Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(116)
▼前の田んぼから「湯気」が立ちのぼっていた!!
それは昨日の昼前のできごとだった。
朝からすごい霧だった。それはときおり霧雨に変わった。
それを繰り返しながらやがて太陽が顔出し、青空も少し見えてきた。
「湯気」を見たのはそんなときだった。
昼を過ぎると、いつもの「雲見」の空に低い低い「虹」を見た!!
春の陽気の一日、夕方には冬がもどってきて北風は冷たかった。
▼我らが寺田寅彦は一杯の茶わん湯から、「大気の物理学」の面白さを語ってくれた。
このなかで、こう言っていた。
ただ一ぱいのこの湯でも、自然の現象を観察し研究することの好きな人には、なかなかおもしろい見物(みもの)です。
ひとつひとつの現象を寅彦はわかりやすく語ってくれている。
ナルホド(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン 納得である!!
そして、最後にこう言って終わっていた。
茶わんの湯のお話は、すればまだいくらでもありますが、今度はこれくらいにしておきましょう。
「まだいくらでもありますが、…」と。
ぜひとも続きが聞いてみたい!!
▼これを読んでみると、自分が昨日見た、田んぼの「湯気」も、低い低い「虹」も、朝の「霧」も何が起きたのか少し見えてきた気分になる!!
寅彦の一杯の「茶わんの湯」にくらべると、もう少しでかい「大気の物理学実験室」に私たちは暮らしていた。
うれしいことに、「実験室」で行われた実験のデータも、コンピュータを使った予測データも簡単に手に入れることができる。
「高層天気図」「数値予報天気図」の話をつづけよう!!
と思って、再び開けようとして思った。
これもっと簡単にいつでもツナイデ閲覧できるようなアプリはないものだろうか?
できればiPhoneで即座に!!
【質問】 iPhoneで即座に「高層天気図」「数値予報天気図」に閲覧できるアプリはないですか?
あるならばどうすれば入手できますか?
▼これまでにわかりかけているキーワードは
・「雪」と「高層寒気」
・「鉛直p速度」「上昇流域」
・「湿数」
・「渦度」
等である。
これらを手がかりに今日の、今週の「雲見」を科学してみよう。
なにが見えてくるかな!?
(つづく)
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