新・「自由研究」のすすめ試論(156)
▼コガネグモ、コガタコガネグモたちにかわってナガコガネグモが目立ちはじめた。ナガコガネグモの「隠れ帯」はコガネグモの「X」型を基本とするのとちがって単なる直線的「I」型であった。幼少のころはまたちがった「ジグザグ」型である。
同じクモでもすべての仲間がこの「隠れ帯」をつくるわけではなかった。ナガコガネグモと同様、目の前に目立ちはじめたジョロウグモは「隠れ帯」をつくらない。
「隠れ帯」はなんのために?
▼ごくごく自然に生まれる「ふしぎ!?」だった。
「隠れ帯」で検索してみれば、多様な「隠れ帯」を見ることもできる。
また、「隠れ帯」の「ふしぎ!?」に対して諸説あることを知ることができるだろう。
「自由研究」で先行「研究」はないだろうか?
◆理科自由研究データベース(お茶の水女子大学・サイエンス&エデュケーションセンター)
なかばあきらめ気味に「隠れ帯」をキーワードに検索してみる。
あった\(^O^)/ スバラシイ先行「研究」が報告されていた。PDFも公開されていたアリガタイ!!
まずは先行「研究」から学ぼう!!
▼「研究」にははずすことのできないいくつかの鉄則がある。
「研究」はoriginalでなければならない!!
これがそのひとつである。
それはたとえ「自由研究」でも「研究」である以上同様である。
先行「研究」から学ぶことと一見、相矛盾するように思えるが、それはちがう。
先行「研究」から学ばないoriginalなぞ存在しない!!
▼「研究」にはいくつかのルールがある。
学んだ「研究」については、必ず参照文献・参照URLとして紹介すべきである。
単なるコピペは、「引用」「参照」とはちがう!!
コピペだけでは、「研究」の名に値しない!!
ではoriginalするためには…。
(つづく)
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