新・「自由研究」のすすめ試論(149)
▼その雲たちが市川の流れに沿って見えるのは私の思い込みが過ぎるのだろうか!?
台風一過の青空とはいかない「雲見」だった。また蒸し暑い夏がもどってきた。
北の中国山地→市川→南の瀬戸内海 この「大気の物理学実験室」をイメージしながら風を読もうとしていた。
▼それは私自身の「自由研究」第4、第5テーマであった。
【テーマ4】 福崎の海陸風の「ふしぎ!?」
【テーマ5】 「アメダス」めぐり!! 「アメダス」データの活用の研究!!
▼私はこれに関して、ちょうど2年前の夏、偶然たいへん興味深い話を聞いた。
それは科教協(大阪大会)のナイターだった。
◆気象学から見た大気環境-風のモデル実験 河野仁先生(兵庫県立大学名誉教授)
実験もなかなか面白かった!!
しかし、なにより驚いたのは「福崎」の地名がたびたび登場することだった。
そして「播磨平野の海陸風」についてくわしいお話があった。
大いに刺激を私は、昨年の夏、「生野」「姫路」の「アメダス」を訪ねた。
▼また、「播磨平野の海陸風」の研究はどこまで進んでいるのだろう?とググってみた。
そして、このきわめて興味深い報告をみつけた!!
◆播磨平野(姫路)の海陸風の統計的解析―海面水温との関係(河野仁・西塚幸子)
実に面白い。
自分がテーマとしたことの「研究」がどこまでわかっているのかを知ることができる。
「研究」のすすめ方も大いに参考になる。
やっぱりプロの「研究」は面白い!!
しばらくはここから学んでみよう。
(つづく)
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