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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(127)

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▼いつものように「雲見」をしながら自問自答をしていた。
・Webテキスト『天気の変化』って何?
なかなか答えがみつからなかった。
迷っていた。
こんなときは「ふりだし」にもどってみよう!!
▼その本はほんとボロボロだった。

◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)

 なかみをどれだけ理解したかは別にして、ともかくよく利用させてもらっていたことは確かだ。
この本に「ふりだし」があるような気がしていた。
 「まえがき」はこうはじまる。

 

この本の主題は、最近の約二十年間における大気の科学の発展である。

 1968年に「約二十年間」というのだから、それはちょうど戦後20年のあいだにということになる。
 その間に二つの特筆に値する進展があったと言う。
 「天気の数値予報」
 「ロケット、気象衛星などの登場」
 である。
▼その「天気の数値予報」について次のように語っていた。

 天気の数値予報というのは、電子計算機を使って将来の予想天気図を作る方法である。しかし、今まで人間が手でやっていた計算を、ただ計算機にかわらせて、迅速に予報をだせるようになったということではない。大気の運動は複雑だから、学校で学ぶ物理学などで説明できるものではないと以前にはいわれた。ところが天気に関係する大気の運動が、実は簡単な物理学の法則にもとづいているものだということ、だから、その法則の教えるところにしたがって電子計算機で計算すれば、かなりの精度で予想天気図がかけること、そこに数値予報の意味がある。いいかえれば、天気の変化のしくみがよく理解できるようになった。その結果が数値予報として、鮮やかな花を咲かせたのである。(同書p3より)

納得である!!(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
「天気」は「大気の物理学」になったのである。
▼小倉義光氏がこう言ってから約50年(半世紀)が経った。
 「電子計算機」はスパコンに進化し、時代はネットの時代となった。
 誰しもが、たった今すぐ「数値予報天気図」を見ることができる時代になったのだ。

 こんなものプロだけのものにしておくのはモッタイナイ!!

 もうひとつの特筆に値することとしてあげた「ロケット、気象衛星などの登場」にしてもそうだ。
 「ひまわり8号」からの画像はリアルタイムで鮮明だ。
 簡単に宇宙からの「雲見」を可能にしてくれている。

 そこで…

(つづく) 
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【Web更新02/26】17-09 【ヒガンバナ情報2017】 等更新!!

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達陀の音それぞれの椿かな 17/02/24撮影 @福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-09
週末定例更新のお知らせ
 2月最後の更新である。
 はやくも2月が終わってしまう。
 2017年の1/6が終わるのである!!思い出そう!!
 CCS(共愉・挑戦・簡素)!!  

◆表紙画像集2017 更新  椿
 前の藪に椿が本格的に咲き始めた。
 咲き始めの椿を見てすぐさま思い出すのは 奈良二月堂の椿だ!!
 「お水取り」の花付けの椿!!
 じっとながめていると達陀の響きが聞こえてきた!!

◆【ヒガンバナ情報2017】 新設 !!
 今年はずいぶん遅れた【ヒガンバナ情報】の開設だ。
 思い起こせば19年前(1998年)の春、見よう見まねではじめてホームページなるものをつくったときにも最初につくったのはこの【ヒガンバナ情報】のページだった。
 日本ヒガンバナ学会発足からも今年は10年目!!
 今年はどんな展開があるだろう。自分でも愉しみである o(^o^)o ワクワク

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 3月オンライン「寅の日」のテーマはズバリ
 寅彦の警鐘「天災は忘れた頃にやって来る」 である。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 ちょっと暗礁にのりあげている。
 こんなときは「原点」にもどろうと思う。

● 「おもしろ自由研究 智恵の楽しい実験教室」 リンク!!
 一週間前、ファラデーラボでお世話になった上橋智恵さんHPに表紙から直接リンクさせてもらった。
 ともかく 
 凄い!!感動!!の連続。このセンスはどこから!?

さあ、ゆっくり 急ごう!!
 

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(126)

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▼「一日でいちばんきれいな空」に細い細い月はお似合だった!!
 夜が明けると蓮根の植え替えから48週目の大賀ハス観察池には薄氷がはっていた。そこにもたしかに「ルール」があるように思われた。
 終日「雲見」をしながら、「天気の変化」の「ルール」をみつけようとしていた。
▼困ったことになってしまった。
 突然、自分で「面白さ」を感じなくなってしまったのだ!!
 これは、きっと「渦度」のところで頭が混乱してしまい、逃避反応を起こしているのだろう。
 これは困る。
 人はどうであろと、自分が「面白い」と思えることだけをたよりにこのプロジェクトをすすめているのに。
▼こんなときは「原点」にもどるにかぎる。
・そもそもWebテキスト『天気の変化』って何?
・なんのためにこんなことしているの?
・どこが「面白い」と思ったの?
・「私の科学」との関係は?
等々
 しばらくは自問自答を繰り返して見よう。 
▼なにか具体的な作業をしながらこれをすすめようと思う。
授業テキスト『天気の変化』をつくったときに、もっとも参考になった本がある。
これで「大気の科学」は面白い!!と思うようになったと言っても過言でない。

◆『大気の科学~新しい気象の考え方~』(小倉義光著 NHKブックス76 1968.9.20)

 なんと半世紀ちかく前の本だ。
 落書きもいっぱい、綴じた部分もバラバラになってしまっている。
 やっぽどお世話になったようだ。
 部分的に読み返してみた。

 面白い!!

 最初から読み返してみようと思う。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(125)

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▼ヤママユガの繭が風に揺れていた!!
 ほぼ毎日視界のなかに入ってきているはずだが、そうと気づくのはときどきだ。
 ひっついてクヌギの葉の枚数が減った気がするが、さだかではない。
 それにしてもこれいつまでぶらさがっているだろう?きっと枝が枯れて折れるのが先だろうと思う。
 それほどに繭と枝のつなぎ目の繊維は強靱に見えた。
 この繭から繊維をとることを最初に思いついた人もこれを見たのだろう、と勝手に想像してみた。
 「いつまで…」を観察して見ようと思う。
 こうなったら根くらべだ!!
 自然を観察するとはそんなものかもしれない。
▼「雲見」もそうだった。
 でも、こちらの観察は「日替わり」、いや「刻々替わり」だからまったく飽きない。
 昼頃見上げた空の雲は波打っているように見えた。
 これはきっと上空に強い風が吹いているにちがいない。
 今、
◆アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35)(気象庁) ( 12時間毎(00UTC,12UTC) )
を開けて確かめてみた。
 強いところで145ノットを記録していた。換算表を見ると
 145ノット→75m/s  (゜o゜)ゲッ!!
 ジェット気流だ!!
▼やっぱり「高層天気図」「数値予報天気図」は面白いな!!
 少し途切れていた作業再開しよう。
 これも根くらべだ。
 「渦度」の「ふしぎ!?」を追っていた。

◆極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図
( 12時間毎 )
 

 「気圧の谷」「気圧の尾根」「強風軸」…

▼できるだけ大気の運動を立体的に頭に描いてみようと試みるが、ポンコツ頭には至難の業だ!!
 使えるルールをつくる!!
 それはまだまだ遠い話のようだ。 
 
 夕方の「アメダス」までの散策。明るいうちに「アメダス」に到着するようになった。
 間違いなく季節はすすんでいる!!

(つづく)
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「自然結実」ヒガンバナの「種子」を冷蔵庫から出したが!? #ヒガンバナ

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2016年に採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は73個であった。
 これはこれまでの最高記録だった!!
 もはやここまで来ると単なる「偶然」の域を越えていた。
「ヒガンバナに何が起きているのか?」 
 この謎解きをすすめたいと思っていた。
 2つの作業仮説を立てていた。

【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。

【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。

の2つである。この両方が正しく混じっている場合もあるかも知れない。
 その結論を得るには「自然結実」するヒガンバナの染色体の数を数えてみる必要があった。
 しかし残念なことに今の私にはそれを確かめる術がなかった。

 謎解きの協力者が欲しい!!

 \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ 
▼今の私にもできることをすすめてみよう。
 冷蔵庫に眠らせていた73個の「種子」を出してきた。
 さてこの「種子」から育てる実生への挑戦である。
 実はまだ「実生」の方法を確立していなかった。
 「実生」への挑戦は、キツネノカミソリからはじめた。そして発芽(発根)に成功した!!
 さらには偶然手に入れたコヒガンバナの「種子」でみごとに成功した!!
 きわめつけは2014年採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」3個について成功した!!
 「なんだ、案外簡単ではないか!!」とわかったつもりになった。
 ところが、2015年採集の69個は全滅させてしまった。
 なにがまずかったのか?原因の究明はまだできていない。
 「カビ?」
 「乾燥?」
 「もともと種子もどき?」
 その失敗の残骸、まだ未練たらしく処理していない。それも納屋の奥からひっぱりだしてきた。
 もうそろそろ処理しなければ…
▼今年はどんなかたちで「実生」に挑戦するか。
 まだ方法を決めかねていた。
 再び冷蔵庫に入れて、今しばし思案してみよう。

(つづく)
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「自然結実」ヒガンバナの「種子」を冷蔵庫から出したが!? #ヒガンバナ

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2016年に採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は73個であった。
 これはこれまでの最高記録だった!!
 もはやここまで来ると単なる「偶然」の域を越えていた。
「ヒガンバナに何が起きているのか?」 
 この謎解きをすすめたいと思っていた。
 2つの作業仮説を立てていた。

【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。

【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。

の2つである。この両方が正しく混じっている場合もあるかも知れない。
 その結論を得るには「自然結実」するヒガンバナの染色体の数を数えてみる必要があった。
 しかし残念なことに今の私にはそれを確かめる術がなかった。

 謎解きの協力者が欲しい!!

 \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ 
▼今の私にもできることをすすめてみよう。
 冷蔵庫に眠らせていた73個の「種子」を出してきた。
 さてこの「種子」から育てる実生への挑戦である。
 実はまだ「実生」の方法を確立していなかった。
 「実生」への挑戦は、キツネノカミソリからはじめた。そして発芽(発根)に成功した!!
 さらには偶然手に入れたコヒガンバナの「種子」でみごとに成功した!!
 きわめつけは2014年採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」3個について成功した!!
 「なんだ、案外簡単ではないか!!」とわかったつもりになった。
 ところが、2015年採集の69個は全滅させてしまった。
 なにがまずかったのか?原因の究明はまだできていない。
 「カビ?」
 「乾燥?」
 「もともと種子もどき?」
 その失敗の残骸、まだ未練たらしく処理していない。それも納屋の奥からひっぱりだしてきた。
 もうそろそろ処理しなければ…
▼今年はどんなかたちで「実生」に挑戦するか。
 まだ方法を決めかねていた。
 再び冷蔵庫に入れて、今しばし思案してみよう。

(つづく)
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「自然結実」ヒガンバナの「種子」を冷蔵庫から出したが!? #ヒガンバナ

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2016年に採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」は73個であった。
 これはこれまでの最高記録だった!!
 もはやここまで来ると単なる「偶然」の域を越えていた。
「ヒガンバナに何が起きているのか?」 
 この謎解きをすすめたいと思っていた。
 2つの作業仮説を立てていた。

【仮説 1】「自然結実」するヒガンバナは、2倍体(2n=22)になっている。

【仮説 2】無融合種子形成をするようになっている。3倍体(2n=33)のままである。

の2つである。この両方が正しく混じっている場合もあるかも知れない。
 その結論を得るには「自然結実」するヒガンバナの染色体の数を数えてみる必要があった。
 しかし残念なことに今の私にはそれを確かめる術がなかった。

 謎解きの協力者が欲しい!!

 \(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ 
▼今の私にもできることをすすめてみよう。
 冷蔵庫に眠らせていた73個の「種子」を出してきた。
 さてこの「種子」から育てる実生への挑戦である。
 実はまだ「実生」の方法を確立していなかった。
 「実生」への挑戦は、キツネノカミソリからはじめた。そして発芽(発根)に成功した!!
 さらには偶然手に入れたコヒガンバナの「種子」でみごとに成功した!!
 きわめつけは2014年採集した「自然結実」ヒガンバナの「種子」3個について成功した!!
 「なんだ、案外簡単ではないか!!」とわかったつもりになった。
 ところが、2015年採集の69個は全滅させてしまった。
 なにがまずかったのか?原因の究明はまだできていない。
 「カビ?」
 「乾燥?」
 「もともと種子もどき?」
 その失敗の残骸、まだ未練たらしく処理していない。それも納屋の奥からひっぱりだしてきた。
 もうそろそろ処理しなければ…
▼今年はどんなかたちで「実生」に挑戦するか。
 まだ方法を決めかねていた。
 再び冷蔵庫に入れて、今しばし思案してみよう。

(つづく)
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実生ヒガンバナは今!!(2017/02/22) #ヒガンバナ

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▼ビガンバナの「ふしぎ!?」の本命はこちらだった。
「日本のヒガンバナは3倍体で花は咲かせるけれど種子はつくらない。分球によって殖える。」
 私はこのアタリマエを疑った。
 お彼岸の頃には、田の畦、土手などいたることころで真っ赤に燃え立つヒガンバナ!!
 あんなにたくさんりっぱな花を咲かせるのだから、なかには種子をつくる「かわりもの」がいてもいいではないか?
▼この「ふしぎ!?」の謎解きには、まず「種子」を手に入れる必要があった。
「種子」らしいものを一度はみつけていたが、それは一回きりのことだった。
 本格的に「自然結実」するヒガンバナ群落に出会ったのは、2013年11月からだった。
それ以来、毎年たくさんのヒガンバナの「種子」と出会ってきた。
・【ヒガンバナ情報2013】 
・【ヒガンバナ情報2014】
・【ヒガンバナ情報2015】
・【ヒガンバナ情報2016】
▼「種子」をみつけたと言っても、ほんとうにそれが「種子」であると言い切れない。
コヒガンバナのように「種子」から育てる実生実験が必要だった。
 だから正確にはまだ「種子もどき」である。
 2013年採集したものは、あまりにうれしかったもので多くの人に見せ回ったりしているあいだにつぶれたりして、失敗してしまった。
 2014年はアタリマエのようにいろんなところで採集した。
 2014年採集の33個のうち、3個の「発芽(発根)」「出葉」に成功した!!
 2015年採集した69個はカビ等にやられ全滅だった。
 2016年採集した73個はまだ冷蔵庫に眠っている。

 その一部始終を【ヒガンバナ情報】に記録していた。
▼2014年採集、2015年に「出葉」まで成功している3つの実生ヒガンバナの鉢を外に出してみた。
2つの鉢の実生ヒガンバナの葉は元気よくのびていた。
 葉の長さは13㎝と12㎝になっていた。
 3つ目の鉢からは「出葉」の気配はない。
 どうしているんだろう?
 球根はあるのだろうか?気にはなるが鉢を掘る勇気はまだない。

(つづく)
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2017年3月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼降った雪は、しばらくヒガンバナの葉の上で消えなかった。
やがて青空が広がり、冷たい北風が吹いてきた。
 かように上空での大気の営みはけっして休むことはなかった!!
 大地の営みもまた同様であった!!
 自然の営みはあきることなく常に現在進行形で変化し続けていた。
 このアタリマエ!!
▼2017年3月のオンライン「寅の日」の計画が少し遅れていた。
 3.11が近づいてきた。
 3月のオンライン「寅の日」と言えば、やはりこれだろう。
3月のテーマはズバリ 寅彦の警鐘だ。
【3月のテーマ】 警鐘『天災は忘れた頃にやって来る』 
 3月は3回あった。

■2017年3月オンライン「寅の日」

◆第154回オンライン「寅の日」 …3/04(土)
◆第155回オンライン「寅の日」 …3/16(木)
◆第156回オンライン「寅の日」 …3/28(火)

▼よく知られているように、寅彦の随筆のなかに『天災は忘れた頃にやって来る』のコトバはない。
 日頃よりよく口にしていた師寅彦のこのコトバを弟子である中谷宇吉郎はこう言った。

それでこれは、先生がペンを使わないで書かれた文字であるともいえる。

◆「天災は忘れた頃来る」(中谷宇吉郎 青空文庫より)

 では具体的に何を読むか。2012年4月にオンライン「寅の日」をはじめて以来何度となく繰り返し読んできた定番3つを読もうと思う。「津浪と人間」「天災と国防」「地震雑感」の3つである。

■2017年3月オンライン「寅の日」

◆第154回オンライン「寅の日」 …3/04(土) 「津浪と人間」(青空文庫より)

◆第155回オンライン「寅の日」 …3/16(木) 「天災と国防」(青空文庫より)

◆第156回オンライン「寅の日」 …3/28(火) 「地震雑感」(青空文庫より)

▼3.11から6年!!
私は何をしてきただろう?
私に何ができるだろう?
 
 今一度、寅彦の警鐘『天災は忘れた頃にやって来る』に耳を傾けてみませんか。

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【Web更新02/19】17-08 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

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耳元にペンペン草の鳴らしけり 17/02/17撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-08
週末定例更新のお知らせ
 近畿地方にも4年ぶりに「春一番」が吹いたという。
 だからと言って、いっきょに春がやってくるわけではない。行きつ戻りつを繰り返しながら春はやってくるのだ。
季節の変化はいつも直線的でない、螺旋的だ!!

◆表紙画像集2017 更新 ペンペン草(ナズナ)
 ペンペン草は継続観察をしていると、とても面白い植物だ。
 冬のあいだは葉は地べたにはりつくようにして暮らしている。春先になると、白いかわいい花をつけた花茎が立ち上がってくる。花が咲いた後はあの三味線のバチ(ハート型)のような果実をつける。その頃になると、花茎はまた伸びて先端に花を咲かせている。それを繰り返しながら背が高くなっていく。
 その背の高さが本格的春を教えてくれているのかもしれない。変な「ふしぎ!?」が頭に浮かんだ。
 背が高くなるスピードは、等速運動それとも加速度運動?
  ある程度背が高くなったら、果実の枝を少しだけはがして、耳元でクルクルとまわすと、あの懐かしい音がした!!やっぱりもう春だ!!

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 近畿地方に「春一番」が吹いたと言っても、当地に吹いたかどうかは定かではない。
 アメダスで確認しても、8m/sもの風は吹いていなかった。
 私は変なこだわりを持っているのではない。
 「よりローカルに!!」
 「よりリアルに!!」
 天気の変化を実感したいだけだ。

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 他の人の「私の科学」に学ぶことはやっぱり愉しい!!

◆新・私の教材試論 更新!!
 教材の「整理」をすすめながら教材試論を続けていきたい。

もうすでに新たな一週間ははじまっている。
ゆっくり 急ごう!!

 

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本日(2017/02/20)、第153回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼東の畑の紅梅が満開である!!
 やっぱりこんなときはカメラを向けたくなる。究極の道楽「雲見」「宇宙見物」のときも、朝夕の散策のときもカメラをぶらさげていた。いっこうに撮影スキルは向上する気配はなかった。それについては半ばあきらめていた。
 でもやっぱりいつもカメラだけは手放せない。
 寅彦の時代はどうだったんだろう?
▼本日(2017/02/20)は第153回オンライン「寅の日」である。
2月オンライン「寅の日」のテーマは
・寅彦と「道楽」
である。前回は「地図」だった。
 そして、今回はその「カメラ」である。「カメラをさげて」を読む。

◆本日(2017/02/20)、第153回オンライン「寅の日」!!#traday

●「カメラをさげて」(青空文庫より)

▼まず寺田寅彦は「カメラ」という道具をどうとらえていたのだろう。

しかし写真をとろうという気で町を歩いていると、今までは少しも気のつかずにいたいろいろの現象や事実が急に目に立って見えて来る。つまり写真機を持って歩くのは、生来持ち合わせている二つの目のほかに、もう一つ別な新しい目を持って歩くということになるのである。

少なくも自分の場合には何枚かの六×九センチメートルのコダック・フィルムの中に一九三一年における日本文化の縮図を収めるつもりで歩くのであるが、なかなかそううまくは行かない。しかしそういうつもりで、この特別な目をぶらさげて歩いているだけでもかなり多くの発見をすることがある。

 誰しも言われてみればナルホド!!ソノトオリ!!と納得することをコトバにしてしまう、それが寅彦だった。
 そのコトバは時空を越えて今も響く!!

▼「カメラ」を語りながら、日本文化論、自然観まで語ってしまう。それが寅彦の凄いところでもあった。
 また最後に「カメラ」の得意技にもどり、こう語っていた。

親譲りの目は物覚えが悪いので有名である。朝晩に見ている懐中時計の六時がどんな字で書いてあるかと人に聞かれるとまごつくくらいであるが、写真の目くらい記憶力のすぐれた目もまた珍しい。一秒の五十分の一くらいな短時間にでもあらゆるものをすっかり認めて一度に覚え込んでしまうのである。  その上にわれわれの二つの目の網膜には映じていながら心の目には少しも見えなかったものをちゃんとこくめいに見て取って細かに覚えているのである。

 きわめて納得である。(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 その「瞬間」を「記憶」したい。「記録」したい!!
 その願望が、いっこうにすごい写真は撮れなくても、いつもカメラをぶら下げている理由だった。
 そして、その「下手な鉄砲」方式の写真にもとてもうれしいことがある。
 そのときには気づかなかったものが映っているのだ!!
 これで何度、いろんな「発見」をしたことだろう。

 やっぱり今日も一日カメラをぶらさげておこう(^^)V

 

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ファラデーラボ「電子工作のかがく」はとても楽しかった\(^O^)/

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▼昨日(2017/02/18)は「雨水」だった。
 蓮根の植え替えから47週目の大賀ハス観察池には、もう氷がはっていなかった。
 水温む季節がやってきていた。
 実は前々からとても楽しみにして待ちに待った日だった。
▼それは、ファラデーラボで「第74回かがくカフェ」が開催される日だったからである。

◆第74回かがくカフェ  電子工作のかがく  

●テーマ 電子工作のかがく
●講師  上橋智恵さん

     プロフィール ブログ「智恵の楽しい実験」より        
       兵庫県姫路市在住。ドライブ旅行大好き♪
       食べるの大好き♪ 科学大好き♪
       さらに独学好きで電験3種、気象予報士の資格も取得。
       https://draft.blogger.com/profile/02755945979673243448 
       HP 「智恵の楽しい実験教室」http://www.eneene.com/
●内容  「発振回路を利用した永久コマ」(部品調達の関係でこちらに変更)

 私はここ何ヶ月かのあいだに何度
 「凄い!!」
 「感動!!」
 というコトバを使っただろう。ともかくそれ以外のコトバが出てこなかった!!
 Facebookで上橋さんの実験・工作を見せてもらう度にだ!!
 それも次から次へとだ。
  そんな上橋さんが講師になってくださり「工作」を体験できるのである。
  楽しみにしないわけはなかった。o(^o^)o ワクワク
▼行くなり机の上には用意周到の準備がしてあった。
 ここでまたまた思った。
 「凄い!!」
 「感動!!」である。
 こんなきっちりではないが、まがりながらも長年実験の準備をしてきた身としてはこの「凄さ!!」さがわかる。
 それだけではない。実際に工作をはじめたとき、どんなことでトラブルか、それら想定して準備されていた。
 そこにも上橋さんならではの工夫・アイデアがいっぱいだ!!

 実際に工作をはじめると予想したとおり、根っからの不器用な私は、いちばんの「遅れん坊」になってしまった。(^^ゞポリポリ
 まわりの人や上橋さんの手助けもあって、私の作った「永久コマ」も回った\(^O^)/
 回った!!回った\(^O^)/
 長年思い続けてきた夢がひとつ叶った。とてもとてもうれしかった。
 
 発展型も見せてもらった。
 助けてもらったみなさんに、そして上橋さんに感謝である。<(_ _)>
▼第2部の「ティータイム交流会」に入った。
今回もまた楽しかった。
・光通信
・たい積説明器
・IHのつくり、原理
・磁石を使ったおもちゃ
・手作り物理実験器具各種
等々 どれもこれでも面白かった!!
 なかでも極めつきは、「時の人」觜本格さんのNHK『ブラタモリ』登場の顛末報告だ!!
 昨夜放映のジャストタイミングの報告だけにみんな興味をもって耳を傾けた。

 
 ほんとこんなゼイタクでいいのというほどのゼイタクの一日だった。
 みなさんの「私の科学」を存分に愉しませてもらった。 深謝<(_ _)>
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実生コヒガンバナの今!!(2017/02/17) #ヒガンバナ

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▼私は、今なお現在進行形でいくつかのアタリマエの「ふしぎ!?」を追いかけていた。
 アタリマエの「ふしぎ!?」とは、わかっている人には
 「それはアタリマエ!!」
 「それが科学なんだよ!!」
 と言われてしまいそうなことで、物分かりの悪い私には、ナルホド!!となかなか納得がいかない「ふしぎ!?」である。
▼そんなアタリマエの「ふしぎ!?」のひとつにヒガンバナの「ふしぎ!?」があった。
「日本のヒガンバナは3倍体で花は咲かせるけれど種子はつくらない。分球によって殖える。」
しかし
「コヒガンバナは2倍体であり、花を咲かせ種子をつくる。だから種子でも殖える。」
それがわかっている人のアタリマエ!!
「2倍体」「3倍体」?(゜_。)?(。_゜)?
 浅学のせいもあるだろう。私には簡単に納得できない「ふしぎ!?」あった。
 「ナラバ実際にそのコヒガンバナの種子を手に入れて育ててみたい。」
 ずっとそう思い続けていた。
 念じ続ければ願いは叶うものだ。こういうときに私はいつもラッキーだった。
▼そのラッキーは2014/10/26に訪れた!!
 友人から51個ものコヒガンバナの種子を分けてもらったのだ。2015年の春には49個の「発芽」(発根)に成功し、その秋には「出葉」にも成功した。「出葉」してきたのは最終的には41個であった。
 従って 

 種子51個→「発芽」(発根)→「出葉」41個。 出葉率80.4%ダ!!

  ナルホドこれでこそコヒガンバナは2倍体であると言える。

▼半分ばかり納得した。でも完全ではなかった。
 毎年「出葉」を繰り返し、球根(鱗茎)に貯め込んでいつの日にか、コヒガンバナの花を咲かせるようになれば、はじめてナルホド!!と納得するだろう。
 それは何年先だろう。
 2015年末から面白いプロジェクトをはじめた。

◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト

 私一人で育てて行くのでなく、出葉したコヒガンバナを何人かに「おすそ分け」して育ててもらうというプロジェクトだ。出葉を何年か繰り返し、鱗茎を太らせ、何年か後に花茎をのばし花が咲く日がくることを夢見てのプロジェクトだ。何人かで取り組めば、私に無理でも誰かが成功するかも知れない。
 その花は、またきっと種子をつくるだろう。
 そしたら、多くの人が「コヒガンバナは2倍体!!」に納得するだろう。
 それは何年先だろう!?

 昨日(2017/02/17)現在、21個のコヒガンバナが「出葉」している。
 葉の長いもので20㎝近くあった。外に出していたものだけが、葉が2枚になっていた。

(つづく)

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(124)

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▼「雲見」の空はすっかり春だった!!
あたたかい南よりの風が吹いていた。今、アメダスで確認してみると気温は「12.4℃」まであがったようだった。
午前中は雲のない青空が続いていた。
しかし、そのなんとなく濁っているように感じたのは気のせいだろうか?
なにかがとんでいるのでは!?
▼大きく覆っていた高気圧はやがて「西から東へ」移動していこうとしていた。
かわって登場するのは前線をともなった低気圧!!
思わずあの図を思いだしてしまった。
100年も前のあの図を
空に登場する雲はあの図の通りではないか!!
教科書通りではないか!!
このアタリマエにいたく感動するのだった。
100年も前にあの「低気圧の立体モデル図」を考えた科学者に
( ^_^)/□☆□\(^_^ )
▼私は少しばかり欲ばりだった。
「自然は最高の教科書!!」
「子どもは最高の指導書!!」
を繰り返し唱えてきた私としては、ここまでの「感動」にとどまりたくなかった。
まだまだ「天気の変化」の「ふしぎ!?」はつづく。
▼不勉強を省みず謎解きに挑戦するのみだ!!
あるのは
「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」
「光は東から 天気は西から」
の二つの鉄則のみ!!

さあ、今朝はいつから雨になるだろう!?
使えるものはなんでもすべてを使って予想してみよう!!
それが「私の科学」!!


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岩石の「整理」をはじめたが…!?

Dscn3491
▼「また、いつか…」ほどあてにならない空手形はない。
 この年までこれを何度繰り返してきただろう(^^ゞポリポリ
 岩石の「整理」もそのひとつであった。
 「時間ができたら、またいつかやろう。」そう思って眠らせてきた岩石がそれこそ山のようにあった。
 できるだけそのときどきに処分し、教材として使用したモノは、そのどきの勤務校に置いてきたつもりだ。
 しかし
 個人的に旅のにでかけたときに採集したものや、思い入れがあって「これだけは…」と思い保存して置いたモノだけでも相当になっていた。
 岩石は重いし、かさをとるので「整理」もそう簡単ではなかった。
 でもはじめなければ…。意を決して一昨日からはじめてみた。
▼「整理」の究極は断捨離だ!!
 幸い岩石であれば捨ててもさほど問題にならないだろう。
どんどん捨てる方向ではじめた!!
 ところが、どうしても捨てきれないモノがでてくるのだった。
 困ったモノだ…(^^ゞポリポリ

 そんなもののひとつに「柵原鉱山」の磁鉄鉱があった。
いわゆる「天然磁石」である。
 「磁石」の学習の導入にはからならずこれを使用してきた。
 「磁化」を語るのにもこれほどすぐれた教材はないと思っていた。それも残り少なくなっていた。
 閉山になった柵原鉱山にでかけていって、すごいものを手に入れていた。

 ◆柵原鉱山に行ってきました。

 このとき手に入れたものは永久保存だ!!
▼岩石ではないが、思い出深いものがあった。
「AT(姶良火山灰)」である。
一時期これに夢中であった!!あの姶良カルデラをつくった2万9000年前(?)の巨大噴火、そのときの火山灰は偏西風にのって日本全土を雪景色のように覆った。そしてたい積した!!
 いくら巨大噴火と言えどもずっと続いたわけではない。限られた時間に降灰したい積した。
 そのAT層より上か下かよって時間は特定デキル!!
 「テフラ時計」だ!! 
 こんなすぐれた教材はないと思った。
 全国にそれを追った。
 ついにはなんのことはない自分の住むところでもそれを発見した。

◆姶良火山灰を追え

 そのときに手に入れた火山灰が肥料の袋に入れたまままだ残っていた。
 
▼思い出深いモノはまだまだあった。
・サヌカイト
・黒曜石
・古神戸湖の植物化石
・ヒビアンナイト
・チャート
・おみやげにもらった巨大な珪化木
等々 思い出深いものばかりだ。
それらの岩石を見ていると、それを採集したときのワクワク感が蘇ってくるのだった。
40年にわたる無手勝流フィールドワークの「宝もの」ばっかりだった!!
ひとつひとつの岩石が「その時」を特定してくれた。
だから、私にとっては「テフラ時計」ならぬ「岩石時計」だった!!

いっこうに進まぬ断捨離!!
どうしたもんだろう。(・_・)......ン?


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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(123)

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▼突然、トタン屋根をバチバチとはげしく打つ音がした!!
えっ ?(゜_。)?(。_゜)?
今まで晴れていたはずなに…。外を見ると白いモノが、雪だろうか。でも雪ではこんな音はしない。
 外に出て地面見ると、氷のかたまりが…。
 「あられ」だ!!
 慌てて黒い紙を持ち出して写真を撮ってみた。確かに氷のかけらだ!!
 たしかに晴れてはいたものの雲の動き(また間違った(^^ゞポリポリ 動いているのは大気(寒気・暖気))は活発
だった。それにしてやっぱり「ふしぎ!?」だ!!

あの雲の中では何が起こっているのか?

▼私の「ふしぎ!?」そのものズバリの本があった。

◆『雲の中では何が起こっているのか』(荒木健太郎著 ベレ出版 2014.6.25)

とても気に入っている。
 私にとっては難解な「専門用語」も、とても楽しいイラストとともにわかりやすく解説されていた。
 プロならではの技といつも感心している。
 このように、「ふしぎ!?」がうまれたときには読み返してみることにしている。
▼今いちばん関心のある「ふしぎ!?」は
・そもそも低気圧とは?
・どのような渦が?
・そこで、どんな大気の動きが?それを教えてくれる雲は?
・それはどのような「天気の変化」をもたらすか?
 この本では
 「4 雲と風、前線、低気圧」(p58)でふれてくれていた。
 ここでも、「風はどうして吹くのか?」の話からはじまるのがうれしい(^^)V
 もちろんここでも
 「パーセルくん」「トラフくん」「温低ちゃん」等の楽しいキャラが登場する。
▼そして、しめは例の図だった。
図1.36 「温帯低気圧の温暖前線と寒冷前線に伴う典型的な雲」(p67)
教科書でもお馴染みの図である。
元祖は?と調べてみると

・1921年 理想化された低気圧 J.ビヤネクスとゾルベルク(ノルウェー) 

らしい。なんと100年近いではないか。
やっぽどこの図はすごいらしい。
 最近、「雲見」の話を理科の教師としていてこの図のことが話題になった。
 「巻雲って、あの温暖前線が近づいて来るときに最初に出てくるあれやろ…」
 そうだ!!
 あの図が私も含めて頭にこびりついてしまっているのだ。
 自然をあの図にあてはめてみようとするのだ。
それは、それなりに意味あることであるし、正しい!!

 でも、そればっかりではほんとうの自然は見えてこない!!

 「あられ」の「ふしぎ!?」は見えてこない!!

(つづく)
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(122)

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▼またしてもつまらないことが気になりだした。
田んぼの水たまりにはった氷の模様である。この模様はなにを物語るものなんだろう!?
天気図の「等圧線」のようにも見えたが、やっぱり違うところあった。
「等圧線」は交叉したり、途中で途切れることはない。
 この模様に何かきまった「きまり」はあるのだろうか?
 そもそも氷のはり方、融け方に「ルール」はあるのだろうか?
▼ここにもアタリマエの「ふしぎ!?」があった。
よく知られているように水は約4℃のときが密度が大きい。つまりそのときがいちばん重い!!
 ならば水たまりに氷がはるとき、水はどんな動きをするだろうか。
 まず表面の水は寒気に冷やされて4℃に近づき、そして沈む!!
 それにかわり下の4℃以上の水が昇ってくる。
 「対流」だ!!
 「対流」を繰り返すうちに、水たまり水はすべてが4℃にちかづく。
 さらに表面の水は寒気に冷やされついに0℃になり、氷になる!!
 氷は表面からはるのだ!!
 融けるときはどうだろう!?
▼一方、地球表面の大気はどんな運動をしているのだろう!?
田んぼ水たまりと共通する運動があった!!
「対流」だ!!

天気図の「等圧線」と田んぼの水たまりの「模様」が似ているということとなにか関係があるだろうか?
そもそもあの天気図の「等圧線」にも見える「線」はなんだろう!?
ひょっとして「等温線」??
まだまだアタリマエの「ふしぎ!?」の謎解きがつづく。
▼天気図にもどろう。
今朝の天気図を見た。
 日本列島を覆っていた縦縞模様もあいだあいてきた。日本海にあった渦も消えた。
 悪天候をもたらす渦、低気圧!!
 そもそもこの「低気圧」とはなんなんだ?
 そこでどんな大気の運動が起こっているのだ?
 根っこのところから考えてみよう。
 そう思ったら、あの文章を思いだした。

 低気圧とはなんだろうか、一口でいえば寒暖両気からなるうず巻であろう。 我等の地球大気の中には、こうしたうず巻が存在できることを傾圧不安定理論も、数値シミュレーションもあるいは実験室内の流体を使った模型実験も教えてくれる。しかしやっぱり不思議な感じがする。それは偶然の産物としてはあまりにも美しく組織だっているし、秩序ある概念に統一されている。  このささやかな歴史的回想の中で、私は約1世紀半の間に人々がストームについて、低気圧についてめぐらした考察のあとをたどってみた。そして多くのことを学んだが、雲をつくり雨を降らせ、風を巻いて過ぎ去ってゆく低気圧をやはり不思議に思う。((『天気図の歴史ーストームモデルの発展史ー』(斎藤直輔著 東京堂出版 「エピローグ」p211より)

 こう言われるとなにかうれしくなってくる。
 謎解きに勇気をもらった気分になる。

(つづく)

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【Web更新02/12】17-07 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

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春寒やホシノヒトミの迷いたり 17/02/11撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-07
週末定例更新のお知らせ
 学ぶことは愉しい!! 
 知らない世界が見えてくるのだから。
 知っているツモリのことがより豊かに見えてくるのだから。
 それも 人から学ぶのがより面白い!!
 そのために ネットは きわめて有効な手段である!!

◆表紙画像集2017 更新 ホシノヒトミ(オオイヌノフグリ)
 手持ちの『日本植物方言集成』の「イヌノフグリ」の項に
 「ほしのひとみ」千葉(柏)
 と記してある。その名を教えてもらったのはもうずいぶん前だ。
 とても気に入っていた。イヌノフグリにかわりみかけるのはほとんどがオオイヌノフグリになってしまっているが、春の訪れいちはやく教えてくれる花だ。イヌノフグリとはちょっと…(^^ゞポリポリ
 それにこれは花をさしていない!!花の後にできる実をさしての命名である。
 その観察眼には感心するが、
 花はやっぱり「ホシノヒトミ」だ!!
 そのホシノヒトミが野のいたるところでヒトミを開きはじめていた。
 ところが再びの寒波で開くのを少し迷っているように私には見えた。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 恐るべし「JPCZ」(日本海寒帯気団収束帯)!!
 もうこれ以上の被害がでないことを祈るのみである。
 それでも、今日も大気は動く!!

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 2月のテーマは 寅彦と「道楽」 である。
 道楽的科学こそ私の理想だ。

◆新・クラウド「整理学」試論 更新!!
 「空間」の整理が必要となってきた。
 同じやるのなら愉しみながらやりたいものだ。
 
 さあ、この一週間はどんなこと学べるかな。o(^o^)o ワクワク

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Twitterはじめて2,700日目に思うこと!!

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▼あれ!?
 雪はさほど降っていなかった。むしろ青空が広がっていた!!
 蓮根の植え替えから46週目の大賀ハス観察池の氷の上にはわずかな雪がのっているばかりだった。
 しかし、風は確かに冷たかった!!
 どうなったんだろう? JPCZ !!
 静止衛星画像を見る限り健在だった。まるでたなびくように山陰地方にのびかかっていた。
 だから寒気はまちがいなくここへも流れてきていた!!
 昼過ぎからはそれを裏付けるようにときおりはげしい吹雪を繰り返した。
▼今朝、画像を見ても同様だった。
今日は、Twitterはじめて2,700日目になると、twilogが教えてくれていた。
 2009/09/23よりはじめて7年半近くたつのだ!!そう考えるとなにか感慨深いものがある。
 100日ごとに「現在地」の確認をしていた。
 その作業はTwitterの「現在地」と言うより「Twitter的」の今の確認だった。
 Twitter的!!=
 「リンク」
 「シェア」
 「フラット」
 「等身大」
 「リアルタイム」
 「アクティブ」
 
 これは私の「作風」だった。
 作家でもなければ芸術家でもないポンコツ理科教師の使う言葉ではないのかも知れない。
 しかし、やっぱり

 Twitter的は私の「作風」である!!

▼100日前の「Twitterはじめて2,601日目に思うこと!!」を今読み返してみた。
 最後に100日後に向けた課題をいくつあげていた。
 そのなかにことを書いていた。

・あらたなコミュニティ「中学校「理科」を楽しむ会」(仮称)の設立!!(これがいちばんの本命)
・これまでのコミュニティの活性化!!

▼100日たってどこまで来たのだろう。
「これがいちばんの本命」と言った「中学校「理科」を楽しむ会」は、FacebookがなんであるかもわからぬままにとりあえずFacebookグループのひとつとして立ち上げた。

◆「中学校「理科」を楽しむ会」

 アリガタイことに趣旨に賛同してくださり、何人かに集まっていただいた。
 しかし、言い出しっぺの私自身もあまり発言していない。 スミマセン<(_ _)>

 まあ、それもいいか!!
 と思っている。発信したくなったら、そのとき発信すればいい!!
 「ねばならいない」から脱却して「○○を愉しみたい」を優先させる!!
 それが、私たちの「作風」!?

 100日後はどこにいるだろう。
 楽しみだ。
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(121)

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▼確かに生野峠の方向の高い山の上は白くなっていた。
雪が降っているのだろう。
 しかし、ここでは風は冷たかったが、まだ降ってはこなかった。
 夕方まで空はきれいだった。
 やっぱり地形は大きく関係しているのだろう。
 大気は山に衝突すれば、トンネルを掘るわけに行かないから 谷に回り込むか 上がる!!
 <上がると ザアザア>いや
 <上がると シンシン>だ!! アタリマエ!! 

▼先ほど「気象情報」が発表された!!

◆大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報 第7号
 平成29年2月11日04時40分 気象庁予報部発表

 強い冬型気圧配置が続くようだ。
 いったい何が起こっているのだろう?
 今日はここにも雪が降ってくるかな?

▼最近、このコトバをよく聞く。

「JPCZ」!!

なんだかアイドルグルーブの名前みたいだが、こいつが「大雪」に関係する曲者だそうだ。
「Japan sea Polar air mass Convergence Zone」の略で、日本語では「日本海寒帯気団収束帯」というらしい。
 どうも専門用語は私にはわかりにくい。どういうことだろう?
 説明を読んで、私なりに解釈するとこうだ。

 強い寒気は地を這うようにシベリアの方から吹き出してくる。その寒気が、朝鮮半島付け根のそびえ立つ山脈(白頭山等の)にぶつかる。地を這うような低い寒気は、突き抜けることができないので二手に分かれる。
 いったん分かれた寒気は、回り込んで日本海のあたたかい水蒸気をたっぷり含んだ上で衝突する。
 大気が衝突すれば、渦ができたり、上昇したりする。
 そこで
 <上がるとザアザア>だ!!

 ひまわりの画像を見ていても、この雲の帯がながく伸びているのがわかる!!

JPCZは「大雪」のシグナルだ!!

▼少し強引かも知れない。
しかし、やっぱり いつでも どこでも
<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>
が使える気がするのだ!! 

日本海にもうひとつ強力な渦ができているようだ。
これも<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>使えるかな?

 今朝は、うっすらと雪景色だ!!
 さてこの後は…

(つづく) 
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(120)

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▼降っているのは雪!?
それにしては落下速度がはやすぎる!!
傘をさしても音をたてて降ってくる!!
では雨か!?
でも、竹藪も田んぼも白い!!
車体の上、ハスの葉の上にも積もっているのはとけかけた雪のようなものが。

「みぞれ」ということにしておこう!!

▼家に入ってから、以前に教えてもらった「雨雪判別表」のことを思いだした。

◆「雨雪判別表」

 この表を見ているといろいろと面白いことがわかる。
・「雨」か「雪」かは地上の湿度、気温と深い関係があるんだ!!
・乾燥しておればけっこう高い温度でも雪が降るんだ!!
・「みぞれ」は約4℃以下ぐらいでなければ降らないんだ!!
等々
ナラバ私の「みぞれ」の判定は正しかったのだろうか?
福崎「アメダス」を開いて確認してみた。
・気温 0.5℃
・降水量 1㎜
がちゃんと記録されているではないか。

やっぱりあれは「みぞれ」だったんだ!!
▼問題はこれからだ。
またしても「寒波襲来」という。はたして前のような「大雪」となるのだろうか。
またまた、あの「ルール」を引っぱり出してくる。

---------------------------------------------------------------
 雪と「高層天気図」のルール!! 

「雪は天から送られた手紙である。」(中谷宇吉郎)
「天」の情報は「高層天気図」にある!!

・850hPa(上空1500m)で-6℃は「雪」の目安!!
・500hPa(上空5700m)で-30℃は「雪」、-36℃以下で「大雪」だ!!
---------------------------------------------------------------
連日、中谷宇吉郎だ!!
それにしても
「雪は天から送られた手紙である。」
とはうまく言ったものだ!!

▼例の「専門天気図」を開けてみる。
最初に

●極東850hPa気温・風、700hPa上昇流+極東500hPa気温、
700hPa湿数12・24時間予想図(FXFE5782)

を開けて
・850hPa→「-6℃」
・500hPa→「-30℃」「-36℃」
の等温線を追ってみた。
つづけて、
●36・48時間予想図
●72時間予想図
と見て行く。

これは確かに大変だ!!


はたして…

(つづく)

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【お薦め本】『ねえ君、不思議だと思いませんか?』(池内了著 而立書房)

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▼「雲見」をしたり、「高層天気図」を参考にしながら「天気の変化」の謎解きを愉しんでいると、つくづくと不思議に思うことがある。
「38万㎞もかなたの月が今夜どう見えるのか。」
「1億5000万㎞も遠くにある太陽の表面でなにが起こっているのか。」
「日食・月食はいつ起こるのか。」
「いつどこから観察できるのか。」
 等々がいや、
 もっと「何億光年もかなたの宇宙のこと」がかなり正確にわかるのに、たかだか高さ十数㎞の空間で起こる「大 気の運動」のことはまだ正確にはわからない!?
 『それはアタリマエ!!、「大気の運動」がそれだけ複雑なものだ。』と言ってしまえばそれまでなのかも知れない。
 でもやっぱり私は寅彦のあのコトバを言いたい!!

 「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」

▼寅彦のこのコトバをそのままタイトルする本が出ていた。それが今回の【お薦め本】です。
 
◆【お薦め本】『ねえ君、不思議だと思いませんか?』(池内了著 而立書房 2016.12.20)

この本は著者がここ数年雑誌、新聞などに書かれた文章を集めたものである。
 そのときどきに発表されたものなので、少し補足する意味で「後日談」もときどきついている。発表されたメディアごとに3部構成になっていた。
 同じことを書かれてもメディアによって少し切り口がちがっていた。
 それがまた面白い!!
 Ⅰ 現代科学の見方・読み方
 Ⅱ 時のおもり
 Ⅲ 科学の今を考える 

ぜったいに話が拡散してしまいそうなので、いつものように先にお薦めポイント3つをあげておく

(1)「私の科学」をより豊かにしてくれる!!

(2)社会における「科学」の「現在地」を教えてくれる!!

(3)これからの「科学」を示唆してくれている!!

▼ ひとつずつ行こう。
(1)「私の科学」をより豊かにしてくれる!!

著者はこれまでに2つの「道標」を立ててくれたと私は思っていた。
「等身大の科学」と「新しい博物学」(そこから発展しての「オープンサイエンス」)という「道標」である。(くわしくは『科学のこれまで、科学のこれから』(池内 了著 岩波ブックレット 2014.6.4)等参照)
とりわけ「等身大の科学」という「道標」が私は気に入っていた。
私の「○○の科学」遍歴の終着点がここだと思っていた。ところが少し疑問が出てきた。いや疑問というよりそれはピッタリとこない違和感のようなものだ。
「等身大」と言ってもその大きさは人それぞれの「大きさ」があるのではないか?
 「等身大」とひとくくりしていいものだろうか?
人それぞれの「等身大」にこそ意味があり、面白いのではないか。
そこで私は「等身大の科学」に変えて「私の科学」を使うことにした。

Ⅰ 現代科学の見方・読み方

では、著者池内了氏自身の「等身大の科学」が多く語られていた。
 それが実に 面白い!!
はじめて知ることも多かった。
やっぱり「科学・技術」(ここでは「科学」のみならず「技術」もセットで)は面白いと思った。
読み進めるうちに「私の科学」がより豊かになっていく気分になった。

▼次に行こう。
(2)社会における「科学」の「現在地」を教えてくれる!!

 これについても、これまですでに『科学・技術と現代社会 上・下』(池内了著 みすず書房 2014.10)等でくわしくまとめられていた。
 しかし、ここの
 Ⅱ 時のおもり
 おさめられたのは、新聞の「時事コラム」として書かれたものである。
 だからとてもリアルタイムだ!!
 そのときどきの科学者としての発言がするどい!!
 後日談が現在進行形をよく物語っている。

 最後に行こう。
(3)これからの「科学」を示唆してくれている!!
 
 これからの「科学・技術」についてもいくつか提言され実際に展開されていた。
そのなかで私がいちばん興味を持っているのは「オープンサイエンス」の取り組みだ。
 それについては、「市民科学に求められること」(p67)にくわしく書かれた。
 また、
 Ⅲ 科学の今を考える 
 には、これからの「科学」を考える上でとても示唆的文章が多くあった。
 なかでも
 「科学者・技術者の条件」(p256)がとてもいい!!
 タイトルの「ねえ君、不思議だと思いませんか?」はここに出てくる。
 引用された中谷宇吉郎「「霜柱の研究」について」(青空文庫より)を今から読んでみようと思う。


 

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本日(2017/02/08)、第152回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼いつもの「雲見」の空は真っ白だった!!
最初、チラチラと舞っていたのは雪だった。かわって降り出したのは雨だった。
いやよく見ると雨ばかりでもなさそうな!? 霙かな!?
 上空はどうもデリケートな状態にあるらしい。
 「高層天気図」「数値予報天気図」あけて、上空の気温や大気の流れを想像してみる!!
 なかなか面白い!!
 「雲見」にしかり、これまた安上がりの私の「道楽」である!!
▼本日(2017/02/08)は、第152回オンライン「寅の日」である。
2月のテーマは、まさにその「道楽」である。

【2月のテーマ】 寅彦と「道楽」

 本日はその第一弾、「地図をながめて」を読む。

◆本日(2017/02/08)、第152回オンライン「寅の日」!!#traday

●「地図をながめて」(青空文庫より)

▼私がいちばんはまっている道楽は、「雲見」「高層天気図」であるが、もうひとつ以前から興味だけは持っていたものがある。それが「地図」(地形図)である。
 この随筆は、寅彦の「地図のすすめ」である。
 まずは、こんな安上がりなものはない!!と強調していた。

「当世物は尽くし」で「安いもの」を列挙するとしたら、その筆頭にあげられるべきものの一つは陸地測量部の地図、中でも五万分一地形図などであろう。一枚の代価十三銭であるが、その一枚からわれわれが学べば学び得らるる有用な知識は到底金銭に換算することのできないほど貴重なものである。
それだけの手数のかかったものがわずかにコーヒー一杯の代価で買えるのである。

▼その面白さについては次のように語っていた。

 しかし「地図の言葉」に習熟した人にとっては、一枚の図葉は実にありとあらゆる有用な知識の宝庫であり、もっとも忠実な助言者であり相談相手である。  今、かりに地形図の中の任意の一寸角をとって、その中に盛り込まれただけのあらゆる知識をわれらの「日本語」に翻訳しなければならないとなったらそれはたいへんである。等高線ただ一本の曲折だけでもそれを筆に尽くすことはほとんど不可能であろう。それが「地図の言葉」で読めばただ一目で土地の高低起伏、斜面の緩急等が明白な心像となって出現するのみならず、大小道路の連絡、山の木立ちの模様、耕地の分布や種類の概念までも得られる。

ここまで言われると、なんとか「地図の言葉」をマスターしたいと思うのが人情だろう。

 今また、この寅彦のコトバを引用して、「地図のすすめ」を説く地図のプロがいた。
 昨年の夏、お薦め本にあげた『地図がわかれば社会がわかる』の著者、田代博さんである。
 田代さんのキャッチコピーは「YMT47」!!だった。
・Y(安い)
・M(持ち運べる→ミウラ折り)
・T(高さが読める)
・47(47都道府県、全国網羅)

 ずいぶん触発されて、iPhoneまで手に入れてしまった。
 でもなんでもゆっくりな私は、まだ何もはじめていなかった。
 もうそろそろはじめなければ…(^^ゞポリポリ

 何枚かの古い「地図」をひっぱり出してきた。
 ゆっくり 急ごう!!

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(119)

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▼我が家の風向・風力計(モグラ撃退風車!!)はカタカタと大きな音をたてて回転し、強い「西風」を教えてくれていた。
今、アメダスで確認したところやっぱりそれは正しかったようだ。
 それはなんだか「あらし」の前ぶれのようにも思えた。
 しかし、雲は西、北西から流れていたというものの青空が見えていたので、午後、作業に出た。
 夕方になって雨が降ってきた!!
 あの前ぶれは聞いておくべきだったのかな。
▼また続けよう。
「数値予報天気図」の読み解き訓練を。
今いちばん注目しているキーワードは「渦度」だ!!
今一度、「渦度」でわかっていることを繰り返しまとめてみる。

・まず高さだ。「渦度」を見るには、500hPa(標準5700m)がいいそうだ。このあたりがいちばん渦度の値が保存されるそうだ。(どうして?(゜_。)?(。_゜)?それはちょっと置いておこう。)ともかくは上空5~6㎞あたりでの話である。
 そんな遠くでの話ではない!!
・数値化について
 渦の回転には2種類ある。
 「時計回り」「反時計回り」だ。北半球では次のようにきめられているそうだ。(南半球では逆!!)
 正の渦度(+)→低気圧性回転→+の値が大きいほど渦度の度合いは大きい
 負の渦度(-)→高気圧性回転→ーの値が大きいほど渦度の度合いは大きい

▼では、プロたちはどう言っているのだろう?
またまた教えてもらった「HBCお天気」の「天気図の見方」を読ませてもらうと次のようなことが書かれていた。

・この天気図により高度や渦度の極値からトラフ(気圧の谷)やリッジ(気圧の尾根)を追跡
・正渦度と負渦度との境界(渦度0線)は、強風軸に対応し、その強風軸は下層の前線帯と対応
・この天気図により、高・低気圧の発達や移動の程度を予想

(゜o゜)ゲッ!!
 「渦度の極値」「トラフ(気圧の谷)」「リッジ(気圧の尾根)」「強風軸」…
 
 いっきょに無理としてもひとつひとつのアタリマエ!!を確認してみよう。
▼とりあえず実際の「天気の変化」とあわせてみていこうと。

・500hPa高度・渦度+極東地上気圧・降水量・海上風
12・24時間予想図(FXFE502)

 ポンコツ頭をフル回転して、うすっぺらい空間のなかに「渦」をイメージしてみるが、なかなか…(^^ゞポリポリ
 
(つづく)

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【Web更新02/05】17-06 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

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紅梅の紅の空より通ゐけり 17/02/04撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】17-06
週末定例更新のお知らせ
 1月が終わり、2月最初の更新である。
 このごろほんとうに一週間過ぎるのをはやく感じる!!
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
 と自分に言い聞かせてみる。

◆表紙画像集2016 更新 紅梅
 立春。東の畑の紅梅がほころびはじめた!!
 
  紅梅の紅の通へる幹ならん     高浜虛子

 という名句中の名句がある。いちどためしに枝を折って確かめたことがある。確かに枝は少し紅色が滲んでいた。さすが虛子と感心した。
 この名句の真似をしたくなった。あえて少しだけ異議を唱えて、私は「空より」としてみた!!
 春は空からやってくると…。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 あいかわらず「高層天気図」「数値予報天気図」は面白いと思っている。
 しかし、シロウトの私には難解な専門用語がならぶことも確かである。
 そんなとき思い出すが、あの井上ひさしのコトバだ。

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」

 あくなき挑戦が続く。
 アリガタイことに、空では日替わりメニューで「実験」が展開されている。
 それも年中無休で…!!

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 「立春の卵」から70年!!
 今年は全国でいくつくらいの卵が立っただろう? 
 今日でも明日でも立つけど…!!

さあ、あらたな一週間がはじまる。
やっぱり はやいかな!?

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(118)

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▼立春の朝。
「雲見」定点より「日の出」の写真を撮った。初「日の出」より北へずれていた!!
このアタリマエ!!にいたく感動する。
太陽も月も、かくも律儀な運動をするものか!!
今さらではあるが、やっぱり「ふしぎ!?」だ。
▼私には、もっと今さらながらの「ふしぎ!?」があった。
 遠く離れた太陽や月の律儀な運動はきっちりと予測できるのに、たかだか高さ十数㎞の空間の大気の運動が正確には予測できないなんて「ふしぎ!?」である。
 それは「ふしぎ!?」であると同時に自然は面白い!!と思わせてくれる事実である。
▼昨日の天気は、「立春」らしい春めいた天気であった。
 空は晴れ上がり、朝方に蓮根の植え替えから45週目の大賀ハス観察池にうっすらとはった氷もすぐとけてしまった。
 ではこの後の天気は?
 飽くことなく天気の「ふしぎ!?」を追いかけてみよう。
 教えてもらった。
 
◆HBCお天気

を開いてみる。
▼実にいい!!
特に各天気図に「天気図の見方」がついているのが、シロウトにはアリガタイ!!
勝手につくったルールのこともちゃんと書いてあった!!
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 「高層天気図」「数値予報天気図」のルール(その2)

 いつでも どこでも
 <上がるとザアザア 下がるとカラカラ>

・700hPa(3000m)の「鉛直p速度」は「上がる」「下がる」を数値化した目安!!
 -(マイナス)は「上がる」
 +(プラス)  は「下がる」 (地球上のモノはみんな地球に引っ張られている:重力!!)

・湿数(=気温-露点)は大気の湿り度合いを示す!!
 湿数<3℃ で 雲ができる!!
 
・鉛直p速度の-領域で雲ができる!!
 <上がるとザアザア>でアタリマエ!! 

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・極東850hPa気温・風、700hPa上昇流+極東500hPa気温、
700hPa湿数12・24時間予想図(FXFE5782)
を開いて見た。

今朝はきっちり雨がふりだしてきた!!

(つづく)
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今年も「立春の卵」を立てた!!

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▼昨日の朝、つまり節分の朝(立春でないところがミソ)。
台所で卵のケースをみて、あの「小さな実験」を思いだした。そこで久しぶりにその「小さな実験」に挑戦してみることにした。
 「小さな実験」とは、平らな机の上に卵を立てるだけのことだった。
 やってみた。一つ目は意図も簡単に立った。アタリマエ!!
 ところが二つ目がなかなか立たない。暖房器具のない寒い部屋でやっているのに手が段々汗ばんできた。

 口の中で唱えてみた。
 「三点主義!!三点主義!!三点主義!!…」と。
 「三点主義」とはこうだ。ツルツルに見える卵の底もよくみると凸凹がいっぱいある。そのうち凸3点をみつけ、3点で描く三角形をイメージする。
 その三角形内の上に卵の「重心」を持ってくるようにすると卵は必ず立つのだ!!
 
 やがて二つ目、三つ目も立った。
 アタリマエだけどやっぱりうれしかった。\(^O^)/

いつ、どこで、誰がやっても「卵は立つ」!!
 だからこれは「科学」なんだ!!

 それを教えてくれた科学者がいる。
 あの「雪は天から送られた手紙である」で有名な中谷宇吉郎である。
 ちょうど今から70年前(1947)の話である。

◆『立春の卵』(中谷宇吉郎 青空文庫より)

 70年前の立春、この「小さな実験」は科学者をも巻き込んで大騒動になったという。
 その全顛末が書かれている。これを読むだけでもとても面白い!!

▼私は、2年前の節分の朝にもこの「小さな実験」に挑戦した。
このとき、ちょっと変わった実験にも挑戦していた。
それは「実験」とよべるかは疑問であるが…。
そのときは5つの卵を立てた。
「この5つの卵は、いつまで立ち続けるだろうか?」
 それを観察する。
 卵を立てる実験はこれまでやってきたが、「立ち続けるか?」なんてやったことなかった。
 私が知る範囲ではそんなこと誰もやっていなかった。
 そんな大げさに言う話ではない。
 毎朝、起きたらその部屋に行き、写真を撮りTwitterでつぶやくだけだ。
 それを毎日続けた!!
 倒れたたら、その卵の「なかみ」の検証実験もやった。

 最後の一個が倒れたのはなんと191日目だった!!

 その全記録をページ化したみた。

◆【立春の卵】191日の軌跡 

▼私は、この「小さな実験」に夢中になった。
機会あるごとに普及させていった。そのなかで小学一年生が目の前で次々と卵を立てるのも見た!!
いつ、どこで、誰がやっても「卵は立つ」!!
だからこれは「科学」なんだ!!
の確信は深まるばかりだ。

 中谷は『立春の卵』のなかで最後にこう書いた。

人間の眼に盲点があることは、誰でも知っている。しかし人類にも盲点があることは、余り人は知らないようである。卵が立たないと思うくらいの盲点は、大したことではない。しかしこれと同じようなことが、いろいろな方面にありそうである。そして人間の歴史が、そういう瑣細ささいな盲点のために著しく左右されるようなこともありそうである。

「立春の卵」から70周年の今、自らにも問いかけたい。

「科学」とは?
「科学的」とは?

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(117)

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▼雪だ!!それはたしかに雪だった!!
 昨日朝、起きたとき外に出ると地面、車がぬれていた。
 これは「きっと夜のあいだに雨が降ったのだ。」と思っていた。しかし、朝の散策から帰る頃、空からちらちらと白いものが降ってきた。帰って、大賀ハス観察池をみると、そこには確かに雪が…。
 夜のあいだに降ったのは、雨ではなく雪だったのだと確信した。
 そのつもりで生野峠の方を見ると、真っ白になっていた。
▼空を見上げて、
・この上空の様子は?
・寒気はどこまで来ているのか?
を知りたいと思った。
 こんなときは、あのルールだ。 
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 雪と「高層天気図」のルール!! 

「雪は天から送られた手紙である。」(中谷宇吉郎)
「天」の情報は「高層天気図」にある!!

・850hPa(上空1500m)で-6℃は「雪」の目安!!
・500hPa(上空5700m)で-30℃は「雪」、-36℃以下で「大雪」だ!!
---------------------------------------------------------------
▼こんなとき、その場で「高層天気図」「数値予報天気図」が瞬時にみられたらいいだろうな、とかねがね思っていた。そこでこのblog、Twitter、Facebookで【質問】してみたんだ。

【質問】「高層天気図」「数値予報天気図」を瞬時にスマホで閲覧できるようなアプリはありませんか?教えて下さい<(_ _)>

と。
 そしたら、さっそくiPhoneで使えるアプリを教えてもらった。やっぱりあるんダ!!
 誰しも考えること同じなんだとうれしかった。残念ながら、このアプリは今は使えなかった。
 そのかわり、「天気」に関する別のアプリも教えてもらった。
 「高層天気図」「数値予報天気図」については2つのページ(サイト)の存在を教えてもらった。

◆HBCお天気
 なんと「天気図の見方」までついているではないか!!

◆地球気(専門気象情報)

 コレだ!!さがしていたものは!!
 アリガタイ!!
 情報を教えてくださったみなさんに感謝である。深謝<(_ _)>
▼おかげて、「高層天気図」「数値予報天気図」がますます面白くなってきた!!
さっそく使わせてもらって、ルールを確認してみた。
 やっぱり大まかにはこのルール使える。
 ではこれまでの他のルールはどうだろう?
 「渦度」についても自分でわかるルールつくりたいな!!

 つくづくと思った。

 情報は発信するところに集まる!!

はホントウだ!!と。
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2017年2月(如月)の俳句「歳時記」!!

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春はどこからやって来るのだろう!?
 2月はじまりの「雲見」をしながらぼんやりとそんなこと考えていた。
 「雲見」の空はにぎやかだった!!
 十種雲形総出演というぐらい次々と登場してきた。
 ふとその空の下で暮らす「生きもの」たちのことが気になりだして
 
◆生物季節観測の情報(気象庁)

 面白い!!
 特に「等期日線図」というのが面白い!!これも30年間のデータでいくんだ!!
 さしずめ今の季節なら「うめ」「うぐいす」だろうか。
 ときどき開けて愉しませてもらおう。
▼さて、その「生きもの」の仲間である人間は、2月(如月)の自然をどう詠んだろうか。
 名句に学んでみよう。
 今年から、参考にするテキストを変えていた。

NHK「俳句」 テキスト
 
 ここから巻頭名句11句を引用させてもらう。

(1) こゝぢやあろ家あり梅も咲いている 正岡子規
(2) 一枚の餅のごとくに雪残る     川端茅舎
(3) 春浅き木立の上の空のいろ      柴田白葉女
(4) 薄雪を乗せし薄氷銀閣寺      右城暮石
(5) 雪の日もまだありながら魞を挿す  三村純也
(6) 襲ねたるむらさき解かず蕗の薹   後藤夜半
(7) 針供養椿の花に刺してやり     井上弘美
(8) 紅梅の紅の通へる幹ならん     高浜虛子
(9) 鶯や障子あくれば東山        夏目漱石
(10) 大楠に諸鳥こぞる雨水かな     木村蕪城
(11) 春寒や貝のはなさぬ海の砂     いのうえかつこ

▼毎回同じことを繰り返すが、なんでかくもうまく自然をとらえるものだろう!!
感心するばかりだ。
 これまたいつものようにシロウトをいいことにして「私のベスト3」を選んでみよう。

【私のベスト3】

(8) 紅梅の紅の通へる幹ならん     高浜虛子

(3) 春浅き木立の上の空のいろ      柴田白葉女

(10) 大楠に諸鳥こぞる雨水かな     木村蕪城

▼実は「春はどこからからやって来るか!?」の現段階の私なりの仮説をたてていた。
それは
「春は空からやって来る」だった。
ほんとうかな!?

 2月も持ち合わせ(貧弱かも(^^ゞポリポリ)の「感性のレセプター」全開にして、自然を愉しんでいきたい!!
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2017年2月(如月)の「雲見」は!?

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▼1月(睦月)は終わった。
今年も引き続きもくもくシールセットによる「雲見」カレンダーを続けていた。
カレンダーは昨年度までのタイプのものが入手できなかったので、縦長タイプのものに変更した。最初はなれなくて違和感があったが、なれてくるとこれもいいかなと思いだした。(雲の高さを意識するという意味において)
 さて、その1月の報告である。使用した十種雲形シールは次のようになった。

・快晴    6
・巻雲    1
・巻積雲  1
・巻層雲  0
・高積雲  2
・高層雲  0
・層積雲  6
・積雲    8
・層雲    2  
・乱層雲  5
・積乱雲  0

「層積雲」「積雲」が目立った。そして、あの「大雪」が印象的だった!!

▼さて、2月(如月)の「雲見」はどうなるだろう?
いくつかのいくつかの資料を参考に考えてみようと思う。
まず
 
◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

 この資料は明日書き換わるだろうから、それを参考にすべきだと思うが、今のところわかっていることで考えてみよう。
・まず、「冬」はもどってくる!!
 ということだ。いつも季節は螺旋的に変化する。
 いっきょに「春」がやってきたようだったが、そのまま「春」とは行かない。
・「雪」はもう一度ぐらいは降るだろう。
・それでもときどきは「春」を思わせる「雲見」も出てきそう。
 「巻層雲」「高層雲」あたりが増えてくるかな!?
▼次は、今年は「よりローカルに!!」だ。

◆兵庫県 福崎の気温、降水量、観測所情報(アメダス)
 
 平年並みの気温に落ち着きそうだ。
 やっぱり「雪」が予想できそうだ。
▼その他、最近「雲見」についておもっていることいくつか。

・最新「天気図」(「高層天気図」を含む)とリンクして「雲見」をすることの大切さ。
・雲の高さと「地形」を意識しよう!!
・昨年一年間ずっと参考にさせてもらった
◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社 )
 この本は実にいい!!画像のタイトルを引用させてもらってきたが、実は今年なってもずっと参考にさせてもらってきている。各月の「雲見」予想には最高にいい!!
 
さあ、2月(如月) どんな「雲見」に出会えるかな o(^o^)o ワクワク

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