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新・「自由研究」のすすめ試論(119)

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▼一昨日の雨で庭先のジョロウグモたちの配置が少し変わっていた。
 しかし、私がこれから長く継続観察しようと思っていた彼女はやはりそこにいた。彼女の方も長居のつもりか、ネットをより重層にしていた。クモたちのことはクモたちがいちばんよく知るのだろう。
 いつの間にやら例のイソロウくん(シロカネイソロウグモ)たちも出現していた。
▼私の「自由研究」の報告を続ける。
 次がこのクモたちのことだった。

(3) シロウト「クモ学」の研究

 この記録もまとまらぬかたちではあるが
◆「クモ学」のすすめ
に残していた。
 考えてみたら、いつのまにやら私は年がら年中クモのことばかり語るようになっていた。
 それにしても面白い世界だ。いつの季節にも観察すること欠かなかった。
 庭先から出て、いつものクモ散策園を歩いてみると、今いちばん目につくのはナガコガネグモの「隠れ帯」だった。
 そう言えば「隠れ帯」の「ふしぎ!?」だって保留のままだ。
 山際に近づくと今年いちばんの注目グモ、サツマノミダマシだ。ほんとハゼの実そっくりだ。
 今年は彼女のネットの「店じまい」も観察した。昨日は大物の狩りもやっていた。
 このようにシロウト「クモ学」まだまだつづく!!
▼次に行こう。

(4) 実生ヒガンバナの研究

 こちらの方、昨年の晩秋に大量に採集した「自然結実」種子がすべて発芽しなかったことで、ちょっとショックを受けて遠ざかっていた。またリコリスたちの季節がやってきた。
・実生コヒガンバナ
・実生キツネノカミソリ
そして
・実生ヒガンバナ
 庭の木の下に眠らせていた。また目立つところに出してこよう。
 昨年採集した自然結実ヒガンバナも植木鉢に植えていた。
 はたして今年も「自然結実」ヒガンバナに出会うことができるだろうか。o(^o^)o ワクワク

▼最後が、

(5) 播磨の「海陸風」の研究

だった。自分が暮らす地の謎解きを「アメダス」に残る記録をたよりにやってみるつもりだった。
 手始めに「生野」「福崎」「姫路」「家島」のアメダス観測所に行ってみることにした。
 「福崎」は毎日行っているので、あと三ヶ所だ。
 すでに「生野」「姫路」と行った。残るは「家島」だ!!
 アメダス観測地に行ってなにか特別のことをするということではない。
 そこで「雲見」をするだけである!!アメダス設置地点の地形・環境を知るのである。
 それだけでアメダスデータはうんとリアルで説得力をもつものになるだろう。
 アメダス GO !! プロジェクトだ。
 さあ
 「家島」はいつ行こうかな。

 この報告の結論は、きわめて簡単だ。
 すべてがまだまだ 「ふしぎ!?」保留中 ということだ。
「ふしぎ!?」を追う旅に終わりはない。いつまでも中間報告ということなのかもしれない。
そこで

(つづく)!!

としておく。

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新・「自由研究」のすすめ試論(118)

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▼「朝焼けは雨」というよく知られた天気コトワザがある。
 昨日はそれを立証するような一日だった。東の空は美しさを通り越して不気味さすら感じされる「朝焼け」だった。
雷も聞こえていた。
やがて雨ははげしく降りはじめた。
 そして、今年の8月中でもっともよく降った一日となった。
 「天気図」や宇宙からの「雲見」をしながら大気の動きを想像してみた。
「理科の自由研究」の「研究」というページを立ち上げて8年目だった。
今年の試論は、自分自身の「自由研究」にこだわることにした。
次の5つのテーマを設けていた。

(1) 大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」研究
(2) コウガイビルの「ふしぎ!?」研究
(3) シロウト「クモ学」の研究
(4) 実生ヒガンバナの研究
(5) 播磨の「海陸風」の研究

 これを最終報告にするつもりはないが、ひとつずつ「現在地」を確認しておく。
▼まず、
(1) 大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」研究
である。その記録は
◆【大賀ハス観察日記】
にまとめてあった。
 「あこがれの4日間」が訪れた花は、今年は少なく5つだけであった。採集した種子も4つだけだった。それも土を入れた観察池ばかりであった。
 期待していた「水栽培」池の方からはひとつも咲かなかった。「ふしぎ!?」そのものの「研究」に大きな進展はなかった。「ふしぎ!?」の保留が課題だった。この後、観察池は私の「ビオトープ」としての役割が残っている。
▼次が、今年もっとも注目したい「研究」である。
こちらも、次のページに記録を残していた。
◆コウガイビルを追う。
 こちらもはじめて「コウガイビル」という生きものに出会って8年目だった。
 これまでいちばん多くのコウガイビルに出会った夏になった。なんとその数は25匹である。
 なぜだろう!?
 それ自体がとても「ふしぎ!?」だ。探しに捜しまくっていた生きものが、もっとも身近な場所に大量出現するとは…!?大量出現してくれたおかげでいろんな観察ができた。
・意図せぬ再生実験
・数時間で「とけていく」姿
・カタツムリの逆襲で即死するコウガイビル
・ナイロン袋の中で延命したコウガイビル
・乾燥死
・高温死
・水とコウガイビル
・大賀ハス観察池とコウガイビル!?
・大賀ハスの葉とコウガイビルの粘液!?
 いくつもの「ふしぎ!?」を膨らませてくれた。

 実は、私はまだ完全にはあきらめてはいなかった。雨が降り、涼しくなった今、再び26匹目の出現することはないのか。現に第1号コウガイビルにであったのは11/14だったのだから…。
(つづく)
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【Web更新8/28】16-35 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

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新涼やセンニンソウの教えたり 16/08/26撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】16-35
週末定例更新のお知らせ
 8月が終わる!!
 この時期になるとメランコリーな気分になる。なぜなんだろう?
 長いあいだに身についてしまった「習性」のようなものだろうか。山積みになって残った夏休みの「宿題」のせいだろうか。
 ならば、この「習性」脱却に挑戦してみようかな。
 あと三日で「できなかったこと」を数え上げるより「できたこと」「発見したこと」「出会ったこと」「感動したこと」などの数を数え上げてみることにしようと…。

◆表紙画像集2016 更新 センニンソウ
 やっと「熱帯夜」から解放されたかと思った朝。家の前の線路沿いの土手に白い涼感をもつ花が目についた。
センニンソウだ。
 クズの葉のマントの上に咲いた花が「新涼」を教えてくれているようだった。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 このタイトルで書くのもちょうど100回になった。
 試案の試案、Webテキスト試案『「雲見」を楽しもう!!』をあげてみた。
 これを具体的にどうするかは今からである。
 同時に次なる試案『アメダス』『天気コトワザ』『高層天気図』等も射程に入れていこうと思う。
 ゆっくり急ごう!!


◆オンライン「寅の日」 更新!!
 9月オンライン「寅の日」(テーマ 寅彦の「秋」)も提案中である。
 どこからでも、ぜひ一緒に…<(_ _)>

 さあ、どんな9月が待っているのだろう?
 「みちはこたえない みちはかぎりなくさそうばかりだ」(『峠』真壁仁より)

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(100)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから22週目だった。
やっぱりそうだった。種子が完熟したと思ったら花茎は緑を失い、果托はおじぎし始めた。それはどんなシグナルが発せられてそうなるのだろう?「お見事!!」としか言いようがなかった。
 自然は最高の教科書!!
それは不易な事実だった。自然のこと学ぶのには、自然そのものに問いかけるのがいちばんだ。
 しかし、
より楽しく学ぶには人と人のコミュケーションを通して学ぶのが最高!!
 これもまたいつの時代にも通ずる不易な事実だった。
▼かつて【理科の部屋】【星空の連帯】という人気企画があった。
もう20年近く前のことである。
 私はもう夢中になった。大いに勉強になった。
 それまで苦手としてきた「星空」「宇宙」のことが、とても面白く思えてきた。
 一ヶ月に一回の【星連】の日が待ち遠しかった。
 その当時からひとつの念願が生まれた。星空がこんなに面白く学べるのだから、「昼間の空も楽しく学べる企画はできないものだろうか!?」と。
 名付けて【青空の連帯】!!、そんなものはできないものだろうか。と願い続けていた。
▼その長年の思いをWebテキスト試案「「雲見」を楽しもう!!」の最後につけてみようと思う。
 
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5 【「雲見」の連帯】を楽しもう!!

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 こう書いてみても、なにか具体的な構想があるわけではなかった。
【星空の連帯】の時代からするとずいぶんとネット環境も変わってきた。
その思念に学びつつ、あらたな展開を期待することはできないだろうか。
 ひとりで考えて前にすすまないときは、とりあえず発信してみて、多くの人から学ぼう!!
 これが、昔からかわらぬ私の流儀だ。
▼これにてひとまず
◆Webテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』
を終える。
 こんなテキスト誰が、どこで、どのように使うのか?
 それすら「雲をつかむ」ような状態である。
 でもはじめてみた!!

 Webテキスト『天気の変化』の構想は、飽きもせずまだまだつづけるつもりである。

(つづく)
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(99)

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▼「もっとも言いたいことは語らない!!」
 新任のころ先輩理科教師が教えてくれた教授学の奥義だった。
 とりわけ理科では「自分では語らずに、自然に語らせよ!!」という意味も込められていたのだろうか。
 しかし、軽薄な私は何度もこの轍を踏んできた。わかってはいるがやめられないのだ。
 ひよっとしたら今またその轍を…?
▼「雲見」は面白い!!
でもいくら「面白い!!」を繰り返しても、それは伝わらないだろう。
 そして、「雲見」の肝は次だった。
 「雲見」と天気の変化だった。
 「雲見」は観天望気の第一歩だ。
 「もっとも言いたいこと」もそこにあった。では、それをWebテキストにどう盛り込めばいいのだろう。
▼轍を恐れて手をこまねいていてもはじまらない。
 今は試案の試案だ。
 挑戦してみよう。
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4 「雲見」と天気の変化

(1) 毎日の天気の変化を「10種雲形」の「雲見」で考えてみよう。
 
 ① 雨が降る前にはどんな雲が見られましたか。


 ② 雷が鳴っているときにはどんな雲が見られましたか。


 ③ 「日暈」を見たことありますか。
   そのときはどんな雲でしたか。

(2) 「天気図」を見ながらの「雲見」に挑戦してみよう!!
   
◆気象庁・天気図(実況・予想)

◆気象庁・日々の天気図
    
① 「天気図」を見ながら明日の「雲見」を予想してみよう。


② 「天気図」でどんなときどんな雲が見られるか。ルールをつくってみよう。
  ・
  ・
  ・
  ・
  ▼作ったルールを使って明日の「雲見」を予想してみよう。


③ 「日々の天気図」を見ながら、記憶にある「あの日」の「雲見」を想像してみよう。

 
明日どんな雲が見られるか予想しながら、「雲見」ができると楽しいですね!!  

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▼ああやっぱりしゃべりすぎですね。
そのくせ、もっとだいじなこと書いていないような気がするし…\(__ )

まあ、更新をしつづけると言うことで、今日のところは…

さあ、今日の「雲見」はどうなるのだろう。台風10号は…
「天気図」見てみよう。

(つづく) 
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(98)

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▼「そんな暑いところで何しよるん?」
「「雲見」や!!」
「?(゜_。)?(。_゜)?」
「いや、雲を見ているんや。あそこでダイナミックな実験をやっているみたいで…」
「おい!?大丈夫か?熱中症で頭おかしなったちがうか。」
「いや、面白いやんか。あの雲が次々とかたちかわっていきよるんや。まるで日替わりメニーで大気の実験がやられているみたいで…」
「えっ、どこに…?」
「…」
「い~や、ほんまやナ」
「けっこう面白いナ。こんな雲なんかゆっくりみたことなかったわ!!」
「(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン」
「…」
▼「雲見」の面白さ伝えたい。それがテキストづくりの最大のミッションだった。
ついついそれを忘れそうになる。
続けよう。
「3 宇宙からの「雲見」」をつづけよう。

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3 宇宙からの「雲見」

(2) 今度は同じ「ひまわり8号」からの「雲見」でも、より日本の上空に絞って「雲見」をしてみよう。

◆気象庁・静止気象衛星画像

▼動画でも見てみよう。

▼「赤外」画像、「可視」画像、「水蒸気」画像と変えて見てみよう。何がちがうのかな?

▼高頻度画像も見てみよう。

▼地上からの「雲見」の雲って映っているのかな?

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▼次にこれまで「お気に入り」にしてきた二つのページにリンクしてみる。

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(3) 今度は、さらに近くの宇宙からの「雲見」画像を楽しんでみよう。

◆ 宇宙から地球を眺める
この画像はとびっきりきれいですね!! 

(4) 宇宙からの「雲見」画像はデータとして残っています。今度はそれを見てみましょう。

◆デジタル台風:雲画像動画アーカイブ(全球画像)

▼地球全体の大気の流れがよくわかって面白いですね!!

▼「あのとき」の「雲見」画像をみてみよう!!


宇宙からの「雲見」もいつまでやっても飽きないですね!!
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▼宇宙からの「雲見」も面白いけど、やっぱりいちばん面白いのは生の「雲見」です。
「雲見」と「宇宙見物」を見逃したら、人生半分の面白さを見逃すことになる!!
またまたオーバーなこと言うが…。

このテキストづくりもう少し続けてみよう。
 台風10号はもう「進路決定」したのかな!?

(つづく)

   

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(97)

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台風10号の動きが気になる。
これから数日の「雲見」に大きく影響してくるだろう。
 この台風10号、「ライオンロック」と名付けられているそうだ。勇ましい名前だ!!
動きが変だ。
 北上するのがアタリマエと思っていったら、南下し足踏み状態にある。迷走しているようにも見える。
 台風は元々自らの進路を自ら決定することない。周りの大気の流れまかせだそうだ。
 「川の流れに身をまかせる木の葉のようなもの」と先日の天気予報では説明されていた。
▼この後、この台風がどう動くか?
これは地上からの「雲見」だけでは観察しきれない。
 こんなときは、宇宙からの「雲見」ダ!!
 Webテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』も次のステップにいってみよう。


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3 宇宙からの「雲見」

 今度は、地上からの「雲見」だけでなく、宇宙からの「雲見」も楽しんでみよう。

(1) 静止気象衛星「ひまわり8号」からのリアルタイムな「雲見」画像を楽しもう。

 ▼「ひまわり8号」の軌道(位置)を確認しておこう。
   赤道上空  東経 約 (    )
           高さ 約 (    )㎞
           ※それは地球を直径13㎝とすると地上から(   )㎝

 ▼実際にリアルタイムに「ひまわり8号」から送られてくる画像を見てみよう。

 ◆ひまわり8号リアルタイムWeb

 ・自分の住んでいるところわかりますか。
 ・拡大してみよう。
 ・最新動画を見てみよう!!
  「夜明け」は感動ですね!!
 
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◆ひまわり8号リアルタイムWeb
は、最近、『雲の中では何が起こっているか』の荒木健太郎さんに教えてもらって見るようになったんですが、ほんと感動ものですね。
 地上からの「雲見」と宇宙からの「雲見」がうまくリンクしていけばと思っています。
▼このページを見ていますと、あらためて私たちが「宇宙船 地球号」の乗組員であることを意識しますね。
 そして、「天気の変化」とはどこで起こっていることなのか、それが見えて来ますね。

さあ、今朝も「夜明け」を見てみよう!!

(つづく)
 
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本日(2016/08/24)、第137回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼昨日は二十四節季でいうところの「処暑」であった。
ところが「暑さ」がおさまりはじめるどころか、「暑さ」極みの猛暑日だった。
でもこの二十四節季という暦を軽んじてはいけない。
 猛暑のなかにどこか秋の気配が感じられるから不思議だ。
 それをやっぱりよく知っているのはクモたちだった。例の場所のジョロウグモは日に日に大きくなっていた。
クモたちが感知しているのは光だろうか。だとしたら、それはきわめて科学的ではないか!!
 4億年も前から地球上に暮らして貴奴等にとってきわめてアタリマエのことなのかも。

 夕方、「アメダス」までの散策で感じた風はたしかに「秋」が含まれていたような…。

▼本日(2016/08/24)、第137回オンライン「寅の日」である。
7月8月連続してやってきたテーマ「寅彦の「夏」」の最終回だった。
随筆の題もずばり「夏」だ。

◆本日(2016/08/24)、第137回オンライン「寅の日」!!

●「夏」(青空文庫より)

▼今回読む「夏」は

一 デパートの夏の午後
二 地図をたどる
三 暑さの過去帳
四 験潮旅行

の4編から成る。いずれも昭和4年・5年の「夏」に新聞に発表された文章である。
 読んでみての第一感想は、「夏」「暑さ」だけでここまで語れるものかという感嘆だった!!
 さすが寅彦!!と驚くばかりである。

少しだけなかみに入って「一 デパートの夏の午後」で寅彦は面白い提言をしている。

 しかし百貨店の可能性がまだどれほど残されているかは未知数である。その一つの可能性として考えられるものは、軽便で安価な「知識の即売」である。法医工文理農あらゆる学問の小売部を設けることである。

 21世紀の今、私にはこれが現代のネット社会の「予見」に読めてしまうのだ。
「二 地図をたどる」ではとても寅彦らしい「銷夏(しょうか)法」をいくつかを紹介していた。

日中の暑い盛りにはやはり暑いには相違ない。しかし何か興味のある仕事に没頭することが出来れば暑さを忘れてしまうことは容易である。それにはあまり頭も苦しめなくて、ただ器械的に仕事を進めて行くうちに自ずから興味の泌み出して来るようなことが適当である。

納得である。具体例をいくつかあげてくれていた。なかでも、私がいちばん気に入ったのは次だった。

今年はある目的があって、陸地測量部五万分一地形図を一枚一枚調べて河川の流路を青鉛筆で記入し、また山岳地方のいわゆる変形地を赤鉛筆で記入することをやっている。河の流れをたどって行く鉛筆の尖端が平野から次第に谿谷けいこくを遡上さかのぼって行くに随って温泉にぶつかり滝に行当りしているうちに幽邃ゆうすいな自然の幻影がおのずから眼前に展開されて行く。谿谷の極まるところには峠があって、その向う側にはまた他の谿谷が始まる、それを次第にたどって行くといつの間にか思わぬ国の思わぬ里に出て行く。

▼もっとも驚いたのは「三 暑さの過去帳」である。
少年時代・中学校時代・高等学校時代・滞欧中…と、「暑さ」「夏」の記憶をたどっていく文章だ。
なんという記憶力・観察力・文章力…!!

喉元のどもと過ぎれば暑さを忘れるという。実際われわれには暑さ寒さの感覚そのものも記憶は薄弱であるように見える。ただその感覚と同時に経験した色々の出来事の記憶の印銘される濃度が、その時の暑さ寒さの刺戟によって、強調されるのではないかという気がする。そうしてその出来事を想いだす時にはその暑寒の感覚はもう単なる概念的の抜殻になってしまっているようである。

 ちょっと真似をして私の「暑さの過去帳」を綴ってみたくなるが、さっそくにそんな元ネタがみつからない(^^ゞポリポリ

 「四 験潮旅行」では変なところに反応してしまった。

そして子供の時分から話にだけは聞いていたチュウギなるものが、目前の事実としてちゃんと鼻のさきの小函こばこに入れてあった。これは教育博物館あたりに保存してほしい資料である。

「チュウギ」のことを調べるのに時間を費やしてしまった。

今朝の風は涼しい!!
そろそろ今年の「暑さ」「夏」の履歴をまとめておく時期がきているようだ。
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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(96)

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▼いつもの時間にいつもの場所=「雲見」定点に立った。
さて、今日はどの「もくもくシール」を貼ろうか迷った。
 原則北の方向(下には「アメダス」観測所がある)と決めてはいたが、もっと目立つ雲があればちがった方向の空で判断することもあった。
 昨日だって、東、南、西と目を移せばちがう雲がいっぱいだ。でも「エイヤッー」と「巻積雲」に決めた。
なんとその一時間半後には雨が降り出したのだ(^^ゞポリポリ
▼「雲見」という言葉を知って意識的にそれをやりだしてからでもずいぶんと年月が経っていた。
ときには多忙さにかまけてすっかり忘れていることがあった。
 そんなとき出会ったのが「もくもくシール」だった。
 一日一枚「もくもくシール」を手持ちのカレンダーに貼るだけだ。これだけで私の「雲見」を変わった。
もうどんなに忙しくても「雲見」を忘れることはなくなった。もちろん旅に出ていたりして、「雲見」定点から観察できないこともあった。それでも旅先での「雲見」を参考に後日カレンダーに「シール」を貼った。
 2015年の1月から本格的にはじめて、まもなく一年8ヶ月が経とうとしている。
▼今、私は確信を持って言える。

「もくもくシール」は「雲見」に最も有効だ!!
「もくもくシール」は「雲見」をより面白くしてくれる!!

 それを伝えたい。それが、このWebテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』の本意とするところでもあった。
 では、そのなかみをつづけよう。

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2 10種雲形と「雲見」

(4) 「雲見」をより楽しむとてもうれしいグッズがあります。
  
◆「もくもくシール」セット

 です。あなたも「もくもくシール」を手に入れてやってみよう!!

① 一日一枚の「もくもくシール」を手持ちのカレンダーに貼ってみよう。
  「10種雲形」のどれにするかは、ふろくについている「もくもくチャート」を参考にしよう。
  間違っても全然問題ないです。それより続けることが大切です。

② シールが貼れたら、今度はその雲に向かって、声に出して「名前」を呼んでやりましょう!!
  
③ そして、これも「もくもくチャート」を参考にしてその雲の「高さ」を決めてやりましょう!!
   これもおよそでいいです。

④ きめた時間にできなかったら、別の時間でもかまいません。ともかく一日一回は「雲見」をしましょう。
   ときには後日になってもいいです。ともかくやり続けましょう!!

⑤ 一ヶ月たったら、その月に貼ったシールの数を雲形別に合計してみましょう。
  月によってちがいがあるかな?
  話あってみよう!!

3ヶ月続けたら、雲は友だちに!!
6ヶ月続けたら、雲と天気が見えてくる!!
一年続けたら、あなたはりっぱな雲博士!!
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▼とりあえずということで考えてみた。
 繰り返して言うが、Webテキストづくりの最大の利点は、共愉的な展開が期待できるところだ。
 いろんなご意見、アドバイスが最大の楽しみです。
よろしくお願いします。<(_ _)>
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【Web更新8/21】16-34 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

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露草や空に負けじと紺競い 16/08/17撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】16-34
週末定例更新のお知らせ
 いつも道はふたつに分かれていた。選びとれるのはひとつの道しかなかった。
スマホについては、私は生涯もたない道を選ぶときめていた。少々「へそ曲がり」な性格がはたらいていたのかも知れない。こんなに誰も使っているなら、私は使わない道を行こうと…(^^ゞポリポリ
 ところが、思わぬことがきっかけでガラケイを捨てiPhoneを手に入れてしまった。ほぼ一ヶ月が経とうとしている。まだまだ「わからぬこと」ばかりだ!!
 それが面白い!!と思えるようになりつつある。
 「わからぬこと」ばかりだから学ぶ、それが楽しい!!
 ひよっとしたら新たな学びのツールを手に入れたのかもしれないと思いつつある。

◆表紙画像集2016 更新!! ツユクサ
 どうもポンコツ頭の思考回路はパターン化しつつあるようだ。
ツユクサをみると京都友禅染めの工房を思いだしてしまうのである。オオボウシバナを見る旅はまだ実現していない。
 旅と言えば、昨日尼崎まで出たついでに帰りに芦屋に寄った。ずいぶん久しぶりだった。
 ふっとした思いつきで「虛子記念文学館」に立ち寄ってみたくなったのだ。門外漢の私はもちろんはじめてであった。芦屋の駅についてからそれこそiPhoneで検索してみると「歩いて26分」と道案内が出てきた。もう閉館時間を過ぎていたが、場所の確認だけでもと歩いてみた。
着いてみると8/22まで閉館中と案内が出ていた。今度、ぜひなかも見せてもらおうと思った。
こんなときけっこうiPhoneが役に立つなと思った。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 Webテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』を具体的に検討中である。
この試案づくりを楽しんでしまおうというつもりである。

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 クモはいつもひとあしはやく季節を読んでいた。今週も貴奴等から多くを学びたい。

◆オンライン「寅の日」 更新!!
 9月オンライン「寅の日」の提案をしている。
 テーマは 寅彦の「秋」 だ。

 学びの「夏」が終わろうとしている。
今週はどこまでいけるだろう?
新たな学びのツールは有効にはたらくだろうか!?


 


 

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(95)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから21週目だった。
私はいささか慌てていた。というのは昨日の朝に回収しようと思っていた第5大賀ハスの果托の種子が消えていたからだ。風で果托が揺らされ池に落ちてしまったのだ。
 こんなことなら完熟したと思ったときに回収しておけばよかったと悔やんだが後の祭りだ。
 必死に葉のジャングルをかき分け捜した。そしてみつけた\(-o-)/
これで今年採集した種子は第1号の3粒と合わせて4粒だ。
 種子を捜しているときに気づいたのだが、果托を支える茎は、種子が完熟するまでは直立し緑を残しているもんなんだ。完熟してしまえば枯れて果托は下を向く!!まるで種子を蒔くがごとく!!
 自然とはなんとうまくなっていることか!!
▼「雲見」のWebテキストの話をつづけよう。
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※ 「雲見」のうた(雲家族10のうた)

ケンケン三兄弟に(巻雲 巻層雲 巻積雲)
コウコウ姉妹 (高層雲 高積雲) 
ソウセキ(層積雲) はなれても りっぱに ソウ! セキ! (層雲 積雲)
雨 雨 ふれ ふれ ラン!ラン! (乱層雲 積乱雲) 

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 「10種雲形」から入る「雲見」を呼びかけるためにとりあえずつくってみた「雲見」のうたを提案するところまできていた。この「うた」も少しずつ更新していきたいと思っていたが…。
 まだはじめていないが、
 
「雲見」カルタ!!

というのも面白いかも知れない。
▼やっぱり私にとっていちばん糧となるのは生徒の反応だった。
「雲見」のうた を使ってくれた生徒たちが感想を残してくれていた。

【「雲見」「雲見のうた」に関して】
●天気の授業はとてもおもしろくて、楽しみにしていました。雲見をしたら、雲の名前などがうかぶようになったりして、空を見ることが楽しくなりました。
●台風の前とか空みたりしたら、分かると思うので日頃から空を見ようと思います。
●それは天気の変化のしかた、雲の種類などを勉強したからです。本当に雲を見ているのは面白いです。動き方を見ていると本当に西から東へ動いていて、びっくりしました。
●「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」雲の覚え歌などがあったから、覚えやすかったです。
●「ケンケン三兄弟 コウコウ姉妹 ソウセキ はなれていてもりっぱに ソウ!セキ!
 雨 雨 ふれふれ ラン!ラン! ♪」雲見のうたを最初聞いたとき面白いと思いました。
●雲見のうたで10種類しっかり覚えることができた。
●1つ目は、天気の前線の変化によって雲の種類が異なることです。
●あのうたで雲の名前を覚えられました。これからも使っていきたいです。
●雲の名前が覚えられなかったときに「雲の歌」を教えてもらってたのしく勉強できたと思います。
●一生使える事を学びました。どうしたら雨が降るのか。「上がるとザアザア」や「下がるとカラカラ」など、雲の名前を覚えられました。これからも使っていきたいです。
●先生の作った雲の歌がとても面白かったです。
●雲の名前もいろいろあって、不思議でした。いつも入道雲とか言っていた雲にも難しい名前がついていたことに驚きました。名前を覚えて、これから雲を見たときは、あれは積乱雲だから雨が降るなとかいう風に分かっていけたらいいなと思います。
●雲がなぜできるのかや、雲によって雨の降る量や雨が降ったあとどうなるのかなどが分かりました。10種の雲もあって1つ1つ違っていてふしぎだと思いました。
●一番印象に残っているのは、先生が作った雲の歌です。この歌のおかげで10種類の雲を10分間だけで覚えることができました。
●私は天気の中で一番好きなところは雲の動きや雲の変化。
●「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」や「ケンケン三兄弟」のうたなど楽しく学ぶことができました。
●この学習を通して自分が覚えられなかった天気の記号や雲の名前をえられるようになってとてもうれかったです。
●雲見の歌は高いところから低いところへ順に名前を覚えていけるので役に立ちました。

▼さて次は、このテキストの本命中本命である「もくもくシール」への呼びかけ部分である。
 すでに、Webページもつくられて展開がすすでいるところであるから、うまくその取り組みとリンクしていきたい。

さあ、ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)
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2016年9月のオンライン「寅の日」は #traday

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▼コガネグモ最後の一匹が姿を消してから2週間が経とうとしていた。草むらはナガコガネグモがすっかり中心になり、庭先にはあのジョロウグモが目立ちはじめていた。
 思い起こせば、今年のクモ観察もこのジョロウグモの卵のうから出てきた子グモたちの「団居」の観察からはじまったのだった。その卵のうは昨年の夏の終わりから4ヶ月もつき合った彼女が残していったものだった。
 猛暑の毎日が続く。
 しかし、確実にもうすでに「秋」がはじまっていることを律儀な彼女が教えてくれているようだ。
オンライン「寅の日」の9月の計画を考える時期になっている。
7・8月は 寅彦の「夏」 をテーマにしてやってきた。
これを引き継ぎ、9月のテーマは 寅彦の「秋」 ということで行きたい。

【9月オンライン「寅の日」テーマ】 寅彦の「秋」 

9月は3回ある。

■2016年9月オンライン「寅の日」

◆第138回オンライン「寅の日」 …9/05(月)
◆第139回オンライン「寅の日」 …9/17(土)
◆第140回オンライン「寅の日」 …9/29(木)

▼寅彦は「秋」に何を見ただろう?
 いくつかの候補あげてざっと読んでみた。「夏」に比べると少ないと思った。
まずは読んでみたいものがあった。それはこの時期に何度か読んでいる「颱風雑俎」である。
 次に、随筆のタイトルに「秋」が出てきているものをさがしてみた。
ひとつだけみつけることができた。「秋の歌」である。他の随筆にくらべるとずいぶん文体がちがうと感じた。
こんな文章も書いているということで、これを読みたい。
 前にあげていた国語教科書に採用されている寅彦の随筆を順次よんでみたいと思っていた。
まだ出典がわからないものがあった。「コスモスとアリ」である。
 気になってさがしていたらすでに読んだ「柿の種」のなかにあった。
とても短い文章であるがとても興味深い。これを第140回で読むことにする。

■2016年9月オンライン「寅の日」

◆第138回オンライン「寅の日」 …9/05(月) 「颱風雑俎」(青空文庫より)

◆第139回オンライン「寅の日」 …9/17(土) 「秋の歌」(青空文庫より)

◆第140回オンライン「寅の日」 …9/29(木) 「柿の種(「コスモスとアリ」)」(青空文庫より)

▼さて、9月は寅彦の「観察眼」から何を学ぶことができるだろう?
寅彦から学ぶばかりでなく、自らが観察した「秋」についても発信していけたらうれしいな。
クモたちは…
「雲見」は…
ヒガンバナは…
「宇宙見物」は…

 そうすることがきっとほんとうの意味において寅彦に学ぶことにツナガルのだと信じて…。

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(94)

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▼昨日も「雲見」三昧の一日だった。
同じ東の空の「雲見」だった。何か特別のスゴイことを観察したのではない。極々アタリマエのことを見たにすぎない。しかし、やっぱり面白い!!
 日々刻々とちがったメニューで繰り返される「大気の物理実験」!!
 まったくアトランダムでデタラメとは思えない。
 そこにはどんなルールがあるのだろう?
▼この「雲見」の面白さをなんとか伝えたい。そのためのテキストが

Webテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』

 「1 上空のようす」につづいて「2 10種雲形と「雲見」」である。
この章がこのテキストの本命でもあった。

▼原案の原案!!
 いくらでも更新するつもりでまずはあげてみよう。


*********************************************************************
2 10種雲形と「雲見」

(1) あなたは「雲見」という言葉を聞いたことがありますか。

▼あの宮沢賢治は、「雲見」を『蛙のゴム靴』(青空文庫より)のなかで次のように語っています。

眺(なが)めても眺めても厭(あきな)いのです。そのわけは、雲のみねというものは、どこか蛙の頭の形に肖(に)ていますし、それから春の蛙の卵に似ています。それで日本人ならば、ちょうど花見とか月見とか言う処(ところ)を、蛙どもは雲見をやります。

「どうも実に立派だね。だんだんペネタ形になるね。」

「うん。うすい金色だね。永遠の生命を思わせるね。」

「実に僕(ぼく)たちの理想だね。」

宮沢賢治『蛙のゴム靴』より)


(2) さあ、私たちも「雲見」をやってみましよう。
 雲の名前を知っているとより楽しく「雲見」ができますね。
 あなたはどんな雲の名前を知っていますか。


(3) たくさんある雲の名前を世界気象機関(WMO)では、10種類に分類して使っています。
 「10種雲形」といいます。

※参照
 10種類の雲形の名称とよく現れる高さ(気象庁:『気象観測の手引き』P51)


▼たった10種類です!!
最初に覚えてしまいましょう!!
覚えたら使ってみましょう!!使いながら覚えましょう!!

使えるようになったら一生モノ!!

▼覚えるのに自分でいろいろ工夫してみよう!!
例えば、

※ 「雲見」のうた(雲家族10のうた)

ケンケン三兄弟に(巻雲 巻層雲 巻積雲)
コウコウ姉妹 (高層雲 高積雲) 
ソウセキ(層積雲) はなれても りっぱに ソウ! セキ! (層雲 積雲)
雨 雨 ふれ ふれ ラン!ラン! (乱層雲 積乱雲) 

*********************************************************************


▼「10種雲形」から入るのは異論もあるだろうが、私は絶対にここから入ることを主張したい!!
たった10個である。
 植物観察、昆虫館観察、岩石観察などの自然観察でも、たった10個覚えるだけで間に合う観察があるだろうか。「ひつじ雲」「うろこ雲」「入道雲」等などは、「10種雲形」の後で十分間に合う!!

はじめに「10種雲形」ありき!!

で行きたいものだ。
さあ、今日の「雲見」では何種類観察できるだろう!?

(つづく)

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(93)

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▼アメダス「福崎」の上空には雲が垂れ下がっていた。
もう今にも雨が降ってきそうだった。
 そこまで歩くだけで汗がふき出てきた。
またしても「熱帯夜」かと思った。ところが真夜中目が覚めると涼しい風が…。
空には真ん丸な月が。ひょっとしたらもう秋が…
アメダスの「風向」を見て納得した。
▼Webテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』のはじまり「1 上空のようす」を提案した。
青空の「高さ」、雲の「高さ」を問うところからはじめた。
これは、「天気の変化」が身近な世界で起こっていることを認識しておきたい、という私のこだわりだった。
13㎝の円からはじめるという発想そのものは、仮説実験授業の授業書『宇宙への道』を参考にさせてもらった。
ずいぶん以前の授業から定番としてきた。
▼「蛇足」と思いながらもテキストの解説を加えるのは、テキストづくりそのものをより共愉的に展開していきたいからである。
 さっそくであるが、捜しているものがある。
 それは、

◆上空のようすをわかりやすく図示したもの

「青空の範囲」「雲の高さ」「ひまわりの高さ」等が一目瞭然の資料!!
オンラインで参照可能なもの!!
情報よろしく<(_ _)>

▼もうひとつ捜しているものがある。
それはジャンボバルーンである。直径13㎝の円ではじめるのもいいが、可能なときはその十倍の直径130㎝の球でやりたい。
 立体的になってくると迫力が全然ちがうのである。
 「うすいうすい大気の着物を…」は俄然、説得力をもってくるのである。

さあ、次はいよいよ「雲見」の提案にいこう!!

(つづく)

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(92)

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▼連日同じような天気が続いていた。
午後には積乱雲がどんどん成長し、夕方には雷雨が降っていた。
 それはこの「大気の物理学実験室」で同じような「実験」が繰り返されているということだろう。
Webテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』
では、まずはじめにこの「実験室」のようすを問うことにしてみたい。
これまでの拙い実践も踏まえて次のように発問してみることにする。

*********************************************************************
1 上空のようす

(1) 晴れた日に空を見る。空は高い。雲も高い。この空は無限にどこまでも続いているのだろうか。

 ▼ここに、直径13㎝の円が描いてある。これを地球としよう。では、この無限とも思える「青空」はどのあたりまで続いているのだろう。図のなかに書き込んでみよう。

 ▼空高く浮かぶ「雲」はどうだろう。どのあたりの高さにあるのだろう。図の中に書き込んでみよう。


(2) お昼ごろ、大雨の中をジェット旅客機に乗って、空港を飛び立った。やがて高度一万mにあがった。窓から下をのぞいたらどんな景色が見えるだろう。

(3) 日本の気象衛星「ひまわり8号」はどのあたりをとんでいるのだろう。図の中に書き込んでみよう。
***********************************************************************

▼ここでは、ともかく「天気の変化」というものが、うすいうすい大気の層(対流圏)のなかで起こっていることを認識したい。ふだんの「雲見」のなかでもそれを意識していたのだ。
次のようにまとめたいのだ。

***********************************************************************

 雲ができるのは、地上からおよそ(  )㎞あたりまでなのだ!!

 地球は(   )の着物を着ている。透明で、うすいうすい着物だ!!

***********************************************************************

▼ここについては、拙い授業実践の記録を残していた。
これがそのままWebテキストづくりに参考になるかは別にして、自分でもふり返ってみておきたい。

◆1.上空のしくみ 

◆【授業】上空のようす(1)
 
◆【授業】上空のようす(2)

(つづく)

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(91)

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▼そうそれはアタリマエすぎるほどアタリマエの「科学する」ことの提案だった。
上空の雲を見て、明日の天気を予想する。
 昔から誰しもが大なり小なりやってきたことだ。そして今も日々やり続けていることだ。
 それを少しばかり意識的にやって「科学」を楽しもうという提案だった。
▼とりあえず取りかかるWebテキスト試案第一弾は次だ!!

◆Webテキスト試案 『「雲見」を楽しもう!!』

タイトルで意図をあらわそうと長々しいものにしてしまった。
もっと単純に『雲見』だけの方がいいかもしれない。やりながら考えよう。
▼やりたいことが、明確になりつつあった。
私がやりたいのは 「テキスタイル化」だ!! 
くどいがもう一度引用させてもらおう。

  ”テキスタイル”ということばは、いつとはなしに造り出され、使用されるようになった。”わたしたち”の造語である(textile=織物ではなくて、text+style=textyleである。)”わたしたち”が教えたい、わかってほしいと願う事柄がきまったからといって、それはまだテキストではない。テキストは、発問と、資料と、実験と、読み物などで構成されるが、とりわけ、どんな発問を、どんな順序で用意するかが重要である。いや、内容がきまってから「さて発問は?」というのではなくて、事例に関する発問、事例を法則の支配下に位置づけさせる発問、等を考える過程の中で、”わたしたち”の中に次なる内容が求められ、獲得されていくのである。(『極地方式入門』(高橋金三郎・細谷純編、国土社1974.3.20) p174より)

 これを少しばかりパブリックの場で展開することによって、「テキスタイル」の過程そのものを楽しんでしまおうというのが私の本意である。
▼今のところに頭にある流れをあげてみる。

(1) 上空のようす

(2) 「十種雲形」と「雲見」
   ・もくもくシール

(3) 宇宙からの「雲見」

(4) 「雲見」と天気の変化

(5) 【「雲見」の連帯】をやろう!!

(つづく)
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【Web更新8/14】16-33 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

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もっと光の絶叫かな葛の花 16/08/14撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】16-33
週末定例更新のお知らせ
 『いつの日か…』
 私もよく口にする不思議なコトバだ。
 使い方しだいで気分はポジティブにもネガティブにもなる。
 「いつの日」なんてほんとうに存在するのだろうか?
 今さらながら、そんなこと自問してみる。
 今日は8.15だ!!

◆表紙画像集2016 更新 葛の花
 前の竹藪に倒れかかった竹があった。みるみるうちにクズが絡まりつき覆った、その上で葉を広げている。
より高くよじ登るクズは「もっと光を!!」と絶叫しているようであった。
 ずいぶん昔だが、吉野葛の工場を見学したことがある。あの真っ白なデンプンの「地層」は圧巻であった。
そして、光合成の偉大さを知った!!
 「いつの日か…」もう一度見に行きたい。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!! 
 まだ「雲見」の旅の整理ができていない。
 今回の研究会でわずかながらも見えはじめた「方向」!!
 少しずつ少しずつ、しかし確実に歩を進めよう。
 こればかりは「いつの日か」ではなくたった今だ!!

◆コウガイビルを追う。 更新!!
 単なる偶然であろうか。
 あんなに探し求めつづけてきたコウガイビルにひと夏に25匹も出会うとは!!
 興奮のあまり、見逃してしまったことも多いだろう。しかし、今回はじめて観察したことも多い。
 一匹もいなくなった今、観察したことツナイデ、「ふしぎ!?」の謎解きに挑戦してみよう。

 お盆をすぎたらいっきょに秋めくだろう。
どんな一週間になるだろう?


 
 
 

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コウガイビルが全滅してしまった!! #コウガイビル

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▼大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから20週目であった。
第5号大賀ハスの果托はひとつだけ種子が完熟にむかっていた。この大賀ハス観察池と深い関係がありそうなコウガイビル!!私が生涯もっとも「ふしぎ!?」だと思っている生きもの コウガイビル!!
 今年はなんと25匹ものコウガイビルと出会っていた。
 そのすべてが死んでしまった!!
▼旅に出た日の朝(8/4)、確かに確認した。
33号、34号はすでに異変が現われかけていた。しかし、30号は元気だった。
30号には大いに期待していた。この様子では第1号の「261日」に挑戦してくれるかもしれないと。
 11日帰宅するなり観察場所に行った。30号の入ったナイロン袋のなかは濁った液だけになっていた。
 33号、34号のナイロン袋の中にはカラカラになりこびりつく黒い物体があるのみだった。
 25匹は全滅してしまった。
▼観察ノートによれば、今年最初のコウガイビルに出会ったのは6/21だった。
2匹同時にであった。第10号・第11号である。
 今年は異様なまでに次々とコウガイビルにであっていった。最初はケースに入れて飼育観察をしていた。
いろいろ実験も試みた。意図せずして「再生」実験も観察できた。
 巨大カタツムリをエサにあたえ、即死にいたらしめたこともある。
 数時間のうちに「とけて」いく姿も見た。
▼26号からは、ナイロン袋方式に切り替えて飼育(?)した。
最初はうまくいったかに見えた。
ところが猛暑日がつづきはじめるとやはり「とけて」いった!!
逆にカラカラに乾きミイラ化するのも現われた(袋の中にが水あっても)。
これははじめての観察だった。

コウガイビルが生き延びるための最重要条件はなんだろう?
「エサ」
「水」
「適温」(温度)

25匹の生命は消えてしまった。
コウガイビルの「ふしぎ!?」を遺したまま…。

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(90)

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▼「雲見」の旅から帰って、久しぶりにアメダス「福崎」まで歩いた。
途中に見ることのできる「町制60周年記念田んぼアート」。柳田國男翁の像がかなり鮮明になってきた!!
 アメダス「福崎」の上空には飛行機雲がめだっていた。アメダスの記録をみているとやはり長時間にわたり35℃を越えていた。
 「猛暑日」だった!!
▼今回の研究会発表でもらったアドバイス・コメントの反芻作業に入ろうと思っていた。
それらをほんとうに活かして行くには、具体的に「かたち」にしていくことが肝要かと思っていた。

「かたち」にする→見える化する→テキスト化する!!

▼あの「テキスタイル」の思念をいかしつつ進めてみよう。
 これもいただいたアドバイスでもあるが、いっきょに全体はなかなか困難だ。
 そんなときは可能なところからプロットしはじめてみよう。
▼部分的なテキスト試案づくりからはじめたいと思う。
そのプロセスのなかでこそ、テキスト化の意義も問うていきたい。
現時点で考えられるテキスト試案は次のようなものだ。

●テキスト試案『「雲見」を楽しもう』

●テキスト試案『高層天気図』

●テキスト試案『天気コトワザ』

●テキスト試案『アメダスと地域の天気』

さあ!!
ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

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本日(2016/08/12)、第136回オンライン「寅の日」!!#traday

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▼こんなのをなんと呼べばいいのだろう?
 「雲見」の旅の余韻のなかに居ると言うより、気分はその真っ只中に居るようだった。
 しかし、そんな気分とはまったく関係なく、地球は回転を続けているようだ。
▼8月もはや12日となっていた。
 本日(2016/08/12)は、第136回オンライン「寅の日」だった。
 8月のテーマも、7月に引き続き 寅彦の「夏」 だった。
 8月はよりダイレクトに題に「夏」がつくものを選んでいた。今回は「夏の小半日」だった。

◆本日(2016/08/12)、第136回オンライン「寅の日」!!

●「夏の小半日」(青空文庫より)

▼実は旅のあいだにも何回か慣れぬiPhoneを使って読んでいた。
 しかし、今朝起きてからは、プリンアウトしたペーパーで読み返してみた。
 私には、やっぱりその方がぴったりとくるのだった。
 さあ本論に入る。
 これは、若い人に向けた「自然観察」のすすめのようだ。

よく「自然」は無尽蔵だと言いますがこれはあながち品物がたくさんにあるというだけの意味ではない。たとい一本の草、一塊の石でも細かに観察し研究すれば、数限りもない知識の泉になるというのです。またたとえば同じ景色を見るにしても、ただ美しいなと思うだけではじきに飽きてしまうでしょうが、心の目のよくきく人ならば、いくらでも目新しい所を見つけ出すから、決して退屈する事はないでしょう。

(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン
 私は「心の目のよくきく人」などではけっしてなかったが、昨日の青葉山からの「雲見」を思い出すときわめて納得できた。
 その通りだと強く思った。そして、次の文には賛同する!!

 

諸君も今のうちにこの観察力を養っておく事が肝要だろうと思います。

 
 寅彦はほんとうに若い人に親切だった。具体的に話を展開してくれていた。

 それでさし当たりこの夏休みに海岸へでも行かれる人のために何か観察の材料になりそうな事を少しばかりお話ししましょう。
だれでも海べに出ていちばん見飽かずおもしろいと思うのは、遠い沖の果てから寄せて来ては浜に砕ける、あの波でしょう。見慣れない人の目には、海の水は、まるで生きているもののような気がすると言います。実際波はある意味で生きている。すなわち物理学などで言う「仕事」をする能力があります。しかし、惜しい事には、この能力は人間に都合のよいほうにはあまり使われないで、かえって海岸を破壊したり、またせっかく築いた港を砂で埋めたりするほうに使われています。海岸の崖がけなどはたいてい陸地をこわしている場所ですから、よく気をつけてごらんなさい。このような能力を何か有益な事に利用したいと思って、くふうした人はあるが、まだあまり成効した人はありません。

▼ほうとうにうまい!!
寅彦の文章が、教科書に「科学読み物」として採用されたということがよくわかるというものだ。
さらに「観察眼」はそこにとどまらなかった。

何か浅い箱か盥たらいのようなものがあったら、その底へ細かい砂を少し入れ、その上に水を入れて静かにゆさぶってみるとおおよそこのような模様のでき方を実験する事ができます。また機会があったら水の底にできているこの波形の波長を計ってごらんなさい。通例、深い所ほど波長が短くなっているでしょう。
試みにこのような、充分水を含んだ細砂を両手で急に強く握りしめると、湿気が失うせて固くなるが、握ったままでいるとだんだん柔らかくなってダラダラ流れ出します。足で踏んでも、踏んだ時は固いが、だんだん足がめり込んで行きます。よほどおもしろいものだから、忘れずにためしてごらんなさい。

「観察」への誘いはいつしか「実験」への誘いとなっていた。
そして、さらに問いかけていた。あの言葉で「ねぇ君、不思議だと思いませんか?」と。

浜べには通例大きい砂も細かい砂もあるが、たいてい大きいのは大きいの、細かいのは細かいのと類をもって集まっているのは、考えてみると不思議ではないでしょうか。
 

さらには別の「ふしぎ!?」へと発展する。

海岸では晴れた夏の日の午前にはたいてい風が弱くて、午後になると沖のほうから涼しい風が吹き出します。これは海軟風ととなえるもので、地方によりいろいろな方言があります。

 これは、私自身の今年の「自由研究」にツナガル「ふしぎ!?」だった。
そして余韻を残しつつ次のようにしめくくっていた。

浜べで見られるおもしろい現象もまだいろいろありますが、またいつかお話ししましょう。

 もしまだ夏休みの「自由研究」テーマ選びに迷っている人がいるのなら、ぜひぜひ寅彦のこの一文を読むことをお薦めしたい!!
 きっと、この文を読めばダイレクトにテーマをみつけることができなくても、そのヒントは絶対にみつかるだろう。
 私自身は、できるだけはやく今回の「雲見」の旅の作業にとりかかろうという気分になってきた。
 

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杜の都へ「雲見」の旅(3)

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▼「雲見」の旅はいつも楽しい!!
旅をしながら「雲見」スポットをみつけるのである。絶景の「雲見」スポットと出会えたときは最高にうれしい。
 今回も研究会自体は11日の朝に解散であった。
 研究会で教えてもらった杜の都・「雲見」スポット=青葉城跡に11日の午前中に行ってみた。
 これまた教えてもらった「るーぷる仙台」(観光スポット巡回バス)を利用した。
 とても便利だ。
▼青葉城跡から「雲見」は最高だった!!
 何時間でも「雲見」を続けていたかった。

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杜の都へ「雲見」の旅(2)

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▼今回の旅の目的である研究会で、Webテキスト『天気の変化』の今!!について発表した。
 この「雲をつかむような話」に
 貴重なアドバイス・意見をもらった。アリガタイ<(_ _)>
▼つくづくと思う。
 情報は発信するところに集まる!!
 情報は交流するところに生まれる!!
は真実であると。
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(つづく)

 

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杜の都へ「雲見」の旅(1)

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▼昨日(2016/08/08)早朝より久しぶりの「雲見」の旅に出た。
目的地は杜の都、仙台だった。
新幹線の車窓からの「雲見」を画像とともに報告する。
▼「雲見」の旅はいとも簡単だった。
ただ走る新幹線の車窓から画像をとるだけだった。
富士山あたりまではそんなに雲は多くなかった。ところが東京が近づくにしたがって雲の量が多くなってきた。
▼東北新幹線ではなおさらであった。
雲の種類も関西・関東・東北とこれだけいっきょに水平移動をすれば違っていた。
▼仙台に着いたとき気づいた。
まだ「七夕まつり」であることに…
 駅でははげしく雨が降ってきた!!
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【Web更新8/07】16-32 Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 等更新!!

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朝顔の早起き母の形見かな 16/08/05撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】16-32
週末定例更新のお知らせ
 自然は律儀である!!
 「立秋」を過ぎた。それは暦の上での話とするのは、それこそこちらの都合で観察眼を曇らせることになる。
自然はもっともっと律儀なのではないか。
 そう思って、今一度、自然を観察しなおしてみる一週間にしたい!!

◆表紙画像集2016 更新 朝顔
 東の庭を中心にいたるところに「朝顔」が目立ちはじめた。
 朝顔の紺は、早起きの象徴だ。
 陽が高く昇ればすぐ色あせてしまう!!
タネなど蒔いた覚えはないが、6年前の明日(8/9)亡くなった母が植木鉢で育てていたことは確かだ。

◆Webテキスト『天気の変化』の可能性!? 更新!!
 テキストづくりの展望はと問われれば口ごもってしまう。
ならば、もうそのこと自体を楽しんでしまえばいいのではないか。それが正直な心境である。
「気象学」を「気象楽」に変えてしまおう。
そして、それを共愉的により楽しんでしまおう!!

◆新・「自由研究」のすすめ試論 更新!!
 私の「自由研究」の中間報告をしたとたんに異変が起きた。
 最後までねばっていたコガネグモがついに居なくなってしまった!!
 ナイロン袋のなかで生き続けていたコウガイビル二匹がとけはじめた。
 残るは一匹のみだ!!連日の猛暑がよほどこたえたのだろうか。

「雲見」の旅に出ようと思う。
どんな「雲見」が待っているだろう? o(^o^)o ワクワク

 

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新・「自由研究」のすすめ試論(117)

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▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから19週目だった。
もうすっかり「葉の季節」へと移行していた。覆った葉をのけてみると第5号大賀ハスの果托が見えた。
やっぱり結実した種子はひとつだけだった。この一粒のため花茎・果托は緑を保持していた。
それはみごとなものだ!!
 第1号の果托からはすでに3粒の種子を回収していた。
▼この大賀ハスについても今年の私の「自由研究」のテーマだった。
今年の新・「自由研究」のすすめ試論は徹底して私自身の「自由研究」にこだわるときめていた。
テーマも欲張りして5つももうけていた。
(1) 大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」研究
(2) コウガイビルの「ふしぎ!?」研究
(3) シロウト「クモ学」の研究
(4) 実生ヒガンバナの研究
(5) 播磨の「海陸風」の研究
 明日からしばらく観察がとぎれる。
 そこで、これらの研究の中間報告をしておくことにする。
▼ひとずつ細かくは最終報告にゆずることにして、とりあえず緊急に報告しておきたいことにとどめる。

(1) 大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」研究
・「あこがれの4日間」の謎解きに大きな進展はなかった。「ふしぎ!?」はつづく!!
・葉の撥水性は果托にもある!?
・超撥水性はなんのため?
・コウガイビルはなぜ大賀ハスの葉に出現したのか?

(2) コウガイビルの「ふしぎ!?」研究
 この夏のもっとも注目に値する研究はこれだろう。
今年の夏だけで出会ったコウガイビルは25匹になった。私はけっしてさがしたのではない!!
 偶然に目の前に出現したのだ。
・なぜだろう?
・26号コウガイビルからナイロン袋のなかで飼育(?)
・数時間のあいだに「とけて消える」姿を目撃!!
・ナイロン袋のなかで「乾燥死」も目撃!!これははじめてだった。
・生き延びるために必要なのは…「エサ」「水」「温度」なにが決定的か?
「ふしぎ!?」はどんどん膨らんでいく。
秋までなんとか一匹でも生き延びてほしいものだ。

▼まだまだある。
(3) シロウト「クモ学」の研究
 今年もたくさん観察してきたコガネグモだが、観察中はあと一匹のみになってしまった。
 最後の一匹のコガネグモも連日の猛暑で少しバテているのか脚を少しだらっとたらしているように見えた。
 次に観察するときには、もうそこにいないだろうか。
 コガネグモだけがクモではない。ナガコガネグモをはじめとする別のクモたちが次々と目立ちはじめている。
 今年あらたに注目したクモもいる。
そのうち昨年のように4ヶ月ものあいだつき合ったジョロウグモが出現するだろうか?
 考えてみたら年がら年中、シロウト「クモ学」は「クモ楽」ダ(^^)V

(4) 実生ヒガンバナの研究
 ナツズイセンが目立ちはじめた。また今年もリコリスたちの季節がはじまる。
 どんな展開がまっているだろうか楽しみだ。
 
(5) 播磨の「海陸風」の研究
 アメダスで「雲見」を!!プロジェクト展開中だ。
 アメダス「家島」はいつ行こうかな。o(^o^)o ワクワク

 はやくも「立秋」だ。
暦の上だけと思っていたら大切なものを見逃してしまいそうな気がする!!
ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(89)

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▼暑い!!ともかく暑い!!(^_^;)
アメダス「福崎」の記録を見てやっぱりとナットクする。これぞ「熱帯夜」ダ!!
 ナットクしたからと言って涼しくなるわけではないが、体感とデータが一致し少しだけうれしくなる。
 そう言えば、昨日夕方のアメダス「福崎」での「雲見」もこの「熱帯夜」を予見させるものがあった。
積乱雲がもくもくと成長し、やがて遠くから雷鳴が聞こえてきたのだった。
▼Webテキスト『天気の変化』の今をつづけよう。
(2)究極のルールをいつでも使ってみる。
  ・「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」
  ・「光は東から 天気は西から」

(3)「高層天気図」の利用
  あれはプロだけものにしておくのはモッタイナイ!!

(4)「天気コトワザ」
  「使いモノ」にするには? 「使いモノ」になるのは?
  ① 普遍的な「大気の物理学」に根拠を持っているもの
  ② よりローカルなもの。ほうとうに使うのはローカルな「天気」を予想するときなのだ!!
  ③ より進化した気象観測からも妥当性があるもの
  ④ 語呂がよくて自然に頭にインプットできるもの!!
   それは同時にすぐさまアウトプットできるものである!!

 このあたりまでは、これまでを少し「整理」しているところだ。
▼今最も夢中になっているのは次だった。

(5)「アメダス」データの活用で地域の天気を!!
・あなたのいちばん近くの「アメダス」は?
 降水量…約1300ヶ所(約17㎞四方に1ヶ所)
降水量、気温、風向・風速、日照時間…約840ヶ所(約21㎞四方に1ヶ所)
 積雪量…豪雪地帯の約310ヶ所
・日々記録化されているデータを活かさない手はない。
・私の「雲見」画像に「アメダス」福崎が写っていた!!
・福崎の「海陸風」!?

  ◆ アメダスで「雲見」を!!プロジェクト

  「生野」「福崎」「姫路」「家島」のアメダス観測所で「雲見」を
いっきょに記録された「データ」は身近なものに
地形、地理的環境を知ることで具体的イメージがわきやすい。
・徹底的にローカルにこだわることによって見えてくるものがある。
 
そうだ。けっきょく昨夜の「熱帯夜」の謎解きだった。
先日訪れた「生野」アメダス「姫路」アメダスもあけてみた。
あの地での「雲見」を思い出すから、数値は数値だけに終わらなかった。
「風」も「気温」も…。
▼次が
(6)リンク集づくり

(7)共愉的な展開!!
・「テキスト」づくり自体(の過程)を楽しむ!!
・部分的なテキストも検討
   例:「雲見」「高層天気図」「天気コトワザ」「アメダスと地域の天気」

 「いつまでに」という期限もなければ、「こんなふうに」というモデルもなかった。
もう居直ってしまおうという気持ちも少しある。
 テキストづくり自体を楽しもうという気分である。
 
 さて、どうなることやら…。
 ゆっくり ゆっくり 急ごう!!

(つづく)

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Webテキスト『天気の変化』の可能性!?(88)

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▼昨日も何度かいつもの「雲見」定点観測地に立ってみた。
 たったこれだけのことでりっぱに「科学する」になっていると思った。
 この「大気の物理学実験室」で何が起こっているのだろう?
 連日の「雲の峰」は何を語っているのだろう?
 寅彦のセリフを言ってみたくなる!!
 
 「ねえ君、不思議だと思いませんか?」

と。
▼「Webテキスト『天気の変化』の可能性!?」こんなタイトルでblogを書くのは久しぶりだ。
前回はいつだろうとさがしてみて自分でも驚いてしまった。もう半年以上前だった。
 でもなかみ的にはまったく久しぶりではなかった。ずっとずっとこのことを考え続けていた。
 現につい先日も、Webテキスト『天気の変化』の今の課題を「覚え書き」として7つあげたばかりだった。
その7つとは次のようなものだった。

(1) 「雲見」のすすめ からはじめることが有効
  ・「10種雲形」
  ・雲の高さ
  ・もくもくシール がもっとも有効

(2) 究極のルールをいつでも使ってみる。
  ・「上がるとザアザア 下がるとカラカラ」
  ・「光は東から 天気は西から」

(3) 「高層天気図」の利用
  あれはプロだけものにしておくのはモッタイナイ!!

(4) 「天気コトワザ」
  使いモノにするには?

(5) アメダスデータの活用で地域の天気を!!

(6) リンク集づくり

(7) 共愉的な展開!!

▼迷ったら「原点」にもどる。それは鉄則中の鉄則だ!!
そもそもWebテキスト『天気の変化』ってなんだ?
2年前の夏、私は次のように言っていた。

1 Webテキスト『天気の変化』のめざすもの

 
○ 学校のなかでの授業ばかりでなく、大人・子ども関係なくこの同じ空の下にくらすみ んなのための「お天気」ガイドテキスト!!多くのクライアントによってオンラインで 更新・進化をしていくテキスト!!

○ テレビ・新聞・インターネットの「天気予報」を楽しめるようにする。

○ 自分で天気を予報できるようになることを助ける。

○ リアルタイムな「天気情報」を読み解く力を身につけ、防災・減災にツナゲル!!


 
 なんとなくわかるような気もするが、具体性のない「雲をつかむような話」ダ!!

▼現在どこまで来ているのだろう。もう少し具体的にみていこう。
まず(1)だ。
 これはかなり見えて来ていると思っていた。

(1)「雲見」のすすめ からはじめることが有効
・今すぐできるもっとも簡単な自然観察!!
   ・はじめに「10種雲形」で
  ・いつでも「雲の高さ」を
  ・「もくもくシール」 がもっとも有効
  ※【もくもくシールカレンダーのページ】(理科ハウス)
  

(つづく)
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8月(葉月)の俳句「歳時記」!!

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▼季語【雲の峰】は、私の手持ち歳時記(『俳句歳時記』角川文庫)では「夏」編の「天文」の項に出てきた。

 【雲の峰 くものみね】 峰雲 入道雲 積乱雲 雷雲
 俗に入道雲といわれる積乱雲のことで、そのせりあがる様を山に譬えていう。

 そのまさに【雲の峰】が、いつもの「雲見」定点観測地に出現した。またたくまにもくもくと盛り上がり巨大化する【雲の峰】はダイナミックな大気の運動を可視化してくれていた。
 【雲の峰】は「アメダス」の上空にも、西の空にも現われていた。
▼私は「観天望気」第三の手段として、俳句「歳時記」を選んだ。
例によって、今月も

◆『書いて身につく 四季の名句120選』(鍵和田秞子著 NHK出版)

から10句を引用させてもらおう。

(1) 道のべの木槿は馬にくはれけり 芭蕉
(2) そよりともせいで秋立つことかいの 鬼貫
(3) づかづかと来て踊り子にささやける 高野素十
(4) 妻二タ夜あらず二タ夜の天の川  中村草田男
(5) 朝顔の紺のかなたの月日かな  石田波郷    
(6) 西瓜売り厚き筵をひろげけり  皆川盤水
(7) 今生を燃えよと鬼の佞武多来る 成田千空
(8) かなゝや森は鋼のくらさ持ち  深見けん二
(9) 今生の狂ひが足らず秋蛍    手塚美佐
(10) 桐一葉ひとかたまりにわれと子と 森賀まり

▼毎月同じことに感心してしまうが、「名句」とよばれるものはどうしてかくもうまいのだろう!!
 うまいから「名句」というのだろうが。
 なかでもお気に入りベスト3をあげてみる。

(5) 朝顔の紺のかなたの月日かな  石田波郷

(2) そよりともせいで秋立つことかいの 鬼貫

(9) 今生の狂ひが足らず秋蛍    手塚美佐

なぜこの3句を採ったかの説明にはもう少し時間が必要なようだ。
▼「いつの日か…」を繰り返しているあいだに人生終わってしまいそうだ。(^^ゞポリポリ
それはわかっていても、でもやっぱり今の段階ては「いつの日か…」としか言えないとんでもない「野望」が私にはあった。

・俳句結社「寅の日」の結成!!
・その仲間との吟行!!

口に出すのも恥ずかしい「野望」だ。
でも何度も口に出して言っているあいだに「ひょっとしたら…」の期待だけは持ち続けたい。
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8月(葉月)の天気コトワザ!!

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アメダスで「雲見」プロジェクト!!第2弾。
 それを決めたのはやはり午後2時を過ぎていた。連日夕立がつづいていた。
「今日も、また…」の不安があったが、そんな「雲見」もまたよしと、「姫路特別地域気象観測所」にでかけた。
 出発してまもなく雨が降り出した!!
 およその場所は知っていた。そこのデータは授業で使ったこともある。しかし、あらためてそのつもりで見学にいくのははじめてであった。姫路城の西の少し小高いところにそれはあった。
 着いたときは雨はやんでいた。幸いなことにたまたま関係者の方が点検に来ておられて(今は無人化されている)少しお話をうかがうこともできた。(なぜかこういうときいつも私はラッキーだ(^^)V)
 他の「アメダス」観測所と少しちがって、観測機器も多くあるようだ。観測所としての歴史もあるようだ。
 道理で風向風速計にも歴史を感じる。
 これでまたひとつ観測データは単なる数字・記号の行列でなく、よりリアルなものとなった!!

◆兵庫県 姫路の気温、降水量、観測所情報

▼さあ、8月(葉月)の「雲見」につぐ「観天望気」の手段、天気コトワザに行こう。
参考にさせていただくのはいつものように

◆『天気予知ことわざ辞典』(大後美保/編 東京堂出版 昭和59.6.15)

だ。番号はあがっている順番に私が勝手につけさせてもらった。

(1)夏の南風は晴
(2)月色きわめて赤きは千天の兆し
(3)高い山に縁取雲(くまどりぐも)が現れると雨
(4)夏の入道雲は晴
(5)山に鉢巻がかかれば晴れる
(6)東の雷、雨降らず
(7)山に笠雲かかれば風雨の前兆
(8)電光北西方は雨降る
(9)流星多ければ日照り続く
(10)風なき年は日照り年
(11)太陽黒点の極少期に凶冷
(12)雲が南から東へ動くと晴
(13)夕虹は晴
(14)雷はげしく鳴る時は後晴
(15)沖ばえ雨
(16)猫が草を食うと雨
(17)三日月が上向いた月は雨が多い
(18)夕虹三日の照り
(19)彗星は天変地異の兆し
(20)雲が早く走る時は天気が悪くなる
(21)ソバの花がよく咲くと大雪
(22)白雲糸を引けば暴風雨
(23)アリが巣を高い所につくると洪水、低い所につくると暴風
(24)東天に赤雲の出るは大雨の兆し
(25)木の実の少ない年は大風吹かず、たくさんなる年は大風
(26)太鼓の音さえるは晴、にごるは雨
(27)池・沼・河の水の泡立ち多き時は雨近し
(28)沖鳴は雨
(29)水田の除草不用の年は冷害

▼それぞれの解説を読ませてもらっていると、いくつかのキーワードが浮かんでくる。
「太平洋高気圧」
「熱雷」
「鯨のしっぽの気圧配置」
等などである。
これからも使えそうな普遍的なものはどれだろう。シロウト判断では
(4)夏の入道雲は晴
(13)夕虹は晴
(14)雷はげしく鳴る時は後晴
(18)夕虹三日の照り
ぐらいだろうか。
▼では、どんな天気コトワザが、これからも使いモノになるのだろうか。
少し考察を試みた。明日はまったく別のことを言っているかもしれないが、

(1) 普遍的な「大気の物理学」に根拠を持っているもの
(2) よりローカルなもの。ほうとうに使うのはローカルな天気を予想するときなのだ!!
(3) より進化した気象観測からも妥当性があるもの
(4) 語呂がよくて自然に頭にインプットできるもの!!
   それは同時にすぐさまアウトプットできるものである!!

こんなところかな。今月もそんなものさがしてみよう。

 さあ、次のアメダスで「雲見」プロジェクト!!は「家島」だ。
 海を渡る必要がある。それはいつになるだろう。 o(^o^)o ワクワク

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8月(葉月)の「雲見」は!?

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▼連日はげしい夕立だ!!
こんなときこそよりリアルタイムな「雲見」が有効だと思う。
 もうすでに8月の「雲見」がはじまっているが、7月の「雲見」をもくもくシールによる「雲見」カレンダーでふりかえっておく。
 7月に使用したシールは次のようになった。

・快晴   0
・巻雲   2
・巻積雲 3
・巻層雲 2
・高積雲 6
・高層雲 1
・層積雲 4
・積雲   2
・層雲   1
・乱層雲 7
・積乱雲 3

 十種雲形がすべて出そろった。「積乱雲」がもっと多かった気がするが、これは観測時間によるのかも知れない。原則的には朝の9時を観測時間ときめている。
 「快晴」が0というのも特徴的だ。
▼さて、8月(葉月)の「雲見」はどうなるだろう。
 いつものように2つのものを参考にさせてもらいながら予想してみる。
ひとつ目は

◆気象庁・一か月予報(近畿地方PDF版)

明後日(木曜日)にはまた書き換えられるだろうからそれも参照してみたい。
例年とちがって太平洋高気圧を大きく張り出してというのと少しちがうようだ。
いずれにしても湿った暖気と寒気の衝突により、「上がると ザアザア」はとうぶん突発的に起こりそうだ。
▼次に、もうひとつのいつも参考にさせてもらっているものにいく。

◆『12ヶ月のお天気図鑑』(武田康男・菊池真以著 河出書房新社 )

紹介されている画像のタイトルだけ引用させてもらう。

「入道雲」
「光芒」
「こぶ状雲」
「雲の峰」
「局地的大雨」
「ブルーモーメント」
「立秋」
「薄明」
「赤富士」
「稲妻」
「スモッグ」
「笠雲」
「猛暑日」
「白い虹」
「ゆきあいの空」

どれもがすばらしい。
特に気に入ったのは「ゆきあいの空」だ。
▼8月の「雲見」に勝手にテーマをつくってみた。

・よりリアルタイムな「雲見」!!
・よりローカルな「雲見」!!
・より共愉的な「雲見」!!

 最後の「より共愉的」というのは、ここのところオンラインで「雲見」の「おすそ分け」画像を見せてもらうことが多いのでそんなことを思ったのだ。
 せっかくの「雲見」だ。その画像を「おすそ分け」発信すればより楽しいものになるでは…。
 画像を見せてもらうと空の様子だけでなく写真を撮っているその人の姿を想像できてより楽しい!!
8月もいっぱい楽しませてもらおうと思う。(^^)V

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【Web更新7/31】16-31 サイエンスコミュニケーター宣言等更新!!

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数えてもなお追いつかぬ芙蓉かな 16/07/30撮影@福崎


■楠田 純一の【理科の部屋】16-31
週末定例更新のお知らせ
 8月がはじまった!!
 エネルギー充填の8月!!
 学びの8月!!
 と昔からそう決めていた。
 さて、今年はどこまで…。

◆表紙画像集2016 更新 芙蓉
 西の庭に芙蓉が咲き始めたと気づいてから朝の散策にでかける前にその花の数を数えている。
朝に咲き始めても夕方にしぼんでしまうので、そんなに増えるわけはないと思うのだが…。
 数えても数えても、その数は増え続けている。
 それが夏だ!! 8月の終わりにはどうなっているのだろう?

◆サイエンスコミュニケーター宣言 更新!!
 サイエンスコミュニケーターとしての「現在地」を確認するために私は5つの座標軸を設けていた。
(1) 道楽的「科学」・道楽的「理科」の追求!
(2) サイエンスイベント・ムーブメントに参画する。
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
(4) あらたな理科教育コミュニティの構築!
(5) 日本理科教育史を現在進行形のかたちでまとめる。
である。その3つ目に
(3) 中学校「理科」カリキュラム全課程実践的検討!!
その具体的展開として、「新・中学校「理科」を構想する。」をシリーズとして4月にはじめた。
現在51回まできた。中学校2年生最後の単元『天気の変化』まできている。
 ここのところずっとこの単元に関連して書き込んでいる。
 一方、別の取り組みとしてWebテキスト『天気の変化』の可能性!?も続けている。
 ここのところの書き込みはやはり後者のなかでの展開の方がふさわしいと思うので、8月からそちらにシフトすることにした。
 「新・中学校「理科」を構想する。」は9月より中学校3年の単元で再開することにする。
 また気が変わるかも知れないが、とりあえず…。

◆オンライン「寅の日」  更新!!
 この企画をはじめてほんとうによかったと思う。
 はじめて5年目だ。12日に一度のペースで寅彦の文章に接していると、いつしか寅彦の「文脈」が見えてきたような気になってきたのダ!!もちろんどこまで深く読み取れたかは別の話だ。
 さあ、8月も 寅彦の「夏」 を読もう!!
 
◆コウガイビルを追う。 更新!! 
 今現在ナイロン袋のなかで生き延びているコウガイビルは6匹だ。
 さて、いつまで…??

◆「クモ学」のすすめ 更新!!
 現在観察中のコガネグモはついに後一匹となってしまった。
 そのかわりにと言ったら変だが、ナガコガネグモをはじめとする他のクモたちの活躍が目立ちはじめた。
 先日はサツマノミダマシのネットの「店じまい」を偶然目撃した。ゲホウグモの専売特許かと思っていたらそうではなかった。サツマノミダマシの「店じまい」もなかなかの巧み技であった!!

◆【大賀ハス観察日記】 更新!!
 大賀ハス観察池はこの後、私の一年間通しての自然観察「ビオトープ」となる。


今、8月のカレンダーをめくった!!
 

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