第12・13・14・15コウガイビル発見!!そして…
▼またまたうそのようなほんとうの話だ。
大賀ハス観察池は、蓮根の植え替えから13週目だった。今年の花芽第1号は、「あこがれの4日間」が間近であった。それを観察しようとそのときだった。
池(容器)の淵を這うあいつをみつけたのだ。
「(゜o゜)ゲッ!!うそだろう!?」と自分の目を疑った。
しかし、間違いではない人生12番目のコウガイビルだ!!
驚きはこれにとどまらなかった。大きな葉の裏に黒い影が…。
今度は少し大きめの第13号が。さらには同じ葉の端に少し小ぶりの第14号が…。
ビックリ仰天だ。
今度は同時に3匹のコウガイビル発見だった。
興奮しながら3匹のコウガイビルを少し大きめの容器に捕獲した。
▼興奮がさめやらぬ状態で、いつものクモ散策に出かけた。
現在5匹のコガネグモを観察中である。クモ観察中もずっと考えていた。
・なぜ、集中して大賀ハス観察池にコウガイビルが現われたのだろう?
・今度はコウガイビルをどのように観察しようか?
・エサは与えるべきか、それとも?
等などを。
▼クモ散策から戻ると、なんと驚くべきことが待ち受けていた。
再び大賀ハス観察池を見た。そのときだ、今度は別の葉の上にコウガイビルをみつけたのだ。
第15号コウガイビルである。
今度は異様に白かった。でもクロイロコウガイビルであることはこれまでのことから推察できた。
なぜ、こんなに白いのだろう?
その「ふしぎ!?」をゆっくり考えている時間はなかった。
えらく活発に動いていた。逃さぬように少しあせってしまった。
そのときだ、ピンセットで体の中央を挟んでしまった。
しまった!!と思ったがときすでに遅しだ。少し切れ目が入ってしまった。
でもなんとかつがりはしていたのですばらすようにして、容器に捕獲した。
昨日は、地域でイベントごとがあった。
この後もじっくり観察している時間はなかった。
仮に入れた大きな容器は少しすき間があるようだった。
少しでもすき間があれば、そこから脱出してしまうことは苦い「失敗」から知っていた。
二匹ずつ二つの容器に移し替えてイベントに出かけた。
▼イベントから帰ってきたら、さらに驚くべきことが待っていた。
第15号コウガイビルを入れた容器を見たとき唖然としてしまった。
第15号は、完全にちぎれてしまっていたのだ。
そして、頭の部分の方はもちろんのこと、もう一方の尻尾の方の部分もわずかにではあるが動いていたのだ!!
その後も時間をおいて観察してみたが動いているように見えた。
そればかりか、少し切断部がふくらんできているようにも見えたのだ。
なんということだろう。
私はまったく意図せずして、コウガイビル「再生」実験をやってしまったのかも知れない。
今一度、コウガイビルという不思議な生きものについて勉強してみようと思う。
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