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実生コヒガンバナの今!!(2017/02/17) #ヒガンバナ

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▼私は、今なお現在進行形でいくつかのアタリマエの「ふしぎ!?」を追いかけていた。
 アタリマエの「ふしぎ!?」とは、わかっている人には
 「それはアタリマエ!!」
 「それが科学なんだよ!!」
 と言われてしまいそうなことで、物分かりの悪い私には、ナルホド!!となかなか納得がいかない「ふしぎ!?」である。
▼そんなアタリマエの「ふしぎ!?」のひとつにヒガンバナの「ふしぎ!?」があった。
「日本のヒガンバナは3倍体で花は咲かせるけれど種子はつくらない。分球によって殖える。」
しかし
「コヒガンバナは2倍体であり、花を咲かせ種子をつくる。だから種子でも殖える。」
それがわかっている人のアタリマエ!!
「2倍体」「3倍体」?(゜_。)?(。_゜)?
 浅学のせいもあるだろう。私には簡単に納得できない「ふしぎ!?」あった。
 「ナラバ実際にそのコヒガンバナの種子を手に入れて育ててみたい。」
 ずっとそう思い続けていた。
 念じ続ければ願いは叶うものだ。こういうときに私はいつもラッキーだった。
▼そのラッキーは2014/10/26に訪れた!!
 友人から51個ものコヒガンバナの種子を分けてもらったのだ。2015年の春には49個の「発芽」(発根)に成功し、その秋には「出葉」にも成功した。「出葉」してきたのは最終的には41個であった。
 従って 

 種子51個→「発芽」(発根)→「出葉」41個。 出葉率80.4%ダ!!

  ナルホドこれでこそコヒガンバナは2倍体であると言える。

▼半分ばかり納得した。でも完全ではなかった。
 毎年「出葉」を繰り返し、球根(鱗茎)に貯め込んでいつの日にか、コヒガンバナの花を咲かせるようになれば、はじめてナルホド!!と納得するだろう。
 それは何年先だろう。
 2015年末から面白いプロジェクトをはじめた。

◆「実生コヒガンバナを咲かせよう!!」プロジェクト

 私一人で育てて行くのでなく、出葉したコヒガンバナを何人かに「おすそ分け」して育ててもらうというプロジェクトだ。出葉を何年か繰り返し、鱗茎を太らせ、何年か後に花茎をのばし花が咲く日がくることを夢見てのプロジェクトだ。何人かで取り組めば、私に無理でも誰かが成功するかも知れない。
 その花は、またきっと種子をつくるだろう。
 そしたら、多くの人が「コヒガンバナは2倍体!!」に納得するだろう。
 それは何年先だろう!?

 昨日(2017/02/17)現在、21個のコヒガンバナが「出葉」している。
 葉の長いもので20㎝近くあった。外に出していたものだけが、葉が2枚になっていた。

(つづく)

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