Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(112)
▼大賀ハス観察池は積雪度合いの「ものさし」の役割もはたしていた。
1/14~16の積雪にくらべたらさほどではないにしても、昨日(2017/01/24)の朝もやはり積雪していた。
枯れたアメリカセンダングサにも雪の花が咲いていた。
▼日本海側ではそんな悠長な話ではなかった。
鳥取、豊岡等の「大雪」の画像がTV、ネット流れてきた。
今一度、各地の「アメダス」につないでみた。
・「豊岡」アメダス
・「兎和野高原」アメダス
現在の積雪深は兎和野高原157㎝ 豊岡 58㎝ であるという。
▼この後、どうなっていくのだろう?
再び「高層天気図」「数値予報天気図」をあけて勝手につくったルールを当てはめてみた。
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「高層天気図」「数値予報天気図」のルール(その2)
いつでも どこでも
<上がるとザアザア 下がるとカラカラ>
・700hPa(3000m)の「鉛直p速度」は「上がる」「下がる」を数値化した目安!!
-(マイナス)は「上がる」
+(プラス) は「下がる」 (地球上のモノはみんな地球に引っ張られている:重力!!)
・湿数(=気温-露点)は大気の湿り度合いを示す!!
湿数<3℃ で 雲ができる!!
・鉛直p速度の-領域で雲ができる!!
<上がるとザアザア>でアタリマエ!!
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この場合は<上がると シンシン>だ!!
・「雪」の降り方に風向き・地形が大いに関係している!!
・寒気は山にぶつかると上がる→<上がるとザアザア>いや<上がるとシンシン>で雪が降る!!
再びアタリマエの確認!!
▼わずか10㎞ほどの鉛直方向の大気の運動が「天気」を決定する。
なんとも驚きの事実だ!!
しかし、それだけでは天気の変化の全貌は見えてこない。
水平方向の大気の運動も、「天気」を決定する大きな要因だ。
水平方向には地球上の大気は大まかにどのように動いているのだろうか?
根っこのところから考えてみよう。
まず、宇宙からの「雲見」を見てみよう。
大のお気に入り画像だ!!
一日見ていても飽きない!!
天気の学習では、理科室の後ろでずっと流し続けたい画像だ!!
さて、水平にはどう動いているだろう?
(つづく)
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