Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(115)
▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから44週目だった。
朝のうちだけうすいうすい氷がはっていた。
青空がひろがり、雲のない「雲見」が一日つづいた。
まるでいっきょに春がやってきたかのようだった。
▼わかりはじめた「ルール」は使ってみるにかぎる!!
この天気を「高層天気図」から読み取ることができるだろうか。
まずは
◆アジア850hPa・700hPa高度・気温・風・湿数天気図(AUPQ78)
( 12時間毎(00UTC,12UTC) )
を開いてみる。
「ルール」を使ってみよう!!
・湿数(=気温-露点)は大気の湿り度合いを示す!!
湿数<3℃ で 雲ができる!!
雲が少なかったことがここから読み取れる!!
▼次は「鉛直p速度」「渦度」だ。
◆極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/500hPa高度・渦度天気図(AXFE578)
( 12時間毎(00UTC,12UTC) )
を開いてみる。
やっぱりそうだ。
・「上昇流域」の縦縞と「渦度」の縦縞がほぼ重なる!!
そして私の暮らす地域の高層には「渦度」の縦縞がない。
しかし、「上昇流域」の縦縞がすでに現われてきている。
・<下がるとカラカラ>→「高気圧」→「雲がない」(青空)
が単純には使えない。
でも、昼間は少し雲も見えたしとなぐさめてみる。
まあ大まかには、春を訪れを思わせる昨日の天気が「高層天気図」から読めたと言えるだろう。
▼この「高気圧」は「移動性高気圧」と、TV、ネットの天気予報が言っていた。
では、今日、明日の天気はどう変化していくのだろう?
あらためて「数値予報天気図」を開いてみた。
◆極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図
( 12時間毎 )
◆アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図
( 24時間毎 )
随分先までコンピュータは「数値」をはじき出していた!!
詳しくこれを見せてもらいながら、私にもわかる「ルール」をみつけることはできないだろうか?
まだまだ道は遠そうだ。
でも歩みはとめないでおこう!!
ゆっくり ゆっくり急ごう!!
さっそく 今日は出かける 傘は必要だろうか?
(つづく)
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