新・中学校「理科」を構想する。(67)
▼(゜o゜)ゲッ!!
いくら「クモ大好き人間」になりつつ私もこれには参ってしまった!!
玄関先で、「産卵行動」に入っているのかと観察を続けていたジョロウグモが、玄関入り口を塞ぐように巨大なネットをつくってしまったのだ!!
これでは玄関入り口から出入りができない。なんとかしなければ…
それにしてもみごとなものだ。こんなものを一晩のうちにつくってしまうなんて。
それに「ふしぎ!?」だ。「産卵行動」に入ったのではなかったのか?
近くには「卵のう」のようなものは見られない。まだお腹も大きい。
ではあれは何だったのだろう!?
車庫の上のジョロウグモもそうだった。ぶらさがる柱を変えただけで、近くに「卵のう」はみつからない。
?(゜_。)?(。_゜)?
▼新・中学校「理科」を構想する。は最終章に入ろう。
◆【自然・人間・科学】
この単元の内容は豊富だった。
中学校3年間で学習した内容がすべてが詰まっていた。
いくら時間をかけてもやりきれないほど内容だ。
そして、ここには
なぜ「理科」を学ぶのか?
この究極の問いの答えがあった。
▼限られた時間のなかでの授業であれもこれも膨らませていたら焦点がボケてくるだろう。
また逆に概観するばかりではツマラナイ単元になるだろう。
視聴覚教材の有効活用も考えられるだろう。(できるだけ最新情報を盛り込んだものを)
でも絶対にやって置きたいことがある。
それは具体的な実験・観察だ。
特に私のお気に入りは
だ。これは絶対のお薦めだ。
▼「生産者」「消費者」「食物連鎖」「分解者」等々の学習のすべてが含まれている。
できるだけ、校庭のあるいは裏山の…身近な場所の土がよい。
生徒たちが選ぶ「中学校理科実験ベスト10」には必ず登場する観察だ。
この観察でもそうだが、ここで扱う「自然」は、
教科書のなかの「自然」ではなく
ビデオのなかの「自然」でなく
自分たちが日々暮らしているなかの「自然」でアリタイ!!
そこにこそ意味があるのだから。
(つづく)
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