新・「自由研究」のすすめ試論(145)
▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから14週目であった。
「あこがれの4日間」の後、果托はどんどん膨らみ、実(種子)の完熟にあわせて黒ずんでいっていた。
不思議に思うのは、結実しなかった果托は早々と枯れて花茎は折れてしまう。ひとつでも完熟に向う種子があれば、花茎は緑を保ち最後まで枯れない。どんなシグナルが送られてこんなことが起こるのだろう?
やっぱり「ふしぎ!?」だ。
今年はなんと17号まである。これは私がこれまで観察したなかではいちばん多い!!
▼この「大賀ハス」も
◆理科自由研究データベース(お茶の水女子大学・サイエンス&エデュケーションセンター)
で検索してみた。残念ながらひとつもヒットしなかった。
今度はもう少し汎用性高く、「ハス」で検索してみた。
7つの「自由研究」作品がヒットした。
▼中学生の作品ばかりだった。レポートがPDFで残してくれているというのは実にありがたい。
ひとつひとつ見せてもらっていると唸ってしまう。
面白すぎる!!
やっぱりハスで第一に「ふしぎ!?」に思うのは、葉の水をはじく「撥水性」だ!!
それに関連しての「研究」が多い。
でも、ちょっと切り口が変わると、まったくちがった「研究」になる。
それが面白いのだ。「よくぞ、そんな発想したものだ!!」と唸ってしまう。
見せてもらっているあいだに生まれた私の「ふしぎ!?」。
花びらにも「撥水性」はあるのかな?(゜_。)?(。_゜)?
▼同じこと繰り返すが、
他の人の「自由研究」を見せてもらうことはとても楽しく面白い!!
「自由研究」をきっかけに、多くの人の 私の「科学」 を学ぶ機会がふえるといいな!!
遠隔地の人との「共同研究」なども実現するといいな!!
専門家も加えての「自由研究」を学び合う会(本来の意味の「学会」)ができるといいな!!
「いいな!!」をならべ始めればきりがない。
それを妄想するのも楽しいものだ!!
(つづく)
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