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本日(2017/03/28)、第156回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼「アメダス」の桜はもう葉桜にシフトしつつある!!
 お宮の桜はどうだろう?
 全国の桜開花前線はどうなっているのだろう?
 こうしてかなり正確に開花予報ができるのは、桜の開花と自然環境(気温、日照時間等)の間に一定の法則性があることをみつけているからであろう。

 ナラバ、大地の動きについてはどうであろう!?

▼本日(2017/03/28)は、第156回オンライン「寅の日」である。
 3月のテーマは
・警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」
である。本日はその第3弾「地震雑感」を読む。

◆本日(2017/03/28)、第156回オンライン「寅の日」!!#traday

●「地震雑感」(青空文庫より)

▼今回これを読んでもっとも強く感じたのは、
科学者・寺田寅彦の先駆性!!
である。最初にこれを書いた1924年前後の歴史を再確認してしておく。

●1912年(明治45・大正元) ウェゲナーの「大陸移動説」
●1923年(大正12) 東京・上野で関東大震災に遭遇、火災旋風など震災被害調査を始める。
●1924年(大正13) 理化学研究所の所員となる。「地震雑感」を発表。
●1926年(大正15・昭和元) 東京帝国大学地震研究所所員となる。
●1927年(昭和2) ウェゲナーの大陸移動説を取り入れた「日本海形成論」を唱える。

 「一地震の概念」のまとめとして次のように語っていた。

 これらのあらゆる断面を綜合して地震現象の全体を把握する事が地震学の使命でなくてはならない。勿論、現在少数の地震学者はとうにこの種の綜合に努力し、既に幾分の成果を齎もたらしてはいるが、各断面の完全な融合はこれを将来に待たなければならない。

 こらから93年の歳月がたった。
 融合はどこまでなし得たのだろうか?
 地震学の「現在地」は?
▼先駆性を強く感じたのは、ここだ!!

 かくのごとく直接観測し得らるべき与件の僅少な問題にたいしては種々の学説や仮説が可能であり、また必要でもある。ウェーゲナーの大陸漂移説や、最近ジョリーの提出した、放射能性物質の熱によって地質学的輪廻りんね変化を説明する仮説のごときも、あながち単なる科学的ロマンスとして捨つべきものでないと思われる。今回地震の起因のごときも、これを前記の定説や仮説に照らして考究するは無用の業ではない。これによって少なくも有益な暗示を得、また将来研究すべき事項に想い到るべき手懸りを得るのではあるまいか。
 地震だけを調べるのでは、地震の本体は分りそうもない。

のコトバは示唆的である。

最後に

要は、予報の問題とは独立に、地球の災害を予防する事にある。
 
そういう設備の可能性は、少なくも予報の可能性よりは大きいように私には思われる。

 警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」の本意はここにある!!

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