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新・「自由研究」のすすめ試論(127)

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▼「ゴミグモ」だ!!
 なんともダイレクトな名前だ。名前のとおりネットの中央に食べかす、脱皮あと等のゴミを縦に並べて堆積させている。そのゴミのなかに本人は居るという。しばらく目を凝らして観察してみるがなかなか確認できない。
 他のネットでも確認してみるがなかなか難しい。(^^ゞポリポリ
 アタリマエかも知れないが、ゴミの堆積方向はどのネットでも同様に縦(重力方向)だ!!
 
 今度はコガネグモを見てみる。大きなものも小さなものもみんな決まって下を向いて待機していた!!
 アタリマエだけどやっぱり「ふしぎ!?」だ。
 
 宇宙空間(無重力)でクモはネットをつくることができるか? 

 そんな仮想実験がしてみたくなった。
 アタリマエを「科学」するのは面白い!!

「自由研究」アカソナキヤ方式を続けよう。
「アカソナキヤ」の呪文・暗号を次のように説明していた。(うれしかったのは「アカソナキヤ」でググってみると一発で提案したときのblogが出てきた(^^)V)

 タリマエ を当たり前として流さずに
 ンガエテミルト けっこう「ふしぎ!?」なことはいっぱいある。 
 ウイエバ そのこと教科書に、本に、Webにあったような。
ントナク でいい。その「ふしぎ!?」に予想をたててみよう。
ットコウナルハズ の私の仮説をたててみよう。
ッパリ そうだったか!!となれば、これは大発見だ。

▼その詳細をしばらくつづけてみよう。

 タリマエ を当たり前として流さずに

から行こう。これはきっと「自由研究」テーマをみつけるときにヒントとなるはずだ。
 あえて難しそうなテーマをさがさなくても、身近な暮らしの中で、ふだんは気にもとめず「アタリマエ」でやり過ごしていることのなかにこそ面白いテーマがあるかも知れないのだ。
▼次は<ア>とセットで考えること

 ンガエテミルト けっこう「ふしぎ!?」なことはいっぱいある。

 先の「クモ学」を例に考えてみよう。
 クモたちは下(重力方向)をいつどのようにして知るのだろうか。
 そう言えば、団居から旅立とうとする3齢のジョロウグモの子グモたちは垂直方向に下を向いて整列していたな。
 そんなふうに考えて自分の身の回りを見渡せば「ふしぎ!?」はいっぱいある。
 
 そうしてみつけた私の「ふしぎ!?」こそ、最高の「自由研究」テーマになる可能性があるのだ!!

(つづく)

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