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新・中学校「理科」を構想する。(52)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから23週目だった。
 一枚大きな葉が枯れ始めた。
こうなると事は急展開だった。夕方にはしわしわのカラカラになってしまっていた。水の補給が途切れてしまったのだろうか。それとも葉の寿命だろうか?
 もうひとつの定点観察が気になっていた。ヒガンバナである。
 ここ数年、「初見」の場所になっているところに行ってみた。
かなり「浮き株」になってきているのでよくわかった。
 気配はまだなかった。そこから少し離れたところで「浮き株」が、草刈りの刃で削られているものがあった。そのときは気づかなかったが、今、画像を見ていて気づいた!!
 「花芽」らしきものが出ている!!
 いずれにしてもそのときは近いようだ。
 雨の少ない暑い夏は「花芽」にどんな影響を与えただろう?
▼今年度のはじめからひとつの作業をはじめた。
「新・中学校「理科」を構想をする。」というタイトルの連載だった。
 これも元をたどればサイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認するためにあげた5つの座標軸に行き着く。5つの座標軸とはこうだった。
(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
今、問題としているのは
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
だった。
 私は、サイエンスコミュケーション最前線は現場の「理科」授業にあるとかたく信じていた。
 直接的に現場を離れてしまった今もその考えは変わらない。
 ならば、今の私にできることはなにか?
 そのひとつの結論が、「新・中学校「理科」を構想をする。」を綴ることだったのだ。
▼能書きは、それぐらいしておいて本論に入ろう。
一学期の終わりまでに、中学2年生の【天気の変化】まで来ていた。
 ここから中学3年生の単元で再開である。
 まず最初に【水溶液とイオン】(旧【物質とイオン】)である。そこでのサブタイトルは次のようにしていた。

Iontitle

▼ここに私の教材観・物質観が現われていた。
「はじめにイオンありき」からはじめるべきだと思っていた。
なにか、「探求」を通してみつけていくというものではない。
「はじめに原子ありき」と同様にはじめるべきものだと思っていた。
再び周期表を持ち出してきて、「世界の三大物質」をやろう!!
もう少し詳しくみていこう…

(つづく)
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