« 2017年3月 | トップページ

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(144)

Dscn5514
▼朝起きたら蛙の鳴き声がうるさい!!
そんな季節になってきた。
「雲見」の雲もモクモク状態になることが多くなってきたような気がする。
大型連休に突入だ。
さて天気は!?
▼実は「ふりだし」にもどって

◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)

を読みながらの学習をまだ続けていた。
 このblogにメモしておくというのはとても便利だ!! いつでも再開できる!!
やっと
●地球をめぐる風ー大気の大循環 (同書p115)
まで来ていた。
最初に読み、授業テキストつくるときにはずいぶん参考にさせてもらったのだろう。
線が一杯引いてあった!!
「ハドレー循環」のコトバでここでおぼえたのだろう。
▼この章にあの興味深い有名な実験が出てきていた。

◆回転円筒による大気大循環の模型実験(フルツ博士による) (同書 p133)

 実際に一度だけこの実験をみせてもらったことがある。(そのときはあまりうまくいかなかったような記憶が)
実に興味深く面白い実験だ!!

実験は「事実」である。シミュレーションではない!!

実験結果が観測データと合致すれば、理論が正しいことが立証できる!!

そんな意味でとてもすばらしい実験だ。
今ならYouTubeでそんな画像はあるだろうと検索かけて見てみた。
やっぱり面白い!! 
今度は生で再度見てみたい!!(情報あれば教えてください<(_ _)>)
▼さあ大型連休の天気にもどろう。
まず

◆北半球500hPa高度・気温天気図(AUXN50)
( 24時間毎(12UTC) )

を見る。
 やっぱりそうだ!!
 私たちは間違いなく「大気の物理学実験室」のなかで暮らしている!!

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(144)

Dscn5514
▼朝起きたら蛙の鳴き声がうるさい!!
そんな季節になってきた。
「雲見」の雲もモクモク状態になることが多くなってきたような気がする。
大型連休に突入だ。
さて天気は!?
▼実は「ふりだし」にもどって

◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)

を読みながらの学習をまだ続けていた。
 このblogにメモしておくというのはとても便利だ!! いつでも再開できる!!
やっと
●地球をめぐる風ー大気の大循環 (同書p115)
まで来ていた。
最初に読み、授業テキストつくるときにはずいぶん参考にさせてもらったのだろう。
線が一杯引いてあった!!
「ハドレー循環」のコトバでここでおぼえたのだろう。
▼この章にあの興味深い有名な実験が出てきていた。

◆回転円筒による大気大循環の模型実験(フルツ博士による) (同書 p133)

 実際に一度だけこの実験をみせてもらったことがある。(そのときはあまりうまくいかなかったような記憶が)
実に興味深く面白い実験だ!!

実験は「事実」である。シミュレーションではない!!

実験結果が観測データと合致すれば、理論が正しいことが立証できる!!

そんな意味でとてもすばらしい実験だ。
今ならYouTubeでそんな画像はあるだろうと検索かけて見てみた。
やっぱり面白い!! 
今度は生で再度見てみたい!!(情報あれば教えてください<(_ _)>)
▼さあ大型連休の天気にもどろう。
まず

◆北半球500hPa高度・気温天気図(AUXN50)
( 24時間毎(12UTC) )

を見る。
 やっぱりそうだ!!
 私たちは間違いなく「大気の物理学実験室」のなかで暮らしている!!

(つづく)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

子グモたちの「団居」(まどい)はまだか!? #クモ学

Dsc_3105
▼アマガエルが柿の木の上でのんびりとうたた寝をしていた!!
ひと雨毎に季節は加速されて前に進む。
「晩春」から「初夏」へと!!
▼今年もいよいよ本格的にクモたちが活躍する季節がやってきつつある。
昨年の晩秋にジョロウグモの産卵を確認していた。
家の三ヶ所で確認し、継続観察をするつもりでいた。
・東のトタン屋根の裏側
・車庫の上の柱
・玄関先の外灯の側
▼こんなありふれたクモたちの観察を本格的にはじめたのはごく最近のことだ。
 今では、こんな身近にこんなに面白い生きものが一緒に生きていることに気づかなかったのが、最大の「ふしぎ!?」である。
 この「卵のう」からやがてジョロウグモの子グモたちが続々と「出のう」してくるだろう。
そして「団居」(まどい)をするだろう。
 ときに「蜘蛛の子を散らす」を見せてくれるだろう。
 それを繰り返し、やがて空高くへ旅だっていくだろう。(バルーニング)
 今年は、どこまでそれを観察できるだろう。
 楽しみである。 o(^o^)o ワクワク
 ちなみに昨年、「団居」に最初に気づいたのは5/5こどもの日だった。
▼他のクモたちはどうだろう?
 三度、あのケホウグモが現われることはあるだろうか。
 ゲホウグモが昨年再び帰ってきてくれたのが4/29だった!!
 4年連続して、家の前に多数あらわれたコガネグモはどうだろう!?
 クモたちと出会いが楽しみな季節がやってきた\(^O^)/

 シロウト「クモ学」はどこまで…。 

Dsc_3140

Dsc_3146

Dsc_3168

| | コメント (2) | トラックバック (0)

【お薦め本】『新・寺田寅彦断章』(上田壽著 高知新聞企業)

Dscn5267
▼私はまだ「2017年春・寅彦を訪ねて」の旅の余韻のなかにいた。
 土佐の高知に寅彦を訪ねるたびに必ず立ち寄るところがあった。
◆寺田寅彦記念館
◆高知県立文学館(寺田寅彦記念室)
◆寺田寅彦墓所
である。
 その他の場所はその都度のオプションで巡ることがあっても、この3ヶ所をはずすことはなかった。
▼今回は、旅の最後に行った◆高知県立文学館(寺田寅彦記念室)でやっと手に入れた本の紹介である。

◆【お薦め本】『新・寺田寅彦断章』(上田壽著 高知新聞企業 2010.11.13)

 私は、この本をずっとずっとさがしていた!!
 この度やっと手に入れて読んでみた!!あまりにうれしかったので【お薦め本】にあげる。
▼いつものように先にお薦めポイント3つをあげておく。

(1) 高知県立文学館(寺田寅彦記念室)の3本の「実験ビデオ」制作のくわしい経緯がわかる!!

(2) 寅彦の科学論文・随筆を読み解くヒントがある!!

(3) 高知の「寅彦」を知る手がかりがいっぱいだ!!

 まずひとつめから 
(1) 高知県立文学館(寺田寅彦記念室)の3本の「実験ビデオ」制作のくわしい経緯がわかる!!
 ずいぶんマイナーなお薦めポイントだ。
 しかし、正直に言うと、このことを紹介したくてこの本を【お薦め本】にしたぐらいだ。
 高知県立文学館(寺田寅彦記念室)にはとてもすばらしい3本の「実験ビデオ」があった。
(1) 「渦巻きの実験」
(2) 「地滑りの実験」
(3) 「割れ目と生命の実験」
である。
 どれもすばらしい傑作「実験ビデオ」である。よく科学館などでこのようなビデオを見せてもらうことがあるが、こんなすばらしいビデオを見せてもらったことがない。
 いずれも5分足らずの短編であるが、寅彦の「科学」をみごとに再現していた。
 寅彦が書き残してくれた随筆から「科学のコトバ」を引用しているのもいい!!
 前々回に訪ねたときなど半日かけて堪能させてもらった。
 「こんなすばらしいビデオを、誰がどのような経緯でつくられたのか?」
 ビデオを見せてもらう度に思う疑問だった。今回の友の会の懇親会でも質問したばかりだった。
 その答えがこの本にあった。
・ビデオ制作裏話(同書 p100~)
・“技術者魂”に(同書p107~)
 に制作意図から、テーマ選び、「実験」方法、制作方法等々にいたるまでたいへん詳しく書かれていた!!
 そうだ!!

 あの傑作ビデオはこの本の著者・上田壽先生が中心になって制作されたものなんだ!! 

 この一事をもって、この本は絶対的【お薦め本】だ。
 次回も、あの「実験ビデオ」を見せてもらうのが益々楽しみなってきた!!
▼次に行こう。
(2) 寅彦の科学論文・随筆を読み解くヒントがある!!
 実はこの本は、平成11年9月から平成13年7月まで高知新聞に連載された記事をまとめたものだそうだ。
新聞に連載されただけあって、ひとつひとつの記事がとてもわかりやすく読みやすい。
 平易であるというだけでない。上田壽先生自身も「地球物理学」の研究者であり科学者である。
 寅彦の孫弟子にもあたられるそうだ。
 だから寅彦の「科学」のよき理解者であり、その魅力を熟知する人でもあった。
 寅彦の書いた多数の科学論文・随筆をシロウトにもわかりやすく ツナイデ 紹介してくださっていた。
 これがアリガタイ!!
 
(3) 高知の「寅彦」を知る手がかりがいっぱいだ!!
 「実験ビデオ」の他にも、高知県立文学館(寺田寅彦記念館)に常時展示してある資料などの解説もある。
 なかでも、あの中谷宇吉郎との手紙やりとりの資料を解説した第二部(p114~)もなかなか興味深い。
 
 また先生も寅彦と同じく絵の才能もお持ちのようだ。
 先生自身がスケッチされた
 ・寺田寅彦記念館
 ・高知県立文学館
 も見せてもらうことができる!!
 スバラシイ!!

 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年・実生コヒガンバナは今!?(2017/04/25) #ヒガンバナ

Dsc_3011
▼私に特別の手段があるわけではなかった!!
 ただただ根気よく「観察」をつづけるのみである。「観察」によってのみ謎解きは進むと確信していた。
 
 前回、実生コヒガンバナ(2倍体)「観察」の報告をしたのは2017/02/17であった。
▼もうそれから、2ヶ月と10日ばかり過ぎた。
 特別の大きな変化はない。
 長く伸びた葉が少し倒れはじめた!!
 倒れた一本が枯れが進み枯れきってしまった。どの株も同じ条件のように思うが微妙に環境がちがったのだろうか。
▼ずっと外に出していたひと株は、2枚の葉が「出葉」し、そのうち一枚はすっかり枯れ、もう一枚も先の方から枯れが進行しだしたようだ。
 他の植物の成長が目立ちはじめるこの季節に枯れ始めるとは、やっぱりコヒガンバナもヒガンバナの「戦略」を心得ていた!!
▼他のところで育ててもらっているコヒガンバナはどんな様子だろう?
それがぜひ知りたいところである。

◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト

の道はまだまだ遠い!!
Dsc_3009

Dsc_2993

Dsc_3040


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年・実生ヒガンバナは今!?(2017/04/24) #ヒガンバナ

Dsc_2856_3
▼日射しはもう「初夏」だった!!
ずっとずっと気になっていることがあった。種子から育てている実生ヒガンバナのことだった。
 昨年の秋に自然結実したヒガンバナの種子を73個回収した。
 それを冷蔵庫で保存しておき、今年の3月2日に土ポットに蒔いたのだった。
 その発芽(発根)をずっと待っていたのだ。
▼少しでも白い芽のようなものをみつけては、一喜一憂を繰り返していた。
 実生にはじめて成功したときのような「芽」にはなかなか至らなかった。
 でもこの段階で断念するつもりはさらさらない!!
 心が萎えそうになったときは、「成功」の三つの鉢を見ることにしていた。
 手元に実生ヒガンバナ成功具体例がある!!これほど勇気が出ることはなかった!!
 
 実生ヒガンバナはけっして幻ではない!!
 
▼今も出葉している2つの鉢、ひとつの鉢の葉は少し黄色みを帯びていた。もう少しで枯れに入るのかも知れない。
 もしも今年もすべてが「発芽」至らなかったら、作戦を変更する必要があるのかも知れない。
 4年も連続して大量に「自然結実」ヒガンバナの種子を手に入れながら、三例しか成功例がないのでは説得力がない。
 これまでの作業仮説も根っこの所から考えなおさなければならないかもしれない。
▼門先の定点ヒガンバナは、今年ははやくもカラスノエンドウジャグルに埋もれてしまった。
 その姿を確認するのもままならない。
 これまた年によってずいぶんちがうものである。

 私のヒガンバナの「ふしぎ!?」はまだまだつづく!!

Dsc_2842_2

Dsc_2880_2

Dsc_2901_2

Dsc_2933_2

Dsc_2948_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年・実生ヒガンバナは今!?(2017/04/24) #ヒガンバナ

Dsc_2856_3
▼日射しはもう「初夏」だった!!
ずっとずっと気になっていることがあった。種子から育てている実生ヒガンバナのことだった。
 昨年の秋に自然結実したヒガンバナの種子を73個回収した。
 それを冷蔵庫で保存しておき、今年の3月2日に土ポットに蒔いたのだった。
 その発芽(発根)をずっと待っていたのだ。
▼少しでも白い芽のようなものをみつけては、一喜一憂を繰り返していた。
 実生にはじめて成功したときのような「芽」にはなかなか至らなかった。
 でもこの段階で断念するつもりはさらさらない!!
 心が萎えそうになったときは、「成功」の三つの鉢を見ることにしていた。
 手元に実生ヒガンバナ成功具体例がある!!これほど勇気が出ることはなかった!!
 
 実生ヒガンバナはけっして幻ではない!!
 
▼今も出葉している2つの鉢、ひとつの鉢の葉は少し黄色みを帯びていた。もう少しで枯れに入るのかも知れない。
 もしも今年もすべてが「発芽」至らなかったら、作戦を変更する必要があるのかも知れない。
 4年も連続して大量に「自然結実」ヒガンバナの種子を手に入れながら、三例しか成功例がないのでは説得力がない。
 これまでの作業仮説も根っこの所から考えなおさなければならないかもしれない。
▼門先の定点ヒガンバナは、今年ははやくもカラスノエンドウジャグルに埋もれてしまった。
 その姿を確認するのもままならない。
 これまた年によってずいぶんちがうものである。

 私のヒガンバナの「ふしぎ!?」はまだまだつづく!!

Dsc_2842_2

Dsc_2880_2

Dsc_2901_2

Dsc_2933_2

Dsc_2948_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新04/23】17-17 オンライン「寅の日」 等更新!!

Dsc_2212


サギゴケの群れ地を這う春田かな 17/04/22撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-17
週末定例更新のお知らせ
 はやくも新年度一ヶ月が過ぎようとしている。
 「自分のペースでゆっくりと」と自分に言い聞かせてみる。
 でも
 「自分のペース」って (・_・)......ン?
 Web更新/週、blog更新/日は、きっと自分の「ペースメーカー」になっているだろう!!

◆表紙画像集2017 更新 ムラサキサギゴケ
 ムラサキサギゴケがぎっしりと田んぼ、畦にみられる。
 「サギゴケ」なんてなかなかのネーミングだ。確かにまるで鷺が飛んでいるようだ!!
 地を這う様はやっぱり「苔」なんだろな。
 古の人の観察眼に…( ^_^)/□☆□\(^_^ )

◆オンライン「寅の日」 更新!! 一週間まだ「寅彦」を訪ねての旅の余韻のなかにいた。
 それはまだつづきそうだ。

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 やっと2017年度の蓮根の植え替えをした。
 10年目の取り組みははたしてどんな展開を見せてくれるだろう。o(^o^)o ワクワク
 

 さて、どんな一週間に…。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年・大賀ハス蓮根の植え替えをした!! #大賀ハス

Dsc_2444
▼大賀ハス観察池は、2016年の蓮根の植え替えからもう56週目になっていた。
 予定よりもう4週も過ぎていた。
 ずっとどうしたものかと迷っていたのだ。我が家の事情で、こんな大きな「観察池」を設置して置く場所がなくなる。でもずっと続けてきた観察をやめる気はない!!
 考え続けた結果、移動できる小型の「観察池」に植え替えることを決めた!!
 もう観察池にはたくさんの葉芽が顔を出していた。
▼いよいよ「観察池」をひっくりかえした。
 毎年のことながら驚きだ。(゜o゜)ゲッ!!
 蓮根が何重にもとぐろを巻いていた。泥と根と蓮根が絡み合っていた!!
 泥を流し去って、あらわになった蓮根をみて再度ビックリだ!!
 時間がかかったが、できるだけ途中できれないように伸ばしてみた。今年は特にこれが難しかった。
 なんとか伸ばしたところで測ってみると、3mはよゆうであった!!
 あれだけ大きな葉をひろげていただけのことはある。
 こんなにたくさんの栄養を貯め込んでいたのだ!!
 偉大なり光合成!!
▼家にある小型の鉢を3つを用意した。
 蓮根の植え替えは、例年のように<大賀式栽培法>だ。
 土は畑の土。
 元肥は身欠きニシンと煮た大豆。
 土からはじめて身欠きニシン→土→大豆→土とサンドイッチにしていく。
 伸ばした蓮根のうち元気のよさそうなのを「種れんこん」とする。
 そして、再び土で覆う。
▼最後に水を張って完成!!
朝の9時からはじめた作業、完成したのは夕方4時をまわっていた!!

 さあ、2017年「大賀ハス観察池」スタート!! 

と思ったらとんでもないことに気づいた。
移動できるはずの小型「観察池」が持ち上がらない!!
なんという…(^^ゞポリポリ
Dsc_2300

Dsc_2289

Dsc_2352

Dsc_2507

Dsc_2595

Dsc_2611

Dsc_2625

Dsc_2645

Dsc_2722

Dsc_2732

Dsc_2759

Dsc_2771

Dsc_2792

| | コメント (0) | トラックバック (0)

論考『寺田寅彦と新しい物理学』を読んで #traday

Dscn5463
▼タンポポと「アメダス」!!
 これが昨日の一枚だ。「アメダス」と取り合わせの写真はとてもアリガタイ!!
 「気温」「風」等はきっちりと「アメダス」に記録されているのである。
 この一枚を撮ったときの気温は19.3℃と記録されていた。
 そのうち気温も記録するデジカメ登場するかな?いやもうすでにあったりして…。 

▼ 「2017年春・寅彦を訪ねて」の旅から一週間が経とうとしていた。
 私は、まだの旅の余韻のなかにいた。
 学んだことをゆっくりゆっくり楽しみながら反芻していた。そのひとつに四宮義正氏より頂戴した

 ◆論考『寺田寅彦と新しい物理学』(四宮義正著 2016)

 があった。四宮氏は長年「寺田寅彦」研究を続けておられ、「寅彦」についてはなにからなにまでよく知っておられ、お話を聞くたび感動してしまうのだった。
 にわかファンの私のトンデモ質問にも実にていねいに応えてくださる。アリガタイかぎりだ。
 これまでの論考の一部は次に記載されている。

◆寺田寅彦記念館友の会・友の会文庫 

▼この他にも
・『寺田寅彦 ゆかりの地を巡る』(1)2013
・『寺田寅彦 ゆかりの地を巡る』(2)2014
・『寺田寅彦 ゆかりの地を巡る』(3)2015
をまとめておられ、これがとても役に立つ。私は、どこに旅にでるときも一度はこれを見せてもらって「この機会に立ち寄ってみよう!!」という場所を決めている。お世話になっています。深謝 <(_ _)>

 さて今回の論考である。
 不勉強な私には少々難解であった。小見出しをあげながら内容を追ってみる。

1.X線の発見と日本への速報、寺田の留学
2.X線による結晶の構造解析の研究-その成果
3.X線による結晶の構造解析の研究-その放棄
4.新しい物理学(量子論)への取り組み
5.外国人研究者の来日に対する反応
6.まとめに代えて-水島寒月への同化

 以上である。
▼人は自らの「文脈」にあわせて他人の論考を読む。
それしかできない。
にわか寅彦ファンであり、「新しい物理学」についても不案内な私の「文脈」に従えば

6.まとめに代えて-水島寒月への同化  

の部分がいちばん興味深かった。
 寅彦は「寒月」へ同化することによって

 「科学」は他人事ではない!!
誰もが「科学」の当事者である!!

を教えてくれた。
これこそが、元祖サイエンスコミュニケーターである所以なのかも知れない。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

本日(2017/04/21)、第158回オンライン「寅の日」!!#traday

Dscn5364
賢治の「雲見」!!
  寅彦の「宇宙見物」!!

 これが究極の自然観察だ。いつでも誰でもできる\(^O^)/
 「観察」は「観察」にとどまらない。次なる「科学」を生む。
 生まれた「科学」は、さらなる「観察」に誘うばかりだ!!

▼本日(2017/04/21)は、第158回オンライン「寅の日」である。
【4月のテーマ】 寅彦と「春」
 前回につづき「春六題」である。
 その後半を読む。
 「ゆっくり ゆっくり」と読み進めてみよう。

◆本日(2017/04/21)、第158回オンライン「寅の日」!!#traday 

●「春六題(四)~(六)」(青空文庫より)

▼なんとも濃厚な文章がつづくばかりだ。
 これは、2回に分けても読みきれないぐらいだ。
 まあ、読めるだけ読んでみて、残りはまた来年の春に読むことにしよう。
 まず(四)からだ。

  われわれがもっている生理的の「時」の尺度は、その実は物の変化の「速度」の尺度である。万象が停止すれば時の経過は無意味である。「時」が問題になるところにはそこに変化が問題になる四元世界の一つの軸としてのみ時間は存在する。
 ところがこの生理的の速度計はきわめて感じの悪いものである。ある度以下の速度で行なわれる変化は変化として認める事ができない。これはまた吾人ごじんが個々の印象を把持はじする記憶の能力の薄弱なためとも言われよう。
 忘却という事がなかったら記憶という事は成り立たないと心理学者は言う。忘却というものがなかったら生きていられないと詩人は叫ぶ。

  ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
  わけのわからぬままにうなずいてしまうのだった。
  \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
  考えてみると「活動写真」ってなかなか的を射た表現だな!!
 
次に(五)に行こう。
 寅彦はいつ読んでも今日的!!それを立証するような文章がならぶ。

 物質と生命の間に橋のかかるのはまだいつの事かわからない。生物学者や遺伝学者は生命を切り砕いて細胞の中へ追い込んだ。そしてさらにその中に踏み込んで染色体の内部に親と子の生命の連鎖をつかもうとして骨を折っている。
 科学というものを知らずに毛ぎらいする人はそういう日をのろうかもしれない。しかし生命の不思議がほんとうに味わわれるのはその日からであろう。生命の物理的説明とは生命を抹殺まっさつする事ではなくて、逆に「物質の中に瀰漫びまんする生命」を発見する事でなければならない。

 寅彦がこう書いてから、96回目の春をむかえている。
 私たちは今どこにいるのだろう?

▼次は(六)だ。
 この「春六題」を今年の春も読んでみようと決意させた文章だ。

 寅彦もやっぱり「雲見」をしていた!!
 寅彦の「雲見」は半端ではない!!

 寅彦も「雲見」をしていたことを知りとてもうれしくなった。
 それも、寅彦がやれば半端ではなかった。

 高層の風が空中に描き出した関東の地形図を裏から見上げるのは不思議な見物みものであった。その雲の国に徂徠そらいする天人の生活を夢想しながら、なおはるかな南の地平線をながめた時に私の目は予想しなかったある物にぶつかった。

 寅彦はやっぱり最高に面白い!!

Dscn5411

Dscn5251

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年5月のオンライン「寅の日」は #traday

Dscn5397
▼ドウダンツツジと「アメダス」!!
 それが、昨日の一枚だった。その「アメダス」の気温は21.6℃まであがっていた。
 春というより初夏の日射しだった。
 そう言えば、寺田寅彦記念館の庭のドウダンツツジも今が盛りだった!!
▼2017年5月のオンライン「寅の日」の時期が来ていた。
 繰り返し言うが、6年目のめざすところは「ゆっくり ゆっくり」である。
 さて6月のテーマを何にしよう。「2017年春・寅彦を訪ねて」の旅のあいだずっと考えていた。
 そしてきめた!!
 【6月オンライン「寅の日」テーマ】
●「寺田物理学」って!?
・それって何?
・他の「物理学」と何が違うの?
・今、それを問うことの意味は?
・私にとって「寺田物理学」とは?

 5月は3回ある。
■2017年5月オンライン「寅の日」

◆第159回オンライン「寅の日」 …5/03(水)
◆第160回オンライン「寅の日」 …5/15(月)
◆第161回オンライン「寅の日」 …5/27(土)

▼そう決めてから言うのもなんだが、とんでもない大テーマだ!!
 こんなこと生涯問い続けても答えがみつからないかも知れない。
 こんなときは居直るにかぎる!!
 ひとつでなにかヒントになるものでもみつければモウケモノ!! そんな気持ちで…
これまで読んだもののなかから関係しそうなもの3つをあげてみた。

■2017年5月オンライン「寅の日」


◆第159回オンライン「寅の日」 …5/03(水) 「日常身辺の物理的諸問題」(青空文庫より)

◆第160回オンライン「寅の日」 …5/15(月) 「物理学圏外の物理的現象」(青空文庫より)

◆第161回オンライン「寅の日」 …5/27(土) 「量的と質的と統計的と」(青空文庫より)

▼ひょっとしたら6月もそれ以降も同じテーマでやりつづけるかも知れない。
 「これを読んでみたら」と言うものがあれがぜひ教えて下さい!!
 これまでオンライン「寅の日」で読んだことがあるかないかは関係なしに教えてもらうとうれしいです。

 5月もよろしくお願いします。 <(_ _)>

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【必見】劇『寺田寅彦物語』を観た!! #traday

Dscn5328
▼春の嵐の去ったあとの日射しはきびしかった!!
 土佐の太陽を思い出させてくれた。
 私はまだ「2017年春・寅彦を訪ねて」の余韻のなかにいた。
 学んだこと、出会った人とのことゆっくりゆっくり反芻していた。
寺田寅彦記念館友の会の総会・講演の時、劇団the・創の方が寅彦の「熊本時代」を取材されたときのことをお聞きした。
 ひとつ劇もそのようなていねいな取材の積み重ねから創られていくものかと感心した。
 こうして創られた劇をぜひ観たいと思った。しかし、残念ながらこの劇の公演は終わっていた。

 とてもうれしい情報があった。
 これが今もYouTubeで観ることができるというのだ。アリガタイ!! \(^O^)/

◆劇団 the ・創 第17回公演 「寺田寅彦物語」 

▼すばらしい!!
 さすがだ。熊本時代のシーンも柏木先生のお話と重なるように描かれている。
 随筆などを通して知るシーンが、よりリアルになってきた。
 あわせて
◆「寺田寅彦年表」(寺田寅彦記念館友の会公式ページ)
 を見ながら観劇するとより具体的になって面白いかも知れない。
▼最後にあの言葉
 「ねえ君、不思議だと思いませんか?」
 で幕がおりたときは、思わずコンピュータに向って拍手をしてしまった!!
 
 寅彦ファン必見です!!

Dscn5304

Dscn5286

Dscn5289

 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新04/17】17-16 オンライン「寅の日」 等更新!!

Dsc_1445


たらの芽やあれよあれよと言うまなり 17/04/14撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-16
週末定例更新のお知らせ
 まだ旅の余韻のなかにいた。
 週末定例更新も一日ずれ込んでいる。

◆表紙画像集2017 更新 たらの芽
 たらの芽の伸びるのにはある種の「臨界点」のようなものがあるようだ。それを過ぎると加速度的に成長する。
その「臨界点」は、なにによって設定されているのだろう?
「気温」
「湿度」(水分)
「光」 (・_・)......ン? あとなんだろう。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 2017年春・寅彦を訪ねて旅は、私にとってはオフライン「寅の日」だった。
 学んだことが多すぎて、まだまだ「整理」できていなかった。
 しばらくは反芻作業を楽しんでみたい。

◆Webテキスト『天気の変化』 更新!!
 旅は念願の「雲見」の旅も兼ねていた。確かに太平洋からやってくる大気のつくる雲はダイナミックだった。
 【「雲見」の連帯】をどれだけリアルタイムに発信できるか。その方法は(・_・)......ン?
 これもまた当面の課題としたい。

 ハレからケの世界へ
 できるだけ自然なかたちでシフトしていこう!!

 
  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年春・寅彦を訪ねて(3) #traday

Dscn5204
▼今回の旅にはもうひとつの楽しみがあった。
 それは前回の研修会で講演していただいた大野良一先生のアトリエ(スタジオ大野)を訪問することだった。
 大野先生は、「寺田寅彦の銅像」を制作されていた。
 その制作現場を見せていだくのだ!!
 前回のお話がとても面白かっただけに、ずいぶん前からこれが楽しみであった。
▼アトリエ(スタジオ大野)は、高知市から少し離れた仁淀川町にあった。
 友の会の方にお世話になって車で一緒に乗せていってもらった。さらには車中でも、いっぱい寅彦のこと、高知の自然、歴史のこと等を教えてもらった。
アリガタイ!!超ゼイタクな旅だった。深謝<(_ _)>
 アトリエは自然環境抜群のなかにあった。
▼念願のほぼ完成された「寺田寅彦の銅像」を見せていただい。
スバラシイ!!
「椿の花の落下実験」をする寅彦の像だった。
まるで今にも、「ねえ君、不思議だと思いませんか?」と問いかけてくるようだ。
この銅像が高知の街中に立つ日が楽しみだ。o(^o^)o ワクワク
 実は、もうひとつ楽しみにしていたことがある。それは前回その制作の経緯をお聞きしていた巨大な「門椿」「藤の実」「松ぼっくり」「尾で立つキツネ」などを生で見せてもらうことだ。
 予想していたとおり、いやそれ以上のど迫力だ。
 感動だった\(^O^)/
 
 なんと贅沢なことに奥様の手作りのたいへん珍しい「よもぎ餅」やお寿司までごちそうになった。
 深謝<(_ _)>
▼今回の「寅彦を訪ねて」の旅もたくさんの成果があった。
このあと学んだことのひとつひとつをゆっくり反芻してみたい。
旅の終わりは、やっぱり定番コースを回った。
・高知県立文学館(寺田寅彦記念室)
・寺田寅彦の墓
 最後に墓参して、オンライン「寅の日」が6年目に入ったことを報告して帰路についた。
Dscn5209
Dscn5212
Dscn5201
Dscn5265
Dscn5281

 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年春・寅彦を訪ねて(2) #traday

Dsc_1654
「天災は忘れられたる頃来る」
 確かにこの方が正しい日本語なのかも知れない。
 この言葉の前に立つとき、また寅彦を訪ねて来たんだ!!と実感がわいてくる。
 そして「庭」だ。いつきてもそのときどきの草花・樹が迎えてくれる。
 そこに居ると自然と寅彦の随筆の世界に入り込んでいくような気になるのである。
▼今回のメインは、寺田寅彦記念館友の会の総会と講演である。
 
■演題「寺田寅彦と熊本」
 講師 柏木 濶 様(熊本大学名誉教授)

 今回の講演は実は一年前の2016/04/17に計画されたものであった。
 一年前の熊本と言えば…
 今回の熊本地震で学んだこと、「その後」の報告から話が始まった。
▼柏木先生のご自宅は、寺田寅彦が熊本の第五高等学校の学生の時に下宿をしていたお宅である。
 だから柏木先生ならではこそ語れる「熊本時代の寅彦」の話は興味津々だった。
  寅彦にとっては、熊本時代は「出会い」の季節だった。
 生涯の師・漱石、物理学の師・田丸卓郎に出会ったのも、そして…
 豊富な資料も用意していただいていた。何と言っても柏木先生のお話には説得力があった。
 深謝<(_ _)>
▼夜には柏木先生も交えての「友の会」の懇親会があった。
「友の会」のみなさんのお話を聞くたびに不勉強を恥じるばかりだ。
 ただ単に寅彦のことについてよく知っておられるだけではない。ひとりひとりが寅彦への熱い「思い入れ」があるようだ。圧倒される思いで聞き入るのみである。
 四宮義正さんには新しい資料『寺田寅彦と新しい物理学』を頂戴した。
 ゆっくり読ませてもらうのが楽しみだ。 

 今日も楽しみはつづく o(^o^)o ワクワク

(つづく)
Dscn5025_2

Dscn5046


Dscn5061

Dscn5084

Dscn5095

Dsc_1629


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年春・寅彦を訪ねて(2) #traday

Dsc_1654
「天災は忘れられたる頃来る」
 確かにこの方が正しい日本語なのかも知れない。
 この言葉の前に立つとき、また寅彦を訪ねて来たんだ!!と実感がわいてくる。
 そして「庭」だ。いつきてもそのときどきの草花・樹が迎えてくれる。
 そこに居ると自然と寅彦の随筆の世界に入り込んでいくような気になるのである。
▼今回のメインは、寺田寅彦記念館友の会の総会と講演である。
 
■演題「寺田寅彦と熊本」
 講師 柏木 濶 様(熊本大学名誉教授)

 今回の講演は実は一年前の2016/04/17に計画されたものであった。
 一年前の熊本と言えば…
 今回の熊本地震で学んだこと、「その後」の報告から話が始まった。
▼柏木先生のご自宅は、寺田寅彦が熊本の第五高等学校の学生の時に下宿をしていたお宅である。
 だから柏木先生ならではこそ語れる「熊本時代の寅彦」の話は興味津々だった。
  寅彦にとっては、熊本時代は「出会い」の季節だった。
 生涯の師・漱石、物理学の師・田丸卓郎に出会ったのも、そして…
 豊富な資料も用意していただいていた。何と言っても柏木先生のお話には説得力があった。
 深謝<(_ _)>
▼夜には柏木先生も交えての「友の会」の懇親会があった。
「友の会」のみなさんのお話を聞くたびに不勉強を恥じるばかりだ。
 ただ単に寅彦のことについてよく知っておられるだけではない。ひとりひとりが寅彦への熱い「思い入れ」があるようだ。圧倒される思いで聞き入るのみである。
 四宮義正さんには新しい資料『寺田寅彦と新しい物理学』を頂戴した。
 ゆっくり読ませてもらうのが楽しみだ。 

 今日も楽しみはつづく o(^o^)o ワクワク

(つづく)
Dscn5025_2

Dscn5046


Dscn5061

Dscn5084

Dscn5095

Dsc_1629


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年春・寅彦を訪ねて(1) #traday

Dscn4995
▼オンラインで寺田寅彦の随筆を読むオンライン「寅の日」は、5年を終え6年目に入っている。
 12日に一回巡ってくる「寅の日」。12/31(忌日)の特番を含めて現在第157回まできている!!
 「面白くなくなったらいつでもすぐやめよう。」と思ってきわめて気まぐれにはじめた取り組みだった。だから、ここまで続くとは自分でも不思議なくらいだ。
▼なぜだろう!?
 いくつかの理由が考えられるが、何と言ってもその第一は
・寅彦の随筆が面白い!!
 ことだろう。いつ何度繰り返し読んでも面白い!!
 文章の巧みさもそうだが、内容がきわめて今日的である!!
 これに感動してしまうばかりだ。
▼次に考えられる理由は、膨大な量の随筆がたった今、即座にオンラインで読めるということだ。
 これまたアリガタイかぎりだ。
 青空文庫の存在に深謝 !!  <(_ _)>

◆作家別作品リスト:No.42 寺田寅彦 (青空文庫)

▼私の場合、さらに幸いだったのが 

◆寺田寅彦記念館友の会

との出会いだ。
 数年前から春の総会・講演会、秋の研修会・懇親会にも参加させてもらうようになった。
 驚きだった!!
 私のようなにわか寅彦ファンもあたたかく迎えてもらった。
 何と言っても驚いてしまうのが、「寺田寅彦」のことを知り尽くしておられる方々がごろごろ(表現がまずいな)おられることだ!!
 お会いして話を聞く度に新しい「発見」がある!!
 
 今日は、春の総会・講演会だ!!
 さあ、今から土佐に向おう。何が聞けるかな o(^o^)o ワクワク

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(143)

Dscn4960
「ユキヤナギ」と「アメダス」と「雲見」!!
 これが昨日(2017/04/13)の一枚だ。
 白いユキヤナギと青空がいい!!バックは福崎の「アメダス」だ。私は数年前に家からの定点「雲見」画像にこの「アメダス」が写し込まれていることを知った。
なんという偶然!!感動であった!!
 そうと知って以来、毎日夕方にはこの「アメダス」まで散策することを日課としている。
▼日課と言えば、その散策から帰れば必ず片平さんのお天気予報を見ることにしていた。
 この4月からは新番組になっていた。
◆報道ランナー【片平さんのお天気図鑑】
 視聴者からの写真・動画を紹介するコーナーもできた。とびっきりいいのが撮れたら送ってみようかな。
 片平さんの天気予報は、前からファンだったが、『仕事で得する天気の雑学』(片平 敦著 いろは出版)を読ませてもらって大大ファンになってしまったのである。
▼片平さんは前著で、「天気の町医者」でありたいと言われていた!!
 

気象解説のモットーは、「平時はわかりやすく・生活に役立つ解説を、荒天時は命を守る解説を」。気象解説者の最大の使命は、人々の命を守ること。地域の空を丁寧に解説し、いざという時に大勢の命を守れる「天気の町医者」でありたい
 

 こんなプロの真似は私にはできそうもない。
 しかし、Webテキスト『天気の変化』のめざしたいものがここにあるような気がする。
▼「ふりだし」にもどって
◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)
を読みながら、「天気」が「大気の科学」になるまでの歴史をふりかえってみた。
 「数値予報」にまで辿り着いた!!
 では「天気予報」はもうコンピューターにまかせればいいのか!?
 それだけでは「科学」したことにならない!!
 第一そんなの面白くない!!
 ほんとうの防災・減災にツナガラナイ!!

 ではどうするか?

(つづく) 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(142)

Dscn4933
高速道路と「雲見」!!
 最近お気に入りの「雲見」カットだった。ふだんの「雲見」定点はきめていた。
 いつもの場所からいつもの方向の「雲見」をする。そのことに意義があると思っていた。
 同時に俳句ではないが、「雲見」と取り合わせのいいカットを探していた。
 昨日は、高速道路(中国縦貫道)と「雲見」がいちばん気に入った。
 車は東(大阪)から西(岡山)へと向う。大気は…!?
 土手の菜の花がうれしい!!
▼「ふりだし」にもどって読み始めた
◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)
は実に面白い!!
 とてもこれが半世紀も前に書かれたものとは思えなかった。
半世紀前の~新しい気象の考え方~は、私にとってはとても新鮮であった。
 そして、なによりわかりやすかった!!
 だから面白い!!と言いながらもまだ半分も読めていなかった。(^^ゞポリポリ
▼「大気の科学」の歴史を今まで読んだところでおおざっぱにふり返っておく。

●18世紀はじめ 「あらしの本質は人智のおよぼすところにあらず」

●1820年 ハインリッヒ・ブランデス(独)、1783年のヨーロッパ各地の気圧・気温・風の分布を表す「天気図」を発表    

●1921年 「理想化された低気圧」 (J.ビヤクネスとゾルベルク :ノールウェー)

●1922年 「数値計算よる天気予報」リチャードソンの夢(「数値予報の歴史」気象庁)

 さらにザックリと言ってしまえば
「天気図」200年!! 
「数値予報天気図」100年!!
ということになる。
▼それでは、その100年の歴史を「数値予報の歴史」(気象庁)で見てみると驚いてしまう!!
 これはコンピューター進化の歴史でもあった。
1959年の運用開始以降の「気象庁のコンピュータの演算速度の推移」は驚異的であった。
 こうしてはじき出された「予報天気図」を今すぐにも、誰もが目にすることができる時代に私たちは生きている。
 
(つづく) 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(141)

Dscn4864_2
▼現場にいなくなって「実験室」、「研究室」(理科準備室)がなくなってしまった。これは正直言って理科大好き人間にとってはきつかった。
 「自然は最高の教科書!!」と唱えてきた者としてはこれであきらめるわけにはいかなかった。
 ナケレバつくればよい。
 考えてみると、私が暮らす空間は巨大な「大気の物理学実験室」!!
 この「実験室」では日替わりメニューで多種多様の実験が展開されていた!!
 さらにうれしいことに年中無休だ!!
 
 昨日は、一日中、液体の水(雨)が落下しつづけていた。
▼「大気の物理学実験室」で「雲見」をしながらWebテキスト『天気の変化』づくりに挑戦する。それが私の次なるミッションだった。
 テキストづくりに関して以前からとても意識し、気に入っているコトバがある。

 「テキスタイル」!!

 である。少し長くなるが引用させてもらう。

 ”テキスタイル”ということばは、いつとはなしに造り出され、使用されるようになった。”わたしたち”の造語である(textile=織物ではなくて、text+style=textyleである。)”わたしたち”が教えたい、わかってほしいと願う事柄がきまったからといって、それはまだテキストではない。テキストは、発問と、資料と、実験と、読み物などで構成されるが、とりわけ、どんな発問を、どんな順序で用意するかが重要である。いや、内容がきまってから「さて発問は?」というのでなくて、事例に関する発問、事例を法則の支配下に位置づけさせる発問、等を考える過程の中で、”わたしたち”の中に次なる内容が求められ、獲得されていくのである。(『極地方式入門』(高橋金三郎・細谷純編、国土社1974.3.20) p174より)

 テキストづくり=テキスタイル化は、私の学びの方法でもあるのだ。
▼さて、その作業はどこまで来ているか?
 試案・『「雲見」を楽しもう!!』 の次は『高層天気図』だと思っていた。
 「高層天気図」は、「大気の物理学実験室」を立体的にとらえさせてくれる。
 「高層天気図」「数値予報天気図」は日々展開される実験のデータを見るようなものだった。
 これをプロだけのものにしておくのはモッタイナイ!!
 いくつかの使えるルールをつくりながらすすめていた。しかし、途中で暗礁にのりあげてしまった。
▼そこで、私は「ふりだし」にもどって考えてみることを決意した。
「大気の物理学」とは?
その研究史は?
参考文献は

◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)

だった。半世紀近く前の本だ。
 しかし、実に面白かった!!
 「そうだったのか!!」と膝をたたくことしきりだった。

(つづく)
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(140)

Dsc_1247
▼私は何をやっても「ゆっくり」である。
 小さい頃から「おまえはいっつも のそいんやから…!!」と叱られていた。(^^ゞポリポリ
 「ゆっくり」だと肝心のことを見逃すこともあるが、逆にあまり誰もが見ないもの見ることができるといういいこともある。

 東の畑ほったらかしにしていたら
 水菜の花(これもやっぱり「菜の花」!?)がきれいに咲いていた!!
 ダイコンの花もきれいだった!!

▼Webテキスト『天気の変化』づくりについてもやっぱり「ゆっくり」だった。
 Webテキスト『天気の変化』の可能性!?というタイトルではじめて記事を書いたのは、2013/12/08であった。
 だからもう3年以上同じような書き綴っていることになる。
 今さらながら、「Webテキスト」って何!?から
 自問をはじめるのだった。

「永久の未完成これ完成である」

 いつ「完成」するのだろう?と考えていたら宮沢賢治「農民芸術概論綱要」のあのコトバを思い出した。
 そんなカッコイイものではないが、永久に「完成」をめざして挑戦しつづけたいと思っている。
 Webテキストづくりでは、永遠に「現役」である。
▼もう少し具体的に行こう。
 このテキストづくりどこまで来ているのだろう。
 全体構想をいっきょにはむつかしいと思った。部分的にいくつかの試案をつくってみようと思った。
 部分的な試案としてこんなのが面白いかなと考えたのが
・Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』
・『高層天気図』
・『天気コトワザ』
・『アメダス』
等々である。
 Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』については、Webページ化は未だであるが、テキスト自体はできている。他についてはまだまだ試案の試案を検討中だ。

(つづく)
Dsc_1259

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【Web更新04/09】17-15 サイエンスコミュニケーター宣言 等更新!!

Dsc_1076


連翹や次なる着地めざしたり 17/04/08撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-15
週末定例更新のお知らせ
 「ゆっくり 急げ!!」
 このコトバが私は気に入っている。元々はヨーロッパで古くから用いられてきた格言らしい。
 「急がば回れ!!」とは少しニュアンスがちがう。
 「ゆっくり」と「急ぐ」、相矛盾するものをひとつにしたもの。
 単に「拙速」を戒めるだけでなく、もう少し元気がでるコトバだ!!

 今週は何度このコトバを口にするだろう!?

◆表紙画像集2017 更新  連翹(レンギョウ)
 西の荒れた庭がパッと灯りをともしたように明るくなった。
 同時に二つの灯りだ。
 雪柳と連翹(レンギョウ)だ。とりわけ連翹の黄色は眩しいばかりだ。
 ひとつの枝に溢れんばかりの黄色い花が連なっている。その先に緑の葉がつきはじめている。
 繁殖力が強く、伸ばした枝の先が地面に着くとそこで根を伸ばしあらたな株ができるという。
 つまり「着地点」はあらたな「出発点」になるということだ。
 私はまだそれを見たことがない。
 ぜひ、この眼でそのプロセスを見てみたいものだ。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 サイエンスコミュニケーターとしての7年目がはじまる。
 サイエンスコミュニケーション最前線=「授業」を考えることからはじめよう!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 こちらは6年目だ!!
 今年の方針は、ともかく「ゆっくり ゆっくり」だ。
 今週末はオフライン「寅の日」だ!!
 
さあ!!
ゆっくり 急ごう!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

本日(2017/04/09)、第157回オンライン「寅の日」!!#traday

Dscn4837
▼昨日(2017/04/08)、曇り空のもとではあったが、地域で満開の桜の「花見」をした。\(^O^)/
 幸いなことに「花見」の時間帯だけは雲のあいだから薄日が射すほど天気だった。終わった頃からは再び雨が降ってきた。
 お世話してくださった方々にとっては、一年間で最も「天気予報」が気になった一週間になったのではないだろうか。深謝<(_ _)>
 昨日は日本全国でどれほどの人が「花見」を楽しまれただろう!?
 全国の桜開花前線を見てみる。

ここにもアタリマエすぎるほどアタリマエの「ふしぎ!?」があった。

▼本日(2017/04/09)は、第157回オンライン「寅の日」である。
 オンライン「寅の日」6年目のはじまりである。
 今月のテーマは、昨年度と同じ 
【4月のテーマ】 寅彦と「春」
 読むのも同じ「春六題」である。これを三題ずつ2回に分けて読む。
 今年度の方針として、「ゆっくり ゆっくり」と読み進めて行きたい。

◆本日(2017/04/09)、第157回オンライン「寅の日」!!#traday 

●「春六題(一)~(三)」(青空文庫より)

▼これが書かれたのは1921年(大正10)である。
 「寺田物理学」がはじまったころである。翌年1922年(大正11)11月にはアインシュタインが来日している。
 (一)は、そんなつもりで読むと寅彦の言わんとするところが納得ができるかも知れない。
 最後のコトバが私にはとってもうれしい。

 だれにでもわかるものでなければそれは科学ではないだろう。

 (二)の最後のコトバ
 
 

新しい思想や学説でも、それが多少広く世間に行き渡るころにはもう「流行」はしない事になる。

は、「不易流行」というコトバを想起させる。
「科学」にとって「不易」とは?
「科学」にとって「流行」とは?
▼そして、(三)ではいよいよ「花見」の「ふしぎ!?」が登場する。

 たとえばある庭のある桜の開花する日を調べてみると、もちろん特別な年もあるが大概はある四五日ぐらいの範囲内にあるのが通例である。これはなんでもないようでずいぶん不思議な事である。

アタリマエだけどやっぱり「ふしぎ!?」と言ってくれている。
寅彦のあの言葉が聞こえてくるようだ!!

「ねえ君、不思議だと思いませんか?」

そして、最後はこう来るからやっぱり寅彦は面白い!!だからやめられない!!

 眠っているような植物の細胞の内部に、ひそかにしかし確実に進行している春の準備を考えるとなんだか恐ろしいような気もする。

あっ、忘れてしまうところだった。大賀ハス観察池の蓮根の植え替えがまだだった。
2016年度の植え替えから54週目である。
 泥の中に眠る蓮根の細胞のなかでは何が起こっているだろう?
 寅彦の文章を読んだ後では妙にそのことが気になりだした。

Dsc_1141_2

| | コメント (0) | トラックバック (0)

授業の「年間計画」を立てよう!!

Dscn4800
▼4月に入って一週間がたった。
 「アメダス」の桜はすっかり葉桜にシフトしていた!!
 かわりに「アメダス」の雪柳が盛りを迎えていた!!
 
 いつのまにやら季節は進む!!
▼サイエンスコミュケーター7年目がはじまっていた。
 直接「授業」にかかわらなくなって3年目のスタートである。
 ここのところ連日のように「整理」に取り組んでいる。
 断捨離の決行である。
  ところが、なかなか思うようには進まない。(^^ゞポリポリ
 そんななかでつくづくと思うのは 
 
 私の「これまで」の人生は、「理科」の授業中心の人生であった!!
 
ということだ。
 さりとてりっぱな「授業」実践があるわけではない。
 むしろ「失敗」の連続!!悪戦苦闘の毎時間!!
 でもやっぱり「授業」がすべてに最優先だった。
 何を見てもこれは「授業」で使えないか!?
 それが私がモノを見るときの「ものさし」だった!!
▼元々不器用な私はなかなかシフトチェンジが簡単にできない。

ナラバ居直ってしまおう。
 
 「授業」づくりの視点を堅持したまま情報発信をしよう!!

  生半可な知識だけでは「授業」は成立しない!!
  「授業」は面白くなければならない!!
  面白くなければ、ほんとうの「科学」は伝わらない!!
  「授業」は私にとっては最高の「学び」の方法である!!

  そう考えてみると、サイエンスコミュニケーターの道に通ずるのではないか。

▼この時期、「授業」づくりにとってもっとも大切なことは、「授業」の年間計画を立てることだ。
 来年の3月までを射程内に入れた計画を!!

 私はすでに、「これまで」を参考に

私の「ふしぎ!?」からはじめて「卒業論文」にいたるまでの中学校3年間「理科」全課程を構想する!!
新・中学校「理科」を構想する(2016年版)

を発表していた。
 しかし、それはあくまで「これまで」であり、「これから」ではない!!
 「これから」の計画を立ててみよう!!
 
 ゆっくり 急ごう!!

Dscn4821


 


| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらきを!!(3)

Dsc_0740

「さまざまなこと思いだす桜かな 芭蕉」

 一昨日、浜坂の街なかを歩いていて「芭蕉」に出会ってしまった。
 ほんとうだな!!
 桜は「さまざま」を思い出してしまう。
 降り出した雨がせっかくの桜を散らしてしまわないこと願うのみだ。
 せめて週末までは…。
▼生徒の「ふしぎ!?」も「さまざま」だった!!
 それが面白い。
 出しっばなしにしてしまうのはモッタイナイ!!
 「記録」しておきたいものだ。
 すぐさまは無理でも連休明けあたりまでには…。
 一覧をプリントし、配布して「永久保存版」しておきたいものだ。
▼私の場合、二つの場面でこれを活用してみた。
 ひとつは、各単元の授業の導入においてである。
 庄司和晃先生は、
 「理科」の授業は謎解き訓練だ!!
 と言った。ナラバその「謎解き」の導入に、この私の「ふしぎ!?」はとても有効だ。
 
 「○○さん「ふしぎ!?」だった謎解きと関連して…」

 と単元の最初に言うだけで、興味関心の度合いは一変するのである。
▼もうひとつは、
 「夏休みの自由研究」のテーマをきめるときである。
 わざわざアリキタリのテーマにあわせるのでなく、私の「ふしぎ!?」をヒントにするのである。
 私の「ふしぎ!?」にこだわることにより、すばらしいオリジナル研究テーマが出てくるのである。

 私の「ふしぎ!?」は簡単に答えはでてこないかも知れない。
 でもその「ふしぎ!?」は「保留」しつづけて欲しい!!
 いつまでも追い続けて欲しい。
 そこからきっと 私の「科学」 が生まれるのだから。

   

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらきを!!(2)

Dscn4770
▼日本海を見た!!
 予定していなかった場所から山陰の海を見た。「山陰海岸ジオパーク館」からである。
 驚いてしまった!!
 たまたまついでに立ち寄ったここに、私がこれまで追いかけきた私の「「ふしぎ!?」に関連するようなものがいっぱいあったからだ。
 たとえば
・AT(姶良)火山灰、大山火山灰
・「玄武洞と松山逆磁極期」について 「磁石石}の「ふしぎ!?」に関連して
・「たたら」遺跡について
等々である。実に面白い!!何時間でもねばっていたかった。
 しかし、本来の目的は別にあった。
 「ホタルイカづくし」を食べることだった!!これとて、元々は「ホタルイカの身投げ」の「ふしぎ!?」がはじまりだった。
▼教師自身の 私の「ふしぎ!?」は、この「授業びらき」に重要な意味をもつ。
教師の自己紹介を今現在、最も「ふしぎ!?」に思っていること。
その「ふしぎ!?」をどのように追いかけているかを語ることだ。
 これが、私の「科学」!!というものを披露することだ。
 もちろん未完のものでよい。
 いや未完の方がいい!!
▼きっと生徒たちはそれに応えるようないろんな「ふしぎ!?」を出してくるだろう。
実際にはどんな「ふしぎ!?」が出てきたかみてみよう。

・私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(2)

・私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(3)

▼ちょっとした問いかけの方法を変えてみるとまたまったくちがったものが出てくる。
面白いものだ!!

・私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(4)

・私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらき(5)

(つづく)

Dscn4783

 
  
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

私の「ふしぎ!?」からはじめる授業びらきを!!(1)

Dscn4764
▼なんと3日連続して「快晴」のもくもくシールをカレンダーに貼った!!
3月は一枚も貼らなかったというのに。
 暦に「清明」と書いてあった。
 さらに説明して「天も地もすべてのものが明らかな季節」と!!
 なんという観察眼!!これはりっぱな「科学」だ!!
▼そんな雲のない青空をながめていると、古典的とも言える「ふしぎ!?」が頭に浮かんだ。

「空はなぜ青いのか!?」

 この「ふしぎ!?」はアタリマエ!!か?
 今、生徒にこう訊かれたらどう答えるだろう?
 調べてみたらあのレイリー卿が「レイリー散乱」を言い出したのは1871年だ。
 それからまだ150年もたっていないではないか!!
 人類の歴史から言えばごくごく最近だ。
▼今年もこの季節がやってきた。直接の「現場」を離れたにもかかわらず、毎年同じような記事を書いている。
 この季節とは、「授業びらき」を構想する季節だ。
 「今年はどんな授業を…」と考えるとワクワクドキドキの季節だ。
 「提案」というほど大げさなものではないが、自分がやってみてけっこう面白いと思ったことがあるので書き残しておく。
 それは
 
 私の「ふしぎ!?」からはじめる「授業びらき」!! 

 だ。私は2回実践して、いずれも中学校1年生に対象であったが、それ以外の学年でも通用すると思う。
 新卒の先生を対象にやったことがあるがけっこう面白かった。
▼いろんなやり方が考えられるが、私の場合は、最初に次のようなプリントを用意してやった。

私の「ふしぎ!?」は

12~13年この世に生きてきて、「ふしぎ!?」だ、と思ったことがきっといくつかあると思います。
それはどんなことですか。最低3つはあげてみよう。
どうして不思議に思うのか。どこまでわかっているのかも書いておこう

 このうちのひとつの「ふしぎ!?」を発表するというかたちで「自己紹介」をしてもらった。

(つづく)
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

【お薦め本】『金沢のルーツ 砂金を探せ!』(四ヶ浦弘著 細川理衣 絵 金沢・金の科学館)

Dscn4735
ファラデーラボ創設6周年企画で四ヶ浦さんに「実験でたのしむ宮沢賢治・サイエンスファンタジーの世界」を楽しませてもらってはや3週間あまりが経とうとしている。
 しかし、私にはあのときの感動の余韻がまだまだ残っていた。
 そのとき、四ヶ浦さんは車にごっそりと実験道具を乗せて金沢から駆けつけてくださった。
 見せて(「魅せて」こちらの方がふさわしいかも)もらった実験は「宮沢賢治の世界」に関するものだけではなかった。
 「実験で楽しむ金属のサイエンス」関連も多く魅せてもらった!!
 こちらは四ヶ浦さんの長年の十八番だ!!
 さすがだ!! 実に面白かった!!
 感動!!感動!!感動!!
▼そのときに手に入れた本が今回の【お薦め本】だ。

◆『金沢のルーツ 砂金を探せ!』(四ヶ浦弘著 細川理衣 絵 金沢・金の科学館)

 実はこちらの方も手に入れてすぐ読み出そうとしたが、「宮沢賢治の世界」の方に余韻を残すためと急ぐ「仕事」があったのとで、あえてこの本に「封印」をしていた。
 新年度になって「封印」を解いて読み始めたら、いっきょに読んでしまった!!
 こんな調子で書き出したらヤバイ!! いくらでもベラベラやってしまいそうだ。
 いつものように先にお薦めポイント3つに絞ってあげておく。

(1) 『なにかを調べて世界を拓いていく面白さ』を教えてくれる!!

(2) ヒューマンネットワークが物語をより豊かに愉しくしている!!

(3) 自分でも「砂金」を探してみたくなる!!

▼これだけ言っておけばあとは、思いつくまま気ままに行こう。

(1) 『なにかを調べて世界を拓いていく面白さ』を教えてくれる!!
 この『なにかを調べて世界を拓いていく面白さ』(p61)は著者自身のコトバだ。
 これは金沢のルーツ「砂金」をめぐる探偵物語である!!
 四ヶ浦探偵はまちがいなく「名探偵」である。
 以前からこの物語を断片的には聞いていた。
 「面白そうだな」とは思っていた。
 こうしてまとめて読んでみてあらためて感動した!!
 ともかく面白い!!
 
 物語のはじまりは、今から32年も前の生徒の『先生、金沢で砂金、採れるの知っとるけ?』のひとことからだ。生徒の奥君は、もう48歳!?
 四ヶ浦探偵は愉快だ!!
 少々のことではへこたれたり、あきらめたりしない。
 持病「ばっかり病」の持ち主でもある。
 物語には思わず手をたたいたり、バンザイ\(^O^)/したり、大笑いする場面が多々あった。
 思いつくままに 
・瀬戸さんに「砂金とりにつれていってあげよう」と言われた場面。
・戦争が金沢のゴールドラッシュを生み出したと発見したとき。
・ついに手入れた砂金紛失!!<プチンととんでそれっきり…>のとき。
・高田先生が「やるまえにはっきりしておきたいんですけど、取れた砂金は山わけでいいですか?」と来られたとき。ホンモノは本気だ!! ヘ(^.^)/ 
 等々である。

 極めつけは、後で再度見た「ブラタモリ」で「金ウン」の話が出たときだ。
 大笑いしてしまった。

▼こんな調子だとほんとうに終わらない。(^^ゞポリポリ
スピードアップする。

(2) ヒューマンネットワークが物語をより豊かに愉しくしている!!
 名探偵四ヶ浦さんは話がうまい!!
 この物語にはたくさんの登場人物がいる。いったい何人だろう!?
 それぞれの登場人物が、これまた凄い!!その道の<プロ>ばかりだ。
 芋づる式に次々と<プロ>をひっぱり出してくるには名探偵ならでは技があった。

 「これまで」のストリーを面白く語るのである。 

 この話がうまいときているから、<プロ>たちもついつい引き込まれていくのだった。
 そして、「砂金」探偵団を組織していくのだった。
 その探偵団は物語をうんと豊かに愉快にしてくれている。

(3) 自分でも「砂金」を探してみたくなる!!
 読み終わった後、すぐ思い出したところがある。
 それは、私の最後の勤務校の校区にあった「富栖鉱山跡」のことだ。
 そこも昔、金を掘り出していたという。ずいぶん栄えたそうだ。
 「ひょっとしたらあの山の近くの川でも…」とつい思ってしまったのだ。
 この本を読めば必ず、誰もが「ぜひ、自分でも…」と思ってしまうだろう。
 具体的な「砂金」採取の道具、方法も記してある。

 もうひとつ忘れてはならぬ大事なお薦めポイントがあった。
イラストだ!!
 この探偵物語にピッタリのイラストだ。
 特に『金沢・金の科学館』のマスコットキャラクターにもなっていると言う「Kii君」がいい (^^)V
 
 名探偵「Kii君」が次はどんな探偵物語を語ってくれるだろう。
 楽しみだo(^o^)o ワクワク

| | コメント (2) | トラックバック (0)

【Web更新04/02】17-14 サイエンスコミュニケーター宣言 等更新!!

Dsc_0265


新しき土手にも律儀菫かな 17/03/30撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-14
週末定例更新のお知らせ
 「新年度」
 「新学期」
 なんともいい響きだ!!
 もう直接関係なくなってしまったけど、
 それに「周波数」をあわせて新しいことはじめてみたいな。 o(^o^)o ワクワク

◆表紙画像集2017 更新  菫(スミレ)
 ほ場整備で新しい田んぼになって数年が経つ。
 もちろんそれに合わせて、畦、土手も新しくなった。川の土手もだ。
 数年経った今、いちばん目立つのがつくしとスミレだ!!
 新しい土手にはスミレはめずらしかったのに、いつのまにやらアタリマエになっている。
 どうして殖えたんだろう!?
 花を咲かせるから「種子」!!
 その「種子」は新しい土手にどのように運ばれたんだろう?
 蟻たちが運ぶって聞いたことあるがほんとうだろうか?
 まだ一度もそれ見たことないけどな。
 一度は見てみたいもんだ!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 7年目がはじまった!!
 これだって今までにやらなかった「新しいこと」はじめたいナ。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 「ふしだし」にもどっての学習も途中で保留のままになっている。
 またまた気まぐれになってしまうが、面白いと思えることから再開したい。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 6年目がはじまる。
 徹底してゆっくり ゆっくり ペースで行きたい!!


さあ、「新しい一週間」がはじまる。o(^o^)o ワクワク 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月(卯月)の俳句「歳時記」!!

Dscn4654
▼4月(卯月)の「雲見」は「日暈」の観察からはじまった。その時間はそんなに長くはなかった。
 やがて青空が広がっていった。
 その下に、蓮根の植え替えから53週目の大賀ハス観察池があった。
 もうタイムオーバーだ!!
 2017年度の方針が少し見えてきた。来週あたりに準備をして植え替えに入りたいが…。
▼天気の「ふしぎ!?」を「俳句「歳時記」」で追いかける日だ。
 今月も参考させてもらっている

NHK「俳句」 テキスト
 
 から巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) 城を出し落花一片いまもとぶ 山口誓子
(2) さくらみちてさくらあをざめゐたるかな 野澤節子
(3) 日本語のはじめはいろはさくらちる  田中裕明
(4) ねこの子の猫になるまでいそがしく  鈴木 明
(5) 教室の入口ふたつヒヤシンス 津川絵理子
(6) ぶらんこの影を失ふ高さまで 藺草慶子
(7) あをあをと空を残して蝶別れ 大野林火
(8) 遠足の列大仏へ大仏へ  藤田湘子
(9) 石鹸玉まだ吹けぬ子も中にゐて 山内雅子
(10) あらはれし干潟に人のはや遊ぶ 清崎敏郎
(11) ラレレラと水田の蛙鳴き交わす 山口誓子

▼シロウトゆえの大胆さで「選句」に挑戦だ。
今月も「私のベスト3」を選んでみる。

【私の選んだ名句ベスト3】

(7) あをあをと空を残して蝶別れ 大野林火
 「あをあをと空を残して」が気に入った。そんな青空を今月はどれほど…。

(11) ラレレラと水田の蛙鳴き交わす 山口誓子
 「ラレレラ」がとてもいい!!こんな鳴き声の蛙がうれしい!!

(5) 教室の入口ふたつヒヤシンス 津川絵理子
 新入生が入って来る前の「教室」を思い出してしまった。

▼今月も自分の才能をかえりみることなく、この世の恥はかき捨て!!
とばかり「迷句」に挑戦しつづけてみたい。
 週末定例更新のときには、画像に一句、「俳句もどき」を貼り付ける。今月は最低5回は悪戦苦闘することになる。
 週末がくるのがこわい (^^ゞポリポリ

Dsc_0491


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月(卯月)の「雲見」は!?

Dscn4640
▼2016年度が終わり、2017年度がはじまる。
 4月(卯月)の「雲見」が今日からはじまる。その前に3月の「雲見」をもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーでふり返ってみよう。
 使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    0
・巻雲    1
・巻積雲  0
・巻層雲  5
・高積雲  0
・高層雲  7
・層積雲  4
・積雲   13
・層雲    0  
・乱層雲  1
・積乱雲  0

 なんとも自分でも疑ってみたくなるほどの偏りだ。
 もちろん空には同時に何種類かの雲が見られるので、そのときの気分で1種類にしてしまっている。
 それにしても「積雲」13は異様に多い!!
▼さて、4月(卯月)の「雲見」はどうなるだろう?
 2つの資料を参考に考えてみようと思う。
まず
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

 ひと言で言えば「平年並み」か!?
 では4月ってどんな天気だったかなんて俄に思い出せないな。
 「入学式」「花見」そんなときの天気はどうだったかな。
 今年はどうだろう?
▼次は、「よりローカルに!!」だ。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)

 3月は予想していたよりずっと雨がすくなかった気がする。
 4月はどうなるだろう? 「層雲」「高層雲」「巻層雲」が増えてきそうな気がするが…
▼ここのところずっと「整理」「片付け」ばかりが続いている。
 「雲見」の旅に出たくてうずうずしているがなかなか時間がとれない。
 青春きっぷはあと2日を残している。

 さあ、4月の空、どんな「雲見」に出会えるだろう!? o(^o^)o ワクワク

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2017年3月 | トップページ