« サイエンスコミュニケーター宣言(373) | トップページ | 「自然結実」ヒガンバナ群生地の今!!(2016/11/11) #ヒガンバナ »

定点ヒガンバナの今!!(2016/11/10) #ヒガンバナ

Dsc_8199
▼久しぶりに庭の定点ヒガンバナをじっくりと観察してみた。
アタリマエだが定点A~Eのいずれのヒガンバナも「葉の季節」に入っていた。
「花の季節」には、浮き株が目立ち衰退期を迎えているのかと心配した定点A、Bであるが、「葉の季節」の今は元気だ!!
 植物「ヒガンバナ」の観察は今こそ!!
と強く思う。
 庭の花壇はいつの間にやら「ヒガンバナ観察園」になっていた。
▼毎年毎年観察をつづけていて、今さらであるが
植物「ヒガンバナ」は凄い!!
と思う。みごとな「戦略」だ!!
 他の草花が枯れる季節に「葉の季節」を迎え、光を独り占めして「生産活動」を行う。
生産した栄養は、地下の球根(鱗茎)に貯め込んでいく。
なんという…\(^O^)/
 そんな植物「ヒガンバナ」に魅せられて長年ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追い続けてきた。
一度は、それまでの軌跡をまとめたこともある。

◆ 『人の暮らしに密着するヒガンバナ』
(会報「自然保護」2011年3・4月号/発行:日本自然保護協会)

▼その後も植物「ヒガンバナ」の「ふしぎ!?」を追い続けてきた。
2013年の「自然結実」ヒガンバナ群生地発見によって急展開をみせてきた。
それは定点観察地についてでもあった。
定点Dをよく見るとまだ緑を残した花茎が一本倒れていた。
その先には、「自然結実」した実が観察されたのだった。以前から気がついていたが、「完熟」するまで花茎は切りとらないでおこうと思っていた。ここなら、気になったときいつでも観察することができるからアリガタイ!!
 よくよくもう一度ていねいに定点A、Bを見直していると、小さいが「それらしいもの」がみられるではないか。

 やっぱり「自然結実」は想像以上に高頻度に起こっているのでは…!?

▼今、もうひとつ気になっていることがあった。
完熟した「種子」の保存方法についてである。
昨年の失敗はさけなければならない。ちょうど畑仕事をしていた妻に聞いてみた。
「一般に種子ってどないして保存する?」
「そりゃ乾燥したところで…」
「?(゜_。)?(。_゜)?」
「冷蔵庫に入れておいたらええんちゃうん」
「そりゃ去年やったんや」
「乾燥してしまったらあかんのんちゃうん?」
「水分あったらカビがくるんちゃう!?」「それに芽でくるんとちがうん。」

「あっ、その通りゃ!!」

(゜o゜)ゲッ!!
私はこんなアタリマエのこと、とんでもない勘違いをしていたのかも知れない。

私にはいつまでも
たかがヒガンバナ されどヒガンバナ!!
だ。

Dsc_8211
Dsc_8223
Dsc_8229
Dsc_8232
Dsc_8234
Dsc_8252
Dsc_8262

|

« サイエンスコミュニケーター宣言(373) | トップページ | 「自然結実」ヒガンバナ群生地の今!!(2016/11/11) #ヒガンバナ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 定点ヒガンバナの今!!(2016/11/10) #ヒガンバナ:

« サイエンスコミュニケーター宣言(373) | トップページ | 「自然結実」ヒガンバナ群生地の今!!(2016/11/11) #ヒガンバナ »