新・「自由研究」のすすめ試論(123)
▼できるだけ静かに近づいたつもりだった。ところがコガネグモは何を察知したのか、「こしき」とよばれるセンターからすばやく離れた。そこには「X」文字型の白い帯が残された。「隠れ帯」というらしい。
あれ!?「X」字型ではない一筆多い!!
他のコガネグモを見ても必ずしも「X」字型とはかぎらない。「八」字型もあれば、「X」字がくずれかけたものもある。でもやっぱり「X」字型が基本だろうか、近くのいた幼いコガネグモの方が完全な「X」字型だった。
そもそもこの「隠れ帯」って何? なんのために?
この「ふしぎ!?」!!
この謎解き今年はどこまで進むだろう。
▼「自由研究」のザックリとした歴史の話を続ける。
源流はどうやら大正時代にありそうだ。
その後、昭和に入って戦前・戦中はどうだっただろう?
確かにわかっているところからいこう。
戦後、「自由研究」は再登場する。
▼ところがわずかな時を経て
では、教育課程から「自由研究」は姿を消す。
▼それ以降、教育課程になくても、「自由研究」の思念は生き残った。
長期休業中の定番「宿題」として現在まで引き継がれている!!
ナラバ
その引き継がれてきた「自由研究」の思念とは!?
(つづく)
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