新・「自由研究」のすすめ試論(117)
▼大賀ハス観察池は蓮根の植え替えから19週目だった。
もうすっかり「葉の季節」へと移行していた。覆った葉をのけてみると第5号大賀ハスの果托が見えた。
やっぱり結実した種子はひとつだけだった。この一粒のため花茎・果托は緑を保持していた。
それはみごとなものだ!!
第1号の果托からはすでに3粒の種子を回収していた。
▼この大賀ハスについても今年の私の「自由研究」のテーマだった。
今年の新・「自由研究」のすすめ試論は徹底して私自身の「自由研究」にこだわるときめていた。
テーマも欲張りして5つももうけていた。
(1) 大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」研究
(2) コウガイビルの「ふしぎ!?」研究
(3) シロウト「クモ学」の研究
(4) 実生ヒガンバナの研究
(5) 播磨の「海陸風」の研究
明日からしばらく観察がとぎれる。
そこで、これらの研究の中間報告をしておくことにする。
▼ひとずつ細かくは最終報告にゆずることにして、とりあえず緊急に報告しておきたいことにとどめる。
(1) 大賀ハス「あこがれの4日間」の「ふしぎ!?」研究
・「あこがれの4日間」の謎解きに大きな進展はなかった。「ふしぎ!?」はつづく!!
・葉の撥水性は果托にもある!?
・超撥水性はなんのため?
・コウガイビルはなぜ大賀ハスの葉に出現したのか?
(2) コウガイビルの「ふしぎ!?」研究
この夏のもっとも注目に値する研究はこれだろう。
今年の夏だけで出会ったコウガイビルは25匹になった。私はけっしてさがしたのではない!!
偶然に目の前に出現したのだ。
・なぜだろう?
・26号コウガイビルからナイロン袋のなかで飼育(?)
・数時間のあいだに「とけて消える」姿を目撃!!
・ナイロン袋のなかで「乾燥死」も目撃!!これははじめてだった。
・生き延びるために必要なのは…「エサ」「水」「温度」なにが決定的か?
「ふしぎ!?」はどんどん膨らんでいく。
秋までなんとか一匹でも生き延びてほしいものだ。
▼まだまだある。
(3) シロウト「クモ学」の研究
今年もたくさん観察してきたコガネグモだが、観察中はあと一匹のみになってしまった。
最後の一匹のコガネグモも連日の猛暑で少しバテているのか脚を少しだらっとたらしているように見えた。
次に観察するときには、もうそこにいないだろうか。
コガネグモだけがクモではない。ナガコガネグモをはじめとする別のクモたちが次々と目立ちはじめている。
今年あらたに注目したクモもいる。
そのうち昨年のように4ヶ月ものあいだつき合ったジョロウグモが出現するだろうか?
考えてみたら年がら年中、シロウト「クモ学」は「クモ楽」ダ(^^)V
(4) 実生ヒガンバナの研究
ナツズイセンが目立ちはじめた。また今年もリコリスたちの季節がはじまる。
どんな展開がまっているだろうか楽しみだ。
(5) 播磨の「海陸風」の研究
アメダスで「雲見」を!!プロジェクト展開中だ。
アメダス「家島」はいつ行こうかな。o(^o^)o ワクワク
はやくも「立秋」だ。
暦の上だけと思っていたら大切なものを見逃してしまいそうな気がする!!
ゆっくり ゆっくり 急ごう!!
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