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オンライン「寅の日」のすすめ(9)  #traday

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▼若いサツマノミダマシだろうか!?
 まだまだクモの名前は限られものしか知らない。6月に入って「私のクモ観察園」もにぎやかになりそうな気配だ。5/20に玄関の「卵のう」から出てきたジョロウグモの子グモたち、多くはもう旅立っていったが、まだ「団居」をする「遅れん坊」たちもいた。昼過ぎにスタンバイしている子グモがいた。

 これまでは見向きもしなかったクモたちのことがこんなにも気になりだし、シロウト「クモ学」のすすめ 綴りはじめたこととオンライン「寅の日」をはじめたこととは私のなかではツナガッテイルように思えてならない。
▼「私の寺田寅彦「活用」法」をつづけよう。
やっぱり、あの石原純にヒントをもらおう。

◆寺田物理学の特質(石原 純)(『思想』岩波書店 特集「寺田寅彦追悼号」昭和11年3月号より)

から引用させてもらう。

 …そこに寺田さんの随筆に一種の特色が形作られるやうになつたのである。固より寺田さんは単なる科学者でなくて、同時に立派な芸術家でもあった。つまり芸術を芸術として味ひ、且つ自分で創作することも可能な人であった。併し寺田さんの多くの随筆に特色を與へてゐるところの、「科学者に固有な」見方、考え方は、種々の事象に対する鋭い分析にあるので、人々はそこに示された独特な、併し立派な理屈に感心するのだった。それはいつも世間の常識よりは一歩及至数歩深く踏み込んでゐる。そして人々はその意表外な観察になる程と肯くのであった。この分析がすなわち寺田物理学の方法なのであって、寺田さんはその随筆に於てこの方法をその儘、科学的研究に於けるよりももっと広い諸般の問題に応用したのに外ならない。

▼寺田寅彦の随筆を読むようになって大きく変化したことがある。
 それは、「科学」に対する見方だ!!
 理科の教師をずっと続けてきたわけだから、それなりに「科学」に興味はあった。アタリマエ!!
 でもそれはどこか「仕事」ととしての部分が優先していた。
 
 寅彦はちがっていた!!いつも軸足は「科学者」におきながら森羅万象を語っていた。
 寅彦の随筆を読んでいると、ほんとうに「科学」って面白い!! と思えるようになってきた。
 「科学」はりっぱに道楽の対象にできるものだと確信が持てた。
▼「寺田物理学の方法」を自分でも応用してみたくなった。
日々の暮らしのなかのフィールドで。

 等身大の「科学」は、やがて 私の「科学」 へと進化していくような気がした。
 
(つづく) 
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コメント

楠田先生、こんにちは。

鈴木勝浩です。

アオオニグモのように見えますが・・・。

ご確認いただけますか。

投稿: 鈴木勝浩 | 2017/06/03 09:12

鈴木勝浩さん
いつもありがとうございます。
鮮明な画像でなくて申し訳ないです。フラッシュで反射してしまった背がくわしくわからないですね。
図鑑でアオオニグモ見てみました。たしかにこちらの方が近いように思いました。背の縁は黄色くないですしね。
脚の帯模様も…。明日もう少しくわしく見てみたいと思います.ありがとうございました。<(_ _)>

投稿: 楠田純一 | 2017/06/03 13:55

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