新・中学校「理科」を構想する。(63)
▼空を見上げて「雲見」をしていると、その雲の高さが気になってくる。
しかし、どんな雲であっても高いと言ってもせいぜい十数㎞だ!!
では青空はどこまでだろう?
さらにその上はどうなっているのだろう?
「宇宙!?」
そもそもどの高さから「宇宙」って言うんだろう?
▼どうもはっきりした約束はなさそうだ。
慣例的には「上空100㎞」あたりを使っているようだ。
ナラバ「宇宙」から地球の「雲見」したらどう見えるのだろう?
赤道上空36,000㎞にいる「ひまわり8号」から見てみよう!!
地上からの「雲見」とまたちがった風景だ!!
「地球」に暮らしていることが実感できるかも知れない。
暮らしている「大気の物理学実験室」はちがって見えてくるかも知れない。
▼新・中学校「理科」を構想する。を続けよう。
次なる単元は、その「地球」と「宇宙」だ。
旧版でのサブタイトルは次のようにしていた。
▼私ごとからはじめよう。
私は、ここ数年基本的には毎日(天気が悪くて不可能な場合は別として)、月の写真を撮ってネットにアップするようにしている。写真を撮る時間は、夜であったり早朝であったりするがともかく可能なときにである。
画像の質などは別にしてともかく継続することだけを考えてやってきた。
そして…
今さらであるが、やっとあの<三球儀>が頭にイメージできるようになった!!
昼間でも月がどこに居るかが気になりだした。
そんなものだ!!
天文ショー的、イベント的「宇宙観察」もたしかに面白い!!
しかし、それだけでは私の「宇宙」は変わらない。
毎日の「雲見」と「宇宙見物」からはじめる「宇宙」学習をお薦めしたい!!
(つづく)
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