新・中学校「理科」を構想する。(57)
▼今年のヒガンバナの開花状況にひとつの特徴があると思った。
これまでの観察からは想定していなかった草むら等からの開花が盛んだ。一方、これまで観察定点としてきたような場所のヒガンバナ開花はひじょうに遅れている。
なぜだろう?
そこには天候の関係でなにか「ルール」があるのだろうか?
いやその前に、これは「事実」なのかの検証が必要だ。
一地域のたったひとりの観察した「事実」を即、普遍的な「事実」とするのはちょっと…
▼【運動とエネルギー】実践DBを読み返していた。
これは元々は、この単元を最後に授業した当時のblogをまとめただけのものである。blog自体は一日一エントリーで、気まぐれなことを書き綴っていた。
もちろん授業記録も兼ねていた。そして読者対象はまず第一に「未来の自分」だった。
7年経ってその想定通りになってしまった。はまってしまったのだ!!
まったくの自画自賛である。面白いのである。今、なにをしていたかは忘れてしまい当時を思い出しつつ読みふけり楽しんでしまった!!
▼さあ、ゆっくり急ごう!!
なぜ、こんなサブタイトルをつけたのだろう。
当時を思い出しつつ考えてみる。
実験により日常概念をくだき、科学概念を形成する。
実験科学!!
それはやっぱり400年前のガリレオ・ガリレイにはじまったのだ!!
▼「構想」を語る前に、今一度 アタリマエ をポンコツ頭に問いかけてみよう。
「速さ」とは?
「時間」とは?
「力」とは?
「落下」とは?
「力と運動」とは?
「エネルギー」とは?
等など
(つづく)
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