Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(113)
▼「一日でいちばんきれいな空」に細い月があった。
なんともうれしい一日のはじまりだった。続く青空ばかりの「雲見」もすばらしかった。
しかし、それは長くは続かなかった。次から次へとちがった種類の雲が現われ流れていった。
そして夕方には再び雲のない空になった。金星が明るく輝いていた。
そんな空で日替わりメニューで展開される物理実験の謎解きを楽しみたいと思っていた。
乏しい知識の無手勝流で!!
▼再び宇宙からの「雲見」データ見せてもらった。
赤道上空36,000kmからの「雲見」!!
月を変え、年を変えいくら見ていても飽きない!!
やがていくつかのことに気づく。例えば
・赤道付近では年がら年中 雲が発生している。
暖められた大気は上にあがる→ここでも<上がるとザアザア>→熱帯ビシャビシャ ジャングル地帯!!
・私たちが暮らす日本では、雲は西から東へ流れていく。
偏西風地帯だ!!→だから<光は東から 天気は西から>ダ!!
▼もうひとつ気づくことがあった。
雲が渦を巻いていることだ。雲はけっして直線的にばかり流れてはいなかった。
大きな渦、小さな渦をつくっていた。
渦は北半球と南半球では逆に見えた。
どういうことだろう ?(゜_。)?(。_゜)?
うすいうすい大気の層は、地球号の上に乗っていた。
地球号は一日に一回転、猛スピードで回転していた!!
上に乗っている(「へばりついている」というほうが)大気も影響を受ける!!
アタリマエ!!
コリオリの力!?
ポンコツ頭にいっきょには無理だ。
ゆっくり ゆっくりだ!!
\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
▼話を、「数値予報天気図」にもどす。
各種の「予報天気図」があるなかに
◆極東地上気圧・風・降水量/500hPa高度・渦度予想図
( 12時間毎 )
◆アジア地上気圧、850hPa気温/500hPa高度・渦度予想図
( 24時間毎 )
がある。
どうやら「数値予報天気図」を読み解くうえで
「渦度」
というものが重要な鍵を握っているようだ。
「鉛直p速度」「湿数」を私なりに読み解いたように、「渦度」もわかってくるだろうか?
ゆっくり 急ごう!!
(つづく)
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