新・私の教材試論(111)
▼朝の散策の楽しみがまたひとつ増えた!!
ヤママユの繭である。
これまたすぐれた「冬越し」の戦略である。それにしてもいつの間にここに作ったのだろう!?
毎朝近くを通る場所であるし、ちょうど目の高さの位置であるのに…。
そもそもいつごろこの繭をつくるものなんだろう?
繭のなかの住人は?
繭から出てくるのはいつだろう?
ここからどれほどの糸がとれるのだろう?
どうして糸をとるのだろう?
私の先祖はそれをやっただろうか?
他には近くにないだろうか?
等々を考えていたら寒い朝の散策も楽しくなってくるのだった。
これもまた、私の自然探検のすぐれた「教材」だ。
▼試論を続けよう。
●「3K1Aの法則」!!
●「3Hの法則」!!
の話はいったん置いておいて次に行こう。
これまた中途で歩みを留めていることについて語ろう。もう何度も繰り返し書いてきたころであるがやっぱりそれを繰り返さなければ前にすすめないのである。
すぐれた教材には必ず面白い「物語」がある!!
それは変わらぬ持論であった。
それを具現化するために私は次のようなページをつくっていた。
▼そのなかで、少しだけ「かたち」になったものに
がある。この「物語」を追いながらとてもたくさんのこと学ぶことができた。
原案者とも連絡がとれ、とても面白い話も多く聞くことができた。
深謝。<(_ _)>
▼これで味をしめた私は、次の教材にかかった。
それは、私も少しは関わりのある「究極のクリップモーター」だった。
もはや、小学校・中学校教科書の「定番」として登場する教材だ。
理科室に「究極のクリップモーター」が出現してはや32年になる。その「究極のクリップモーター」にもそれにいたる「前史」があった。
「クリップモーター」の歴史である。これまた多くの人にお世話になってあるところまではわかった。
深謝<(_ _)>
でもまだあの「整流子」の工夫の出発点にまではいたっていない。いつか…。
これまた源流をたどればファラデーに行き着くのだろうか!?
「究極のクリップモーター」のそれ以後の歴史も興味深い。
さらなる「究極」はもう生まれたのだろうか?
どこまで普及しているのだろうか? 興味は尽きない!!
(つづく)
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