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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(127)

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▼いつものように「雲見」をしながら自問自答をしていた。
・Webテキスト『天気の変化』って何?
なかなか答えがみつからなかった。
迷っていた。
こんなときは「ふりだし」にもどってみよう!!
▼その本はほんとボロボロだった。

◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)

 なかみをどれだけ理解したかは別にして、ともかくよく利用させてもらっていたことは確かだ。
この本に「ふりだし」があるような気がしていた。
 「まえがき」はこうはじまる。

 

この本の主題は、最近の約二十年間における大気の科学の発展である。

 1968年に「約二十年間」というのだから、それはちょうど戦後20年のあいだにということになる。
 その間に二つの特筆に値する進展があったと言う。
 「天気の数値予報」
 「ロケット、気象衛星などの登場」
 である。
▼その「天気の数値予報」について次のように語っていた。

 天気の数値予報というのは、電子計算機を使って将来の予想天気図を作る方法である。しかし、今まで人間が手でやっていた計算を、ただ計算機にかわらせて、迅速に予報をだせるようになったということではない。大気の運動は複雑だから、学校で学ぶ物理学などで説明できるものではないと以前にはいわれた。ところが天気に関係する大気の運動が、実は簡単な物理学の法則にもとづいているものだということ、だから、その法則の教えるところにしたがって電子計算機で計算すれば、かなりの精度で予想天気図がかけること、そこに数値予報の意味がある。いいかえれば、天気の変化のしくみがよく理解できるようになった。その結果が数値予報として、鮮やかな花を咲かせたのである。(同書p3より)

納得である!!(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
「天気」は「大気の物理学」になったのである。
▼小倉義光氏がこう言ってから約50年(半世紀)が経った。
 「電子計算機」はスパコンに進化し、時代はネットの時代となった。
 誰しもが、たった今すぐ「数値予報天気図」を見ることができる時代になったのだ。

 こんなものプロだけのものにしておくのはモッタイナイ!!

 もうひとつの特筆に値することとしてあげた「ロケット、気象衛星などの登場」にしてもそうだ。
 「ひまわり8号」からの画像はリアルタイムで鮮明だ。
 簡単に宇宙からの「雲見」を可能にしてくれている。

 そこで…

(つづく) 
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