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新・私の教材試論(117)

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▼変な話だが私は雨の日の「雲見」画像をあまり残していない。
晴れていれば、「下手な鉄砲も」方式で撮りまくるのに、雨なら仕方ないですましている。
 アタリマエと言えばアタリマエのこと。カメラがぬれるのもいやだし当然だ。
 昨日も少し雨がやんだら撮ろうと思っていたら、昼までシトシト雨で、昼からはザアザア雨!!
 しかたない。
 雨の日の「雲見」も貴重、とシャッター押し続けてみた。
 これが雨でなく雪に変わるのはいつだろう?
▼さあ、今度は飽きもせず「新・私の教材試論」を続けよう。

◆「水の成分をマグネシウムで調べる」古川 千代男『やさしく本質的な理科実験3』(高橋金三郎・鈴木清龍・若生克雄共編 評論社 )(P144より)

 降ってくる「雨」「雪」=「水」が水素と酸素からできているという驚異のアタリマエ!!
を科学する実験のことを考えていた。
 「水を加熱して水蒸気のなかでMgを燃焼すれば水素だけを取り出すことができる。」というシナリオはできていた。
 問題は、熱い熱い水蒸気のなかで、いかに安全かつ確実にMgに点火するかだ。古川千代男先生が考え出した方法は、丸底フラスコのなかを水蒸気で満たしておいて、外から電気を使って点火する方法だった。
※【参照】 ◆水から水素を取り出す~ 水蒸気中でMgを燃焼させる~ 
 古川先生の実験装置はとてもすぐれものだった。
 ニクロム線をとりかえることで何度でも実験ができた。二本の支柱は、ステンレス製の焼串を利用していた。台所用品売り場で手に入れられたようだ。
\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ
 ここで、私がこんな「繰り言」を何度も書いている本意をバラしておく。
 実は、この実験装置を「復元」して、このすぐれた教材(実験)を次世代まで残したいと思っているのだ。
 だから、最近気づけばホームセンターの「台所用品」を見て回っていた。
 まだ、これにふさわしい焼串に出会っていない。「小型ターミナル」にも…
▼では、実際の授業のなかでこの実験は有効なのだろうか。
これも結論から行く。
必ず受ける!!たいていは拍手が起こる!!
あるときこの実験を終えて「化学反応式」でまとめようとした。
H2O+Mg→H2+MgO
ある生徒が言った。
「(゜o゜)ゲッ!! そんな簡単でええんけ!?」
そのコトバいただいた。
「そうや、ホンマの科学(化学)は簡単で面白いものや!!」
付け加えた
「でも、やっぱり「ふしぎ!?」やけどな。」
すぐれた教材(実験)には必ず副産物がある。
この実験の副産物は大きく2つある。
・いっきょに大量に取り出された「水素」は水素燃焼実験に使える。
 例えば「ロウソクの炎は、水素のなかで消える。集気びんの近くで再びロウソクの炎は…」など
・丸底フラスコが冷えてくれば、水そうの水は逆流をはじめる!!
 ほぼいっぱいまで。

あのアタリマエの「水」が「水素」と「酸素」からできているという不思議に直参するこの実験をほんとうにすぐれた実験だと思う。いきなり「電気分解」に入る前にぜひとも…いや後でもいい。

(つづく)


 

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