私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらきを!!(3)
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「さまざまなこと思いだす桜かな 芭蕉」
一昨日、浜坂の街なかを歩いていて「芭蕉」に出会ってしまった。
ほんとうだな!!
桜は「さまざま」を思い出してしまう。
降り出した雨がせっかくの桜を散らしてしまわないこと願うのみだ。
せめて週末までは…。
▼生徒の「ふしぎ!?」も「さまざま」だった!!
それが面白い。
出しっばなしにしてしまうのはモッタイナイ!!
「記録」しておきたいものだ。
すぐさまは無理でも連休明けあたりまでには…。
一覧をプリントし、配布して「永久保存版」しておきたいものだ。
▼私の場合、二つの場面でこれを活用してみた。
ひとつは、各単元の授業の導入においてである。
庄司和晃先生は、
「理科」の授業は謎解き訓練だ!!
と言った。ナラバその「謎解き」の導入に、この私の「ふしぎ!?」はとても有効だ。
「○○さん「ふしぎ!?」だった謎解きと関連して…」
と単元の最初に言うだけで、興味関心の度合いは一変するのである。
▼もうひとつは、
「夏休みの自由研究」のテーマをきめるときである。
わざわざアリキタリのテーマにあわせるのでなく、私の「ふしぎ!?」をヒントにするのである。
私の「ふしぎ!?」にこだわることにより、すばらしいオリジナル研究テーマが出てくるのである。
私の「ふしぎ!?」は簡単に答えはでてこないかも知れない。
でもその「ふしぎ!?」は「保留」しつづけて欲しい!!
いつまでも追い続けて欲しい。
そこからきっと 私の「科学」 が生まれるのだから。
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