2017年・今年もコウガイビルを「発見」\(^O^)/(2017/05/10) #コウガイビル
▼昨日の朝(2017/05/10)、私はいささか興奮していた。いや、かなり興奮していた!!
それはあのコウガイビルを「発見」したからだ。
いや、「発見」は大げさだ。どこかに探しに行き、みつけたというのではまったくなかった。我が家の庭で気づいたら足元を「あいつ」が這っていたのだ。
あわてて写真を撮り、例によってナイロン袋にいれた!!
▼こいつが、私が人生で出会った35匹目のコウガイビルだった。
35号コウガイビルはクロイロコウガイビルだった。ナイロン袋に入れてからじっくりと観察してみた。
私がはじめてこの「ふしぎ!?」のかたまりのような生きものに出会ったのは2008.11.14だ。もう9年近くも前だ。
第1号コウガイビルも今回と同じようにナイロン袋のなかに入れた。そこから「ふしぎ!?」がはじまった!!
なんとそれから261日間もナイロン袋の中で「エサなし」で生き延びたのである!!
第1号コウガイビルは私を生命科学最前線までつれて行ってくれた!!その顛末の詳細は
に記録していた。
▼それ以来、私はこ、「ふしぎ!?」な生きものに夢中になった。機会ある毎にこいつを探し続けた!!
なかなかみつけることができなかった。
ところが、昨年の夏、我が家の大賀ハス観察池の周辺半径5mほどの範囲のなかで25匹ものコウガイビルに出会ったのである。プラスチック容器のなかで飼うことにも挑戦してみたがダメだった。
やっぱりナイロン袋の方がよいという結論になった。しかし、暑さにはかなわなかった。
ナイロン袋のなかで「とけるように」姿を消した。
▼今年は、大賀ハス観察池も移動するし、もう出会えないと半ばあきらめていただけに35号との出会いはうれしい\(^O^)/
季節は夏に向う。はたしていつまでナイロン袋のなかで生き延びてくれるだろう!?
同じ水生プラナリアの方が目がかわいいとかいって人によく知られている。飼育され再生実験に使われることも多い。変ないい方だが、「市民権」ならぬ「教材権」を得ている!!
一方、陸生プラナリアである我らが「コウガイビル」は、たまたま出会っても気持ち悪がられるだけで、「生存権」すら危ない。「教材権」獲得にはまだまだほど遠い!!
もっともっと深くこの「コウガイビル」という生きもののことを知りたいものだ!!
我らが「コウガイビル」に「教材権」を!!
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