新・「自由研究」のすすめ試論(150)
▼立秋を過ぎて、ヒガンバナの仲間(リコリス)の先頭をきってナツズイセンが咲いていた。
今年もヒガンバナの「ふしぎ!?」を追う季節が近づいている。
コヒガンバナ、キツネカミソリはどうだろう? もう咲いているところあるのかな?
▼こんなこと言い始めると、夏休みも後半だ!!
ここからは加速度的に時間は過ぎていく。「自由研究」の方も、そろそろまとめ・報告を意識しながら取り組んでいく時期だ。
今、大いに参考にさせてもらっている
◆播磨平野(姫路)の海陸風の統計的解析―海面水温との関係(河野仁・西塚幸子)
をもとに「研究」のプロたちから学んでみよう。
▼「研究」報告の骨組みをピックアップしてみる。
『タイトル』
・要旨
1.はじめに
2.方法
3.結果と考察
3.1 年間の風配図
3.2 海陸風の季節変化
3.3 夏季の海陸風、ヒートアイランド
3.4 冬季の海陸風、ヒートアイランド
3.5 播磨平野西部における海陸風と山谷風の相互干渉についての考察
4.結論
・参考文献
▼不思議なものだ。こうして骨組みをピックアップさせてもらっていると、なかみまで少し理解がすすんだような気がする!!
気づいたことアトランダムにあげてみる。
・「研究」報告は人に伝えるために書くものだ。
・「自由研究」の報告もプロの「研究」報告も本質的は同じ!!
・ビジュアルに可視化することがポイント!!(グラフ、図表、写真など)
・自分なりの仮説を展開することが研究の醍醐味!!
・結論は次なる課題・「ふしぎ!?」も。
・参考文献は必須!!(今なら参考Webページも)
等々である。
(つづく)
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