新・中学校「理科」を構想する。(51)
▼生野の「アメダス」を見た!!
決めたのは午後2時近くであった。車で40分ばかりで着いた。
およその場所はネットで調べてわかっていた。しかし、近くに行ってからが問題だった。
とりあえず車を駐車場に置いて、歩いて捜すことにした。この近くとわかっていてもそれらしいものがなかなかみつからない。近くで地元の方らしい三人が立ち話をしておられた。
思い切って聞いてみた。
「このあたりにアメダスの観測所が…?」
お一人の方が即座に
「それなら、駐車場のところに…」と答えてくださり、同時にその駐車場に向かって歩きはじめられた。
そして、「あそこに…」と指さされた。
それはなんと私がさっき車を停めた駐車場だったのだ。
案内してくださった方に感謝するとともに、地元のその方が「アメダス」観測所を認識しておられることにいたく感動した!!
▼場所は生野銀山入り口の町の中心だった。鉱山町の文化的景観を今に残すところだ。
確かにそこには「風向風速計」「日照計」が立っていた。
下には「雨量計」があった。
看板の「私たちの郷土を気象災害から守るための大切な設備です。」のコトバが印象的だった。
しばし、その場で周りの景観を含めて「雲見」を楽しんだ。
▼これで一挙に「生野」アメダスが身近なものになった。
は単なる数値だけのデータでなくなった。
あの「アメダス」が計測し記録したものだと想像することによってよりリアルなものになってくるのである。
の情報もより具体性を帯びてくるのである。
これで、私の知る数少ない地域の天気コトワザ「生野峠越えるときは弁当忘れても傘忘れるな!!」の検証もできるというものである。
▼これが私の流儀だった。
ただ「アメダス」観測所を見に行ったというだけである。誰でもできることからはじめるのだ!!
それだけでもいっぱい見えてくるものがあるのだ。
名付けて
●アメダスで「雲見」プロジェクト!!
次は「姫路」「家島」だ。
さていつ行こうかなo(^o^)o ワクワク
(つづく)
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