Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(120)
▼降っているのは雪!?
それにしては落下速度がはやすぎる!!
傘をさしても音をたてて降ってくる!!
では雨か!?
でも、竹藪も田んぼも白い!!
車体の上、ハスの葉の上にも積もっているのはとけかけた雪のようなものが。
「みぞれ」ということにしておこう!!
▼家に入ってから、以前に教えてもらった「雨雪判別表」のことを思いだした。
この表を見ているといろいろと面白いことがわかる。
・「雨」か「雪」かは地上の湿度、気温と深い関係があるんだ!!
・乾燥しておればけっこう高い温度でも雪が降るんだ!!
・「みぞれ」は約4℃以下ぐらいでなければ降らないんだ!!
等々
ナラバ私の「みぞれ」の判定は正しかったのだろうか?
福崎「アメダス」を開いて確認してみた。
・気温 0.5℃
・降水量 1㎜
がちゃんと記録されているではないか。
やっぱりあれは「みぞれ」だったんだ!!
▼問題はこれからだ。
またしても「寒波襲来」という。はたして前のような「大雪」となるのだろうか。
またまた、あの「ルール」を引っぱり出してくる。
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雪と「高層天気図」のルール!!
「雪は天から送られた手紙である。」(中谷宇吉郎)
「天」の情報は「高層天気図」にある!!
・850hPa(上空1500m)で-6℃は「雪」の目安!!
・500hPa(上空5700m)で-30℃は「雪」、-36℃以下で「大雪」だ!!
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連日、中谷宇吉郎だ!!
それにしても
「雪は天から送られた手紙である。」
とはうまく言ったものだ!!
▼例の「専門天気図」を開けてみる。
最初に
●極東850hPa気温・風、700hPa上昇流+極東500hPa気温、
700hPa湿数12・24時間予想図(FXFE5782)
を開けて
・850hPa→「-6℃」
・500hPa→「-30℃」「-36℃」
の等温線を追ってみた。
つづけて、
●36・48時間予想図
●72時間予想図
と見て行く。
これは確かに大変だ!!
はたして…
(つづく)
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