【私の読んだ本・ベスト13】2016!!
▼今年もあと3日となってしまった。
ここのところ恒例としている【お薦め本】にあげた本を、再度リストアップすることにより今年の読書をふり返ってみたい。【お薦め本】にあげた本はすべてで13冊ある。本棚から出してきて、机の上に読んだ順番にならべてみた。これを今年の「ベスト13」とする。順番はあくまで読んだ順番であり、けっしてお気に入りの順番ではない。
▼名づけて【私の読んだ本・ベスト13】2016!!
はじめよう。
【ベスト1】•【お薦め本】『中谷宇吉郎の森羅万象帖』(福岡伸一・神田健三・中谷芙二子著 LIXIL出版)
著者の神田健三先生の話を聞いたあとだっただけに非常に面白かった。今見ても「中谷宇吉郎の世界」入門には最適の書だ。貴重な写真も満載だ!!
【ベスト2】【お薦め本】『科学者が人間であること』(中村桂子著 岩波新書)
今年は中村桂子さんの話をはじめて聞いた年でもある。映画も見せてもらった。感動であった!!
【ベスト3】【お薦め本】『仕事で得する天気の雑学』(片平 敦著 いろは出版)
今年もほぼ毎日、片平さん「お天気」(ワンダー)を楽しませてもらった。つくづく思う、「うまいなー!!」と。
【ベスト4】【お薦め本】『植物は<知性>をもっている』(S・マンクーゾ、A・ヴィオラ著 NHK出版)(1)
【お薦め本】『植物は<知性>をもっている』(S・マンクーゾ、A・ヴィオラ著 NHK出版)(2)
やっぱりそうだったかと思った。生きもの「植物」の見方が変わる!!
【ベスト5】【お薦め本】『科学者の目、科学の芽』(岩波書店編集部編 岩波書店)
現在最前線で活躍中の科学者たちの書いたエッセー集である。どれも実に面白い!!
「科学者は随筆を書け」と言った寅彦は正しい!!
【ベスト6】【お薦め本】『「空のカタチ」の秘密』(武田康男著 大和書房)
「空の写真家」武田康男さん写真集。「雲見」のともに最適!!コンパクトで安価なのがとてもうれしい!!
【ベスト7】【お薦め本】『地図がわかれば社会がわかる』(田代 博著 新日本出版社)
地図が面白い!!を教えてくれている。私がiPhoneを手に入れるきっかけになった本でもある。
【ベスト8】【お薦め本】『鉄をつくる 出雲のたたら』(大竹三郎著 大日本図書)
出雲へ「雲見」の旅にでかけたのをきっかけに久々に再読した。このシリーズの大竹先生の本は名著ぞろいだ。とてもわかりやすく面白い!!
【ベスト9】【お薦め本】『庄司和晃先生追悼 野のすみれさみしがらぬ学立てよ』(全面教育学研究会編刊 )
今年9月に参加させてもらった「庄司和晃先生を偲ぶ会」は、生涯の忘れられない思い出となるだろう。これからは著書を通して庄司先生から学び続けたい!!
【ベスト10】【お薦め本】『面白くて眠れなくなる天文学』(縣 秀彦著 PHP研究所)
毎日の「宇宙見物」をうんと楽しくしてくれるだ。身近な観察のことから最新研究の情報までわかりやすく書いて
あるのがうれしい。「宇宙見物」のとも として最適!!
【ベスト11】【お薦め本】『クモの糸でバイオリン』(大﨑 茂芳著 岩波書店)
「クモ学」の面白さを教え加速させてくれた著者の最新著書。大先達はやっぱり極めていた!!
読み始めたらとまらない本だ!!「研究」とはかくありたいものだ。
大﨑先生の弾くバイオリンを聴いてみたいな!!
【ベスト12】【お薦め本】『雪と氷の図鑑』(武田康男著 草思社 )
さあ、いよいよこの本を何度も開く季節がやってきた。
武田さんなら、この景をどう撮っただろうと見せてもらうのもなかなか面白い!!今が旬の本だ!!
【ベスト13】【お薦め本】『増補版 実験で楽しむ宮沢賢治~サイエンスファンタジーの世界』(四ヶ浦弘著 細川理衣 絵 金沢・金の科学館)
来年、四ヶ浦さんの「実験」を見せてもらうのがとても楽しみだ o(^o^)o ワクワク
つづきをぜひ書いてみたい!!
▼こうしていっきょにリストアップしてみるといろいろわかってきた。
・一見バラバラに見える本もツナガッテイル!!
・読んだときに追いかけているものと深くツナガッテイル!!
等々である。 やっぱり本って面白いな!!
さあ、来年はどんな本に出会うだろう?
とても楽しみだ!!
| 固定リンク
コメント