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新・「自由研究」のすすめ試論(147)

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▼「脚の毛」までじっくりと観察できた。アリガタイ!!
 コガネグモである。知ったかぶりしていうが、実はなにも知らなかった。ほんの5年前までは、教科書や資料集などの「写真」で見たことはあって現物がこんな身近に生きているなんて知らなかった。
 理科の教師としては恥ずかしいかぎりである。(^^ゞポリポリ
 毎夏5年連続して、ごくごく身近に何匹ものコガネグモを観察してきた。
未だに「ふしぎ!?」だ。
 コガネグモはずっと昔から私の身近にいたのだろうか?
 もしそうならば、こんな年になるまでそれに気づかなかったのだろう?

 ともかく身近にいるということはうれしい。クモの観察は私のようなのろまには最適だ。じっとネットに「待機」しているから、じっくりと観察できる。あえて採集ということをしなくても、その場でじっくりと観察でききる。
 背、腹いずれの方からでもゆっくり見せてもらえる。「出糸突起」の形状までゆっくり観察できる。
 「隠れ帯」「狩り」等々も…!!

 私の「自由研究」最高のお薦めは、「クモ学」だ!!

▼その「クモ学」で、ぜひ知りたいことがあった。
 私はたまたまの偶然からコガネグモの観察をはじめたが、全国的に見てどんなところに分布しているのだろう?
 図鑑などの表示では 「本州(6)、四国、九州、南西諸島」 となっているが、住んでいる場所によって姿かたちに少し違いがあるのだろうか?
 住んでいる場所の共通点はなんだろう?
 
 先日、新聞で興味深い記事をみつけた!!

◆観察で「調査」に加わろう (夏休み科学体験 中 朝日新聞)
 

 夏休みの「自然観察」を、「市民参加型調査」で学術研究にツナグ!!
 それを呼びかける記事だ。

▼具体例がいくつかあがっていた。
面白そうなので、ひとつずつ訪ねてみた。

◆自然しらべ2017 うなぎ目線で川・海しらべ!(日本自然保護協会)

知っているようで知らないウナギの生態が面白い。
市川にでかけてウナギの報告をしてみたくなった(^^)V。
自分も参加してのビッグデータが、ウナギの「ふしぎ!?」を解明するなんて面白いではないか。   

最大の「ふしぎ!?」は最も身近にある!!
 それは最近確信に近づいて来た持論であった。あの「ゲホウグモ」「コウガイビル」に出会ったもみんな我が家の庭だった!!
 その点、この調査も興味深い!!

◆お庭の生きもの調査(生態教育センター)

 どんな生きものが全国の庭で「発見」されているのだろう。o(^o^)o ワクワク

(つづく)

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