定点ヒガンバナの今!!(2016/11/10) #ヒガンバナ
▼久しぶりに庭の定点ヒガンバナをじっくりと観察してみた。
アタリマエだが定点A~Eのいずれのヒガンバナも「葉の季節」に入っていた。
「花の季節」には、浮き株が目立ち衰退期を迎えているのかと心配した定点A、Bであるが、「葉の季節」の今は元気だ!!
植物「ヒガンバナ」の観察は今こそ!!
と強く思う。
庭の花壇はいつの間にやら「ヒガンバナ観察園」になっていた。
▼毎年毎年観察をつづけていて、今さらであるが
植物「ヒガンバナ」は凄い!!
と思う。みごとな「戦略」だ!!
他の草花が枯れる季節に「葉の季節」を迎え、光を独り占めして「生産活動」を行う。
生産した栄養は、地下の球根(鱗茎)に貯め込んでいく。
なんという…\(^O^)/
そんな植物「ヒガンバナ」に魅せられて長年ヒガンバナの「ふしぎ!?」を追い続けてきた。
一度は、それまでの軌跡をまとめたこともある。
◆ 『人の暮らしに密着するヒガンバナ』
(会報「自然保護」2011年3・4月号/発行:日本自然保護協会)
▼その後も植物「ヒガンバナ」の「ふしぎ!?」を追い続けてきた。
2013年の「自然結実」ヒガンバナ群生地発見によって急展開をみせてきた。
それは定点観察地についてでもあった。
定点Dをよく見るとまだ緑を残した花茎が一本倒れていた。
その先には、「自然結実」した実が観察されたのだった。以前から気がついていたが、「完熟」するまで花茎は切りとらないでおこうと思っていた。ここなら、気になったときいつでも観察することができるからアリガタイ!!
よくよくもう一度ていねいに定点A、Bを見直していると、小さいが「それらしいもの」がみられるではないか。
やっぱり「自然結実」は想像以上に高頻度に起こっているのでは…!?
▼今、もうひとつ気になっていることがあった。
完熟した「種子」の保存方法についてである。
昨年の失敗はさけなければならない。ちょうど畑仕事をしていた妻に聞いてみた。
「一般に種子ってどないして保存する?」
「そりゃ乾燥したところで…」
「?(゜_。)?(。_゜)?」
「冷蔵庫に入れておいたらええんちゃうん」
「そりゃ去年やったんや」
「乾燥してしまったらあかんのんちゃうん?」
「水分あったらカビがくるんちゃう!?」「それに芽でくるんとちがうん。」
「あっ、その通りゃ!!」
(゜o゜)ゲッ!!
私はこんなアタリマエのこと、とんでもない勘違いをしていたのかも知れない。
私にはいつまでも
たかがヒガンバナ されどヒガンバナ!!
だ。
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