅彦はすでにひとつの結論を得ていた。

その結果を綜合してみると、それらの各地の風は大体二つの因子の組合せによって成り立っていると見ることが出来る。その一つの因子というのは、季節季節でその地方一帯を支配している地方的季節風と名づくべきもので、これは一日中恒同なものと考える。第二の因子というのは海陸の対立によって規定され、従って一日二十四時間を週期として規則正しく週期的に変化する風でいわゆる海陸軟風に相当するものである。そこで、実際の風はこの二つの因子を代表する二つのヴェクトルの矢の合成によって得られる一本の矢に相当する。

 再び昨日体験したことを思い出す。
 

そうして海陸の位置分布の関係でこの凪の時間が異常に引延ばされるらしい。

 昨夜の寝苦しい暑さと重ねてみる。
 こうも言っていた。

同じような異常は局部的な雷雨のためにもいろいろの形で起り得るのである。

 どうやら寅彦には「大気の動き」が明確に見えていたようだ。
 少しでも追いつきたいものだ!!

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新・「自由研究」のすすめ試論(157)

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▼継続観察してきたコガネグモも最後の一匹になっていた。彼女はとてもいい場所を陣取っていた。
道路沿いの頑丈な金属の柵をうまく利用していたのだ。これだと強風に耐えやすい。柵にかくれてしまえば安全だ。再度ネットの張り替えをするのも簡単だ。そんな彼女を観察しながら、またまた小さな小さな私の「ふしぎ!?」を思い出した。

クモはなぜ下を向くのか!? 

わかっている人にはアタリマエのような「ふしぎ!?」だ。
 あのゲホウグモも、ジョロウグモもこれまで出会ってきたクモの多くが下を向いて待機していた。
 下とは地球の中心方向であり、重力のはたらく方向である。
 重力は彼女たちの安全・安心を脅かす。彼女はいつもお尻(出糸突起)から安全ロープ(牽引糸)を出していた。
 ジョロウグモの子グモたちは、団居の後半三齢期には下向きに整列するようになっていた。
 いくつも事実を見てきた。でもやっぱり私には「ふしぎ!?」だ!!
 どのように「研究」を展開していけばわからないままながら…。
▼「自由研究」と言えども、「研究」であるかぎり

「研究」はoriginalでなければならない!!

の鉄則の例外ではないと言った。
 それと相反するようであるが、

完全originalな「研究」なぞこの世に存在しない!! 

も事実である。これはこれまでの科学・技術史を見れば一目瞭然である。
 どんな大発見・大発明の「研究」だって、ゼロから出発したのではない。これまでの「研究」に大いに学び、ほんの少しだけの自分のoriginalを加えただけであるのだ。
▼「自由研究」を自分のoriginalにするためにどんな手段があるのだろう。
すぐに思いついたのは2つだ。
・自分の言葉を使う!!
・自分の観察・実験したデータを使う!!
 アタリマエのことばかりだ。
 しかし、これを完全実施すれば、たとえ似たような先行「研究」があったとしても、自分のoriginal「研究」になるのだ。

・自分の観察・実験したデータを使う!!できわめて簡単で有効なのが写真である。
研究報告に自分で撮った写真を添付することよって「研究」の評価はいっぺんに高められるのである。
 これはプロの研究者でも同様である。
 このときに注意することがある。画像データを扱う上でぜひとも心得ておきたいことだ。
 それを野島高彦先生は著書『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 )
のなかで教えてくれていた。

許されるのはトリミングとコントラスト調整だけです。(同書p77より)


(つづく)

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新・「自由研究」のすすめ試論(156)

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▼コガネグモ、コガタコガネグモたちにかわってナガコガネグモが目立ちはじめた。ナガコガネグモの「隠れ帯」はコガネグモの「X」型を基本とするのとちがって単なる直線的「I」型であった。幼少のころはまたちがった「ジグザグ」型である。
 同じクモでもすべての仲間がこの「隠れ帯」をつくるわけではなかった。ナガコガネグモと同様、目の前に目立ちはじめたジョロウグモは「隠れ帯」をつくらない。

「隠れ帯」はなんのために?

▼ごくごく自然に生まれる「ふしぎ!?」だった。
 「隠れ帯」で検索してみれば、多様な「隠れ帯」を見ることもできる。
 また、「隠れ帯」の「ふしぎ!?」に対して諸説あることを知ることができるだろう。

 「自由研究」で先行「研究」はないだろうか?

◆理科自由研究データベース(お茶の水女子大学・サイエンス&エデュケーションセンター)

 なかばあきらめ気味に「隠れ帯」をキーワードに検索してみる。
 あった\(^O^)/ スバラシイ先行「研究」が報告されていた。PDFも公開されていたアリガタイ!!

 まずは先行「研究」から学ぼう!!

▼「研究」にははずすことのできないいくつかの鉄則がある。

「研究」はoriginalでなければならない!! 

これがそのひとつである。 
それはたとえ「自由研究」でも「研究」である以上同様である。
 先行「研究」から学ぶことと一見、相矛盾するように思えるが、それはちがう。

 先行「研究」から学ばないoriginalなぞ存在しない!!

▼「研究」にはいくつかのルールがある。

 学んだ「研究」については、必ず参照文献・参照URLとして紹介すべきである。

単なるコピペは、「引用」「参照」とはちがう!!
コピペだけでは、「研究」の名に値しない!! 

ではoriginalするためには…。

(つづく)

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新・「自由研究」のすすめ試論(155)

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▼雨は降ったりやんだりを繰り返していた。
 雨滴は大賀ハスの果托の穴ぼこにも落ちてきた。穴ぼこのなかでも丸くなろうとしているように見えた。
 葉っぱの上ではもちろん丸くなってころがっていた。

 これぞ「撥水効果」=ロータス効果だ!!
 としてアタリマエにしてしまえばそれまでだ。

 でも、やっぱり「ふしぎ!?」だ!!

 どうしてだろう!?

 その私の「ふしぎ!?」へのこだわりが「自由研究」を魅力的なものにする!!

▼「自由研究」の「不易」の第一は私の「ふしぎ!?」へのこだわりである。
 いつの時代の「自由研究」でもすぐれた「研究」にはそれがあった。
 それは「自由研究」にかぎらない。
 私はかつて私の「ふしぎ!?」からはじめて、私の「科学」にいたるまでの中学校授業を構想していた。

◆私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
 新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

▼「自由研究」においても同様だと考えていた。

 私の「ふしぎ!?」からはじめて、どこまで私の「科学」へいたるか? 

 それがいちばんの醍醐味だ。
でもけっして謎解きは夏休みだけの「自由研究」で完了しない。するわけない!!
 だからこそ大切なのは

・どこまでわかったか。
・まだわかないところはどこか。
・「これから」を。
 明確にすることだ。

 それでこそ、私の「科学」へ向けた一歩になりうるのだ。

私の「科学」は一生モノ!!

だからこそ、それに向けた一歩である「自由研究」も然りである。
そこで身につけたノウハウも一生モノのはじまりだ。

「自由研究」は一生モノのはじまりだ!!

(つづく)

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新・「自由研究」のすすめ試論(154)

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▼いつもの「雲見」定点に立って「雲見」をした。
 ここからの「雲見」画像には「アメダス」が写し込まれていると知ってからはなおさらのお気に入りだった。
 しかし、事情があってまもなくこの定点はなくなる。淋しいかぎりだ!!
 この「雲見」定点から教えられたことは多い。なかでもいちばんのことは

最大の「ふしぎ!?」は最も身近にある!!
 
ということだ。
▼それは「雲見」だけでなく、すべての「ふしぎ!?」に通ずることだった。
 もちろん「自由研究」においてもである。

 今年のこの 新・「自由研究」のすすめ試論 の主たる目標は

「自由研究」の「不易流行」を追う!! 

であった。
▼8月も15日となった。
どこまで来たのだろう?少し「現在地」を確認したくなってきた。
「不易流行」に関して私はひとつの作業仮説を立てていた。

ホンモノの「流行」は「不易」を内包する!!

ホンモノの「不易」は「流行」を創造する!!

▼この作業仮説は「自由研究」でも言えるだろうか?
「自由研究」における「不易」とは?
「自由研究」における「流行」とは?

いの一番の「不易」とは

私の「ふしぎ!?」からはじめる!!

だ。
 まだ今からでも間に合う!!

(つづく)

 

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【Web更新08/13】17-33 新・「自由研究」のすすめ試論等 更新!!

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おでこ貼り大仏なりと灸花 17/08/12撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-33
週末定例更新のお知らせ
 墓参りに行った。
 ずいぶん昔のことになるが、日浦勇さんが『自然観察入門』(中公新書)のなかで、「墓参りの生態学」をよびかけていた。それにずいぶんナットクした憶えがある。
 一年に一度、それも決まった時期に墓参りのついでに故郷の野山の自然観察をする。そうと意識しなくても自然にやっていることかも知れない。でもそれを「意識」してやるとさらに面白い「発見」がいっぱいありそうだ。

◆表紙画像集2017 更新 灸花、ヘクソカズラ
 「ヘクソカズラ」とはずいぶんひどい名前をつけられたものだ。命名者はこれもまた牧野富太郎らしい。
花だけならばやっぱり「灸花」の方がピッタリとくる。
 花びらちょっとなめて、「灸(やいと)や!!」と手の甲やおでこに貼り付けて遊んだものだ。
 おでこに貼り付けて「奈良の大仏様や」と言っていた友がいた。
 あれはずっと昔のこと。

◆新・「自由研究」のすすめ 試論 更新!!
 「自由研究」の「不易流行」を追う作業はあちらこちら飛び火しながらつづく。
 まだまだつづきそうだ。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 「コウガイビル」のことになると我を忘れてしまう。
 なんとも「ふしぎ!?」のかたまりのような生きもの。同じプラナリアの仲間なのに「陸棲プラナリア」であるコウガイビルはキモがられるのはどうして?(゜_。)?(。_゜)?
 まあわからないでもないが、ぜひぜひ本格的「研究者」の登場を期待したい!!

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 「水栽培池」の水漏れは防ぎようのないようだ。実が完熟するのが先か、葉全体が枯れてしまうのが先か?
今週いっぱいが勝負か。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 8月のテーマは、 寅彦と「風」 である。
 見えない大気の動きを寅彦はどうとらえていたのだろう?


さあ、今日明日の墓参りではなにを!?


 

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【Web更新08/13】17-33 新・「自由研究」のすすめ試論等 更新!!

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おでこ貼り大仏なりと灸花 17/08/12撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-33
週末定例更新のお知らせ
 墓参りに行った。
 ずいぶん昔のことになるが、日浦勇さんが『自然観察入門』(中公新書)のなかで、「墓参りの生態学」をよびかけていた。それにずいぶんナットクした憶えがある。
 一年に一度、それも決まった時期に墓参りのついでに故郷の野山の自然観察をする。そうと意識しなくても自然にやっていることかも知れない。でもそれを「意識」してやるとさらに面白い「発見」がいっぱいありそうだ。

◆表紙画像集2017 更新 灸花、ヘクソカズラ
 「ヘクソカズラ」とはずいぶんひどい名前をつけられたものだ。命名者はこれもまた牧野富太郎らしい。
花だけならばやっぱり「灸花」の方がピッタリとくる。
 花びらちょっとなめて、「灸(やいと)や!!」と手の甲やおでこに貼り付けて遊んだものだ。
 おでこに貼り付けて「奈良の大仏様や」と言っていた友がいた。
 あれはずっと昔のこと。

◆新・「自由研究」のすすめ 試論 更新!!
 「自由研究」の「不易流行」を追う作業はあちらこちら飛び火しながらつづく。
 まだまだつづきそうだ。

◆「コウガイビル」を追う 更新!!
 「コウガイビル」のことになると我を忘れてしまう。
 なんとも「ふしぎ!?」のかたまりのような生きもの。同じプラナリアの仲間なのに「陸棲プラナリア」であるコウガイビルはキモがられるのはどうして?(゜_。)?(。_゜)?
 まあわからないでもないが、ぜひぜひ本格的「研究者」の登場を期待したい!!

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 「水栽培池」の水漏れは防ぎようのないようだ。実が完熟するのが先か、葉全体が枯れてしまうのが先か?
今週いっぱいが勝負か。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 8月のテーマは、 寅彦と「風」 である。
 見えない大気の動きを寅彦はどうとらえていたのだろう?


さあ、今日明日の墓参りではなにを!?


 

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新・「自由研究」のすすめ試論(153)

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▼大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから16週目であった。
 今年訪れた「あこがれの4日間」は17回だった。ほぼこれで決定のようにみえた。
 いくつもの想定外のことが起きた。そのなかでも特筆すべきは「水栽培池」についてだ。例年のように大賀方式で準備した「観察池」は小分けして3つだ。他はすべてひとつの鉢に掘り込み「水栽培池」としたのだ。
 なんと正式な「観察池」で花が咲いたのは4つだけ、あと13個は「水栽培池」に咲いたのだ。
 その「水栽培池」に数日前から異変が起きた。大きく育つ蓮根が鉢を壊したのだろうか。水漏れが発生したのだ。水を加えても加えてもすぐ漏れてしまう。見る見るうちに葉は枯れが進行する。
 果托の実が完熟するまでは待って欲しいが、どうなることやら…!?
▼あいかわらず「自由研究」の「不易流行」を追ってみよう。
 自分自身の「自由研究」のテーマとリンクさせたながら

◆姫路市におけるヒートアイランド研究 ―気温分布の季節変化観測(古橋 和樹 河野 仁 2015)

をさらにくわしく読んでみる。
▼概要を再びプロットしてみる。

・ABSTRACT
1.はじめに
2.方法
 2.1 気温測定
 2.2 風配図の作成
3.結果と考察
 3.1 1月と8月の風配図
 3.2 1月と8月の気温分布
 3.3 1月と8月の平均温位分布
4.結論
・謝辞
・参考文献

▼私が今いちばん興味あるのが「2.2 風配図の作成」である。
 これは何も知らない私にも可能な作業なのだろう?

 日々蓄積されるアメダス「福崎」のビッグデータを処理して、「風配図」を描くことできるだろうか?

 そのスキルを身につけたい!!
 それが私の最大の希望だ!!

 昨夜の地域の盆踊りのときの「涼しい風」が「アメダス」には記録されていた。


(つづく)
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新・「自由研究」のすすめ試論(152)

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▼FBでコウガイビルのことが話題になっていた。
それで冷蔵庫に眠っている36号コウガイビルのことが気になって外に出して観察してみた。
 (゜o゜)ゲッ!!
 あれあの逆三角形の頭の部分(コウガイの部分がない)がない!!

 じっくり観察してみると先端の部分が、胴体部分にくっついているようにも見える。
 日が射してきてからもう一度外に出して観察してみた。
 動いた!! まちがいなく生きているようだ。
 しかし、やがてからだをくねらせもだえるように動いた!!
 これはヤバイ!?とあわてて冷蔵庫にもどした。
▼今年は、たったひとつだけの「仮説」をもって、コウガイビルの「ふしぎ!?」を追っていた。
 昨年は我が家の庭で25匹ものコウガイビルに出会いながら、すべて夏のあいだに「消えて」しまった。
 主たる原因は「気温」だと思っていた。
 あのダーウィンも指摘したように。

  私は、南半球の各地で、陸生のプラナリアを十二種以上見た。ブァン ディーメンス ランド Van Dimen's Land で得た若干の標本には、朽木を食わせて、約二ヶ月も生存をつづけさせた。一匹のプラナリアをだいたい相等しい大きさに横断すると、二週間のうちに双方とも完全な体となった。更に、片方が下面に開口を二つとも持ち、従って他の方は開口を一つも持たぬように切ってみた。施術後25日を経て、比較的完全に近かった方は、普通の標本と区別できぬまでになった。片方もその形がいちじるしく大きくなり、そして後端に近く柔らかい細胞集団のうちに透明な空間を生じ、その中には椀のような形の口の原基が明らかに認められた。しかし下面に裂口が開くには到らなかった。赤道に近づいたために、気温の上昇によって、すべての個体を殺すようなことがなかったならば、この最後の段階も構造を完成したに違いない。この実験はすでによく知られているところであるが、一方の個体の簡単な体の一端から、必須の器官がことごとく次ぎ次ぎに生ずるのを見るのは面白かった。プラナリア類を飼うのは極めてむずかしい。生活現象が終われば、一般に見る天然の変化の法則がここにも働いて、体は全体に柔らかくなり、液化する。そのはやさは、他に比べるものもないほどである。(「ピーグル号航海記 上」(チャールズ・ダーウィン著 島地 威雄訳 岩波文庫 P54より)

 ならば「気温」が低ければエサなしでも生き延びることができるだろう。

というのが今年の「仮説」だった。
▼まだまだ蒸し暑い「熱帯夜」がつづいていた!!
 コウガイビルのみならず、我々にとっても「高温」はきつかった。
 あの「海陸風」の研究で学んだ河野仁先生が、さらに興味深い研究もされていた。

◆姫路市におけるヒートアイランド研究 ―気温分布の季節変化観測(古橋 和樹 河野 仁 2015)

実に面白い研究である。
我が家の「暑さ」の謎解きをする研究である。

▼ここでも「仮説」があった。
 「海陸風が海岸線に垂直方向の影響を与えるのでは」という「仮説」である。
 やっぱりそうだ。どんな「研究」にも「仮説」がある。
 「研究」は「仮説」からはじまるのだ!!

 「研究」は、はじめに「仮説」ありき!!


(つづく)

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新・「自由研究」のすすめ試論(151)

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▼なんという蒸し暑さ!!
 そして この「雲見」!!
 やっぱり雨ははげしく降った。今、アメダス「福崎」で確認すると「29㎜/h」雨が記録されていた。ちょうど外出しなければならないときだったのでたいへんだった。

 「大気が不安定!?」というとき大気はどんな動きをしているのだろう!?
 それを可視化するには?

▼「自由研究」のまとめ・報告のしかたについて、今年出会ったお気に入りサイト二つを見せてもらおう。

◆シゼコン(自然科学観察コンクール OLYMPUS)
●「自由研究攻略マニュアル STEP3 研究はこんなかたちでまとめよう!」

 とてもわかりやすく書いてある。
 
▼もうひとつのお気に入りを見てみる。

◆理科自由研究データベース(お茶の水女子大学・サイエンス&エデュケーションセンター)

 ここの
●「自由研究の進め方」(「研究レポートの作成」)
がとても詳しくポイントをまとめてくれている。大いに参考になる。

▼2つに共通するのは最大のポイントは

・「研究」の可視化である!!

 せっかくの「研究」が人に伝わらなければ意味がない。誰にもわかりやすく伝えるための工夫が必要だ。
・ビジュアル化
・写真を多用する
・図、グラフ
・現物の添付

等々である。

(つづく)

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新・「自由研究」のすすめ試論(150)

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▼立秋を過ぎて、ヒガンバナの仲間(リコリス)の先頭をきってナツズイセンが咲いていた。
 今年もヒガンバナの「ふしぎ!?」を追う季節が近づいている。
 コヒガンバナ、キツネカミソリはどうだろう? もう咲いているところあるのかな?
▼こんなこと言い始めると、夏休みも後半だ!!
 ここからは加速度的に時間は過ぎていく。「自由研究」の方も、そろそろまとめ・報告を意識しながら取り組んでいく時期だ。
 今、大いに参考にさせてもらっている

◆播磨平野(姫路)の海陸風の統計的解析―海面水温との関係(河野仁・西塚幸子)

をもとに「研究」のプロたちから学んでみよう。
▼「研究」報告の骨組みをピックアップしてみる。

『タイトル』
・要旨
1.はじめに
2.方法
3.結果と考察
 3.1 年間の風配図
 3.2 海陸風の季節変化
 3.3 夏季の海陸風、ヒートアイランド
 3.4 冬季の海陸風、ヒートアイランド
 3.5 播磨平野西部における海陸風と山谷風の相互干渉についての考察
4.結論
・参考文献

▼不思議なものだ。こうして骨組みをピックアップさせてもらっていると、なかみまで少し理解がすすんだような気がする!!
 気づいたことアトランダムにあげてみる。
・「研究」報告は人に伝えるために書くものだ。
・「自由研究」の報告もプロの「研究」報告も本質的は同じ!!
・ビジュアルに可視化することがポイント!!(グラフ、図表、写真など)
・自分なりの仮説を展開することが研究の醍醐味!!
・結論は次なる課題・「ふしぎ!?」も。
・参考文献は必須!!(今なら参考Webページも)

等々である。

(つづく)


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新・「自由研究」のすすめ試論(149)

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▼その雲たちが市川の流れに沿って見えるのは私の思い込みが過ぎるのだろうか!?

 台風一過の青空とはいかない「雲見」だった。また蒸し暑い夏がもどってきた。
 北の中国山地→市川→南の瀬戸内海 この「大気の物理学実験室」をイメージしながら風を読もうとしていた。
▼それは私自身の「自由研究」第4、第5テーマであった。

【テーマ4】 福崎の海陸風の「ふしぎ!?」
【テーマ5】 「アメダス」めぐり!! 「アメダス」データの活用の研究!!

▼私はこれに関して、ちょうど2年前の夏、偶然たいへん興味深い話を聞いた。
それは科教協(大阪大会)のナイターだった。

◆気象学から見た大気環境-風のモデル実験  河野仁先生(兵庫県立大学名誉教授)

 実験もなかなか面白かった!!
 しかし、なにより驚いたのは「福崎」の地名がたびたび登場することだった。
 そして「播磨平野の海陸風」についてくわしいお話があった。
 
 大いに刺激を私は、昨年の夏、「生野」「姫路」の「アメダス」を訪ねた。
▼また、「播磨平野の海陸風」の研究はどこまで進んでいるのだろう?とググってみた。
そして、このきわめて興味深い報告をみつけた!!

◆播磨平野(姫路)の海陸風の統計的解析―海面水温との関係(河野仁・西塚幸子)

 実に面白い。
 自分がテーマとしたことの「研究」がどこまでわかっているのかを知ることができる。
 「研究」のすすめ方も大いに参考になる。

 やっぱりプロの「研究」は面白い!!
 しばらくはここから学んでみよう。

(つづく)
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【Web更新08/06】17-32 新・「自由研究」のすすめ試論等 更新!!

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日替わりに立ち上がりたる芙蓉かな 17/08/04撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-32
週末定例更新のお知らせ
 迷走し続ける台風5号が去った後、今朝部分月食を観察をした!!
 それはみごとなものだった。
 計算された時間どおりだった!!なんという律儀さ!!
 やっぱり「ふしぎ!?」だ!!
 あまり大きな声で言っていると笑われてしまいそうだが、やっぱり私には「ふしぎ!?」だ!!
 遠く離れた月が欠けて見えるのがきっちりとわかるのに、わずか十数㎞の高さの空間で起こることが予想できないのか?
 それは「ふしぎ!?」であると同時に面白くも感じる。

◆表紙画像集2017 更新 芙蓉
 西の庭の芙蓉の花が日毎に数が増えていく。しかもよく見てみると花は日替わりだ!!
 朝方にうすくピンク色に咲いた花は、夕方には赤くなって萎む。次の日に立ち上がっている花は別の花だ。
 いったいいくつまで咲くのだろう!?

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!! もうすぐ夏休みも折り返し点だ。今年はほんとうにいろんなパターンの「自由研究」が存在することを知った。そして、想像していた以上に「デジタル化」「ネット化」「データーベース化」が進んでいるのに感心した。
 「これから」の「自由研究」はもう始まっていた!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 まだまだわからないことだらけだ。
 それだけ「ふしぎ!?」がいっぱいつまっているということでもある。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!! 

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 17号の処理を済ませた。
 今年はここまでだろう。結実種子の回収と観察池のビオトープ化だ!!

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 あのコガネグモもあと一匹だけになってしまった。
 「卵のう」はどこに!?

 あわただしい一週間はもうとっくに始まっていた。

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本日(2017/08/07)、第167回オンライン「寅の日」!!#traday

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「アメダス」の百日紅は紅かった!!
 その「アメダス」の風の「記録」を見た。
 やっぱりそう思う。
 昼間は南寄りの瀬戸内海の方から、夜間は北寄りの中国山脈の方から風が吹いている。もっと台風5号の風が影響しているかと思ったが、まださほどではないようだ。
 「立秋」の本日はどうだろう?

▼本日(2017/08/07)は、第167回オンライン「寅の日」である。
 8月のテーマは、まさにこの「風」だった。
【8月テーマ】 寅彦と「風」 
 まずその第一弾として読むのは「海陸風と夕なぎ」である。

◆本日(2017/08/07)、第167回オンライン「寅の日」!!#traday

●「海陸風と夕なぎ」(青空文庫より)

▼私は恥ずかしながら、ごく最近まで自分自身が「海陸風」の典型の地に暮らしていることに気づかなかった。
 寅彦はきっちりと知っていたようだ!!

 夏期瀬戸内海(せとないかい)地方で特に夕なぎが著しいのはどういうわけかと思って調べてみると、瀬戸内海では、元来どこでもいったいに強くない夏の季節風が、地勢の影響のために特に弱められている。そのために海陸風が最も純粋に発達する。従って風の変わり目の無風が著しく現われるのである。夕なぎに対して朝なぎもあるが、特に夕なぎの有名なのはそれが気温の高い時刻であるがためであろう。

蒸し暑い夕方についてもわかっていたようだ。

夕なぎの継続時間の長短はいろいろな事情にもよるが海岸からの距離がおもな因子になる。すなわち海岸から遠くなるほどなぎが長くなるわけである。

▼防災・減災の第一歩は自分が地理的・地形的にみて「どんなところに暮らしているか!?」を知っておくことだろう。そう考えるとき次なる言葉は示唆的である

 要するに日本の沿岸ではいかなる季節でも、風の日々変化するのを分析すると、海陸風に相当する風の弛張がかなり著しく認められるが、実際にいわゆる海陸風として現われるのは、季節風の弱い時季か、あるいは特別な気圧配置のために季節風が阻止された場合である。  それで、各地方でこういう風の日々変化の習性に通じていれば、その変化の異常から天気の趨勢(すうせい)を知る手がかりが得られるわけである。

さらには「研究」への誘いもつけてくれていた。アリガタイ!!

 以上は一通りの理論から期待される事であるが、実際の場合にどこまでこれが当たるか、各地方の読者の中で気象のほうに興味を持たれるかたがたの各自の研究をおすすめしたいと思うのである。

さあ、今日はどんな「風」が吹くだろう?
どんな「雲見」になるだろう?
台風5号の進路は?
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【お薦め本】『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 )

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「記憶せずに記録する」(『知的生産の技術』梅棹忠夫著より)

 まずは「記録」しておこう。
 「大賀ハス観察池」は蓮根の植え替えから15週目だった。第4号大賀ハスの果托が風にゆさぶられ一粒の実が落ちた!!他の実も果托のなかでゴロゴロころがりはじめた。もう限界だと判断した。このままにしておくと落下して紛失しまう。
 ピンセットで回収した。完熟したものは全部で10粒あった。
 第3号、第6号の果托もあとにひかえていた。

「記憶せずに記録する」を徹底して実践する尊敬すべき友人がいた。ヒガンバナの「ふしぎ!?」を一緒に追いかける野島高彦さんである。毎週欠かさず報告されてる「鉢植え彼岸花の観察日記」には感服するばかりである。
 そんな野島高彦さんがたいへん興味深い本をだされた。それが今回の【お薦め本】である。

◆【お薦め本】『誰も教えてくれなかった実験ノートの書き方』(野島高彦著 化学同人 2017.7 )

▼お薦めポイントはありすぎる!!
 話が拡散してしまわないあいだに例によって3つをあげる。

(1) 「研究」に携わるすべての人にかならず役に立つ!!

(2) 何をどのように「記録」するのかをやさしく教えてくれている!!

(3) 「実験ノート」の可能性・有効性を「これから」も視野に入れ熱く語っている!!

 ではひとつずついこう。
(1) 「研究」に携わるすべての人にかならず役に立つ!!
 著者は「はじめに」こう語る。

 この本は、実験ノートを上手に利用して研究活動をスムーズに進めていくための考え方をガイドブックです。主な読者として想定しているのは卒業研究をおこなうために研究室に配属になったばかりの大学生です。(同書 p1より)

 ちがう!!
 それはこの本を読んでの第一感想だ。もちろん想定の大学生に役に立つことはまちがいはないが、それだけではない。卒業研究なんてはるか40年以上昔のポンコツの私にも役に立つと思った。
 タイトルにもあるように、このようなことは「誰も教えてくれなかった」のである。それはどこか暗黙の了解ですまされてきたところがあるのだ。卒業研究前にこの本を読んでいたら、私の人生も変わっていたかも知れないな。(ちなみに私の卒業研究テーマは「タンパク質コラーゲンの熱収縮温度について」だった。)
\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

 感心したのはとてもわかりやすく簡潔に書かれていることだ。
 これなら大学生でなくても、それこそ「自由研究」をすすめる中高生に読めるのではと思った。
 だからレベルが低いということではけっしてない。野島さんは「卒業研究」を指導するバリバリ現役の大学の先生である。だからこそ今、何をこそツタエルべきかをもっとも心得ていた。


 語れば語るほど「蛇足」になるような気もするがつづける。
(2) 何をどのように「記録」するのかをやさしく教えてくれている!!
 「記録」せよ!!ばかりを繰り返しても意味はない。
 「何を」「どのように」に「記録」するのか、それが問題である。
 わかっているつもりの人も、今一度、この本を手にしてみることをお薦めする。

▼いつも野島さんに教えられるのは「これから」を語っておられることだ。
(3) 「実験ノート」の可能性・有効性を「これから」も視野に入れ熱く語っている!!
 いつも「これから」が視野に入っていた。
 「実験ノートを中心にさまざまな情報をリンクさせましょう」(同書 p92)
などを読ませてもらうと未来志向の「実験ノート」が見えてくるのである。
 「実験ノート」の電子化問題についてもくわしく語られている。

 繰り返す!!
 「これから」の「研究」に興味あるすべての人にお薦めである!!
 
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新・「自由研究」のすすめ試論(148)

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▼第17号大賀ハス「あこがれの4日間」の二日目だった。
 第17号になるまでに、今年も「荷風」に惹かれて集ってくる虫たちは多かった。ハチの仲間、カナブンの仲間、蛾や蝶の仲間等々何種類にもなった。しかし、この仲間ははじめてであった。
 何だろう?触角の長さからキリギリスだろうか?(まったく自信はない(^^ゞポリポリ)
 はじめは果托に乗っかって雄しべをまさぐっていたが、サイドから頭を突っ込んでいた。
 しばらくして荷風に堪能したのか、花びらや葉の上で休んでいた。
 「あこがれの4日間」に来訪する昆虫図鑑!!なんてできたら面白いだろうな。
▼参加する「自然観察」!!

◆観察で「調査」に加わろう (夏休み科学体験 中 朝日新聞)
 

 に紹介されていた具体例をつづける。

◆ベランダバードウォッチ~身近な野鳥調査(バードリサーチ)

ナルホド、ベランダからバードウオッチとは面白いな(^^)V
 どこかにでかけなくても毎日身の回りで何種類もの鳥たちに出会うが、名前もしらなければどんな暮らしをしているのか知らないもんな!?

◆モニタリングサイト1000(環境省生物多様性センター)

これは夏休みに限らず常時利用させてもらいたいサイトだ。
▼ある生きものに特化したサイトもあった。
 
◆ナメクジ捜査網(宇高寛子・京都大助教(namekujida@gmail.com))

(゜o゜)ゲッ!!
こんなナメクジがいるのか。面白いな、こんなのが私は大好きだ!!

◆アカハネオンブバッタ分布調査(大阪市立自然史博物館)

こんな変わったバッタがいるのか!?興味津々だ。
自分の観察したことを報告することによって、「調査」が進むと考えるとなんかうれしいですねよね。

▼まだまだあった。

◆瀬戸内海東部のイルカやクジラの目撃や座礁情報(神戸市立須磨海浜水族園)

 せっかく目撃したことがあるならぜひ連絡を。
 目撃体験の顛末記はりっぱな「自由研究」になるはず。

 またまた庭に戻って

◆庭のチョウ類調査(日本チョウ類保全協会)

蝶の写真送れば同定もしてもらえるようだ。

 紹介してあるページをみせてもらっているあいだに、なにかいろいろ面白い試みのヒントがあるように思えた。
 
 またずいぶん以前の取り組み
◆Web版『はしりもの・かわりだね』
のことも思い出すのだった。

(つづく)
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新・「自由研究」のすすめ試論(147)

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▼「脚の毛」までじっくりと観察できた。アリガタイ!!
 コガネグモである。知ったかぶりしていうが、実はなにも知らなかった。ほんの5年前までは、教科書や資料集などの「写真」で見たことはあって現物がこんな身近に生きているなんて知らなかった。
 理科の教師としては恥ずかしいかぎりである。(^^ゞポリポリ
 毎夏5年連続して、ごくごく身近に何匹ものコガネグモを観察してきた。
未だに「ふしぎ!?」だ。
 コガネグモはずっと昔から私の身近にいたのだろうか?
 もしそうならば、こんな年になるまでそれに気づかなかったのだろう?

 ともかく身近にいるということはうれしい。クモの観察は私のようなのろまには最適だ。じっとネットに「待機」しているから、じっくりと観察できる。あえて採集ということをしなくても、その場でじっくりと観察でききる。
 背、腹いずれの方からでもゆっくり見せてもらえる。「出糸突起」の形状までゆっくり観察できる。
 「隠れ帯」「狩り」等々も…!!

 私の「自由研究」最高のお薦めは、「クモ学」だ!!

▼その「クモ学」で、ぜひ知りたいことがあった。
 私はたまたまの偶然からコガネグモの観察をはじめたが、全国的に見てどんなところに分布しているのだろう?
 図鑑などの表示では 「本州(6)、四国、九州、南西諸島」 となっているが、住んでいる場所によって姿かたちに少し違いがあるのだろうか?
 住んでいる場所の共通点はなんだろう?
 
 先日、新聞で興味深い記事をみつけた!!

◆観察で「調査」に加わろう (夏休み科学体験 中 朝日新聞)
 

 夏休みの「自然観察」を、「市民参加型調査」で学術研究にツナグ!!
 それを呼びかける記事だ。

▼具体例がいくつかあがっていた。
面白そうなので、ひとつずつ訪ねてみた。

◆自然しらべ2017 うなぎ目線で川・海しらべ!(日本自然保護協会)

知っているようで知らないウナギの生態が面白い。
市川にでかけてウナギの報告をしてみたくなった(^^)V。
自分も参加してのビッグデータが、ウナギの「ふしぎ!?」を解明するなんて面白いではないか。   

最大の「ふしぎ!?」は最も身近にある!!
 それは最近確信に近づいて来た持論であった。あの「ゲホウグモ」「コウガイビル」に出会ったもみんな我が家の庭だった!!
 その点、この調査も興味深い!!

◆お庭の生きもの調査(生態教育センター)

 どんな生きものが全国の庭で「発見」されているのだろう。o(^o^)o ワクワク

(つづく)

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新・「自由研究」のすすめ試論(146)

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『赭鞭一撻』ノート
という古めかしい一冊のノートがある。いつも手の届くところに置いていた。
 以前に「高知県立牧野植物園」を訪ねたときにミュージアムショップで手に入れたものである。ノートでありながら私はなにも記していない。
 目的は表表紙、裏表紙に記された「赭鞭一撻 牧野結網子稿」にあった。
 そこには次のように記してあった。

 故郷佐川にいた少年時代(十八歳~二十歳ごろ)、牧野富太郎が植物学を志すようになった頃の勉強心得。この若き日の抱負は、生涯を通じて実践された。(結網とは、牧野富太郎の号)(『赭鞭一撻』ノートより)

▼「自由研究」の「不易流行」をまた少しちがった角度から追ってみよう。
 夏休み「自由研究」の古典的定番として、昆虫採集をして「昆虫標本」づくり、植物採集をして「植物標本」づくりなどがある。本格的でこちらが圧倒されてしまうような作品にも出会ってきた。
 直接自然に触れる機会の多い夏休みならではの「自由研究」定番である。
 
 植物採集ですぐさま思い出すのがこの牧野富太郎の『赭鞭一撻』だった。

▼『赭鞭一撻』には15ヶ条の「心得」が書かれていた。納得することばかりである。
引用させてもらおう。

一、忍耐を要す(我慢することが必要である)

二、精密を要す(正確であることが必要である)

三、草木の博覧を要す(草や木についての豊かな知識が必要である)

四、書籍の博覧を要す(たくさんの本を読むことが必要である)

五、植学に関係ある学科は皆学ぶを要す(植物に関係する学科は全て学ぶことが必要である)

六、洋書を講ずるを要す(洋書を理解する必要がある)

七、当(まさ)に画図を引くを学ぶべし(理屈にあった図画技法の勉強をしなさい)

八、宜(よろ)しく師を要すべし(状況に適した先生が必要である)

九、吝(りん)財者は植物学たるを得ず(植物学者はケチではいけない)

十、跋渉(ばっしょう)の労を厭ふなかれ(方々の山野を歩きまわる努力を怠るな)

十一、植物園を有するを要す(植物園が必要である)

十二、博(ひろ)く交を同士に結ぶべし(多くの同好者と友達になりなさい)

十三、迩言(じげん)を察するを要す(一般の人が使う名前や呼び名から推察することも必要である)

十四、書を家とせずして、友とすべし(本に書かれていると安心せずに、本を対等の立場の友と思いなさい)

十五、造物主あるを信ずるなかれ(神を信じてはいけない)

(現代語訳『赭鞭一撻』ノートより)

▼含蓄のある言葉ばかりだ。
 これは「植物学」にかぎらず、すべての「学問」「研究」にあてはまることばかりだろう。
 とりわけ私が興味あるのは

十二、博(ひろ)く交を同士に結ぶべし(多くの同好者と友達になりなさい)

植物を学ぶ人を求めて友人にしなさい。遠い近いも、年齢の上下も関係ありません。お互いに知識を与えあうことによって、偏りを防ぎ、広い知識を身につけられます。

である。
 「自由研究」を機にあらたなヒューマンネットワークと出会うことができたら楽しいだろうな。
 そんなことがあってこそ、

 「自由研究」は一生モノ!!

(つづく)

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新・「自由研究」のすすめ試論(146)

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『赭鞭一撻』ノート
という古めかしい一冊のノートがある。いつも手の届くところに置いていた。
 以前に「高知県立牧野植物園」を訪ねたときにミュージアムショップで手に入れたものである。ノートでありながら私はなにも記していない。
 目的は表表紙、裏表紙に記された「赭鞭一撻 牧野結網子稿」にあった。
 そこには次のように記してあった。

 故郷佐川にいた少年時代(十八歳~二十歳ごろ)、牧野富太郎が植物学を志すようになった頃の勉強心得。この若き日の抱負は、生涯を通じて実践された。(結網とは、牧野富太郎の号)(『赭鞭一撻』ノートより)

▼「自由研究」の「不易流行」をまた少しちがった角度から追ってみよう。
 夏休み「自由研究」の古典的定番として、昆虫採集をして「昆虫標本」づくり、植物採集をして「植物標本」づくりなどがある。本格的でこちらが圧倒されてしまうような作品にも出会ってきた。
 直接自然に触れる機会の多い夏休みならではの「自由研究」定番である。
 
 植物採集ですぐさま思い出すのがこの牧野富太郎の『赭鞭一撻』だった。

▼『赭鞭一撻』には15ヶ条の「心得」が書かれていた。納得することばかりである。
引用させてもらおう。

一、忍耐を要す(我慢することが必要である)

二、精密を要す(正確であることが必要である)

三、草木の博覧を要す(草や木についての豊かな知識が必要である)

四、書籍の博覧を要す(たくさんの本を読むことが必要である)

五、植学に関係ある学科は皆学ぶを要す(植物に関係する学科は全て学ぶことが必要である)

六、洋書を講ずるを要す(洋書を理解する必要がある)

七、当(まさ)に画図を引くを学ぶべし(理屈にあった図画技法の勉強をしなさい)

八、宜(よろ)しく師を要すべし(状況に適した先生が必要である)

九、吝(りん)財者は植物学たるを得ず(植物学者はケチではいけない)

十、跋渉(ばっしょう)の労を厭ふなかれ(方々の山野を歩きまわる努力を怠るな)

十一、植物園を有するを要す(植物園が必要である)

十二、博(ひろ)く交を同士に結ぶべし(多くの同好者と友達になりなさい)

十三、迩言(じげん)を察するを要す(一般の人が使う名前や呼び名から推察することも必要である)

十四、書を家とせずして、友とすべし(本に書かれていると安心せずに、本を対等の立場の友と思いなさい)

十五、造物主あるを信ずるなかれ(神を信じてはいけない)

(現代語訳『赭鞭一撻』ノートより)

▼含蓄のある言葉ばかりだ。
 これは「植物学」にかぎらず、すべての「学問」「研究」にあてはまることばかりだろう。
 とりわけ私が興味あるのは

十二、博(ひろ)く交を同士に結ぶべし(多くの同好者と友達になりなさい)

植物を学ぶ人を求めて友人にしなさい。遠い近いも、年齢の上下も関係ありません。お互いに知識を与えあうことによって、偏りを防ぎ、広い知識を身につけられます。

である。
 「自由研究」を機にあらたなヒューマンネットワークと出会うことができたら楽しいだろうな。
 そんなことがあってこそ、

 「自由研究」は一生モノ!!

(つづく)

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2017年8月(葉月)の俳句「歳時記」!!

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▼それはほんとうに突然のできごとだった!!
 ともかく昼までは暑かった。外にでるだけでも億劫なるぐらいだった。
 昼前に突然雲がもくもくと沸き上がってきた。見る見るうちに成長していった!!
 ザ・積乱雲!!
 「上がるとザアザア」はほんとうだった。はげしい雨がひとしきり降った。
 
 このカラクリを知ることは「俳句の精神」に通ずるというのが寅彦の教え!!

▼さあ、今月も

◆NHK「俳句」 テキスト 

より名句11句を引用させてもらう。

(1) 流灯や一つにはかにさかのぼる 飯田蛇笏
(2) 七夕やまだ指折つて句をつくる 秋元不死男
(3) 硯洗ふ墨あをあをと流れけり  橋本多佳子
(4) 三人に見つめられゐて西瓜切る 岩田由美
(5) おしろいが咲いて子供が育つ路地 菖蒲あや
(6) 身を裂いて咲く朝顔のありにけり 能村登四郎
(7) 水引の雨こまやかに降りはじむ  荏原京子
(8) ひぐらしや明るき方へ鳴きうつり 暁台
(9) 走馬燈消えてしばらく廻りけり  村上鬼城
(10) 手をあげて足を運べば阿波踊   岸風三樓
(11) 新涼や白きてのひらあしのうら  川端茅舎

▼なんともみごとなものだ!!
 名句なんだからアタリマエ言えばアタリマエなんだがやっぱり感心する。
 さあ今月もシロウト選句に挑戦してみよう。

【私の選んだ名句ベスト3】

(7) 水引の雨こまやかに降りはじむ  荏原京子

(3) 硯洗ふ墨あをあをと流れけり  橋本多佳子

(6) 身を裂いて咲く朝顔のありにけり 能村登四郎

【次点】

(9) 走馬燈消えてしばらく廻りけり  村上鬼城

 8/7は「立秋」、この世界では秋がはじまる。歳時記も「秋」編にかえなければ…。

▼その瞬間の景を一句に詠む。
なかなか「もどき」を脱却できない世界だ!!
いつも最後は居直りだ。(^^ゞポリポリ

「もどき」でもいいではないか。愉しければ!!

雨上がりの夕方、コガネグモが柵にへばりつき待避していた。

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2017年8月(葉月)の「雲見」は!?

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▼8月(葉月)がはじまる!!
 どんな「雲見」となるだろう。その前に7月の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    0
・巻雲    0
・巻積雲  0
・巻層雲  1
・高積雲  3
・高層雲  5
・層積雲  5
・積雲    5
・層雲    2  
・乱層雲  7
・積乱雲  3

 こうならべて見ただけでもわかる。
 雲はずいぶん低いところにあったんだ!!「乱層雲」「層積雲」「高層雲」「積雲」の合計が22日にもなった。
 蒸し暑い!!
 そんな印象だった。
▼いつものように8月の「雲見」を2つの資料をもとに予想してみることにする。
ひとつは
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

である。
先月の「暑い!!雨は少ない」の予想は半分あたっていたが半分はハズレた。
 今月はどうだろう?
 これを見る範囲では「暑い!!雨は少ない」と予想されるがわからない!?
 さっそく「台風」も迷走していることだし…。
▼よりローカルに迫ってみよう。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

 30年間のデータでは、8月の雨量は7月にくらべたらガタッと減っている。
 はたして今年はどうだろう。
 風(海陸風)にも注目したい。
▼その「アメダス」の近くの公園の百日紅がみごとだった!!
 名前のとおり、8月の終りまで咲き続けているだろうか?

 例年の「雲見」の旅の計画は今年はない。少し淋しい気分だ!!
 その分、より「ローカル」に徹した「雲見」をつづけたい。

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