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「自然結実」ヒガンバナ群生地の今!!(2016/11/11) #ヒガンバナ

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▼どうやら私は持病の「ばっかり病」を発症しているようだ。
 ポンコツ度を増すにつれすべてのことがまあまあになってきているのに、この病だけはいっこうに治りそうにない。まあ、一生つき合うしかないようだ。それで「持病」というのだろが…(^^ゞポリポリ
 この病を発症すると、「木を見て森見えず」状態になってしまう。全体を見ずにそればかりが気になってくるのである。

 今は、「「自然結実」ヒガンバナばっかり病」ダ!!

▼群生地の今が気になっていた。
福崎の群生地に出かけてみた。
結論から言う。「自然結実」ヒガンバナはひとつとしてみつけることができなかった。
もう前回に採集しきっていたのだ。
昨年は63個も採集できたというのに。
 実は11/9にも安富・夢前の群生地に出かけていた。
安富では一本の花茎をみつけただけだった。
夢前では0だった。
▼「ばっかり病」というのも悪いことばかりではなかった。
ひとつのことばかりにこだわって追いかけていると思わぬ出会いがあるのである。
セレンディピティとまではとは言えないが、想定外の収穫があったりするものだ。
昨日の収穫は2つだ。
・遅れん坊ヒガンバナ
緑の葉ばかりのなかで赤い花をみつけたときには妙にうれしかった。
・ヒガンバナの葉をおいそうに食べる虫(名前は?)
こいつが、「自然結実」の実も食べていたのだろうか?
▼さて、現段階では、「自然結実」についてどのように作業仮説を立てればいいのだろうか。
組み立ててはくずし、また組み立てる。
 たった4年ばかりの観察で、それも限られた範囲の事実だけで無理がある。
 完熟した種子の「発芽(発根)」「出葉」はまだ3つしか見ていない。
 それに、今の私には顕微鏡観察すらできない。(染色体数を数えることすらできないのだ。)
 だからたいそうに「作業仮説」などいうものではないのかも知れない。
 
 でもやっぱり、この「自然結実」の「ふしぎ!?」の謎解きがしたい!!

「ばっかり病」は当分つづきそうだ。

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