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新・中学校「理科」を構想する。(39)

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▼昨日は朝から雨が降っていた。
それにもかかわらず、大賀ハス3号・4号の「あこがれの4日間」が同時にはじまった。
そのはじまりは定刻どおりだった。驚くべきことにその定刻は1号、2号とも同じ6時12分だった。
どれほど正確な「目覚まし時計」が埋め込まれているのだろう。感動するばかりだ。
 3号・4号は開花時刻が同じだけでなく花びらの開いて行く順番、時刻も同じだった。
閉じるのも同時並行で進んでいった。
それはお見事!! としか言いようのないものだった。
そして「ふしぎ!?」だった。
▼大賀ハスの「ふしぎ!?」に感動している間もなく、あいつがまたまた現われた。
第27号コウガイビルである。
クロイロコウガイビルである。もうプラスチック容器でなく、ナイロン袋に切り替えた。
ナイロン袋の中であいつは元気に動いていた。
 それで終わらなかった。すべての観察を終えて後始末に入ろうとしたそのときだ。
思わぬ場所に28号が出現したのだ。
 次々と出現してくれるコウガイビルに失礼ではあるが、私はけっしてコウガイビルをさがしているのではない。
 またナイロン袋に入れた。
▼新・中学校「理科」を構想する、を先にすすめよう。
次は
◆【動物の世界】
の「謎解き」である。
 私はここ8年ほどの間に、それまでの自分の生きもの観・生命観を変えてしまうような不思議な3つの生きものに出会っていた。
そのひとつめがこの
・コウガイビル
だった。あと2つは
・クマムシ
・コガネグモ、ゲホウグモなどのクモたち
である。
 そのいずれもが我が家の庭先で出会っていたことにも驚く。
▼まず最初はコウガイビルだった。
 私が人生ではじめてこの「コウガイビル」という生きものに出会ったのは2008年11月14日である。
 いやそれまでにも出会っていたのだろうが、まった意識していなかった。名前すら知らなかった。

私は【動物の世界】の謎解きの第一方程式は「食べる」だとかたく信じていた。

なのに、この第1号コウガイビルはエサも与えないのに261日間もナイロン袋の中で生きていたのだ。
「ふしぎ!?」だった。
いろいろ仮説もたててみた。
261日間が終わった後にプロの研究者に教えてもらってわかった。
貴奴はナイロン袋のなかで、自らを「食べて」、自らを「再生」しつづけたのだ!!
1匹のコウガイビルが私を生命科学最前線まで連れて行ってくれたのだ。

私はこの不思議な生きものに夢中になった。
授業でも語り、それをずっと探してきた。
探しに探してきた貴奴がなんのことない我が家の庭先にいるとは…。
この夏だけで昨日の段階で19匹ものコウガイビルに出会うとは…。
ナイロン袋に入って3日目になる第26号コウガイビルは、まだ元気だった。

(つづく)

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