新・中学校「理科」を構想する。(66)
▼彼女の姿はもうそこにはなかった!!
10/19にトタン屋根の裏側に産卵したジョロウグモは、19日、20日とまる二日間「卵のう」を覆い被さるようにしていたが、21日の朝にはもうそこには居なかった。
どこに行ってしまったのだろう?しばらくは周辺を捜したが見当たらない。
それにしても変なところに産卵したものだ。こんなところでは、朝日があたればトタン屋根は熱くなるだろうし、冬場の冷え込むのも大変だろう。と考えるのは私の都合であり、彼女たちの都合では別なのかも知れない。
なにしろ、彼女たちは私たちが出現するよりもはるか以前の4億年も前からこの地球で暮らしているのだから。
クモたちのスゴ技はここ数年の観察からさんざん見せつけられてきたのだから!!
来年の春の「出のう」が楽しみだ。
▼あの車庫の天井に産卵しかけたかも知れないジョロウグモが気になっていた。
こちらの方は昨日も大きな変化なく一日同じような体勢をとっていた。
ナニヲシテイルンダロウ!?
昨日の朝は、さらに変な場所に別のジョロウグモをみつけてしまった。
みつけたというものではなかった。
その気はなくても自然に視界に入ってきたのだ。
玄関のひさしだ。
「毎日、朝晩にはこれを見よ!!」 と言わんばかりにだ。
ほんとうにこんなところに産卵をするつもりだろうか?
観察を続けると、どうやら その下準備をしているようにも見えた。
それにして「ふしぎ!?」だ。
申し合わせたように一斉に「産卵期」に入っているようだ。
なぜだろう!?
何を感受してこんな行動をとっているのだろう?
私は、それは「光」だろうと思った。
こんな正確に時を判断するのは「光」を感受しているのにちがいないと思った。
▼その「光」はどこからやってきているのだろう!?
それは「宇宙」からだ!!一億5千万㎞かなた太陽からtZbだ!!
やや強引なこじつけだが、【地球と宇宙】の学習の最後の構想に入ろう。
アタリマエすぎるほどアタリマエ!!
・太陽も星(恒星)である!!
これを今一度確認しておきたい。これだけで「宇宙像」は変わってくる。
恒星の学習はここから入りたい。そして
・星の一生
・宇宙のひろがり
へすすめたい。なかなか一度に「ふしぎ!?」の謎解きができるわけではないが、次のことには心がけた学習でありたい。
●宇宙の究極の「ふしぎ!?」を保留し続ける学習!!
●「宇宙見物」を一生楽しむ基になる学習!!
▼次は中学校3年間の最終単元
だ。
さて、今日はあのジョロウグモたちどうするだろう!?
(つづく)
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