Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(109)
▼昨日(2017/01/20)の朝。
朝の散策から帰ろうとしたその頃からチラチラしはじめた。降りはじめたらいっきょにだった。
またたく間に雪景色になってしまった。
定点ヒガンバナも雪をかぶってしまった。しかし、前回のように完全に雪にうもれてしまうということはなかった。
そのうち空に青空が見えだしたと思ったら、雪はすっかり融けてしまった。
しかし、天気の変化はそう簡単に直線的変化ではなかった。
夕方には、北、西の空から巨大な雲がやってきて今度は雨だった。
夜にはそれもあがった。
▼TVの天気予報が「暴風雪」に注意を呼びかけていた。
私が今もっとも知りたいのは、今朝の天気だった。
車で外出するのである。日程変更も簡単にはできない…(^_^;)
私は直接役に立つかどうかは別にして
◆数値予報天気図(気象庁)
の
◆極東850hPa気温・風、700hPa上昇流/700hPa湿数、500hPa気温予想図 ( 12時間毎 )
を開いてみた。
▼昨日のお昼(12時)に予想して「T=12」「T=24」となっているから、今日(21日)の0時と12時のものだ。
見るからにゴチャゴチャしている。
こんなもの私にわかるだろうか?
わかるところから行こう!!予報天気図だって同じ「高層天気図」だ。
まずは、このルールあてはめてみよう。
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雪と「高層天気図」のルール!!
「雪は天から送られた手紙である。」(中谷宇吉郎)
「天」の情報は「高層天気図」にある!!
・850hPa(上空1500m)で-6℃は「雪」の目安!!
・500hPa(上空5700m)で-30℃は「雪」、-36℃以下で「大雪」だ!!
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アバウトにではあるが、ある程度有効に思える!!
▼次が700hPaの図に書き込まれている
・「鉛直P速度」
だ。耳慣れぬ言葉だ!!
要するに大気が「上がっているか」「下がっているか」が表示されているのだ!!
ヤッター!!ナラバ 私のたったひとつの武器
< 上がるとザアザア 下がるとカラカラ >
が使えるのでは?
上昇流域は縦縞で表現されていた。
セットで扱われているもうひとつの700hPaの図には
・湿数=気温-露点
が表示されている。湿数3℃以下のところには縦縞が入っている!!
「上がるとザアザア」→「湿数<3℃」→「雲ができる」!!
ナラバ
縦縞はリンクするのでは!?
ひょっとしたら数値予報天気図も面白いかも知れない!!
ちょっとしたゲームソフト以上には
なにしろこちらはリアルに直結している!!
今朝の天気は今のところ小さな冷たい雨がパラパラ…
もう出かける準備をしよう。
(つづく)
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