ファラデーラボ「地域の自然のかがく」は面白かった!!
▼昨日(2017/06/11)はファラデーラボ第77回かがくカフェに参加させてもらった。
■第77回かがくカフェ 「地域の自然のかがく」
● テーマ 地域の自然のかがく
● 話題提供者 觜本 格さん(かがく教育研究所所長 神戸親和女子大学教授)
▼觜本さんの話はこれまで何度も聞かせてもらっていた。
何度聞いても聞く度に「へーそういうことだったのか!!」感心し納得してしまう。
特に今回は蓄積されてきた膨大な資料の現物を見せてもらいながらの報告だったので圧倒される思いで聞かせてもらった。
心に残ったフレーズをピックアップさせてもらう。
・10年間にわたる中学生の研究から
・砂防ダムにたまった地層に記録された土石流の記録
・「人が踏み入れない森」から「人が楽しめる森」へ
・東細沢谷川の総合研究~わが川の環境と生い立ちを探る~
・山地の花こう岩が海岸の砂になるまで~須磨アルプスの風化・侵食・運搬・堆積の過程~
・豊かな人のつながりが自然を育て 豊かな自然が人を育てる
「自然環境の調査・研究はなんのために?」
「自然をゆたかに学ぶとは?」
等々にきわめて示唆的な実践であった。
▼ついで見せてもらったのは、私が今もっとも興味がある生徒の「自由研究」だった。
觜本さんがこれまでに関わった「自由研究」の傑作集だった。さすがだった!!
私などが考える生徒の「自由研究」範疇をはるかに超えていた。これは大学生の卒業研究を超えるようなものだった。もう何十年も前のものでありながら今なお斬新で今日的だった。
「自由研究」にも「不易流行」がある!!
これはまちがいなさそうだ。
▼第二部は今回も盛りだくさんだった。
ここで多くの人の「私の科学」に出会い、愉しめるのは最高だ!!
次回(7/8)は何を愉しめるのだろうo(^o^)o ワクワク
| 固定リンク
コメント