サイエンスコミュニケーター宣言(374)
▼昨日(2016/11/14)もいつもの場所からの「雲見」だった。
夜が「スーパームーン」ということで、いつもに増して「雲見」が気になっていた。
しかし、残念ながら昼前には雨が降り出してしまった。それ以降も降ったりやんだりの繰り返しだった。
今さら人に言えば笑われかも知れないが、「雲見」をしながらとても「ふしぎ!?」に思ったことがある。
38万㎞も彼方にある月が、ほんのわずかに大きく見えるか小さく見えるかが正確にわかるのに、どうしてたかだか上空10㎞の範囲で起こる「天気の変化」が正確にわからない!?
アタリマエと言えばアタリマエなのかも知れないが、私にはとても「ふしぎ!?」に思えるのだ。
思わずあの人のコトバを借りたくなってくるのだった。
「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」
▼それでも、うっすらとぐらいだったら見えるのではと、宇宙からの「雲見」画像を見ながら粘ってみた。
しかし、ダメだった。
よし!!夜がダメなら早朝だときめて、早朝(深夜!?)に起きて外に出てみた。まだ小雨が降っていた。
まだあきらめていなかった。
自分が住んでいるここから見えなくても、全国には見えているところがあるのではないか。
そこでFBの友人たちの「おすそ分け」画像を見せてもらうことにした。
すでに昨夜の段階から最初に「福岡」から、その画像が入っていた。
やっぱりあった!!
・福岡
・福島
・秋田
・北海道
「おすそ分け」画像は、いずれもすばらしかった!!
私自身が撮る画像より数段みごとなものだ。
これまた不思議なことに「同じ月」なんだ!!
▼実に面白い!!
ひよっとしたら これぞ「サイエンスコミュニケーション」!!
「スーパームーン」って何?
からはじめて、自分でも見てみる。見えなれば見えないわけを考えてみる。
アタリマエ!!にせずに
見えた人の「おすそ分け」画像を楽しませてもらう。
これが、「科学」すること!!
これが、「科学」を楽しむこと!!
▼ここのところ少し迷っていたことがある。
これまた今さらであるが
・「サイエンスコミュニケーター」って何だろう?
・自分はほんとうに「サイエンスコミュニケーター」って名のっていいのだろうか?
・「サイエンスコミュニケーター」としてのこれからの「仕事」は?
等々
今、少し光が見えてきた!!
まずは自分自身が、「科学」するを楽しめばいいんだ!!
(つづく)
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