Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(102)
▼我が家の初詣は能勢妙見山(標高660.1m)と決めていた。
ずいぶん昔からの恒例としていた。お詣りする日も1/2と決めていた。
ところが今年はちょっとした事情があって、七日正月の昨日お詣りした。
あたたかい正月を物語るように山頂にはまったく雪はなかった。
兵庫県と大阪府の県境に位置する山頂からは瀬戸内・大阪湾も眺めることができた。
▼毎年、お詣りする度にひとつのアタリマエの科学を確認していた。
「上空ほど気温が低い」
山をのぼる前は雪がみられなくても、山頂までいくと雪が残っていたりすることもよくあった。
このアタリマエに納得した!!
具体的な温度も、山門にかけられた温度計で確認することにしていた。
ところが、今年はその温度計が壊れていた。なんということだ!!
スマホ温度計で1℃と知った。やっぱり例年よりあたたかい!!
▼ところで、「上空ほど気温が低い」ってほんとうにそれほどアタリマエの科学だろうか!?
問われれば、そう答える人も多いかも知れないが、私にはやっぱり「ふしぎ!?」な事実だ。
この事実をいながらにして確認する方法がある。
それが、「高層天気図」である。
代表的な高層天気図の「高さ」は次の通りだ。
・300hPa…基準高度9600m
・500hPa…基準高度5700m
・700hPa…基準高度3000m
・850hPa…基準高度1500m
これを見れば、高い山に登らなくても、飛行機で高いところを飛ばなくてもその高さの気温はわかる。
やっぱり「高層天気図」は使いモノになる。
▼「天気の変化」の大鉄則が2つあると思っていた。
●上がるとザアザア 下がるとカラカラ !!
●光は東から 天気は西から !!
である。このふたつもやっぱり「高層天気図」から導けると確信していた。
ではどのようにして…。
それが次なる課題だ!! ゆっくり 急ごう!!
大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから41週目だった。
池に張った氷はもはや芸術だ!!
(つづき)
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