今年も実生ヒガンバナに挑戦だ!!(2017/03/02) #ヒガンバナ
▼私は優柔不断というか、決断力がないというか、一度決めてもいつまでもグズグズしていた。(^^ゞポリポリ
今回もまたそうだった。
一度は冷蔵庫から出した「自然結実」ヒガンバナの「種子」73個をまたしまい込んだりを繰り返していた。
どのような方法で「種子」から育てる実生に挑戦するのか迷っていたのだった。
3月に入って2日目、昨日、いよいよそれを決行した!!
▼冷蔵庫から出した「種子」のなかには、入れるときよりはげしく「カビ」が来ているものも見られた。
せっかく手に入れた「自然結実」の「種子」も、どのように保存するのか?
まだ最適な保存方法もみつけてはいなかった。
キツネノカミソリ・コヒガンバナの成功にこだわりすぎているところもあった。
「保湿」を意識しすぎて、「カビ」対策を怠っていた。
「ミズゴケとともに保存」という方法も教えてもらったことがある。
しかし、それも面倒なのと種子が多数になってくると、どこでいつ採集したものかがわからなくなってしまう。
そこで、一個ずつナイロン袋に入れることにした。
もう湿らせたティシュペーバーは一緒にいれなかった。
▼さあ、いよいよ決行だ!!さ
一個ずつ別々に育てることにしていた。
そうすれば、もしうまく「発芽(発根)」「出葉」してくるものがあったら、それがどこでいつ採集された「種子」か、完熟したのはいつかも特定できるからである。
そのためには、まずそれだけの容器が必要だった。
別注の容器、100均の容器、プリンの容器、そこからにある容器をかき集めた。
次に土だ。これはこれまでも使用したことある「土ポット」でいくことにした。
「土ポット」に水を加えてスタンバイOKだ。
ひとつずつナイロン袋から出して、「土ポット」の上に置いていった。
入れていたナイロン袋は、外枠と容器のあいだに「名札」代わりに挟み込んだ。
完成だ。\(^O^)/
朝から取りかかった作業、完成したときは正午を少しすぎていた。
▼まだ「不安」があった。
「昨年と同じように全滅してしまったらどうしよう。」という「不安」である。
「失敗」はかまわない。
どうせシロウト「研究」だ。「失敗」を繰り返すなかからひとつでもわかることがあれば万々歳だ。
しかし、「同じ失敗」はさけたかった。
そこで考えたのが、一部の「実生」を他の人に委託するという方法だ。
いちばんに思い浮かんだのが、日本ヒガンバナ学会でずっとお世話になっている野島高彦先生だ。
野島先生とはこれまでにヒガンバナの交換観察をしたり、実生コヒガンバナをお送りしたりしてずいぶんお世話になっていた。野島先生のヒガンバナ観察は半端ではない、徹底していた。
毎日その様子が画像で記録され、一週間毎にアップされていた。それに、先生は大学で「化学」を教えておられる現役の「プロの研究者」だ。
そこに委託すれば、私とはちがった展開が期待できる!!
安富・夢前・福崎の群生地それぞれから採集した「種子」3個を今日送らせてもらう。
さあ、実生ヒガンバナ今年はどんな展開があるだろう。o(^o^)o ワクワク
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